ビジネスパーソンインタビュー
サイバーエージェントが完全成果報酬で広告運用!? 業界を震撼させる新サービスの誕生にウィルゲート吉岡さんも太鼓判
新R25編集部
BtoBでもBtoCでも、顧客獲得は事業の生命線 。
しかし、多くの企業ではマーケティングリソースが不足しており、複雑化するWebマーケティングのトレンドもキャッチアップできていないのが実情。
そんな企業におすすめしたいのが、2025年11月に設立されたばかりの広告代理店「サイバーグリップ」が提供する“成果報酬型”の広告運用サービスです。
今回はスタートアップを知り尽くす男・吉岡諒さんとサイバーグリップ代表・松橋知広さんを迎え、売上アップに悩む企業が直面するリアルな課題と解決の道筋について議論しました。
【吉岡諒(よしおか・りょう)】株式会社ウィルゲート共同創業者/専務取締役。個人としては累計で3,000社のWebマーケティングの課題解決提案を実施。「ソーシャルセリング」の先駆者でもあり、個人SNS経由の売上は年間8億円を誇る。2019年に立ち上げたウィルゲートM&Aはサービス開始から5年で成約実績80件を突破
スタートアップの売上伸び悩みのボトルネックは「優秀なマーケター不足」

渡辺
ここ数年、スタートアップへの投資が鈍化し、実績をともなう会社だけが評価される流れになってきましたよね。
吉岡さんは今「ウィルゲートM&A」の事業をかなり伸ばしていますが、最近のスタートアップを見ていて、“売上を伸ばす”という観点で何が欠けていると感じますか?

吉岡さん
結論から言うと、マーケティングのリソースが足りていない会社が多いと思います。
そして今はどんな事業でも見込み顧客をWebマーケティングで獲得することはすごく重要なんですけど、優秀なマーケターが社内にいない。

渡辺
たしかに、スタートアップはどこもリード獲得に悩んでいますよね。

吉岡さん
そもそも優秀なマーケターは超希少で年収も高く、スタートアップが採用するのはかなり難しいと思います。

渡辺
社内のメンバーでWebマーケティングに着手しても、中途半端になっている会社が多い印象があります。

吉岡さん
今のWebマーケティングはMetaやYouTube、TikTok、LINEなど配信媒体が分散し、成果を出すには大量のクリエイティブも必要です。
従業員が100人規模の企業でもマーケ担当は3人程度しかいないことが多いので、スタートアップにとって必要なマーケティングをやり切るのはもはや“無理ゲー”に近いと思います。

「完全成果報酬×確認ゼロ」で広告運用をすべてお任せ。「サイバーグリップ」という選択肢

渡辺
今回はそんな悩みを抱える会社の味方になってくれるサービスを紹介したく、サイバーグリップ代表の松橋知広さんにお越しいただきました。

松橋さん
よろしくお願いします。
【松橋知広(まつはし・ともひろ)】2022年サイバーエージェント入社。インターネット広告事業本部にて、アカウントプランナーとして大手クライアントを中心に幅広い業種の支援に従事。市場が低迷している業界のお客様にて、新規契約数昨年対比150%へと改善に導いた実績あり。Google主催のYouTube Works Award2024にて動画施策でファイナリストに選出。2025年、株式会社サイバーグリップを設立し、代表取締役社長に就任

渡辺
「サイバーグリップ」はサイバーエージェントの新しい子会社ということですが、どんな事業を展開してるんですか?

松橋さん
弊社はサイバーエージェント初の成果報酬型の広告代理店になります。
初期費用・固定費などが一切かからない「完全成果報酬」で、お客さまの広告運用を代行しています。


吉岡さん
成果報酬型! これってクリエイティブの制作費もかからないんですか?

松橋さん
はい、そこも無償で提供しています。シンプルに成果単価のみの請求形態になっています。


渡辺
サイバーエージェントが“成果報酬型”に踏み込むきっかけは何だったんですか?

松橋さん
もともとサイバーエージェントはインターネット広告の運用を長くやってきましたが、直近のマーケットの変化のなかで、「リスクを最小限におさえて効果を出したい」というお客さまが増えているのを感じていまして。
そういったニーズに応えるため3カ月ほど成果報酬型の運用をテストしたところ、いい実績が出たので子会社化に至りました。

渡辺
請求形態以外に、通常の広告運用サービスと違う点はありますか?

松橋さん
我々のサービスは「確認ゼロ」をコンセプトにしています。

渡辺
何の確認が“ゼロ”なんですか?

松橋さん
主なところだと、クリエイティブチェックや施策の事前確認を原則“なし”にさせていただいています。
また、週次定例や細かな数値の振り返り会もなくし、報告は獲得件数のレポーティングのみ。
広告運用をまるっとお任せいただくこの“一蓮托生”スタイルで、クリエイティブのPDCAを回す速度を最優先にしています。

吉岡さん
なるほど。無駄を削ぎ落として広告効果を出すための動きに集中するということですね。


渡辺
ただ、クリエイティブの確認ができないのは顧客からしたら不安になる気もするんですが…

松橋さん
これまでは配信量に応じて成果に関係なく請求する“マージンモデル”が基本でしたが、我々は成果が出なければ請求は発生しません。
だからこそ、クリエイティブ制作や運用をお任せいただくことが成立すると思っています。

吉岡さん
そうか。従来のモデルだと「質の低いクリエイティブに予算を使われたら困る」っていう不安があったけど、成果報酬ならそこは気にしなくていいわけですもんね。


松橋さん
おっしゃる通りです。

渡辺
なるほど。とはいえ、企業によっては重視したい広告のトンマナがあると思うんですが、そういったものを踏襲していただくことは可能なんですか?

松橋さん
はい。そこは事前のお打ち合わせでレギュレーションなどを細かくすり合わせてからスタートさせていただきます。
サイバーエージェントの運用ノウハウを詰め込んだAIの活用で広告効果を最大化

渡辺
ノーリスクで広告運用をお任せできることはわかったんですけど、肝心の「成果を出せる根拠」が気になるところです。運用面でのポイントも教えていただけますか?

松橋さん
我々の広告運用の最大の強みは、サイバーエージェントの「極シリーズ」を活用している点です。
サイバーグリップが活用する「極シリーズ」
【極予測AI】
広告クリエイティブの効果を事前に予測するAIシステム
【極予測TD】
広告テキストの効果を事前に予測・最適化するAIシステム
※「TD」はTitle & Descriptionの略
【極予測LP】
ランディングページの効果を事前に予測・最適化するAIシステム

松橋さん
「極シリーズ」にはサイバーエージェントの長きに渡る広告運用データが蓄積されていて、これらを活用することで事前に効果が出ると判断したクリエイティブだけを納品・配信することが可能です。

吉岡さん
業界でも、「サイバーエージェントの極シリーズはヤバい」って評判なんですよ。
ただ、「天下のサイバーさんは月予算1億円くらいないとサポートしてくれない」なんてウワサも囁かれていて…
サイバーグリップさんは、月予算いくらぐらいから相談できるんですか?

松橋さん
我々は月予算300万円ほどからお受けしています。

吉岡さん
300万円!? それなら我々みたいなスタートアップでもお願いできますね。


松橋さん
はい。「AI(極シリーズ)」×「確認ゼロ」で人件費をおさえることでそれが可能になりました。

渡辺
ちなみに、成果単価はどのように決めるんでしょうか?

松橋さん
これまでの運用実績をヒアリングさせていただき、それを基準に単価を決めさせていただきます。

吉岡さん
広告運用って、予算規模を拡大するとCPAが上がってしまうことがよくある悩みなんですよ。だから、成果単価を固定化できるのは本当にありがたいです。
ただ、広告運用が生命線になっている会社は、いきなり代理店を変えることにリスクを感じることも多いと思うんですよね…

松橋さん
すでに他の広告代理店に運用をお願いしている場合は、まずはそちらと二重運用でテストをする形でも問題ございません。効果がよければ徐々に予算配分を変えていただければと思います。

吉岡さん
それなら安心です。
私も最近「TikTok広告がアツい」みたいな話も聞くんですが、新しい媒体だとノウハウもないし、いきなりCPAが上がることが怖くてなかなか踏み出せないんですよね。
だから、まだトライできていない媒体の運用を切り出して任せたいみたいな会社は多いんじゃないかと思います。

松橋さん
そのような支援ももちろん可能です。


渡辺
現状、どの媒体が運用対象なんでしょうか?

松橋さん
検索広告ならGoogle、Yahoo! JAPAN、Microsoft、ディスプレイ広告ならMeta(Facebook/Instagram)、TikTokが中心です。
検索広告の効果はLP(ランディングページ)が大きく左右するので「極予測LP」でLPの改善を高速化し、ディスプレイ広告ではバナーと動画を大量に回します。

吉岡さん
LPのABテストって、必要だとわかっていてもやりきれないことが多いんですよね。
また、配信クリエイティブも静止画バナーは一部の要素を差し替えればある程度量産できるんですが、動画になるとそもそも制作できるリソースが社内になかったり、また違う筋力が必要になってくると感じています。
「最近はスワイプ型のLPなんかも登場して、トレンドについていけてない感が…」

松橋さん
さらに、TikTok/Meta/Googleなど、媒体ごとに最適なクリエイティブ戦略は変わってきます。
たとえば、Metaは今、多様なクリエイティブのパターンを用意しないと多くのユーザーにリーチできないようなアルゴリズムになってるんです。
クリエイティブの“多様性スコア”を算出する仕組みも、「極予測AI」の中には組み込まれています。

吉岡さん
へぇ〜! 全然知らなかったです。
そういう最新の広告運用トレンドを自分たちで追いかけつづけるのは、正直難しいですからね…

松橋さん
そうですね。“媒体ナイズド”された最新のクリエイティブ制作は、ぜひ我々にお任せいただければと思います。

「サイバーグリップ」はどんな企業や業界におすすめ?

渡辺
これまでの実績についても聞いてもいいですか? どんな企業がとくに相性がいいのか知りたいです。

松橋さん
最近の実績ですと、メディアサイト業種のA社でコンバージョン件数128%増、不動産業種のB社で150%増、人材業種のC社で117%増などの成果が出ています。


吉岡さん
A社はかなりWebマーケティングに強い印象がありますが、それでも成果が出ているのはすごいですね。

松橋さん
ありがとうございます。
高単価商材を扱っている企業さまや、よくアフィリエイト広告にご出稿している企業さまは特に相性がいいと思います。

吉岡さん
なるほど。「許容CPAが高い業界」ということであれば、Webマーケティングに行き詰まりを感じてタクシー広告やオフライン広告に予算を使っているtoB企業なんかも相性がよさそうですね。

松橋さん
はい。まさにそういった状況の企業さまにご相談いただきたいです。


吉岡さん
最後にひとつだけいいですか?
月300万円でも、我々のようなスタートアップにとっては大きな予算だと思うんです。
成果報酬でリスクが少ないのはわかるんですけど、“コミュニケーションがゼロ”はちょっと不安というか…
ちょっとした相談もできないんでしょうか? 少しは心を通わせたい気持ちがあります(笑)。

松橋さん
ありがとうございます(笑)。
週次の振り返りミーティングなどは難しいですが、コミュニケーションが完全にゼロというわけではないです。
各社に専任のCS(カスタマーサクセス)担当がついて、そのメンバーが運用も兼務します。ご相談やご質問があれば、基本チャットでやり取りすることが可能です。


吉岡さん
あ、そうなんですね。安心しました。コンビニの無人レジみたいに無機質なサービスかと思ったので(笑)。

松橋さん
誤解を生むような説明で失礼しました(笑)。

渡辺
吉岡さん、ここまでサイバーグリップさんの話を聞いてどうですか?

吉岡さん
「私のまわりにいるデジタルマーケティング会社、大丈夫かな?」って不安になるくらい、いいサービスだと思いましたね。
月予算300万〜1000万円くらいのレンジの広告運用は、サイバーエージェントさんは来ない“聖域”だという認識があったんですけど、「サイバーグリップさんがついにやってきた!」と業界激震のサービスになると思います。

松橋さん
ご評価いただきありがとうございます。
今、生成AIの進化で、広告代理店のあり方が大きく変わりつつあるタイミングだと思うんです。
我々が新しいマーケットとお客さまの心をグリップして、次世代型の広告代理店をつくっていく心意気で頑張ります。

吉岡さん
すばらしいですね。ウィルゲートは広告事業をやってなくてよかったなと心から思いました(笑)。

【まとめ】サイバーグリップの広告運用支援の「3つの特長」

多くの企業が抱えるマーケティングの悩みを「成果報酬型」で解決へ導く「サイバーグリップ」。
「限りなくノーリスクで最新の広告運用にトライできる」と吉岡さんも太鼓判を押すこのサービスが、今後新たな業界のスタンダードになっていくかもしれません。
記事を読んで同社に相談してみたいと思った企業担当者のみなさまは、ぜひ以下よりお問い合わせください。
また、サイバーグリップでは一緒に働く仲間を募集中です!
募集職種は「セールス」「運用コンサルタント」「クリエイター」の3職種。業界の未来を切り拓く最先端の広告代理事業に興味を持った方、ぜひ松橋さんのSNSに直接連絡してみてください。

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