

「自分を支えてくれている仕事」ってなんだろう?
誰かの“見えない仕事”に気付いたエピソードをエモツイートしてみませんか?#見えない仕事で生きている
新R25編集部
ある日、関電工の新しいWEBムービーをみかけ、その事業内容と「ひとりひとりが、未来を灯す。」という企業メッセージに感動した新R25の広告コンテンツ担当・宮内。
「関電工がさまざまな人とつながり、支え合い、明るい未来をつくることに貢献している企業である」というメッセージをもっと多くの人に広めるべく、編集部メンバーを集めることにしました。
オフィスで暇そうにしていたメンバーをいきなり集めた編集部員・宮内

宮内
ちょっとみなさんに見てもらいたいものがあるんですが…
(左から)福田、佐野、編集長・渡辺、宮内

佐野
植樹のシーンが印象的だし、最後に出てくる「ひとりひとりが、未来を灯す。」ってワードがいいね。

渡辺
ラグビーを表現しているシーンもキレイだったな。

福田
この、光が灯っていく街並みがどういう仕組みなのかが気になる。

宮内
このCMで使われてる「導電糸」(電気を通す糸)がこちらです。
株式会社フジックスの協力もあり、今回関電工のCMに使わせていただいたそうです。
一同「さわると光る!!!!」(参考動画)

福田
本当だ! パッと見た感じは普通の糸なのにすごいね。

宮内
導電糸は電気を流す性質を持つ特殊な糸で、私たちの身近なものだとつけたままでスマートフォンを操作できる手袋の指先部分に使われていたりします。

佐野
さっきのCMにも手袋同士が触れて光っていく場面があったね!

渡辺
…でもどうして関電工がこの導電糸を使ったCMをつくったの?

宮内
本題はここからです。
このCMの「関電工」は、創業75年を超える総合設備会社。私たちが今いるオフィスも当たり前に電気がついてますが、この電力インフラを整えたり、災害復旧などの仕事や、次世代への取り組みとして風力発電などを行っているのが関電工の仕事です。
ほかにも、富士山での植樹活動や、全国高等学校ラグビーフットボール大会への協賛など、一人ひとりがつながり、支え合うことで明るい未来や社会をつくることに貢献したいという企業メッセージを掲げている企業なんです。

佐野
なるほど。知らないところで俺たちとつながり、俺たちの生活の未来を支えてくれてるってわけだ。
だから「ひとりひとりが、未来を灯す。」っていうメッセージなのね。

宮内
そう! 私は今回CMを見て自分が毎日快適に生きられるのは、さまざまな人とつながって、「見えない誰かの仕事のおかげなんだ」と思って。

宮内
そして考えました。
「みんなが “誰かの仕事に支えられていると気づいた瞬間”」を発表しあうことで、関電工の企業理念とCMをもっと多くの人に届けたい。
…というわけで今回は、「“#見えない仕事で生きている”をテーマにツイートを考えよう!」という企画になります!!!!

福田
いや…CMに感化されすぎ。
なんだかんだ言いつつ、みんな真剣に考えてくれました
トップバッター・佐野。「初めて“黒子の仕事をかっこいい”」と感じた小学校のころのエピソードを披露

佐野
よし、トップバッターいいですか?
僕は、「初めて“黒子の仕事をかっこいい”と感じた瞬間」をコンセプトに考えてみました。
最初に手をあげたのは、編集部イチのエモライター・佐野

佐野
僕、小学生のころはガキ大将でなんでもリーダーをやってたんです。
“愛知の神童”と言われていたくらいで、「将来は主役として生きていくんだ」って確信してたんですよ。

渡辺
今の姿は全然ガキ大将感ないよね…(笑)
時を経て、すっかり“ガキ大将”の面影がなくなってしまった男

佐野
それで、僕の学校には生徒たちから「コーへーさん」と呼ばれていた筋肉ムキムキの事務員さんがいて。
でも、「学校にいる大人」って、子どもから見たら先生が主役的な存在じゃないですか。だから子どもながらに「この人は脇役の仕事で満足してるんだろうか?」と失礼なことを思ってたんです。

福田
自分だったら、花形っぽい「教師」になりたいと。

佐野
それであるとき、外で備品の整理をやっていたコーへーさんに「コーヘーさんって、何でこの仕事してるんですか?」って聞いちゃったんですよ。
そしたら…「この学校回してんの、俺だからね」って一言。

宮内
かっこいい。コーへーさんの仕事も見えないところで誰かを支えているわけだもんね。

佐野
その一言がめちゃめちゃカッコよかったことが忘れられなくて。
「脇役ってダセエ」から「脇役でもかっこいい大人っているんだ」と思えるようになった。そんな気持ちをツイートしました。

渡辺
あ〜いいじゃん。

福田
いい。エピソード聞いた後だとなおさら響くね。
2番手・宮内。新卒時代のとあるエピソードを発表するが…
最近「盛りグセがある」と言われることが多い宮内

宮内
今は楽しく働いてますけど、実は新卒のときに仕事がイヤすぎてメンタルを病んでしまったことがあって。
朝が来てほしくないから夜も眠れないし、出社しようとすると吐いちゃう…っていう。
「自分は誰のために働いてるんだろう」と思ってたんです。

福田
重いな…

宮内
その日も深夜の2時まで働いてたんですけど「明日は休もう…」と思って、会社近くの代々木にあるバーに入ったんですね。
このバーには同僚たちとよく来てたんですけど、精神状態がよくないその時期は、会社の人と飲みたくなかった。
だからその日、初めて1人で入ったんです。

宮内
そしたら何も言わずにいつも飲んでたお酒がサッと出てきて。そのとき私、初めてマスターの顔をちゃんと見たんですよ。
みんなで来てるときは、多分目を見て「ありがとう」すら言ってなかった。この人の仕事にまったく気を遣えてなかったんだと知ったんです。

佐野
心理的に横柄だったわけだ。

宮内
その日、1杯のお酒とマスターとの会話で私はすごく救われて、次の日ちゃんと仕事に行けたんです。
マスターの仕事に救われたように「自分の仕事を通して見えない誰かを救えてるのかもしれない」とちょっと前向きになれて。
そんな気持ちをツイートしました。

福田
あれ?マスターは“何も言ってない”んじゃなかったっけ?

渡辺
これ…やってるな。
宮内、こういうとき「いい話」を盛るのはルール違反です。
フェイク警察出動

渡辺
「1杯差し出すマスターの荒れた手、Apple Watchにうつる家族からの言葉」。
ここも絶対ウソだろ。手が荒れてるとか覚えてなさそう。
このツイート…よく見ると恥ずかしすぎる!!

佐野
お酒飲んでエモくなった勢いで深夜に投稿して、翌朝には消してるタイプのツイートだね。

宮内
この言われよう…明日を待たずに今消したいわ。
3番手・福田。“エモ”から最も遠い男が語る“父”を題材にした自信作とは?

福田
今回、自信あるんですよ。
というのも、父親が発電所に勤務していて、まさに“黒子の仕事”なので。
普段は「“エモ”の“エ”の字もない」福田ですが…?

福田
でも、子どものころは父がどんな仕事をしているのか知らなかったし、物静かな性格もあって、ずっと「怖い人」だと思ってたんですよね。
そして忘れもしない、2011年3月11日。地震ですべてのインフラが止まってしまったんです。電気も止まってしまって。

渡辺
福田の実家は茨城だったから、被害が大きかったんだよね。

福田
そうです。でも、自分たちの生活もままならない状況だったにもかかわらず、父は「じゃ、行ってくるわ」って職場に行くんですよ。

宮内
子どもの立場からすると「こんな状況だったら、仕事に行かなくていいじゃん」って思っちゃいますよね。

福田
それでも黙って作業着を着て家を出ていく父の背中を見て、「この生き方が自分の父親なんだ」と知って、初めてカッコいいと思えたんです。
そのときの気持ちが、こちら。

渡辺
「かっこいいに変わった」っていいね。

佐野
僕のなかにも、福田さんのお父さんのこと、尊敬する気持ちが芽生えてきました。会ったことないけど。
ラスト・編集長渡辺。この企画を通して、感謝を伝えたい人がいるようで…

渡辺
じゃ、最後は俺ね。
「絶対トリにしてくれ!!!!」と言ってきたので期待大

渡辺
関電工はインフラとして俺らの生活を支えてくれてるわけだけど……もし今の生活から電気がなくなったらどうなると思う?

福田
PCを開けないから仕事ができないですね。

宮内
部屋のなかが暗いままで何もできません。

佐野
電車は動かないし、そもそもまともに生活できなくなりますね。

渡辺
そうだよね。
でも、電気があることが当たり前すぎて、俺たちは普段の生活のなかで「なくなったら…?」なんて考えることもないじゃん。
インフラって、“なくなって初めて”その価値に気がつくものなんだよ。

渡辺
そう考えると、新R25のインフラってさ…

宮内
毎朝、福田さんが司会と運営をしている「朝会」…!

渡辺
リモート勤務のなかで、もし「朝会」がなくなったらどうなると思う?

佐野
お昼くらいまで仕事モードに切り替わらず、ダラダラする人が増えそうです。

宮内
ほかのチームのメンバーがどんな仕事をしているのか共有する場がなくなって、組織がバラバラになる可能性もありますね。
そうか、いろんな人の仕事にスポットをあてるのも朝会の役割なんだ…。

渡辺
こうやって「なくなったらどうなるか?」を考えてみると、インフラの偉大さに気がつくよね。
何が言いたいかというと…福田、毎日朝会を運営してくれてありがとうな。

佐野
いつもありがとう、福田さん。

宮内
ありがとう。
関電工のCMを見て、さまざまな人とのつながりや、知らないところで自分たちの生活を支える存在がいることを改めて感じた今回の企画。
普段、自分が当たり前のように過ごすことができたり、仕事ができるのも、実は「誰かの見えない仕事」のおかげかもしれない。そう考えるとすこしだけ、「自分ももっと頑張ろう」と前向きな気持ちになれる気がします。
みなさんも「#見えない仕事で生きている」エピソードをツイートして、支えてもらったあの人に感謝を伝えてみませんか?

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