「挑戦者は全員ビビりっすね」

「不安がないなら、それは挑戦とは呼ばない」YouTuber・ジョーが語ったチャレンジ論

仕事
不安がないなら、それは“挑戦”とは呼ばないんです

そう語ったのは、登録者100万人を超える人気YouTubeチャンネル「ジョーブログ」を運営するジョー。新R25の連載「自分メディアのつくりかた」第1回にも登場し、ボクらに“発信する勇気”を与えてくれた。

そんな彼が、ザ・リッツ・カールトン東京で開催された「Happyフェス」で“チャレンジ”をテーマに講演を行った。壇上でも自然体だった彼の言葉の中には、心を打つメッセージや学びがあったので、今回特別にその一部を紹介したい。

「自信を持って言えるんですけど、挑戦者は全員ビビりっすね」

ジョーを代表する「南米大陸縦断」(YouTube)や、「亀田興毅に買ったら1000万円」(AbemaTV)などの企画は、常に危険と隣り合わせ。命がけで挑戦することは、彼のコンテンツに欠かせないものとなっている。

そんな彼は、ジョー君は怖くないんですか」「スラム街に行くなんて、不安は感じないんですかといった質問をよくされるようだ。

「僕はそれに対して自信を持って言えるんですけど、挑戦者は全員ビビりっすね。でもビビッてやめるか、ビビってもやるか、その違いなんですよ。不安は絶対みんな感じるので、その不安を受け止めたうえで、動くかどうか。もうバンジージャンプみたいなもんやと思ってます。飛んでみたら達成感ありますし、失敗したとしても、その失敗したことが勉強材料なんです」

「不安がないなら、それは“挑戦”とは呼ばないんです」

挑戦することに、不安はもちろん感じる。ただそもそも、「不安を感じること」自体が彼の挑戦において重要なのだそうだ。その理由とは?

初めから簡単にできるって分かってることって僕は“挑戦”とは呼ばないんです。例えば、『はじめてのおつかい』ってあるじゃないですか。あれって子供たちがやったことないおつかいに行って、怖さや不安とかを感じながら一歩一歩頑張って進んでいく姿に、人は感動するんですよね。あれを50歳くらいのおっちゃんが『ちょっと買い物に行くねん』みたいにやっても、全然感動しないじゃないですか。だからやっぱり挑戦っていうのは、『できるかどうかわからない不安があるもの』。不安がないなら、それは挑戦とは呼ばないですね」

「自分のことを好きになったほうが、人生は絶対楽しいっすよ」

また、講演後の質問タイムでは、ある女性が「肌がきれいですね」とひと言。それに対してジョーは、こう力強く答えた。

そうなんですよ、よく言われます! 自分でいうのもあれなんすけど、僕ナルシストなんですよね。めちゃめちゃ自分のことかっこええと思ってて、『モテるやろ?』って聞かれたら、いつも『モテるモテる』って返してます。そもそも、(世の中に)自分のことを嫌いな人が多すぎるんですよね。自分のことをめちゃくちゃ好きになったほうが、人生は絶対楽しいっすよ

「自分のことを好きになるべき」という言葉はよく聞くが、そう簡単にできることではないような気もするが…。

「じゃあ、どうやったら(自分を)好きになれるのか、ですよね。僕はそのために挑戦する必要があったんですよ」

自分を好きになるために挑戦する、とは!?

「僕は亀田興毅さんと戦うとき、負けることよりも挑戦せえへんことのほうが怖いなって思ったんです。その結果ダメやったら自分はダメやということじゃなくて、挑戦すること自体が大事。『チャレンジできたら自分最強や』って思うようにしたんです。それが積み重なると、だんだん自信を持てていく。僕はもともと自信なかったんですけど、今はもうマックスにあります。新しいことに挑戦するときに不安とかはありますけど、挑戦の連続で僕は自分を信じられるようになりましたし、自分を好きになれました
挑戦するときに不安を感じるのは当たり前。そして、勇気を出して挑戦することが自分を好きになることにつながっていく。僕らの背中を押してくれたジョーの言葉を心に刻んでおきたい。
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〈取材・文・撮影=福田啄也(新R25編集部)〉
Happyフェス 女性の幸せをあらゆる角度からサポートします

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今回ジョーが登壇した「Happyフェス」は、女性の幸せをあらゆる角度からサポートするイベント。第1回は「愛」「健康」「ビューティ」「お金」「開運」をテーマに、トークショーをはじめお買い物や癒やし体験ができるブースコーナー、スペシャルプレゼント、カクテルパーティを展開。今後も開催を予定している。