薬物依存は視聴率をとるためのアイテムじゃない

視聴率狙いの言葉で、いったい誰が救えんねん!「薬物依存を取り上げる報道」にモノ申す!

社会・政治by 新R25編集部

コンテンツ提供:ワラしがみ

メディアのみなさん、薬物使用に関する報道の仕方、それでええんか

あの有名タレントが薬物依存症だった! まさかの転落!」みたいな感じでスキャンダラスにあつかったり、「いい人だと思ってたのに、がっかりした!」的な人格否定やバッシングをしたり、そのやり方だとたしかに世間の関心を集めて、視聴率はとりやすいと思う!

でも、メディアがスキャンダラスに報道することで「薬物に依存している人は叩いていいんだ」という空気が作られ、依存症患者は世間にバレてバッシングされることを恐れ、依存症であることを隠すために医療機関に足を運ばず、より回復から遠ざかる

また、すでに依存症の治療に取り組んでいる方々にもバッシングが向けられ、余計な負担になってしまう!

そんな報道ではあかんと思う

今のメディアに足りないのは、「依存症への誤解を解こう」「回復のための手立て、道筋を広めよう」という視点や!

まず大前提として押さえておきたいのは、依存症は脳のブレーキに当たる部分が壊れてしまう、れっきとした病気なんや

だから自分の意志でどうにかできるという問題ではなく、専門の機関で治療せな絶対によくならへん!

依存症の方はアクセルペダル踏んだら戻らなくなる壊れた車に乗ってるようなもんやねん!

その人に必要なのは、「そこの曲がった先にある修理工場で直せるぞー!」っていう具体的な直す手段と、「この人はスピードを出したくて出しているんじゃないです。車が壊れているんです!」って誤解を解いてもらうこと。

ほんで、これ読んでるあなた!

あなたの車が同じようなことになっても、同じく「修理工場行きやー!」って、まわりで見ている人が「もし自分の身にふりかかったときに、どうしたらいいか?」ということがわかる情報まで周知できたら最高や!

でも、今のメディアは「うわー!ヤバい! ヤバい! 止まらん! 止まらん!」ってパニクっている人の隣で、「みなさーん! この人こんなスピード出してるヤバい人ですー!」って言って、「あんなことする人どう思います?」ってわざわざ町の声を拾いにいって、「ガッカリしました」「いい人だと思っていたのに」みたいなバッシングの言葉をかき集めてんねん。

視聴率をとれるか知らんけど、その言葉でいったい誰が救えんねん

薬物依存の方はあんたらが手軽に視聴率をとるためのアイテムとちゃうぞ!!

それでも視聴率とりたいからーって言って、依存症の誤解を助長し、依存症の方の治療の妨げになるような報道を続けるんやったら、もうあんたらのほうが視聴率依存症や

いや、薬物に手を染めたやつが悪いだろ!」って人もおると思う。

もちろん、薬物使用は違法や! 絶対にあかん! でもその罪に対して、メディアや世間が罰を与えなくても大丈夫や!司法が裁くから。

最後になるけど、依存症は薬物だけに限らず、アルコールやギャンブルなどいろんな種類がある。ほんのちょっとしたささいなことがきっかけで、いつでも誰でもなる可能性があるんや。

自分、もしくは自分の大切な人がなったとしたらってリアルに考えてみたら、叩き潰す社会より、立ち直れる社会のほうがええんとちゃうか?

動画はこちら

出典Youtube

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