「カッコいいスライド」をつくる必要はありません

「プレゼン資料は目の錯覚を利用せよ」すぐ使える、“読ませない”スライド作成術5選

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仕事
丸2日かけて一生懸命プレゼン資料をつくったのに、聞き手には内容があまり伝わらずリアクションも薄かった…そんな経験はありませんか?

今回はベストセラー『社内プレゼンの資料作成術』の著者、前田鎌利さんによる「今すぐ使える目の錯覚を利用した“読ませない”プレゼン資料作成術5選」をご紹介します!
文字だらけ・見づらい・構成がない資料は今日で卒業! ぜひ参考にしてみてください。

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Udemyとは

Udemy』とは、米国法人Udemy,Inc.が運営する世界5000万人以上が利用するオンライン学習プラットフォームです。

Udemyは、C to C(Consumer to Consumer)プラットフォームで世界中の「教えたい人(講師)」と「学びたい人(受講生)」をオンラインでつなげます。

最新のIT技術からビジネス、趣味まで幅広い領域の学びをオンラインで学ぶことができ、世界で約15万コース、5万7000名の講師が登録しています。

隙間時間にPC・スマートフォンなど好きなデバイスからのアクセスが可能で、学習期限はないため、必要なときに必要なだけ学習を進められます。

いきなりパワポを立ち上げるべからず。社内プレゼンの構成はこう作る!

「さあ、プレゼン資料をつくるぞ!」というとき、いきなりパワーポイントやキーノートを立ち上げていませんか? 実はこれ、一番失敗しがちなパターンです

では何からはじめるのがいいのかというと、スライドをつくりはじめる前に、ブレストをするのがオススメ。

ブレストをする際のヒントになるのが、「社内プレゼンのためのブレストシート」です。
このシートを使って「自分は何を伝えたいのか?」「そのためにはどんな根拠が必要で、どう見せるのか?」などと、プレゼンの構成に必要な情報を書き出していきましょう。

ブレストシートでプレゼンに必要な要素を洗い出したら、構成を作っていきます。ズバリ、伝わる社内プレゼンの構成は「課題→原因→解決策→効果」です。
上記の図のような順で伝えるととても理解しやすいプレゼンになりますので、ぜひ活用してみてください。

さて、構成が完成したら、いよいよスライドの作成に入っていきます。

目の錯覚を利用した“読ませない”プレゼン資料作成のテクニックをいくつかご紹介していきます。

目の錯覚を利用した“読ませない”プレゼン資料作成術① ワンスライドワングラフ

ワンスライドワングラフ」とは、各スライドに入れる根拠(データ)と結論をワンセットにすること。

これが大事な資料の見せ方になります。
「説得するにはたくさんのデータを並べたほうが説得力が増すのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、詰め込みすぎは逆効果

たとえば、1つのスライドに3つグラフが入っていると、聞き手はプレゼンする側が説明しているグラフ以外のグラフにも目がいってしまいます

そのため、プレゼン中に説明したはずの話をあとから質問されたり、「その話はいいんだけど、このグラフのこの数字はどういう意味なの?」と話の腰を折られてしまって、「なかなか自分の伝えたい内容を聞いてもらえない…」といったことになりかねません。

言いたいことを明確に、シンプルにして見せていくことがとても大切。

スライドを作成するときは、根拠と結論をワンセットで伝えましょう。

目の錯覚を利用した“読ませない“プレゼン資料作成術② ワンカラー効果

ワンカラー効果」とはその名の通り、1色だけ使うというテクニックです。

まずはこちらのグラフを見てください。
女性顧客構成比のグラフですが、みなさんどこに目がいきますか?

このスライドのキーメッセージは「一番多い顧客は30代女性」ですが、このグラフだと話が脱線してしまいかねません

ではどうすればいいのか? ここで使用するのが「ワンカラー効果」です。
一番伝えたい「30代女性の顧客が38%」のみに色をつけて、残りの部分をグレーにすることで、キーメッセージをひと目で理解することができます。

実はこの手法、わたしたちは日頃からよく目にしています。たとえば、ビールだけ色がついていて、俳優さんたちはモノクロなCMなんかもそうです。

カッコいい資料をつくる必要はありません。キーメッセージを伝えるために、ノイズになる情報は省きましょう

目の錯覚を利用した“読ませない“プレゼン資料作成術③ 高さの視覚効果を使う

まずはこちらのグラフを見てください。
上にキーメッセージ(そのグラフで一番伝えたいこと)、その下にグラフとなっています。実はこのグラフ、NG例です。

ではどうするのがいいのかというと、グラフを左右どちらかにぎゅっと寄せます
増減が、最初のグラフよりはっきりして見えませんか?

これは、目の錯覚を利用しています

グラフの高さを、スライド全体の半分の高さ以上にすることで、白い余白の量が増えるので増減がはっきり見えるんです。

スライド全体をつかってグラフをつくると高さの変化が伝わりにくいので、高さの視覚効果を活用してみてください。

目の錯覚を利用した“読ませない“プレゼン資料作成術④ 逆L字の法則

人の目線は、決まった動きをします。左上→右上→左下→右下の順に動くといわれていて、この目線の動きを活用した「Zの法則」は多くのデザインに活用されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

実は、この「Z」よりもスピーディーに情報を把握できるのが「逆L字の法則」です。

極端にいうと、左にグラフを置いて、右側にキーメッセージをもってくる方法です。
人間の脳は、右脳はビジュアル、左脳は文字情報を理解することに特化しています。

つまり、ビジュアル(グラフ)と文字情報を上下に配置するよりも、左右に配置したほうが脳内でスムーズに情報を処理することができるのです。

目の錯覚を利用した“読ませない“プレゼン資料作成術⑤ アンケートデータは読ませない

アンケートというのは、どうしても設問が長くなります。
上のスライドのキーメッセージは「顧客が考えるタワーマンションのメリットは眺望のよさ」ですが、このように文章が並んでいると決裁者はすべて読んでしまいます。

すると、「いや、うちの奥さんは虫が少ないのがいいって言ってるよ。それも大事なんじゃない?」などと話が逸れたり、重要度の低い話が議題に上がってしまったり。「決まらないプレゼン」になってしまうわけです。

ではどうすればいいのか?

修正後のスライドがこちらです。
まずは、項目をトップ5に絞りました。トップ5しか見せていないので、虫の話なんて出てきません(笑)。

そして設問も、なるべくシンプルにしています。「眺望」「駅近」など、熟語に言い換えられると分かりやすいですね。

そして先程ご紹介した「ワンカラー効果」も使っているので、1位である「眺望」が一番に目に入るはずです。

このスライドなら「50%の方が眺望をメリットに感じているので、眺望をメインにしたDMを打ちましょう」と提案できるわけです。

『3分で一発OK!社内プレゼンの資料作成術』

今回ご紹介したのは、前田さんのテクニックのほんの一部。

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