ビジネスパーソンインタビュー
ロックのカリスマが全国ツアーを開催!
「俺はいいけど、矢沢がなんていうかな」若者をも魅了するカリスマ・矢沢永吉の言動
新R25編集部
ロックのカリスマ矢沢永吉が今年69(ロック)歳を迎え、9月には全国ツアー「STAY ROCK」を開催するという。矢沢永吉といえば、彼を心酔する熱烈なファンが多いことでも有名で、その信者は芸能界にも少なくない。
AbemaTVで放送された特別番組「矢沢永吉 STAY ROCK NIGHT presented by サントリー ザ・プレミアム・モルツ」では、HIP HOPアーティストのAK-69、プロインタビュアーの吉田豪、お笑い芸人・アルコ&ピースの平子祐希、タレントの岸明日香の4人がトークを展開。今回はその一部を紹介したい!
「俺はいいけど、矢沢が何ていうかな?」伝説の矢沢語録の数々
AK-69
永ちゃんの名言の中で「俺はいいけど、矢沢が何ていうかな?」っていうのがあって、アレすごくわかるんですよ。
ライブの演出とかで、アーティストとしてはこだわりたいけど、予算的に抑えないといけない場面なんかに、「俺はいいけど、AK的には…」とか言っちゃう。
岸明日香
私はネットで見たんですけど、「お前がどんだけ良い大学入って、どんだけ良い会社に就職しても、お前が一生かかって稼ぐ額は、矢沢の2秒」みたいな名言があって(笑)。
AK-69
俺も歌の中で「今夜の会計はお前の年収分くらいだ、だまっとけ」みたいのがあるんすけど、さすがに一生分の賃金を2秒だとは言えないっすね…
吉田豪
僕が聞いたのは、矢沢永吉がラーメン屋に来て「$(ドル)、ダメ?」って。で、「釣りはいらない」ってドルで払ったって。
これ、本人に確認したら嘘じゃなかった(笑)。
平子祐希
ホテルかどこかで、ガラスの扉に気づかずにそのまま通ろうとして激突したときに、ガラスに向かって「フェアじゃないね」って言ったって聞いたことがあります(笑)。
絶対的なカリスマとしての名言と、独特の言い回しと感性による“迷言”。ファンはそんなギャップに惚れるのかも。
犬用の首輪にロンパース… タオルだけじゃない“矢沢グッズ”のラインナップ
吉田豪
矢沢さんはグッズもすごい。矢沢グッズが特徴的なのは、あんまり他のアーティストが作らないものを作っているところ。
実は犬グッズもあるんですよ。小型犬のリードや首輪とか。
岸明日香
ワンちゃん飼ってるからほしい!
吉田豪
あとはゴルフボール、赤ちゃん用のロンパースに鍋つかみ。
AK-69
ひとつも自分のグッズのラインナップと被っているものがないですよ(笑)。
岸明日香
赤ちゃんって、矢沢さんのイメージと繋がりにくいですね。
吉田豪
でも、子ども用のグッズは多いんですよ。
僕も友だちの子どもにプレゼントしたことがあります。
平子祐希
確かに、矢沢さんのファンって、今や親子2代、3代になってますもんね。
AK-69
ファンのライフスタイルを考えてる感じが伝わってきますよね。
普通のアーティストなら考えもつかないようなグッズを作ることで、ファンを飽きさせない矢沢。日常生活のさまざまなシーンに入り込むことが、カリスマ性の秘訣!?
カリスマの真髄が発揮されるのはコレ。矢沢はやっぱりライブが一番すごい
AK-69
自分はライブの演出に採算度外視でお金をかけるタイプなんですが、初めて矢沢さんのライブを見に行ったとき、ライブハウスのようなソリッドな空間に衝撃を受けたんですよね。
ああ…これがアーティスト力か、と。矢沢がそこにいればそれでいい、みたいな。
吉田豪
ここ10年くらいは原点回帰モードなんですよね。
これまでは海外のミュージシャンを参考に、最先端のいろんな演出をしてたけど、ある日「あれ? 矢沢が先頭を走ってきたけど、誰もついてきてないぞ」って気づいた、と。
AK-69
俺は、有名なファンのタオル投げをライブ中に見て、「これでいくら儲かってんのかな?」って思いましたね。
平子祐希
今治のタオルよりも売れてる可能性ありますからね、矢沢タオル。
AK-69
自分はアーティスト兼事務所の社長という立場ですけど、その目線で矢沢さんを見て思うのは、経営なんかの細かい裏側のことにも目が届いてこそ、表の矢沢永吉があるんだということ。
そこもすごく尊敬できるんですよね。
吉田氏いわく「世の中には“矢沢永吉を好きな人”と“矢沢永吉を知らない人”の2種類しか存在しない」という。69歳となった今なお、老若男女を魅了しつづける矢沢永吉。
「矢沢永吉STAY ROCK NIGHT」は、矢沢自らが語る「矢沢永吉」についてのインタビューも収録。人を惹きつけるためのヒントを詰めこんだ、矢沢ファン以外も必見の番組だ!
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