「ナンパの定説」の真偽をたしかめてきた
【初心者向け】繁華街はNG。ナンパが成功 しやすい場所や声かけのコツを出会いのプロが解説！
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数ある出会い方でも特にコミュニケーション能力が必要とされる「ナンパ」。
正直とても自分にはできそうもないけど、ナンパのノウハウを知ることで、異性とのコミュニケーションについて大事なことが学べるかもしれない。
そう思った僕は、早速ネットでナンパのやり方についてリサーチ。しかし、膨大な情報や定説があり、かえって混乱するハメに…。
こんなときは、新R25の“恋愛駆け込み寺”、鈴木リュウさんに相談するしかない！
ナンパの定説の真偽をたしかめる形で、ナンパが成功しやすい場所や声かけのコツなどを教えてもらってきました。
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【鈴木リュウ（すずき・りゅう）】30代の恋愛コンサルタント。彼女できない、結婚できない男性にモテるノウハウをさまざまなメディアで提供している。26歳まで理系アイドルオタクだったが、一念発起し、モテる男のノウハウを独学で身につける。婚活パーティ、合コンには3年で150回以上参加し、マッチングアプリで出会った女性は150人以上。ナンパ歴7年でデートした女性の数は100人超。現在は婚活男子向けに非公開の恋愛セミナーを開いている
“出会いのプロ”3人が人気マッチングアプリ10個をランキング化！ 各アプリの攻略法も伝授｜新R25
もはや出会う方法として定番になっているマッチングアプリ。たくさんあってどれを選べばいいのかわからない…という人のため、“出会いのプロ”におすすめアプリと攻略法を聞きました。
目次
1
マッチングアプリのほうが効率いいのでは？ ナンパのメリットって何？
2ナンパの定説の真偽をチェック！（事前準備編）
【定説】ナンパをするときは、無難でシンプルな服装がベスト
【定説】初心者は2人でナンパをするべき
3ナンパの定説の真偽をチェック！（場所編）
【定説】初心者にオススメのナンパスポットは渋谷や新宿など、人通りが多い場所
おすすめの場所① サバイバルゲームのフィールド
おすすめの場所② 空港
おすすめの場所③ 表参道
4ナンパの定説の真偽をチェック！（声かけ編）
【定説】第 一声は「こんにちは」などのあいさつがべスト
【定説】「この辺で、ペンギン見ませんでしたか？」というフレーズは食いつきがいい
【定説】道を尋ねれば反応してくれる確率が高いので、会話に入りやすい
声かけのポイントは答えやすい質問をすること
5ナンパの定説の真偽をチェック！（会話編）
【定説】会話で笑いを取れるフレーズを用意しておくべき
場を盛り上げるには、年齢別に最適な話題を選ぶのがカンタン
ただ会話を盛り上げるだけだと、友だちになってしまう
【定説】会話中に、女性の容姿をほめるといい
【定説】会話が盛り上がったら「連絡先を教えて！」と切り出す
連絡先を交換した直後にやりがちなミス
6最低限のマナーを守れなければ、女性に声をかける資格はない
7出会いを求めている方はこちらの記事もどうぞ
鈴木さんの関連リンク
マッチングアプリのほうが効率いいのでは？ ナンパのメリットって何？
川西
近年ではマッチングアプリが流行ってますよね。正直、あれのほうがナンパより効率いい気がするんですが…
鈴木さん
もちろんマッチングアプリが効率いい手段のひとつであることは間違いありません。自分の好みの異性を検索したり、やりとりで雰囲気をつかんでから会ったりできますし。
ただ、この検索機能の明らかなデメリットもあるんです。
ただ、この検索機能の明らかなデメリットもあるんです。
川西
好みの人を探せることの何が悪いんですか？
鈴木さん
年齢です。
日本は十進法の認識が強いので、人として極端な差があるわけではないのに、アプリ上だと29歳と30歳で異常に区別されてしまうんですよね。特に20代女性からすると「30歳を超えると、ちょっとね…」という。
だからマッチングアプリは20代の人が使うのには良い手段ですが、それ以上になると途端に不利になるんです。
日本は十進法の認識が強いので、人として極端な差があるわけではないのに、アプリ上だと29歳と30歳で異常に区別されてしまうんですよね。特に20代女性からすると「30歳を超えると、ちょっとね…」という。
だからマッチングアプリは20代の人が使うのには良い手段ですが、それ以上になると途端に不利になるんです。
川西
それは盲点でした…
鈴木さん
このほかにも地域や年収なども、不本意なフィルタリングになりえます。たとえば、1歩先が東京でも厳密には埼玉在住だから検索対象から外れる、みたいな（笑）。
一方で、ナンパはそういったフィルタリングがないため、その場のコミュニケーションがすべて。余計な情報を省いてアリ/ナシを判断してもらえる点がナンパの最大のメリットでしょうね。
一方で、ナンパはそういったフィルタリングがないため、その場のコミュニケーションがすべて。余計な情報を省いてアリ/ナシを判断してもらえる点がナンパの最大のメリットでしょうね。
川西
なるほど！ そのデメリットは、男性が女性を探す際にも適用される話かもしれませんね。
逆に言えば、ナンパは実際に会って判断できるメリットは大きそうです。
逆に言えば、ナンパは実際に会って判断できるメリットは大きそうです。
ナンパの定説の真偽をチェック！（事前準備編）
川西
ナンパの意外なメリットがわかったところで、実際にどう実行すればいいのか教えていただきたいです。
いろいろ調べてみたところ、「これってホントなの？」と思う定説があったんですが、その真偽が知りたくて…
いろいろ調べてみたところ、「これってホントなの？」と思う定説があったんですが、その真偽が知りたくて…
鈴木さん
わかりました。お答えしましょう。
【定説】ナンパをするときは、無難でシンプルな服装がベスト
鈴木さん
これは正しいです。ナンパをするときは、地味で凡庸な服装にするべきですよ。
川西
なぜですか？ 無難な格好をしていたら、魅力的に見えなさそうですけど…
鈴木さん
ナンパって、誰と話すかわからないじゃないですか。ヘンに個性を出すと、その服装がものすごく嫌いな人に会うかもしれない。
つまり、加点を狙うと大きく外す恐れがあるので、減点されないことを目指すほうが効率がいいんです。
だから、定説にあるように無難なコーディネートをするのがいいということになります。
つまり、加点を狙うと大きく外す恐れがあるので、減点されないことを目指すほうが効率がいいんです。
だから、定説にあるように無難なコーディネートをするのがいいということになります。
川西
そういうことか…営業マンについても、似たようなことが言われますもんね。
鈴木さん
はい。だから服装のほかにも、ひげや長髪は「不潔そう」と思う女性もいるので、避けたほうがいいわけです。
【定説】初心者は2人でナンパをするべき
鈴木さん
これは間違っていますね。本当に仲良くなりたいなら1人でナンパするほうが断然いいです。
川西
でも…初心者ですよ？
鈴木さん
男2人で声をかけると、冷やかしだと思われてしまうんです。
深夜の新宿駅東口あたりで「お願いです！今から、僕たちと一緒に飲んでくれませんか？ 先輩に声かけてこいって言われちゃって～（笑）」みたいに、若いサラリーマンが女性に声をかけてるの見たことありません？
深夜の新宿駅東口あたりで「お願いです！今から、僕たちと一緒に飲んでくれませんか？ 先輩に声かけてこいって言われちゃって～（笑）」みたいに、若いサラリーマンが女性に声をかけてるの見たことありません？
川西
あー、ありますね。
鈴木さん
ああいうのは、ほかの子にも声をかけてるのは明白ですし、どうせ雑なコミュニケーションとるんだろうなって想像しますよね？ だからダメなんです。
一人で声をかけたほうが、真剣さが伝わりますよ。
一人で声をかけたほうが、真剣さが伝わりますよ。
ナンパの定説の真偽をチェック！（場所編）
【定説】初心者にオススメのナンパスポットは渋谷や新宿など、人通りが多い場所
鈴木さん
これは間違っていますね。初心者には繁華街は全部アウトです。
川西
えっ！ なぜでしょう？ 母数が多いので、かわいい女の子もいるだろうし、ナンパに向いてるのでは…？
鈴木さん
たしかに繁華街は、声をかける回数を増やすという意味では合理的です。ナンパ塾に入ると、たいてい渋谷で声掛けトレーニングをやらされます。
しかし、そういう場所には“ワンナイト狙い”のナンパ師がいっぱいいます。ライバルが多すぎるんですよ。
しかし、そういう場所には“ワンナイト狙い”のナンパ師がいっぱいいます。ライバルが多すぎるんですよ。
川西
あー、たしかに手慣れた人たちがいっぱいいるなかで、初心者が戦うのは不利ですね…
鈴木さん
それに、警戒されやすいのも大きな問題です。
誠実に長期的な関係を築きたいと思っていたとしても、“ワンナイト狙い”が多いスクランブル交差点で声をかけると、女性からは「不純な目的で声をかけてきた」と思われてしまうわけです。
なので、出会いの場として有名な場所は避けるべきですね。
誠実に長期的な関係を築きたいと思っていたとしても、“ワンナイト狙い”が多いスクランブル交差点で声をかけると、女性からは「不純な目的で声をかけてきた」と思われてしまうわけです。
なので、出会いの場として有名な場所は避けるべきですね。
おすすめの場所① サバイバルゲームのフィールド
川西
繁華街がダメな理由はすごい納得したんですが…オススメの場所はどういうところになるんでしょう？
鈴木さん
「ナンパだ」と強く警戒されない場所がいいですね。そのポイントは2つ。「話しかけるのが自然な場所」、もしくは「気分がアガっている場所」がオススメです。
たとえば、サバイバルゲームはいいですよ。“サバゲー”のフィールドに20代前半の女性と30代半ばの男性が一緒にいても違和感ないですから。
ゲームの合間に必ずランチを挟むので、そのときにはゲームを振り返りつつ話しかけてみてください。作戦について話せるので、話題には困りません。
このように趣味でつながるコミュニティでは、異性にナンパと気づかれないでナンパできます。
たとえば、サバイバルゲームはいいですよ。“サバゲー”のフィールドに20代前半の女性と30代半ばの男性が一緒にいても違和感ないですから。
ゲームの合間に必ずランチを挟むので、そのときにはゲームを振り返りつつ話しかけてみてください。作戦について話せるので、話題には困りません。
このように趣味でつながるコミュニティでは、異性にナンパと気づかれないでナンパできます。
おすすめの場所② 空港
鈴木さん
少し極端かもしれませんが、空港もオススメです。空港は非日常なので、女性は気分がアガっていますから。
川西
気分がアガっていると、何がいいんですか？
鈴木さん
やりとりのハードルが下がります。
羽田空港から品川駅に向かう電車で、トランクを持っている女性に「どこ行ってきたんですか？」って声をかけたら、「ハワイに行ってきたんです！」とか気軽に返してくれそうな気がしませんか？
羽田空港から品川駅に向かう電車で、トランクを持っている女性に「どこ行ってきたんですか？」って声をかけたら、「ハワイに行ってきたんです！」とか気軽に返してくれそうな気がしませんか？
川西
たしかに！ それに、そのあともイメージしやすいですね。
「いいですね～！ ハワイのどこに行ったんですか？」みたいな。
「いいですね～！ ハワイのどこに行ったんですか？」みたいな。
鈴木さん
いいじゃないですか！ そこからたとえば…
男「いいですね～！ ハワイのどこに泊まったんですか？」
女「ハレクラニっていうところなんですけど…」
男「あー知ってます！ すごい良いトコらしいですね！」
女「めっちゃ海、キレイでした！」
男「いいな～！ インスタとかに写真アップしたんですか？」
女「インスタあげました！」
男「見たいです！ インスタ教えてくださいよ」
女「○○（アカウント名）です」
男「…おお、めっちゃ海キレイ！ フォローしておきました」
女「あ、お兄さんのインスタの写真おもしろいですね！ 私もフォローしました！」
女「ハレクラニっていうところなんですけど…」
男「あー知ってます！ すごい良いトコらしいですね！」
女「めっちゃ海、キレイでした！」
男「いいな～！ インスタとかに写真アップしたんですか？」
女「インスタあげました！」
男「見たいです！ インスタ教えてくださいよ」
女「○○（アカウント名）です」
男「…おお、めっちゃ海キレイ！ フォローしておきました」
女「あ、お兄さんのインスタの写真おもしろいですね！ 私もフォローしました！」
鈴木さん
ほら、これで連絡先の交換まで終えたわけですよ。スムーズでしょ。
川西
完璧だ…！
おすすめの場所③ 表参道
川西
空港もとてもいいなと思ったんですが、もうちょっと手軽に行ける場所はありませんか？
鈴木さん
少し難易度は高くなりますが、表参道ですね。
女性が表参道に行く主な目的は、「買い物」「女子会（カフェなどへ行く）」「髪を切る（エステ）」の3つです。
これって全部「気分のアガる消費」ですよね。だから声をかけても無視されることもありますが、気分がアガってるので比較的いい反応をしてくれることが多いんです。
女性が表参道に行く主な目的は、「買い物」「女子会（カフェなどへ行く）」「髪を切る（エステ）」の3つです。
これって全部「気分のアガる消費」ですよね。だから声をかけても無視されることもありますが、気分がアガってるので比較的いい反応をしてくれることが多いんです。
川西
なるほど！
鈴木さん
あともう1つ理由があります。美容室に行ってすぐの女性って、条件が揃った“最高にかわいい状態”なんです。
そういうときに「めっちゃかわいいですね」って声かけられると嬉しいはずですから。
そういうときに「めっちゃかわいいですね」って声かけられると嬉しいはずですから。
川西
表参道という街の力をフルに活用してますね！
鈴木さん
あとは学園祭や麻布十番祭といったお祭りも、気分がアガる場所なのでオススメです。
ナンパの定説の真偽をチェック！（声かけ編）
【定説】第一声は「こんにちは」などのあいさつがべスト
川西
こちらはどうでしょう。
鈴木さん
正しいです。あいさつは、リアクションしてくれるか判断するための“リトマス紙”として使いやすいんですよ。
というのも、「話しかけてくる男はすべて無視」という女性が一定数います。そういう人たちはどうしようもないので、あいさつをしてみてチャンスがあるか探るわけです。
というのも、「話しかけてくる男はすべて無視」という女性が一定数います。そういう人たちはどうしようもないので、あいさつをしてみてチャンスがあるか探るわけです。
【定説】「この辺で、ペンギン見ませんでしたか？」というフレーズは食いつきがいい
鈴木さん
間違っています…が、正確には「正しかった」と言うべきでしょうか。これは「ペンギンナンパ」と呼ばれる手法で、使い古されたものです。
一昔前にナンパセミナーのようなもので、トークのテンプレとして教えられていたんですよ。ほかにも「お姉さん、じゃがりこ落としませんでした？」って声をかける「じゃがりこナンパ」とかね。
一昔前にナンパセミナーのようなもので、トークのテンプレとして教えられていたんですよ。ほかにも「お姉さん、じゃがりこ落としませんでした？」って声をかける「じゃがりこナンパ」とかね。
川西
そんなテンプレがあるんですね…
鈴木さん
これらは、開発された瞬間は効果があるかもしれません。でもそれが普及すると、女性は同じような声かけに何度も遭遇することになります。
「今日だけで『じゃがりこ〜』って言ってくるヤツ9人目だ」みたいに。
つまり、エッジが効いた具体的なセリフは陳腐化するので、どこかで紹介されているようなものは使わないほうがいいということです。
「今日だけで『じゃがりこ〜』って言ってくるヤツ9人目だ」みたいに。
つまり、エッジが効いた具体的なセリフは陳腐化するので、どこかで紹介されているようなものは使わないほうがいいということです。
【定説】道を尋ねれば反応してくれる確率が高いので、会話に入りやすい
鈴木さん
これは△です。道を尋ねることをきっかけにして、話を上手に展開できる人にとっては有効な声かけです。
でも失敗すると、「せっかく道を教えたのに、ナンパかよ…」と失望されます。
でも失敗すると、「せっかく道を教えたのに、ナンパかよ…」と失望されます。
川西
親切心を裏切った感じで、最悪ですね…
鈴木さん
初心者はうまく話せないでしょうから、避けたほうが無難ですね。
声かけのポイントは答えやすい質問をすること
川西
ちなみに、声をかけるときに意識すべきポイントってありますか？
鈴木さん
声かけから会話を成立させるためには、女性が答えやすい質問、答えざるを得ない質問をすることが大事。「はい」「いいえ」など一言で答えられるようなものがいいですね。
たとえば表参道を歩いている女性に声をかけるなら、こんなイメージ。
たとえば表参道を歩いている女性に声をかけるなら、こんなイメージ。
男「お姉さん、髪切ってきたんですか？」
女「違います」
男「じゃあ買い物ですか？ 女子会ですか？」
女「違います」
男「わかりました。これから4番目の彼氏に会うんでしょ？」
女「そんなにいませんよ（笑）」
女「違います」
男「じゃあ買い物ですか？ 女子会ですか？」
女「違います」
男「わかりました。これから4番目の彼氏に会うんでしょ？」
女「そんなにいませんよ（笑）」
鈴木さん
という感じで質問と回答を繰り返し、「というか、お兄さんおもしろいですね」ってなったら、カフェに誘ったりできるわけです。
川西
なるほど…（笑）
ナンパの定説の真偽をチェック！（会話編）
【定説】会話で笑いを取れるフレーズを用意しておくべき
鈴木さん
これはやる人によりますね。笑いを取るのが得意な人にとっては正しいです。でも、別の方法で興味を持ってもらうこともできます。
たとえば職業当て。占いみたいなもので「なんで分かったんですか!?」って反応してくれるし、女性もテンションが上がるので。
たとえば職業当て。占いみたいなもので「なんで分かったんですか!?」って反応してくれるし、女性もテンションが上がるので。
川西
えっ？ でも職業なんて分からなくないですか!?
鈴木さん
声かけの流れで少しずつ情報を集めるんです。
一例として、「平日休み」「ネイルをしていない」「流行っている服を着ている」「趣味がスキューバダイビング」が揃っていると、看護師さんの可能性が非常に高いんですよ。
一例として、「平日休み」「ネイルをしていない」「流行っている服を着ている」「趣味がスキューバダイビング」が揃っていると、看護師さんの可能性が非常に高いんですよ。
川西
へー！ 「平日休み」とかはわかりますが、「流行っている服を着ている」「趣味がスキューバダイビング」という情報が、看護師につながるのはなぜですか？
鈴木さん
どちらもある程度、収入が多くないとできないことなんです。
平均よりも収入がよく、平日休みで、ネイルをしてない人で…と絞り込むと看護師の確率が高いということです。
平均よりも収入がよく、平日休みで、ネイルをしてない人で…と絞り込むと看護師の確率が高いということです。
川西
すごいですね！ ただ、それはちょっと難易度が高いような…もう少しカンタンにできる方法はないでしょうか？
鈴木さん
ありますよ！ 「今まで、“ダメンズ”としか付き合ってないでしょう？」「好きでもない男にばっかり言い寄られるでしょう？」とか。
これはほとんどの女性が当てはまるんですよ（笑）。だけど、もっともらしい理由を添えて言うと「当たってる！この人すごい！」ってなるわけです。そこまでくれば自然と話してくれるはずです。
これはほとんどの女性が当てはまるんですよ（笑）。だけど、もっともらしい理由を添えて言うと「当たってる！この人すごい！」ってなるわけです。そこまでくれば自然と話してくれるはずです。
場を盛り上げるには、年齢別に最適な話題を選ぶのがカンタン
川西
女性も話を聞いてくれる状態になったとして、そこから場を盛り上げられるいい話題ってあるんですか？
鈴木さん
もちろん一例ですが、年齢で話題を選ぶのがカンタンです。
【年齢別の最適な話題の例】
大学3年生（20〜21歳）：就活
大学4年生（22歳）：旅行（インスタ映えする場所など）
20代前半の女性（23〜25歳）：恋愛、仕事の愚痴（上司が無能、説教がつらいなど）
アラサー女性（25〜33歳）：キャリアか婚活（これから仕事をどうするかなど）
大学3年生（20〜21歳）：就活
大学4年生（22歳）：旅行（インスタ映えする場所など）
20代前半の女性（23〜25歳）：恋愛、仕事の愚痴（上司が無能、説教がつらいなど）
アラサー女性（25〜33歳）：キャリアか婚活（これから仕事をどうするかなど）
鈴木さん
こういう話を振れば、相手から自然に話してくれます。
川西
ちなみに、年齢を問わず話題にできるものってありますか？
鈴木さん
流行りのドラマですね。女性は流行っているドラマは観ていることが多いので、事前に自分もチェックしたうえで「ドラマは何が好きなの？」と聞くといいでしょう。
ただ会話を盛り上げるだけだと、友だちになってしまう
川西
話の盛り上げ方のコツも分かりました！ あとは会話の数を重ねて、どんどん仲良くなっていけばいいんですね！
鈴木さん
ただ、それだけで終わってしまうと、仲の良い友だちにはなれますが、恋人にはなれません。次にある、3つ目のフェーズをクリアしないと付き合えないんです。
【恋人になるまでの3つのフェーズ】
認知フェーズ：女性が自分の存在を知っている状態
フレンドシップフェーズ：女性が自分に親近感を持ち、友だちのように接してくる状態
セクシャルフェーズ：女性が自分を「男としてアリだな」と感じている状態
認知フェーズ：女性が自分の存在を知っている状態
フレンドシップフェーズ：女性が自分に親近感を持ち、友だちのように接してくる状態
セクシャルフェーズ：女性が自分を「男としてアリだな」と感じている状態
鈴木さん
ここまでの説明は「フレンドシップフェーズ」をクリアした状態なんですよ。
川西
そうか、付き合うためには、ここからセクシャルフェーズに移行する必要があるんですね。でも、何をすればいいんですか？
鈴木さん
シンプルに言うと「あなたを女性として見ています」というシグナルを出すことです。
川西
あ、もしかして、そのときに使う方法ってこれでしょうか？
【定説】会話中に、女性の容姿をほめるといい
鈴木さん
「あなたを女性として見ています」というメッセージとして、容姿をほめること自体は正しいです。しかし、ほめ方を間違えている人がかなり多い。
川西
「かわいい」とかじゃダメなんですか…？
鈴木さん
ダメです。たしかに嬉しいとは思ってもらえますが。
より効果を高めるなら、「めっちゃかわいい！」ではなく、「めっちゃタイプ！」と言うべきなんです。
より効果を高めるなら、「めっちゃかわいい！」ではなく、「めっちゃタイプ！」と言うべきなんです。
川西
それって何が違うんですか？
鈴木さん
女性は日常的にInstagramなどを眺めているせいで、自分よりかわいい子はたくさんいると思っています。だから「かわいい」と言っても、相対評価として受け取られてカンタンに否定されてしまうんですよ。
「かわいくないよ。ほかにいくらでも、かわいい子いるじゃん」って。
一方、「タイプだ」という言葉の根拠は、個人の絶対評価なので否定できない。それでいて、女の子はいい気持ちしかしないじゃないですか？
「かわいくないよ。ほかにいくらでも、かわいい子いるじゃん」って。
一方、「タイプだ」という言葉の根拠は、個人の絶対評価なので否定できない。それでいて、女の子はいい気持ちしかしないじゃないですか？
川西
すごい…これは切り札として使えそうですね。
鈴木さん
ただし、これもタイミングが大事で、いきなり言ってもウソになってしまうのでダメです。
使うべきは、相手の特徴が分かってきたタイミング。趣味などがわかった段階で「そういう子、めっちゃタイプ」と中身を含めてタイプだと伝えましょう。
こんなふうに「あなたを女として見ています」というメッセージを伝えていくわけです。
使うべきは、相手の特徴が分かってきたタイミング。趣味などがわかった段階で「そういう子、めっちゃタイプ」と中身を含めてタイプだと伝えましょう。
こんなふうに「あなたを女として見ています」というメッセージを伝えていくわけです。
【定説】会話が盛り上がったら「連絡先を教えて！」と切り出す
鈴木さん
これは間違っています。「連絡先を教えて」だけだと、成功率は低いでしょう。
大事なのは連絡先を交換する理由があること。なので、デートに誘うなど用事を作ることが先です。
大事なのは連絡先を交換する理由があること。なので、デートに誘うなど用事を作ることが先です。
川西
その話の流れでLINEを交換すればいいんですね！
鈴木さん
いや、いきなりLINEを聞くのはハードルが高いですよ。LINEって、最近はすごいプライベートなものになっているので、もはや「住所教えて！」と言ってるのに近いです。
川西
そうなんですね…じゃあ、なんて聞くのがいいんでしょうか？
鈴木さん
「連絡手段は何がいい？」と聞くのがいいでしょう。こちらから提案するなら、気軽に教えてくれるInstagramですね。交換できるようなアカウントを作っておくことは必須ですよ。
連絡先を交換した直後にやりがちなミス
鈴木さん
ここでやりがちなミスが、連絡先を交換できたことに満足して「じゃあ、また連絡するね！」と、すぐにその場を立ち去ってしまうことです。
川西
え、それがミスなんですか？
鈴木さん
この行動がダメなのは、「私じゃなくてもいいんだろうな」と思われてしまうこと。すぐ立ち去ったら、また次の人に声かけてそうじゃないですか。
なので連絡先を交換したら、また話を戻す。直前まで焼き鳥の話をしていたなら「人形町の○○って店は行ったことある？」といった具合に。
しっかり会話をして「ちゃんとあなたのことを見ています」と暗に伝えてから別れるのが大事です。
なので連絡先を交換したら、また話を戻す。直前まで焼き鳥の話をしていたなら「人形町の○○って店は行ったことある？」といった具合に。
しっかり会話をして「ちゃんとあなたのことを見ています」と暗に伝えてから別れるのが大事です。
最低限のマナーを守れなければ、女性に声をかける資格はない
川西
これで、ナンパできそうです！ 今日はありがとうご…
鈴木さん
待ってください。ナンパをするうえで、もっとも大事なことをまだお伝えしていません。
川西
それを最初に教えてくださいよ！ なんですか？
鈴木さん
ナンパをする人のマナーとして「菅田将暉に声をかけられたら、気持ち悪くない理論」という持論をお伝えします。
川西
どういうことですか？
鈴木さん
カンタンにいうと、「イケメン俳優に近づけ」ってことです。
まず女性に声をかけるなら、見た目が気持ち悪いのは論外です。息が臭くちゃダメだし、服装がダサくてもダメ。話がつまらないのもダメです。
そういった最低限の部分をおさえなければ、女性に声をかける資格はありません。非常に失礼。
にも関わらず、そういったマナーを守らずに自分のことしか考えていないナンパが増えているんですよね。
まず女性に声をかけるなら、見た目が気持ち悪いのは論外です。息が臭くちゃダメだし、服装がダサくてもダメ。話がつまらないのもダメです。
そういった最低限の部分をおさえなければ、女性に声をかける資格はありません。非常に失礼。
にも関わらず、そういったマナーを守らずに自分のことしか考えていないナンパが増えているんですよね。
川西
なるほど。気をつけないといけませんね…
鈴木さん
それに、残念ながらナンパは努力してもあまり成功しません。Twitterで「100発100中」みたいなことを書く人もいますけど、ほとんどウソですね。
過度な期待はせずに、いいチャンスをちゃんと拾えるように、外見も内面も日頃から整えておきましょう。
過度な期待はせずに、いいチャンスをちゃんと拾えるように、外見も内面も日頃から整えておきましょう。
取材前に想像していたよりも、ずっと奥が深かったナンパ。
すぐ実践できる方法やノリだけでは通用しない、日頃からの積み重ねが大事なのだと分かりました。
この記事を読んで気になった読者は、鈴木さんのアドバイスを参考に挑戦してみてください。あ、くれぐれもマナーはちゃんと守ってくださいよ。良い出会いを！
〈取材・文＝川西龍之介（@ryunosuke_k124）／編集・撮影＝葛上洋平 （@s1greg0k0t1）〉
すぐ実践できる方法やノリだけでは通用しない、日頃からの積み重ねが大事なのだと分かりました。
この記事を読んで気になった読者は、鈴木さんのアドバイスを参考に挑戦してみてください。あ、くれぐれもマナーはちゃんと守ってくださいよ。良い出会いを！
〈取材・文＝川西龍之介（@ryunosuke_k124）／編集・撮影＝葛上洋平 （@s1greg0k0t1）〉
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