

「結婚に縛られて、やりたいことができないのはイヤ」
「結婚するなら“楽しみグセ”がついてる人がいい」ゆうこすがはじめて明かす結婚観
新R25編集部
メルカリの新年企画「#はじメル」。気軽にいろいろなモノが購入できるフリマアプリ「メルカリ」で必要なものをGETして、何か新しいことを始めてみよう! というキャンペーンです。
今回、そんなメルカリと『新R25』とのコラボ企画で新しいことを“はじメル”のは、このインフルエンサーです。
【ゆうこす(菅本裕子)】1994年生まれ。2011年7月にHKT48に加入後、2012年8月にグループから卒業。2015年に「ミスiD2016」準グランプリを受賞。現在はモテるために生きてる「モテクリエイター」として、InstagramやYouTubeで紹介した商品が完売するなど、20代女性を中心にカリスマ的人気を誇る
ゆうこす(菅本裕子)。「モテるために生きてる」と公言する彼女は、YouTubeにメイク動画をアップしたり、本を出したり、スキンケアブランドをプロデュースしたりと、さまざまなことにチャレンジしつづけています。
正直、今さらチャレンジしたいことがあるんでしょうか。
お題を与えられたゆうこすは、Twitterでも募集をかけるなど、だいぶ悩んだ様子…。
そんなゆうこすから、何か新しいことを“はじメル”なら「ウェディングドレスを着てみたい」と連絡があったのは、1月上旬のある日のことでした。

天野
(モテクリエイターがウェディングドレスなんか着ちゃっていいのかな…?)
〈聞き手:天野俊吉(新R25編集部)〉
「結婚式のアルバムを読み聞かせされていて、ずっとドレスを着たいと思ってました」

天野
今回「ウェディングドレスを着てみたい」とのことですが、なぜそれにチャレンジしてみたいと思ったんでしょうか?

ゆうこす
私、子どものころから刷り込み(?)を受けてて。
小さいころ、普通だったら絵本を読み聞かせしてもらうと思うんですけど、うちはお母さんがうっとりしながら、結婚式のアルバムを読み聞かせしてくるんです。
お母さん、どういう教育をしてるんですか

天野
(結婚式のアルバムを読み聞かせ…?)
お母さんはどんな方なんですか?

ゆうこす
私の5倍ぐらいのぶりっこですね。お母さんも「モテクリエイター」です。クリエイターじゃないから「モテ主婦」か。
今47歳なんですけどファッションとかメイクとか手を抜かずにかわいくしてるし、いつも明るくてキラキラしてます。私のモテの師匠ですね。

天野
それで近隣のおじさま方を虜にしていると…

ゆうこす
そういうことじゃないです(笑)。
お母さん、縫製の学校を出てるので、ドレスは手作りしたらしいんですよね。だからすごく思い入れがあって、私に見せたかったんだと思います。
そのおかげで、私も「いつかはかわいいウェディングドレスを着てみたい」っていう願望がずっとあったんですよね!
ちなみにお母さん、マネージャーさんにもかわいいスタンプを送って「ぶりっこしている」とのことでした
やりたいことがあるのに結婚のせいでできなくなるのはイヤ

天野
ということは、やっぱりいわゆる“結婚願望”も強いんでしょうか?

ゆうこす
いや~、それがそうでもなくて…
モテクリエイターとして夢のないことを言っちゃうんですけど、「結婚したい!」とは特に思ってないというか…あんまりイメージできないんですよね。
言ってみれば、結婚って紙に書いて“契約”するだけじゃないですか。それが楽しいかどうかなんてわからないというか。
急に現実路線になるゆうこす

天野
なるほど…結婚自体には夢を抱いてないと。

ゆうこす
もちろんしたい気持ちがないわけじゃないですけど…「やりたいことがあるのに結婚のせいでできなくなる」っていうのがめちゃくちゃイヤなんですよ。
地元のお友だちとかに「家事・育児をやらなきゃいけないからやりたいことを諦めた」っていう子がけっこう多くて、見ててつらくなっちゃって。

天野
地元って…

ゆうこす
北九州です。
やっぱり地元に帰ると、大人から「ちゃんと家事をやらなきゃダメだ」とか言われるんですよね。今年のお正月に帰省したときもすごかったんですよ。

ゆうこす
「週に2回、家事代行サービス頼んでる」って言っただけで親戚のおじさんにクッソ怒られたんです。結婚したら、もっともっと怒られるのかなあと。
やりたいことをいろいろやるのもよく思われないみたいで、「YouTubeとか本とかいろいろやってます」って言ったら「軸を1個にしぼらんかい! 仕事は1個や!」って怒られて…(笑)
「ちゃんとした会社に就職せな!」っていまだに言われますからね…

天野
今のゆうこすに就職をすすめるのはヤバイ。

ゆうこす
もう説明がめんどくさくなって、とりあえず「すいません~」って言っときました(笑)。
人の感情には「クセ」がつく。“楽しみグセ”がついている人がいい

天野
ただ、たぶんそれって「どんなパートナーを選ぶか」によっても変わってきますよね。

ゆうこす
そうですね。私は、「楽しみグセがついてる人」がいいんですよ。
クセ…?

ゆうこす
人の感情って“クセがつく”と思っていて。いっつも笑ってる人って、何にでも笑えるクセがついてるみたいな。
SNSでいうと、YouTubeのコメント欄って、怒りグセがついてる人が多いんですよ。

天野
逆にインスタは怒ってる人があんまりいないイメージですね。

ゆうこす
まわりのカップルを見てて、すぐ別れたり離婚したりする2人って、「一緒に盛り上がるポイントが負の感情」なんですよ。
たとえば、飲み会で人の悪口言ったら盛り上がるじゃないですか。それはわかるんですけど、そのポイントがきっかけで付き合っちゃうと、「楽しみグセ」がつきにくい2人になっちゃうんですよね。
悪口とか怒りとか、負の感情で盛り上がって付き合うと、そのあともそういう感情がよく出てくるカップルになっちゃうので。まわりの人もイヤですよね。

天野
そういう意味で、まわりに“理想の夫婦”っていますか?

ゆうこす
今でいえば、「旦那観察日記」が盛り上がってるはあちゅうさん・しみけんさん夫婦ですかね。
はあちゅうさんといると、いっつもスマホで写真を撮ってるんですよ。
何でですか?ってきいたら「旦那さんがクイズがすごい好きだから、彼に問題出すために撮影してるんだよー」って言ってて。

天野
へえ~。しみけんさんクイズ好きですもんね。クイズ番組で優勝するくらい。

ゆうこす
しみけんさんに問題を出して、それで面白い答えとかリアクションが返ってきたら、それをはあちゅうさんが「旦那観察日記」で漫画にしてて。
そうやってお互いの好きなものが仕事になってるのがステキだな~と思いました。
結婚式でのろけたっていい。「メルカリ」で気軽にドレスを購入したっていい

天野
ちなみに、憧れの「結婚式」のイメージとかってありますか?

ゆうこす
去年、塩谷さん(塩谷舞。しおたん)の結婚式に招待してもらったんです。
それがめちゃくちゃ楽しくて!
お互いの活動や作品を発表しあってたんですよ。旦那さんがライブをやって、塩谷さんがピアノを弾いたり…。なんじゃーここ!っていうぐらいすごいカッコよかったです。
※塩谷さんは、フリーランスでアート関係の展覧会のキュレーションやメディア運営を行っています。パートナーは音楽家の方です

ゆうこす
結婚式ってよく「ご祝儀だけとられて、つまらなかった」みたいな話があるみたいですけど、もうそれの真逆でしたね。
「この金額でこんなものが見られていいの!?」みたいな。

天野
たしかにつまらない結婚式ってありますもんね…司会の人が決まりきった流れで進行するみたいな…

ゆうこす
私は、もし自分が結婚式やるとしたら、めちゃくちゃのろけたいです。相手の好きなところをみんなにたくさん話したい。
結婚式って、やることがいっぱいすぎてなんか大変そう…
でも、もっとシンプルに考えていいと思うんです。ほとんどの親戚や友だちは旦那さんとは初対面なわけですよね? だったら、「こんなステキなところがあります」って紹介をいっぱいするのが、結婚式の意味的にもいいんじゃないかなって。

天野
ゆうこすらしい発想。

ゆうこす
ドレスも、普通だったら試着って式場を決めて、予約して…いろいろ大変じゃないですか。あとはもちろん、結婚相手が決まってないのに試着に行くのも変ですし(笑)。
本番で着るときは緊張しちゃいそうだし…もっと気軽に着られたらいいのになっていう思いがあったので、今回『そうだ! 「メルカリ」で買ってみよう!』と思ったんです。気になったことは、まず軽い気持ちで「はじメル」ということで。
「メルカリ」でウェディングドレスなんてあるのかな…? と思いきや、さまざまなアイテムが出品されているよう
既存のフォーマット化した“結婚観”への疑問をまじえつつ、『ドレスだって、気軽に「メルカリ」で買っちゃっていいと思います!』と語ってくれたゆうこす。
このあと、満を持して購入したウェディングドレスを着用いたします!
ついにゆうこすが、ウェディングドレス姿を披露…!
ゆうこすドレス着用&ヘアメイク中…

天野
まだかな~…

ゆうこす
(着替え中の部屋から)わあ、お姫さまみたい!

天野
えっ!?

ゆうこす
お待たせしました! 着られました!

天野
こ、これは…!(かわいすぎてコメントが出てこない)

ゆうこす
自分でもめちゃくちゃかわいいと思います! これはうれしい~!
私、いつもポジティブでいるんですけど、ウエディングドレスってその気持ちをますます高めてくれて、女の子をすっごい輝かせてくれる魔法みたいなものなんですね…!
女性の体をキレイに見せるようにつくられてることにも気付きました! デコルテとか体のラインが本当にキレイに見える…
いやホントかわいすぎる…

天野
「メルカリ」で購入してみたというところについてはどうですか?

ゆうこす
ドレスってめっちゃ高いイメージでしたけど、3万円もしないで買えたので驚きましたね。
「どんなのが来るのかな…?」っていう不安は正直ちょっとあったんですけど、ドレスが超キレイでうれしかったです!
着てみたら売ってもいいかなって思ってましたけど、むしろ本番もこれでいいかも…? っていうぐらい(笑)。

ゆうこす
「メルカリ」で買って実際に着られたことで、いろいろわかったこともありましたね。
たとえばこのドレス、二の腕のレースがめっちゃかわいい…!んですけど、本番でもこういうの着たいな~とか。あとは、体のラインをもっともっときれいにしておきたいなって思いました!

ゆうこす
最近「幸せバトン」っていう考え方があるってことも聞いて。
「誰かが結婚式で一度使用したものには“幸せのご利益”があるから、そのアイテムをバトンみたいにつないでいく」ってことらしいんですけど、ステキですよね!

天野
いや~~~すばらしい。もう現世は満足というレベルでいいものが見られました。
ちなみに聞きたいんですけど、「モテクリエイター」として、ウェディングドレス姿なんて披露しちゃって大丈夫なんですかね…?

ゆうこす
大丈夫です。私のファンは“やりたいことをやるゆうこす”を応援してくれるので!

天野
そうなのか…もしゆうこすが結婚したら、「モテクリエイター」としての活動はどうなっちゃうんでしょうか?

ゆうこす
どうもならないですよ!結婚しようがしまいが、ゆうこは「一生モテたい」だけですから。

ゆうこす
もし奥さんになったら、「結婚してるからこそできるモテ」を追求したいなって思います。環境が変わったら、またできることが変わると思うんですよね。
これ、考えてることがうちのお母さんといっしょですね(笑)。
ちなみにモテの師匠、ゆうこすママに写真を送ったところすぐに「私も着たい!」と返信が来たとのこと
どんな環境でも、“やりたいこと”に素直に生きるというゆうこす。
あなたにももし“やりたいけど躊躇している”というコトがあるなら、フリマアプリ「メルカリ」を使って、ゆうこすのように気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
もし続かなくても、三日坊主でも、メルカリで売ればいい。なにごとも、まずは“はじメル”ことが大事です。
〈取材・文=天野俊吉(@amanop)/撮影=新R25編集部ほか〉

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