ビジネスパーソンインタビュー

“知ってる”人が得をする時代。澤円が「プログラミングを学ぶのはメリットしかない」と断言するワケ

ドラッカーも証言した“最も効果的な学び方”とは?

“知ってる”人が得をする時代。澤円が「プログラミングを学ぶのはメリットしかない」と断言するワケ

新R25編集部

Sponsored by GMOメディア株式会社

2021/12/27

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成長したいビジネスパーソンの必携スキルとして、たびたび話題に挙がる「プログラミング」。

プログラミングスクールも急速に増え、こんなサイトもローンチされているそう。

コエテコキャンパス」。GMOメディアが運営する、国内最大級のプログラミングスクール・Webデザインスクール検索サイトです。

よくある「プログラミングスクール」ではなく、「自分に合ったプログラミングスクールを見つけるための検索サイト」なのですが、筆者の脳内には素朴な疑問が…。

「そもそもエンジニアでもないのに、プログラミングを学んでなんの役に立つの…!?」

そこで今回お呼びしたのが、未経験から文系出身のプログラマーとしてキャリアをスタートさせ、現在では“元マイクロソフト業務執行役員”“プレゼンの神”という肩書きを持つ澤円さん。

澤さんは、プログラミングを学んだことでどんなメリットを実感したのでしょうか?

一般ビジネスパーソンに向けて「プログラミングを学ぶメリット」をプレゼンしていただきつつ、プログラミングスクールを最大活用する方法についても教えてもらいました。

【澤円(さわ・まどか)】生命保険のIT子会社勤務を経て、1997年、マイクロソフト株式会社(現・日本マイクロソフト株式会社)に転職。2017年、株式会社「圓窓」を設立。琉球大学・武蔵野大学客員教授。プレゼンテーションに関する講演を多数行い「プレゼンの神」とも呼ばれている。著書に『マイクロソフト伝説マネジャーの世界No.1プレゼン術』(ダイヤモンド社)、『未来を創るプレゼン』(プレジデント社)

「プログラミングを学ぶと、世の中の仕組みが理解できるようになります」

石川

今日のテーマは「プログラミングを学ぶメリット」です。

最近はプログラミングスキルの習得が、ビジネスパーソンの間でちょっとしたブームみたいになってますよね。

澤さん

そうですね。ボク自身も、プログラミングを学ぶことは得しかないと思いますよ。

石川

素朴な疑問なんですが…プログラミングとはなんの関係もない仕事をしている人でも、プログラミングを学ぶメリットはあるんでしょうか?

澤さん

むしろメリットしかないですね。

プログラミングがわかると「世の中の仕組みが説明できる」ようになって、問題解決能力が飛躍的に上がるんです。

澤さん

プログラミングというのは簡単にいうと、機械に動きを指示するための“構文”で成り立っています。

たとえば「自動ドア」。あれも「If:人が目の前に立ったら」「then:扉が開く」という構文で動いてるんですよ。

石川

ほう…

澤さん

で、自動ドアを改善するためには、この構文に沿ってアイデアを出していけばいいわけです。

たとえば「If:●●さんが目の前に立ったら」「then:扉が開く」というように特定の人だけを受け入れることもできるし、「If:ゾウが目の前に立ったら」「then:扉は閉じたまま」というように、人と動物を区別することもできますよね。

わかりやすい例えだけど、急にゾウが通ったのでちょっと笑ってしまいました

澤さん

この考え方がわかると、いろんな物事を“条件文”で捉えられるようになります。

困ったことがあっても、「今の困った状態はこういう条件で起こってるから、このパラメーター(変数)を入れ替えたら解決できないかな?」というふうに、解決の糸口が見つけやすくなるんですよ。

石川

なるほど。 私は課題にぶつかると、自分の手に負えるかわからず思考停止してしまいがちなんですが…そういうときにプログラミング的思考がヒントになるのか。

澤さん

まさに! 世の中には「コントロールできること」と「できないこと」があって。

さらに、「重要」か「重要じゃない」かっていう4象限で分別できるんですよ。こんな感じで。

澤さん

このなかで、一番右上の「コントロールできて、重要なこと」に時間をかけるのが一番ハッピーなんですけど…

プログラミングを学んで世の中の仕組みを説明できるようになると、自分がコントロールできる要素を見つける能力が高まっていくんですよ。

石川

なるほど! それができるようになれば、今の悩みはだいぶ解決されそうな気が…

澤さん

でしょ? 一見コントロールできないと思っている要素からも、手を加えられるところを見つけられるようになるし、コントロールできないものは潔く諦められるようになる。

これはボク自身がプログラミングをイチから学んで実感した“思考の進歩”でしたね。

元“文系出身プログラマー”の澤円に聞く、プログラミングスクールを最大活用する方法

石川

ちなみに、最近はプログラミングスクールもどんどん増えてきてますが…

澤さんは、プログラミングスクールについてはどう思いますか?

澤さん

未知のものを学ぶ“取っかかり”として、スクールはすごく有益だと思いますよ。

たとえば石川さんが「さぁ今から料理を作ってください!」って言われたらどうします?

石川

えっ…?な、何を作れと? って思いますね…

澤さん

ですよね(笑)。何を作ればいいのか、材料はなんなのか、何人分必要なのか…その辺が分からないと、結局何もできないじゃないですか。

プログラミングも一緒。「さぁプログラミングを覚えるぞ」って言っても、言語もできることもワンサカあるわけで。

石川

たしかに。

澤さん

その点プログラミングスクールは、何から始めればいいのかを整理してくれて、体系的に学べる環境も提供してくれるので、“取っかかり”としては最適ですよね。

澤さん

ただ注意したいのは、プログラミングを学んだからといって自動的にチャンスが降ってくるわけじゃないってこと。

身につけたスキルを活かせるかどうか、スクールでかけたコストを回収できるかどうかは、“学ぶ姿勢”次第で変わってくると思います。

石川

具体的にはどうやって学ぶのがいいんでしょうか?

澤さん

大きく分けて2つあります。

プログラミングの効果的な学び方①:「世の中をどう良くしたいのか」を考える

澤さん

まずひとつは、プログラミングはあくまで「手段」だと自覚すること。

もちろん、手段としてもずいぶん強い武器にはなるんだけど…どうせやるなら、「なんのために学ぶのか」まで具体化しておいたほうがいい。

石川

手段だけでなく「目的」まで見たほうがいいと。

澤さん

そう! 目的を考えるときは「プログラミングで世の中をどうよくしたいのか」をイメージすると、一気に面白くなると思うんですよね。

石川

世の中をどうよくしたいか…パッと答えを出すのは難しそうな気がします。

澤さん

そんなに考えすぎる必要はなくて、「こんな世の中になったら楽しいな〜」くらいでいいんですよ。

たとえば「自分が好きなエンタメをもっと盛り上げたい」とか「美味しいご飯をもっと楽しめる世の中にしたい」とか。

そうすると、興味のある業界がなんとなく見えてきますよね。

澤さん

プログラミングスクールって、転職支援をしてくれるところも多いじゃないですか。

そういうときにある程度「やりたいこと」とか「行きたい業界」が見えてると、チャンスが見つかる可能性も高まるし、プログラミングを長期的に楽しめるようになるかなと。

プログラミングの効果的な学び方②:「人に教える」つもりで学ぶ

澤さん

もうひとつ、これはボクの持論なんだけど…

「教わってできるようになる」だけだと、到達点が低いかなと思ってて。

「誰かに教えられるようになるために教わる・覚える」っていうのが、学びにおいてはすごく重要だと思うんですよね

「ピーター・ドラッカーも言ってますよ。『学ぶために最も効果的な方法は人に教えることだ』って」

石川

“教えられるレベル”まで到達するためにはどうすればいいんでしょうか?

澤さん

一言で言うと、たくさん失敗すること。効率を求めすぎないほうがいいと思います。

たとえばボクはスキーの正指導員の資格を持ってるんだけど、そこまでに20年かかってるんです。たぶん、上手い人は数年で取れると思うんだけど。

石川

おぉ…それはたしかに「効率がいい」とは言えないかも…

澤さん

でも、それだけ時間をかけたおかげで、教えるのはめちゃくちゃうまくなったんですよ。

人より圧倒的に失敗の数が多いから、「なんで初心者がここでコケちゃうのか」を全部言語化できるんですよね。

石川

なるほど…! 最初から上手い人だと、なんでコケるのかわかんないですもんね。

澤さん

そうそう。プログラミングも同じで、「誰かに教える」前提で学ぶといろんな材料が必要なことに気づくんですよ。

講師の話を聞くだけじゃなくて、自分でいろいろ試してたくさん失敗したほうがいいし、本も読んだほうがいいかもしれないし。

「最短で学ぶ」みたいな効率を目指すより、「誰かに教える」前提でじっくり向き合ったほうが、身に付く知識の質が大幅に上がると思います

自分に合ったプログラミングスクールが見つかる「コエテコキャンパス」のすごいところ

石川

プログラミングスクールにまつわる問題がもうひとつ…「自分に合ったスクールの選び方がわからない」というのがありますよね。

澤さん

あ〜、たしかに。学べる機会が増えてるのはいいことですけど、これだけスクールが増えてると迷うのもわかります。

石川

そこで役立つのが国内最大級のプログラミングスクール・Webデザインスクール検索サイト「コエテコキャンパスなんだそうです。

石川

扱っているスクールは90校以上、コースは360個以上とかなり幅広く、自分に合ったスクールが探せると評判だそうでして。

ひとつめの特長が、検索条件が豊富なこと。通学スタイルやスクールの所在地だけでなく、学べる言語やフォロー体制など、かなり細かい条件まで指定して絞り込めるらしいんですよ。

石川

また、受講者のリアルな声が見られるのも特長。こんな感じで、実際にスクールに通ったユーザーの口コミがたくさん集まっています。

石川

さらに、コエテコキャンパス編集部がユーザーに直接インタビューした記事もあります

実際に入学しないとわからない「カリキュラムの内容」や「学習の流れ」まで深堀りされているうえに、通ったからこそわかるデメリットまで“暴露”されています(笑)。

現実的に転職は難しい」とか、「受け身の姿勢の人にはしんどいかも」とか、かなりリアルな内容が書いてあるので…ただ公式サイトを見るよりも、比較検討がしやすくなっていると。

澤さん

へぇ〜。ちゃんと取材までやってるんですね。

石川

というのが「コエテコキャンパス」の特長なんですが…プログラミング経験者の澤さんから見て実際どうでしょう?

ここがいいなと思うポイントはありましたか?

澤さん

検索条件が細かく指定できるのがすごくいいなと思います

これってただ「好きな条件で検索できる」ってだけじゃなくて、自分では思い浮かばない“目的”を教えてくれる効果もあると思うんですよ。

たとえば「副業案件紹介」っていう項目を見て「なるほど、副業からスタートしてみるのもアリなのか」って気づくとか。

石川

たしかに! 目的の解像度が上がりそうです。

澤さん

「プログラミングはハードルが高い」って思ってる人は、まずはこういうサイトをのぞいてみるといいと思いますよ。

シンプルなサイトだから心折れることはないだろうし、自分が学んでいる様子もイメージしやすくなりますしね

「マンツーマン授業があるなら、初心者でもなんとかなりそうだな」とか「働きながら学べるなら挫折しづらそうだな」とか。

澤さん

テクノロジーはもはや、電気や水道と変わらない“インフラ”になりつつありますからね。

プログラミングにおいても、「全く知らない人」と「ちょっとでも知っている人」の差は非常に大きいと思います。

石川

もう、「選ばれた人だけが知ってればいい知識」ではなくなってきているんですね…!

澤さん

まさに。「ちょっとでも知っている人」がどんどん得をする世の中になっていくので、今のうちから手をつけておいて損はありません。

ちょっとでも興味がある人は、コエテコを一度のぞいてみたらキャリアイメージが変わるかもしれませんよ。

プログラミングを学んで身につくのは、ただの「スキル」だけじゃない。

課題にぶつかっても動揺しない「思考の進化」まで実感できるのが、プログラミングの人気の秘密なのかもしれません…!

私もまずは「コエテコキャンパス」をサーフィンしながら、プログラミングを学んでいる自分をイメージしてモチベーションを高めてみようと思います。

〈取材・文=石川みく(@newfang298)/編集=サノトモキ(@mlby_sns)〉

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