ビジネスパーソンインタビュー
「きっと今、見えない勝負をしてるんだろうね」
箕輪厚介「もう一度“前向きに頑張ろう”という時代に戻る。新R25はDJ社長みたいになって」
新R25編集部
『新R25』5周年に寄せて ~AbemaTowersにて~
僕、新R25のローンチ前に渡辺編集長から相談を受けてて。
そのときは、5年も続くような、ここまでちゃんとしたメディアになると思ってなかったな(笑)。
だって、意識が高いわけでもないけど、仕事に対してやる気がないわけではない…そんな柔らかいメディアをやりたいって聞いて、「そういう中途半端な層は何も読まないんじゃね?」って思ったから。
渡辺さんにもそれを率直に言った気がする。
でも、意外とそんなことなかった。僕の予想が外れてました。
その絶妙なバランスが実現できたのは、やっぱり、新R25って「程よいセンスを持った集団」だから。そういうセンスがある組織だから見つけられた“ゾーン”なのかなと思いますね。
明るくて元気で、ヘンな面倒くささがない人たちだよね。仕事ができるから誰もが部下に置きたい、でも特別つきヌケるというわけではないっていうタイプ。
ちょっと嫌な言い方になっちゃった(笑)。
ただ、結局メディアって全部似てくるでしょ。
それはメディア自体で稼ごうとするから、つまんなくなるんですよ。
青臭いこと言ってても、“数字がとれる人”“数字がとれるテーマ”に寄っていくからすべてが似てきて、すべてが飽きられるっていうのがパターン。
「面白さ」って世間に気付かれるまでに時間かかるんだけど、多くのメディアには耐えられる体力がない。こっち(メディア以外のビジネス)での金稼ぎが必要なんですよね。
新R25もきっと今、見えないところでその“勝負”をしながらやってると思うの。
だからこそ、テキストが流行って、動画が流行って…ってものすごい勢いで世の中が変わるのに合わせて、新R25も変わってるんだなというのは感じますよ。
コアメンバーが割とそのままなんだけど、それで変化し続けられるっていうのがすごいと思う。
――箕輪さんだったら、“面白さとビジネス”をどう両立しますか?
俺はダメでしょ。すぐ何も考えずに「サウナイベントやろう!」とか言っちゃうから(笑)。いるでしょそういう人。
――新R25に、“次の5年”でこうなってほしいというメッセージがあればお願いします。
僕さっきこのビルの会議室を使わせてもらってDJ社長と打ち合わせしてたんだけど、久しぶりにあんな元気な人見たのね(笑)。
「世界獲るっす!」みたいな。
そういう存在になってほしい。
――新R25がですか??
そうよ。今、“どうせ衰退する国なんだからそのなかで賢く生きましょう”という論ばかりでしょ。
明るいテレビ番組も、明るいメディアもないじゃん。「ああ…もう、うるさいうるさい…」っていうのばっかりじゃん。
そんななかで「元気だなあ、いいなあ」っていう存在になってほしい。
今の時代っぽくはないノリかもしれないけど、時代はまた戻るはずだから。“もう1回頑張ろう”という前向きなメディアになってほしいよね。
なんか俺、DJ社長とさっきちょっと話しただけでこんな影響受けちゃってバカみたい(笑)。
でも、新R25のよさってそうだから。明るく元気、そういう感じがいいよね。
〈取材=宮内麻希(@haribo1126)/文=天野俊吉(@amanop)/撮影=森カズシゲ〉
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