「憂鬱でなければ仕事じゃない」

メンタルは逆境で鍛えられる。藤田晋が新入社員に伝えた「No Pain, No Gain」の精神

仕事・ビジネスby 新R25編集部

記事提供:FEATUReS

新年号公表の2019年4月1日。

サイバーエージェントには、395人(連結)の新入社員が入社しました。

今回のFEATUReSでは、本日「Abema Towers」で行われた入社式で、代表の藤田が新入社員へ贈ったメッセージをご紹介します。

この春から新生活を迎える方々へのエールとして、本記事が届けば幸いです。

ハードな環境だから得られる、”間違いなく20代が十分成長できる環境”

以下、藤田の祝辞より

2019年入社のみなさん、ご入社おめでとうございます。

300名を超えたこれだけの新入社員がいると、将来的に第何代目かの社長が出てくるかもしれませんし、役員になる人も出てくると思います。

そして世の中を驚かせるような仕事をしてくれる人も出てくると思うと、本当にみなさんが入ってきてくれて、心からわくわくします。

サイバーエージェントは創業当初から「採用・育成・活性化」と言っていて、いい人材を採用し、採用した人材をしっかりと育成し、モチベーションが上がるように活性化させてきました。これは会社の競争力そのものです。

みなさんは「YJC」(※1)という、社員総出で採用するプロジェクトで採用した第1期生なので、採用に非常に力を入れていることは肌で実感していると思います。

「YJC」とは、人事担当者だけではない多くの社員が協力して採用活動に取り組む、独自の新卒採用強化プロジェクトのこと

「採用」という意味では19年度は非常に上手くいき、こうして無事に入社してくれたら、次は「育成・活性化」になります。

「育成」という言葉は経営者目線で、みなさんからすると受け身ですが、現実的には自身の成長であり、キャリアアップということです。

育成と聞くと「教えてもらえる」というイメージを持つかもしれませんが、受け身ではあまり仕事ができるようにはなりません。

これは学校の英語教育と似ていますが、小学校から大学まで一生懸命英語を学んできて、いまだに英語が話せない人もたくさんいると思います。しかし、無理矢理ハードな英語圏で半年~1年暮らせばすぐ話せるようになります。

これは仕事においても同様で、座学で一生懸命教えてもらっても、ほとんどできるようにならないと言っても過言ではありません。

経営の仕事は顕著で、たとえば、MBAを取得しても実際の経営はほとんどできるようにならないのですが、私のように若いうちから経営の仕事をしていると、結果的には経営ができるようになる。

先日、サイバーエージェントには「20代で一番成長できる環境がある」という記事が出ましたが、その「環境」というのは決して教えてもらえる環境がたくさんある訳ではありません

ハードな英語圏と同じで、自分とほとんど年次の変わらない20代の先輩が責任のある仕事をしていたり、結果を出していたりする環境があるということ。

つまり簡単にいうと「泣きごと」を言っていられないという環境が、みなさんを成長させる経験につながっているということです。

間違いなく20代が十分成長できる環境があります。

逆境こそが成長のチャンス。「憂鬱でなければ仕事じゃない」

本格的に「働き方改革」がスタートしたなかでの、本日の入社式。

あえてみなさんには「No Pain, No Gain」という言葉を贈りたいと思います。

「YJC」や内定者アルバイトを通じてサイバーエージェントの文化に触れている人も多いと思いますが、サイバーエージェントでは自由度が高く、多くの裁量権を持つことができます。

その代わり自己責任が伴うという環境で、それは、楽をして得られるものはありません。多くの人がうらやむ筋肉隆々な人は、間違いなく辛い筋トレを重ね、その結果、立派な筋肉がついています。

それとまったく同じで、仕事ができる人は、努力をして、辛い目にも合い、ハードなことを乗り越えてきている結果です

楽をして得られるものは何もなく、仕事で辛いことがあったり、大変なことが起こるほど、自身にとってのキャリアアップであり、成長につながります。

No Pain,No Gain」という言葉を辛いときに思い出し、自分の成長の糧になっていると思ってもらいたいです。

私自身も45歳までキャリアを積んできていますが、1つの武器は逆境においてもメンタルが強いということ。

もともとメンタルが強かったのか」とよく聞かれるのですが、そんなわけではありません。

非常に辛い目に合うと、それ以上に辛いことが起きない限りは、それ以下は平気になってくるんですね。要はメンタルが鍛えられているということ。

「No Pain, No Gain」というのは辛い目に合った分強くなり、仕事ができるようになるということです。

こんな辛い話ばかりしていると、渋谷の真ん中でこれからどんな日々が待っているんだろうと思われてしまいますが(笑)。

仕事以上に楽しいことはほとんどないくらい、仕事というのは本当に楽しいもので、『憂鬱でなければ、仕事じゃない』(講談社)という私と幻冬社の見城さんの本のタイトルにもありますが、辛いことがないと筋肉がつきません。

これは真実なので、常に頭に置いてもらえばと思います。

サイバーエージェントに入社してくれて、ありがとうございます。心からみなさんを歓迎します。これからみんなで頑張っていきましょう。

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