ビジネスパーソンインタビュー
“キミのキャラクター”が一番のリスクヘッジ
【コラム】これからの時代、一番のリスクヘッジになるのは「肩書き」じゃない
新R25編集部
記事提供:キングコング 西野 公式ブログ
芸人をやりながら、絵本を描いていると、「お前は何がしたいの?」と言われることが少なくありません。
その人達の言い分は、「芸人なんだから芸人だけやっとけよ」なのですが、芸人が絵本を描いてはいけない理由がイマイチよく分かりません。
やりたいことをフルスイングでやると、やりたいことがやれていない人から煙たがれるのは世の理ですが、とくに日本は、“肩書きを越境すること”に激しいアレルギー反応を見せます。
この国では『初志貫徹』こそが正義で、それでいうと僕の初志は「面白いことをする」なので、今も貫徹しているのですが、肩書きを越えてしまうとレッドカードが出されてしまいます。
もちろん無視しますが。
カジュアルに転職する人や、複業家に対して、「一つのことをやれ!」とバッシングを続ける人は、2018年に倒産した国内企業の平均寿命が23.9年(金融・保険業は11.7年)ということを恐らく御存知なくて、高確率でまもなく御自身も転職を余儀なくされることになるのですが、その時、どう立ち振る舞うのでしょうか?
恐らくその時は、「他人をバッシングした自分の過去」には静かに蓋をして、危機を乗り切るのだと思います。
これまで、そういう人をたくさん見てきました。
今の若い子に対して、“一部の”オジサン達のマウントの取り方が下品だなぁと思うのは、「一つの職業で走りきれた世代」が「一つの職業では走りきれない世代」に対して、「我々のように一つの仕事を勤めあげてこそ一人前」と言っちゃっていることで、本当にダサくて気持ちが悪いです。
んでもってここからは、今、まわりの大人連中から圧力をかけられて、狭苦しい思いをしている若手に向けたメッセージになるのですが…
とにかく、これからの時代は「肩書き」という発想は捨てたほうがいいと思うよ。
守らなければならないのは、「肩書き」などではなく、キミの「理念」や「キャラクター」で、「どういうことを大切にしている人間なのか? どこに向かおうとしている人間なのか?」といった“キミのキャラクター”をハッキリしておくことが一番のリスクヘッジになる。
仕事をすることが目的になり、その過程で自分のキャラクターを殺してしまうと、転職する際に潰しがきかない。
また、優秀な人間はいくらでもいるから、尚更、何者か分からない(キャラクターが明確でない)子には基本的には声がかからない。
キミのまわりの大人は僕も含めて勝手なことを言うけど、聞いているフリをして、自分の未来の為になる言葉だけを吸い上げればいい。
くれぐれも大人の言うことを鵜呑みにしちゃダメだし、多数派の声に流されちゃダメだ。
多数派は、大昔に勝って、今は負けているから多数派なんだよ。
パン屋さんをやりながら、バレリーナの夢を追いかけてもいいじゃない?
誰が何と言おうと、キミの舵はキミが握るべきだ。
ただ一つ。
キミが責任を背負いきれない挑戦は『挑戦』とは呼ばない。
『挑戦』と銘打って、素人のキミがF-1カーに乗って、ハンドルミスで死人が出たら、キミは責任を追えないだろう?
そのことを踏まえて、挑戦してみてください。
僕はキミよりも大きな挑戦を、キミよりも速く仕掛けることで、キミの前を走るよ。
追いつかれた時は潔く子分になるので、一声おかけください。
頑張ってね。負けるなよ。
【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルの記事を毎朝投稿しています。
興味がある方はコチラ↓
Instagramで楽しみたい方はコチラ↓
本記事の提供元はこちら

ビジネスパーソンインタビュー

【還元率だけで選ぶと損?】「ポイ活意味ある?」と疑問を呈す岸谷蘭丸にクレジットカード専門家が教える、ポイントの“真の価値”
新R25編集部

「投資?人脈?全部いらねぇ。芯を持って生きろ!」“なめられ体質”を撃破する金言を、狂犬・井口さんが連発
新R25編集部

"捨てる"は究極の自己理解だ!ミニマリストしぶさんの「手ぶらの極意」
新R25編集部

【脱・時間がない】朝活の伝道師直伝。やりたいことも仕事もうまくいく、"なぜか余裕がある人"の時間術
新R25編集部

その"忙しさ"、幻想かも?効率化を求める人ほど陥りがちな、「多忙感」のワナ
新R25編集部

【NSC伝説のお笑い講師】本多正識さんが語る「面白くなる人」の共通点。“引き出しを増やす”一番簡単な方法とは?
新R25編集部




