

最近よく見かけるけど…
加熱式たばこと電子たばこの違いって何? 最近種類が多すぎる「次世代たばこ」を整理
新R25編集部
最近、街やオフィスの喫煙エリアでは、紙巻たばこ以外のガジェットを見かける機会が増えたと感じている人、いませんか?種類がいろいろあるらしいけど、一体どう違うの?
最近ブームとなっている「次世代たばこ」について、その違いをまとめてみた。
大きく分けて「電子たばこ」と「加熱式たばこ」の2種類がある。その違いって?
まずは、最近よく耳にする「電子たばこ」と「加熱式たばこ」の整理から。そもそも両者が普通のたばこと決定的に違うのは、吸い込むのが“水蒸気”であり、“煙”ではないということ。たばこの葉っぱを燃やすことで発生する強いニオイがないことや、有害物質が発生しないことが現代的だといえる。
さらにVAPEなどの「電子たばこ」は、そもそもたばこ葉を使用しない。「リキッド」といわれる液体を熱することで発生する水蒸気を吸い込み、その香りを楽しむものだ。
一方、iQOSに代表される「加熱式たばこ」はたばこ葉を使用。加熱して水蒸気を吸うというものなので、より通常のたばこに近い味わいだという。
ニコチンが発生しない「電子たばこ」。甘いフレーバーやメンソールなど幅広さがある
では「電子たばこ」って具体的にどういうもの? というと、主に2タイプのガジェットがある。ボックスタイプとペンタイプだ。
ボックスタイプは、主に電力の強さ(熱する温度)を調節して水蒸気の量を調節できるものが多い一方、やや重量感もある。ペンタイプは、持ち運びやすい一方、水蒸気の量は調節できないタイプが多い。さらにそれぞれ、バッテリー一体型と交換型、リキッドを入れるタンクがガラス製か樹脂製かなど、細かく分けられ、多種多様なタイプが展開されている。
フレーバーを決めるリキッドは、甘いものから強メンソールまで種類豊富にそろう。電子たばこ専門店の店員いわく、どのガジェットを選んでも共通に利用できるが、水蒸気の量(熱する温度)によってフレーバーも微妙に変わってくるそうで、さらに自分好みに複数のリキッドを調合する…なんて上級者の楽しみ方もあるらしい。
とはいえ、これらのフレーバーは、いわゆる「たばこ」とは別物。「たばこ葉」も使っていないので、喫煙者にはやや物足りない面がありそう。
“たばこ感”がある「加熱式たばこ」は、シーンごとの使い分けを意識しよう
一方、「加熱式たばこ」といわれるガジェットは現在、「iQOS」「glo」「プルームテック」の3種類が発売されている。「iQOS」と「glo」が、たばこ葉を直接高温で熱し、発生する水蒸気を吸い込む仕様であるのに対し、「プルームテック」は「電子たばこ」のようにリキッドを熱して発生した水蒸気を「たばこ葉」の入ったカプセルを通して吸う仕様。
前者(「iQOS」や「glo」)は比較的紙巻きたばこに近い喫味を感じられる一方、「たばこ」に近い独特のニオイが強いという難点も指摘されている。
後者(「プルームテック」)は、独自の低温加熱方式が採用されており、水蒸気が少なく、何より、気になる「ニオイ」が少ないのが特徴だ。非喫煙者への配慮が必要なシーンも多い最近では、有効に使えそう。
こうまとめてみると、やっぱりさまざまなタイプがあることがわかった「次世代たばこ」。自分が使うなら、「シチュエーション」や「求める味わい」などによって、セレクトしていくのがよさそうだ!
〈取材・文=新R25編集部〉

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