ビジネスパーソンインタビュー

デキる人は「声」と「カメラ」を使いこなす!? 今すぐ役立つ最新リモートハック術

少しの工夫で、Web会議はもっと有意義になる

デキる人は「声」と「カメラ」を使いこなす!? 今すぐ役立つ最新リモートハック術

新R25編集部

Sponsored by シスコシステムズ

2021/04/30

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新しい働き方として定着しつつある「リモートワーク」。

直接会わずとも評価され、出社していたころを超えるレベルの成果を残せるかどうかが、今後のビジネスパーソンの命運を分けることとなりそうです。

リモート下でも“こいつデキるな”と思わせられるのは、一体どんな人? その共通点を探るべく、3人のビジネス賢者を取材。

リモートで“デキるな”と思う人の特長」と、それぞれが実践している「Web会議を有意義にする工夫」を教えていただきました。

佐渡島庸平「今後は“リモートでも働く”人材を採りたい」

【佐渡島庸平(さどしま・ようへい)】1979年生まれ。東京大学卒業。講談社に入社後、「週刊モーニング」編集部に所属。『バガボンド』(井上雄彦)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『モダンタイムズ』(伊坂幸太郎)などの編集を担当。2012年に講談社を退社し、作家のエージェント会社、コルクを設立

リモート下で“デキるな”と思うのはどんな人?

佐渡島さん

デキるデキないというより、今後僕は「リモートでも働く」人材を中心に仕事をしていくことになると思っています。

コルク(※佐渡島さんが設立した作家のエージェント会社)はオフィスを縮小して、リモート中心に切り替えています。

リモートワークのツールやコミュニケーションを取り入れない人は、うちのような組織で働くのは難しいと思いますね。

佐渡島さん

これからどんどんいろんなツールが出てきて、順次アップデートされていくと思うので、月並みなようですが“変化に対応できる”力も必須。

変化についていけさえすれば、経験の少ない若手でもベテランを捲れます

たとえば最近、コルクの所属クリエイターの作品を紹介するTikTokアカウントを運営してるんですが、更新してるのは知り合いの大学生なんです。

きれいに動画を作ろうとしなくていいから、とにかくTikTokを好きになってみてってお願いして。そしたら2週間後には毎日投稿されだしたんです。すごいスピード感ですよね。

これが僕だったら、知り合いのデザイナーに頼んでサンプル上げてもらって…ひとつ作るのに1〜2カ月はかかる(笑)。

触ってみて、サービスへの“勘所”をすぐに持つ対応力がない限り、勝てるコンテンツは作れないんだと実感しました。

このように、変化への適応力が思わぬチャンスを引き寄せることも。リモートワークにおいても、少しでも早く環境やツールに慣れておくと、いいチャンスに恵まれるかもしれません。

佐渡島流・Web会議を有意義にする工夫

佐渡島さん

Web会議のいいところは、耳の痛いことを受け入れやすくなるところなんですよ。

リモートだと日程を合わせるのがラクだから、複数の漫画家と一緒にWeb会議できる機会が増えたんですけど…これがすごいよくて。

人間って、面と向かって耳の痛いことを言われると、心の中で反論が湧き上がるじゃないですか。

でも他人が言われてるのを聞くとメタ認知できて、「そうだよな、俺も頑張ろう」って反面教師にできる。だから複数の漫画家で同時に打ち合わせをすると、お互いが学びを得られるんです。

佐渡島さん

メタ認知で言うと、Web会議のチャット欄にリアルタイムで議事録を取ったり、録画などで内容を振り返ったりするのもいいですね。

チャットに書かれた自分の発言を見ながら、「意図が伝わってないな」とか「ちょっと極端な意見になっちゃってるな」って気づける。

自分の発言を人の発言のように認知できるから、軌道修正が効きやすくなります。

ちなみに…僕自身は最近、外で歩きながら会議してます。物理的に前に進んでいるから、会議の内容も前向きになります。ホントですよ(笑)。

黄皓「リモートで注目されるのは“声を使いこなせる”人

【黄皓(コウ・コウ)】1986年、中国湖南省生まれ。早稲田大学卒業後、三菱商事で8年間勤務。その後独立し、2016年にパーソナルトレーニングの「BESTA」を立ち上げる。2020年『バチェロレッテ・ジャパン』(AmazonPrime Video)シーズン1に参加。2020年7月にミラーフィット株式会社を設立、代表取締役社長に就任

リモート下で“デキるな”と思うのはどんな人?

黄さん

僕は顔だけの男と思われがちだけど…実は「声」がイイんですよ(笑)

リモートで評価されるのは、ずばり「声」の価値を最大化できる人です。

Web会議だと、画面に映る「見た目」と「声」だけで、どんな人なのか判断されてしまいますよね。

しかも、画面だけは表情が読み取りづらい。となると、必然的に声が大きな役割を担うと思うんです。

僕自身、声のコントロールにとても気を遣っています。怒ってるときや焦ってるときほどゆっくり話したり、褒めるときは「マ↑ジ!?!? すごい!」って高めのトーンにしたり(笑)。

声のコントロールに自信がない方は、会議の様子を録画・録音して聞き直してみるといいかもしれません。それができるのも、リモートならではのメリットですよね。

黄皓流・Web会議を有意義にする工夫

黄さん

リモートワークが増えてから、PCのログを取って勤務時間を管理してる会社があるけど…あれ、ほんとに無意味ですよね

僕が経営している3社のうち2社は、どこで働いてもいいってルールにしてて。週のはじめに、それぞれのメンバーが「1週間のうちにやるべきこと」だけを決めてます。

もしかしたら勤務時間中にデートしてる社員もいるかもしれないけど、そこには一切興味がないんです。

決めた「やるべきこと」が1週間後に終わってさえいれば、それでいい。拘束時間じゃなくて、結果で成果を測りたいんです。

黄さん

なのでWeb会議も、参加者と時間を必要最小限に絞るようにしています。いなくてもいい会議に拘束だけして給料を払うのは、お互いにとって損だから。

資料作成も重要ですね。限られた時間で会議を終わらせるにあたり、資料を用意している人と、口頭で話すだけの人では明らかにパフォーマンスが変わります。

Web会議はせっかく画面共有ができるんだから、資料は“用意したもん勝ち”だと思いますよ。

はあちゅう「“カメラ映り”に投資すると、いいことがたくさんあります」

【はあちゅう】作家・ブロガー。慶應義塾大学法学部卒業後、電通、トレンダーズを経て独立。「人生全部コンテンツ」をモットーに、ネット時代の新たな作家の形を探り、媒体を横断した発信を続ける。2018年にAV男優の「しみけん」氏との事実婚を発表し、2019年9月に第一子を出産。著書に『「自分」を仕事にする生き方』(幻冬舎)、『夫婦トレ~「変わらない男」と「変わるしかない女」~』(光文社)など

リモート下で“デキるな”と思うのはどんな人?

はあちゅうさん

自分で自分を律することができる人。そうでないと、リモートで成果を出すのは難しいかもしれません。

はあちゅうさん

私がリモートワークの効率を上げるために意識しているのは3つ。

まずは「手書きの進捗管理」。ノートに日付とTODOリストを書いて、終わったタスクにチェック。その日できたこと/できなかったことを見える化しています。

2つめは「環境を整える」こと。パジャマからちゃんとした洋服に着替えてみたり、メイクをきちんとしてみたり、飲み物にこだわってみたり…“ここからはオンの時間”だと自分に言い聞かせて、モチベーションを上げています。

最後は「人前で宣言する」こと。SNSで「今日はこれをやります」と宣言したり、作業配信に参加したりして、サボれない状況をわざとつくるようにしています。

はあちゅう流・Web会議を有意義にする工夫

はあちゅうさん

“カメラ映り”に投資することをおすすめします。相手に与える印象がよくなるのはもちろんですけど…自分のためでもあるんですよ。

Web会議って、常に自分が映った画面が視界に入るじゃないですか。これってリアル会議との大きな違いですよね。

打ち合わせ中に画面を見て「今日の私イケてないな」って思ったら、テンション下がるじゃないですか。だからカメラ映りは重要!

はあちゅうさん

私は最近、レフ板効果のある白いデスクに買い換えました。「女優ミラー」という、ライトがついた鏡も使ってます。

鏡は邪魔になるって人には、スマホやパソコンに挟めるクリップ型のライトもおすすめ。数千円で買えて、これひとつでかなり印象が明るくなります。

“リモート映えメイク”とかも流行ってますけど、ライトのほうが絶対効果的です(笑)。

「Web会議ツール」を使いこなした人が、リモートワークを制す

リモート下でのパフォーマンスを最大化したいビジネスパーソンの“相棒”としておすすめのWeb会議ツールが、Cisco Webex Meetings

世界トップシェアを誇るこちらのツールには、会議をスムーズかつ快適に行うためのユニークな機能がそろっています。

注目の機能①:ノイズ除去機能

掃除機の音やタイピング音、ペットの鳴き声など、会議のさまたげになる雑音をAIが判別。

喋り声はそのままにノイズのみが除去されるため、参加者に自分の声をクリアに届けることができます。

注目の機能②:ジェスチャー認識機能

親指を立てる、拍手をする、挙手などのジェスチャーが認識され、ジェスチャーに合った絵文字が画面上に表示されます

プレゼンの登壇者に聞いていることを示したいときや、リアクションで盛り上げたいときにうってつけ。

ほかにも、参加者が自由に行き来できるグループを作れる「ブレイクアウトルーム」など、Web会議を充実させる個性的な機能を多数搭載

さらに今後は、英語・日本語を含む100以上の言語に対応したリアルタイム翻訳機能などのアップデートを予定。

会議の内容、共有した資料、会議中のメッセージはすべて暗号化されるため、セキュリティ面も安心です。

実際にCisco Webex Meetingsを使って行った今回の取材。ビジネス賢者たちの印象は…?

佐渡島さん

ジェスチャー認識機能の“ガヤ感”がいい。 コルクではランチやレクリエーションもリモートなので、そういうときの盛り上げに使えそうです。

僕は歩きながら打ち合わせするので、ノイズ除去機能も助かります。喫茶店とかでもストレスなく喋れるから楽ですよね。

開発体制がしっかりしているこういったWebサービスは、猛スピードで改善が繰り返されるのが強みだと思います。今後のアップデートにも期待したいですね。

はあちゅうさん

ユニークな機能だけじゃなくて、背景設定みたいな基本的な機能もわかりやすい。はじめてでもスムーズに使えました。

あとは、ノイズ除去機能の性能に驚き!雑音と声をちゃんと識別してくれるのがすごい。

旦那もリモートワークで子どももいるので、生活音が気になることが結構あって。そういうときにすごく頼りになりそうです。

黄さん

オンラインプレゼンをすることが多い僕としては、ジェスチャー認識機能に完全にやられてます(笑)。

プレゼンしててなんの反応もないと、「ちゃんと聞いてる? 刺さってる?」って不安になるんですよ。絵文字でリアクションをもらえたら、反響を実感できるのですごくいいですね。

音質もすごくクリアで、セキュリティも安心。こういった些細なストレスが解消されるだけでも、Web会議の質がぐんと上がりますよね。

さらに、はあちゅうさんのように“カメラ映り“をアップデートしたい方に朗報

CiscoWebexDesk Camera」なら、今まで感じていたカメラ機能の問題を一気に解決。

4K Ultra HD の高画質で、その人の表情やホワイトボードなどの情報を細部までクリアに映せます。明るさも自動で調整できるため、顔色良く見せる効果も。

ノイズキャンセリングマイクも搭載されており、これ1つでリモート環境を快適に整えることができます。

昨年はリモート化に慣れるだけで精一杯だったという人も、これからはWeb会議ツールも自分で選び、使いこなしていく時代

R25世代にとって、急速な変化は“チャンス”とも言えるはず。この波に乗り遅れないためにも、まずはリモートワークの質を左右するツールから見直してみては?

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〈取材・文=石川みく(@newfang298)/編集=天野俊吉(@amanop)〉

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