ビジネスパーソンインタビュー
自分じゃ気づかなかった新しい発見も
【JOY×夫婦検診】相手の健康状態を客観的に判断できる。“互いに贈る”検診のススメ
新R25編集部
記事提供:Medical DOC
パートナーとの生活をいつまでも楽しむために、お互いの健康は大事ですよね。
今回は、タレントのJOYさんとわたなべ麻衣さん夫妻に、お互いの健康について気になっていることをお伺いし、それぞれに合った「夫婦検診」のプレゼントを考えていただきました。
【JOY】モデル・タレント
【わたなべ麻衣】モデル・タレント。写真集 【every moment】発売
お互いのカラダに合わせた検診メニューをカスタマイズ
山口先生よりJOYさんにヒアリング
山口先生
今、奥様の体調でJOYさんが気になっているのは?
JOYさん
そうですね、貧血気味で歩いているときに急に立ち止まってしゃがんだりということもたまにあって。
ここは心配しているところですね。
山口先生
やっぱり女性の体って生理周期によってホルモンバランスが変動していくので、もしそういうことが気になるようであればホルモン採血がおすすめです。
私が一番受けてほしいのは婦人科検診になります。
婦人科検診を奥様が普段から受けているかどうかってご存知ですか?
JOYさん
受けていないと思いますね。僕もあんまり内容分かっていないんですけど。
山口先生
例えば30代を超えると3人に1人は子宮筋腫という、良性の腫瘍ができると言われているので、普段検診を受けていないのであればやっておいた方が良いかなとは思います。
JOYさん
先生からこういう検診受けた方が良いのになっていうのはありますか?
山口先生
女性特有の観点からいうと、婦人科検診と乳腺の検診ですね。
妊娠しておっぱいが張ってくると、直接触れづらくなるので乳がんが見つかりにくいんですよ。
だから妊娠されていない今のうちにチェックすることで、早期発見できると思います。
JOYさん
それって本当は毎年受けるべきなんですか?
山口先生
医師の立場から言わせていただくと1年に1回は受けてもらった方が良いですね。
JOYさん
オッケーオッケー、奥さんには毎年受けてもらいます!
山口先生
では、麻衣さんにプレゼントする検診内容をまとめると、ホルモン採血、婦人科検診、乳腺検診ですね。
あとは、実際に貧血がある場合、貧血で多いのは、胃からの出血と鉄欠乏性貧血。
採血をして貧血がわかったら、胃カメラも受けた方がいいかなと思います。
JOYさん
なるほど! ありがとうございます。
貧血はめちゃくちゃ心配です。
笹倉先生より麻衣さんにヒアリング
笹倉先生
それでは、よろしくお願いします。奥さんから旦那さんの気になる症状などはありますか?
ご夫婦だったら、ブライダルチェックはどうですか。これからお子さん作られるんですよね、きっと。
麻衣さん
はい。考えてます!
笹倉先生
それであれば奥さんはもちろん、旦那さんも、感染症の風疹・麻疹とか、ワクチンで予防できる病気は、やっておいた方がいいですね。
あといびきもあるんだ。
麻衣さん
今まではかかなかったんです、ここ最近いびきをかくようになって。
自分自身いびきを一度もかいたことがないと言っていたのに、「いびき昨日かいてたよ」と言ったら、びっくりしてて。
笹倉先生
副鼻腔に炎症が起きたのかもしれないですね。
意外に副鼻腔って虫歯とかからでも炎症が起こったりとか。
CT撮ればすぐ分かるので、パパッとやっちゃうのがいいかもしれないです。
これだけは見ておいてほしい項目はありますか?
麻衣さん
骨の強さ的なものは検診できますか? 手を付いただけでヒビが入っちゃったり。
私今まで人生で骨を折ったことがなくて、そんなに骨って簡単に折れるものなのですか?
笹倉先生
採血である程度のリスクは分かりますよ。
あと運動とカルシウムみたいなことをよく言われますけど、甲状腺の病気とか副甲状腺の病気とかも、ゼロじゃないので。
麻衣さん
あと、彼いつもお腹を下しているんですよ。
お肉食べたりとか、ものを食べたりしたらよく下すんですよ。
笹倉先生
一番確実なのはお尻から入れてやる大腸カメラですけど、その勇気はなかなか男性には起きなくて、これを機に受けていただくと良いと思います。
麻衣さん
うんうん、それは本当に早くやってほしい!
笹倉先生
今回JOYさんにプレゼントする検診内容としては、MRIとCT、お腹が弱いということだったので、胃カメラと大腸カメラですね。
イビキをかくのは、副鼻腔炎も考えられるからアレルギーの検査。
奥さんに移さないために感染症の風疹、麻疹も含めておいた方がいいところですけどね。
ほかに心配なことはありますか?
麻衣さん
大丈夫です。ありがとうございます。面白かった!
心を込めて選んだ検診メニューをプレゼント
JOYさんから麻衣さんへ、麻衣さんからJOYさんへ贈った検診の内容とは
TO:麻衣さん
✓
ホルモン検査
✓
子宮頸がん検診
✓
乳がん検診
✓
上部内視鏡検査(胃カメラ)
✓
血液検査
FROM:JOYさん
JOYさん
まず採血ですね。
ホルモン採血というのがあるらしく、やっぱり麻衣は貧血気味というのがあるから、それをクリアにするために受けてほしい。
あとは婦人科検診ですよね。
それと乳がんの検診はやっぱりやっといて、何かあったら早期発見は大事です。
麻衣さん
マンモグラフィって痛いんですよね。
痛くないやつもあるんでしたっけ?
山口先生
痛いのと痛くないのがありますよ。
麻衣さん
そうなんですか。あるんですね。
めちゃくちゃ痛いんだと思っていました。
JOYさん
潰したければ潰してもらって(笑)。どっちでも。
あとは胃カメラ。
山口先生
貧血気味とおっしゃっていたので、採血して実際に貧血症状があった場合にやればいいかなと思います。
TO:JOYさん
✓
MRI・CT
✓
アレルギー検査
✓
腹部超音波検査
✓
上部下部内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
✓
骨密度検査
✓
血液検査
FROM:麻衣さん
麻衣さん
6個あります!
JOYさん
えー、なんだろう。
麻衣さん
MRIとCTと、アレルギー検査。風疹麻疹抗体検査。
これ私にうつる可能性があるからというやつ。
それと腹部超音波検査。
JOYさん
それもしかしてオナラの話からいってる?
麻衣さん
いや、下痢。すぐお腹をこわしちゃって。
ABC検査、採血でリスク検査をして、もしここで引っ掛かったら胃カメラ・大腸カメラ、骨密度検査。以上。
JOYさん
ああ、確かに骨がね。
サッカーとかで、フィジカルコンタクトでやっているから、急にここ2年ぐらいで骨のヒビが増えてきて…
――お互いに検診メニューを選んでみた感想は?
JOYさん
聞いてみて、本当に検査した方がいいこと、気になるものばっかりだったので、全部やりたい検査ですね。
麻衣さん
普段、彼からきちんと検査を受けなさいと、常日頃言われているので、ちゃんとしなきゃなと思いました。
将来的には子どもも産みたいし。自分だけの身体じゃないので、きちんとやっていきたいと思います。
夫婦検診プレゼントを終えて
――世の夫婦のみなさんにメッセージをお願いします!
JOYさん
健康のことって大事だし、身体が動かなければ何もできないわけだから、僕は特に肺結核で一度死にかけているし、命の大切さとか早期発見というものの大事さみたいなものはその時に身に染みました。
やっぱりパートナーと末長く一緒にいたいと考えたら、すごく夫婦検診は大事なことだと思うんですよね。
毎年夫婦やカップルって誕生日や記念日があるので、その時にプレゼントを贈ったりすると思うんですけど、毎年何かそれ以外のイベント事として、検診をお互いプレゼントする事が、だんだんスタンダードになっていけばいいなと思います。
僕らもそういうのがなかったので、これを機に夫婦検診を毎年受けたいと思います。
それが世の中に広まればたくさんの人が長く健康でいられたり、命を救っていくきっかけになるんじゃないかなと思います。
麻衣さん
旦那さんは昔結核になったので、健康に対して敏感になってるんですけど、世の中的にはあんまり自分のことってよくわかってなかったり、このくらい大丈夫って思いがちだと思うんです。
一緒に生活しているから見える部分、ここ気になるなとか、この人のこういうところ心配だなとか、夫婦だとよく分かる部分だと思います。
そういうのをきちんと言葉に出して、夫婦検診で結果が見えると安心できますよね。
本当に旦那さんは私のことを心配してくれてたんだなって実感しました。
夫婦検診がスタンダードになったらすごい素敵だなと思います。
やってみてぜんぜん堅苦しい感じでもないし、気軽にふたりで検診に行けると思うので、もっとラフに考えてきちんと毎年夫婦検診を受けていきたいと思いました。
「Medical DOC」編集部より
JOYさんもわたなべ麻衣さんも「自分が思っていた以上に、相手は自分のことを考えてくれていた」とおっしゃっていたことが印象的でした。
夫婦の記念日に、お互いに感謝の意を伝えるとともに、パートナーの健康をより考えるきっかけとしてみるのはいかがでしょうか。
人間ドックであれば2~3万円、予防接種などは5千円から受診することができます。
また、自治体によっては妊娠可能な女性と同居している人たちに対して、ウイルス感染症の抗体検査を受けられる補助制度があるところも。
ご夫婦で受けるからこそ、互いの状態を客観的にみることでき、より健康的な生活を過ごすことができるでしょう。
“一番身近で一番やさしい”医療メディア「Medical DOC」
Medical DOCとは、500名以上の監修ドクターと作った、分かりやすくて信頼できる医療情報メディアです。
カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは簡単ではありません。Medical DOCは、カラダの悩みを抱える方へ「信頼できて」「わかりやすい」情報をお届けいたします。
ビジネスパーソンインタビュー
またスゴいことを始めた前澤さんに「スケールの大きい人になる方法」を聞いたら、重たい宿題を出されてしまいました
新R25編集部
【不満も希望もないから燃えられない…】“悟っちゃってる”Z世代の悩みに共感する箕輪厚介さんが「幸せになる3つの方法」を伝授してくれた
新R25編集部
「実家のお店がなくなるのは悲しい… 家業を継ぐか迷ってます」実家のスーパーを全国区にした大山皓生さんに相談したら、感動的なアドバイスをいただきました
新R25編集部
「俯瞰するって、むしろ大人ではない」“エンタメ鑑賞タスク化してる問題”に佐渡島庸平が一石
新R25編集部
社内にたった一人で“違和感”を口にできるか?「BPaaS」推進するkubell桐谷豪が語るコミットの本質
新R25編集部
【仕事なくなる?そんなにすごい?】“AIがずっとしっくりこない”悩みへのけんすうさんの回答が超ハラオチ
新R25編集部