ビジネスパーソンインタビュー

ユニクロ「クルーネックセーター」は歴史的逸品。2〜3万円で売られてもおかしくない

YouTube「MBチャンネル」より

ユニクロ「クルーネックセーター」は歴史的逸品。2〜3万円で売られてもおかしくない

新R25編集部

2020/02/27

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お金をかけないと、オシャレにはなれないんじゃないか。センスがないからどうアイテムを選んでいいのかわからない。

そう悩むビジネスマンは多いのではないでしょうか。

しかし、そんな方に向けて、『服を着るならこんなふうに』『最速でおしゃれに見せる方法』など100万部を超えるベストセラーファッション本作家であり、ファッションバイヤー・ファッションアドバイザーのMBさんは、「着こなしの大原則さえ押さえておけばどんな服でもオシャレに見える」といいます。

MBさんのYouTubeチャンネルでは、ファッションに自信の持てないビジネスマンが、オシャレを楽しめるようになる動画を日々公開しています。

その動画のひとつで、「ユニクロのエクストラファインメリノクルーネックセーターは、みんな1枚持っておかないともったいない」で話すMBさん。

そこまで語るの魅力とは一体…?

定番アイテムとして1枚持っておくべき

ユニクロから出ている「エクストラファインメリノクルーネックセーター」は、夏のTシャツと同じように、定番アイテムとして1枚持っておくべきです。

なぜなら、驚くほどの安さで手に入るコスパのよさ、洗濯機で洗えるという手軽さを兼ね備えているから。

そして、使われている素材のクオリティの高さもポイントです。

エクストラファインメリノシリーズは、メリノウールというオーストラリアやニュージーランドに生息する羊から取れるウールから作られています。

実はこれ、最高級の「スーパーエクストラファインメリノ」に次いで2番目にランクの高い素材なんです。

格の高さは「糸の細さ」で決まる

では、素材の格や質はどのような点で決められているのでしょうか?

ツヤのあるサラッとした生地のことを「ハイゲージ」といいます。このツヤの美しさをつくっているのが、糸の細さなんです。

ニット生地は糸同士を編みあげてつくられるもの。糸が細ければ細いほど、ツヤが美しく出るといわれています。

ユニクロが使っているエクストラファインメリノの糸の細さは、19.5マイクロン。

これだけ細い糸で編まれているニットが、低価格で販売されているのをひと昔前の人が知ったら腰を抜かしたはずです。

今も、まったく同じ素材で2〜3万円で売られているものもありますから。

ユニクロ史上トップ3に入るいい仕事をしたと思いますよ。

まずはベーシックアイテムからチャレンジ

もし、エクストラファインメリノシリーズの中でどのアイテムを買おうか迷ったら、まずはベーシックな黒のクルーネックをおすすめします。

それでは、そんなエクストラファインメリノクルーネックセーターを使ったコーディネートをご紹介しましょう。

「ドレス:カジュアル=7:3」を守ることがベース

コーディネートを組むときのポイントは、「ドレス:カジュアル=7:3」に則ることです。

「ドレス:カジュアル=7:3」とは、トップス・ボトムス・シューズに分け、そのうち2つをドレス、1つをカジュアルなアイテムにすること。

これさえ守れば上手に着こなせます

礼装であるスーツがドレス、リラックススタイルがカジュアルだとイメージするとわかりやすいですね。

ハイゲージのニットはスーツの中に合わせることもあるので、ドレスライクなアイテムです。

地味にならないように注意!ベーシックな着こなし方

エクストラファインメリノクルーネックセーターをベーシックに着こなすのであれば、やや細身の黒スラックス白いスニーカーを合わせるといいでしょう。

ドレスが2、カジュアルが1でバランスがいいですよね。

ただ、このままだとシンプルすぎて地味な印象を与えかねないので、ニットの下に白Tシャツを挟んであげましょう。ほんの少し味付けをするとメリハリがつきます。

足し算・引き算でコントロールする

今度は、ベーシックから少しストリート風にアレンジをしてみます。

ベーシックスタイルからニット・スラックス・スニーカーは変えず、キャップをプラスしました。

カジュアルが少し強まったので、ニットの下に挟んだ白Tシャツをストライプのシャツに変えてドレス感を少し加えます。

シャツは柄物を選ぶことで、地味な印象から脱却できます。

足し算・引き算をすることで、ドレスとカジュアルのバランスを調整するのがコツです。

コーディネートの崩しどころを考えられると上級者

今度は、よりクラシックな雰囲気にアレンジします。

ニットはそのままで、スラックスをグレーのチェック柄に、靴を革靴にチェンジしました。

クラシカルなメガネをプラスし、ニットの中に柄のスカーフを入れることで、渋めでかっこいい印象に仕上がります。

ドレスライクを合わせすぎるといやらしくなるので、崩しどころを入れることが大切です。

今回の崩しどころは足元です。ビジネスシーンでは普段、素足は見せないものですよね。

そこを見えないソックスを履き、あえて足回りの素肌を見せることでカジュアル感をプラスしました。

今回のアレンジで紹介したニットとメガネはユニクロ、スラックスはZARA、スカーフは古着屋で見つけたものです。

お金をかけないとファッションは楽しめないと思いがちですが、ファストファッションで十分楽しむことが可能なのです。ぜひ試してくださいね。

MBさんのYouTubeチャンネルには、ファッションのロジックや豆知識が満載です!

「おしゃれの極意!体型を外人風に見せる3つの方法」や「プロが教える帽子の選び方!キャップ?ハット?何が良いの!?」など、すぐに活かせるファッションのノウハウが詰まったMBさんのYouTubeチャンネルを、ぜひチェックしてみてください!

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