ビジネスパーソンインタビュー

「本気の姿って、カッコ悪いんだよ!」西川貴教の“エナジーの源”を聞いたら、SNS世代を激励してくれた

「みんな、早く褒めてほしいって思いすぎなんですよ」

「本気の姿って、カッコ悪いんだよ!」西川貴教の“エナジーの源”を聞いたら、SNS世代を激励してくれた

新R25編集部

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2022/04/19

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R25世代のみなさん、お仕事頑張りすぎていませんか?

「若手のうちはやりたくないことにも向き合え」「若いんだから多少無理もしろ」なんて言われるうちに、気づけば仕事ばかりに追われる毎日…

もっと自分らしく、やりたいこと全部楽しみたいのに!と内心モヤモヤしている方も多いのではないでしょうか。

そこで新R25では、“楽しく生きるためのエナジー”をコンセプトに掲げる「リアルゴールド」とコラボし、こんな特集を用意しました。

その名も「MY “REAL” LIFE」。

何かひとつを頑張る…だけでなく、本当にやりたいことをやりたいだけ楽しむ自分らしい生き方=“REAL” LIFE」を体現している方々をお招きし、それぞれの“REAL”な生き方を深堀りします。

第2回のゲストは、西川貴教さん

音楽活動だけにとどまらず、俳優、声優、会社社長、フェス主催者、地方創生と、多すぎるくらいの肩書きを持ち、そのすべてを全力で楽しんでいる西川さんですが…

一体どうすれば、西川さんのように「やりたいことを全部やる人生」が実現できるのでしょうか?

「リアルゴールド」を片手に、アツいキャリア論を語っていただきましょう

〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉

【西川貴教(にしかわ・たかのり)】1970年生まれ、滋賀県出身。1996年、ソロプロジェクト「T.M.Revolution」としてデビュー。キャッチーな楽曲、圧倒的なライブパフォーマンスに定評があり、大ヒット曲を連発。2018年から西川貴教名義での音楽活動を本格的に開始。2019年にはNHK連続テレビ小説「スカーレット」に俳優として出演するなど、活躍は多岐にわたる。故郷・滋賀県から2008年「滋賀ふるさと観光大使」に任命され、県初の大型野外音楽イベント「イナズマロック フェス」を毎年主催。令和二(2020)年度滋賀県文化功労賞受賞

「僕がいろんなことをやっているのは、“息抜き”なんです」

石川

歌手としても大成功してるのに、たくさんのメディアに出て、故郷の観光大使もやって、会社まで立ち上げてる西川さんって、もはや超人じゃないですか…?

その“エナジーの源”を、ぜひ教えていただきたいんですが…!

カラダもバキバキだし…

西川さん

たしかに結果だけ見ると、24時間いろんなことにフルコミットしてる人に見えるかもしれないけど。

僕は単純に、1つのことを長く続けるのがめちゃくちゃ苦手なだけなんですよ。

石川

そうなんですか!?

西川さん

ほんとに短期集中型なんですよね。「1年かけて本書け」とか絶対無理(笑)。

つまり僕がいろんなことをやっているのは、“息抜き”なんです。仕事の息抜きを、別の仕事でしてるだけ

歌、お芝居、社長業…いろんなジャンルを少しずつ前に進めておいて、あるジャンルで行き詰まったら別のジャンルに切り替えて…という繰り返しなんです。

石川

じゃあ、西川さんでも「もうこれ以上はムリ」とか「もっとラクしたい」って思うこともあるんですか…?

西川さん

そりゃあるでしょ〜!なんで減量なんかしなきゃいけないのって思うこともあるよ!

言っちゃった

「1つを突き詰める」だけが正解じゃない。 “ちょっとずつ前に進める生き方”のメリット

石川

ただ…「いろんなことに手を出すよりも、1つのことを突き詰めたほうがいい」って意見もあるじゃないですか。

西川さんも以前の取材で、「よく『お前は何になりたいんだ?』って揶揄される」とおっしゃってましたが…

西川さん

あ〜それね! めちゃくちゃ言われますよ!

「家族にも『どこ目指してるの?』とか言われますもん(笑)」

西川さん

「突き詰める」というとみんな、四六時中ひとつのことに向き合わなきゃいけないと思うみたいですけど…

いやいや、そうとは限んないんだって!

西川さん

うまくいかないときに無理して頑張りつづけたって、パワー出ないじゃん

それより、やりたいことや頑張りたいことがいっぱいある状態のほうが、長い目で見れば遠くまで走れる可能性は高くなると思うんですよ。

疲れたら別のことを前に進めて、パワーチャージして戻って来ればいいんだから。

石川

たしかに…1つのことだけをやり切ろうとして、途中で挫折しちゃったらどうしようもないですもんね。

西川さん

そうそう、“味変”と一緒ですよ。

ず〜っと同じものだけを食べてたら、いくらカレーでも嫌いになるでしょ

「たまに調味料を足したり、ラッシーを飲んだりするから、カレーだって美味しく食べつづけられるわけでしょ?」わかりやすい

西川さん

それに、いろんなことをちょこちょこ前に進めてると、“能力値のレーダーチャート”がおかしな形に広がっていくわけです(笑)。

そうしたら、変えの効かない人になれるんですよ。

石川

なるほど、西川さんとレーダーチャートの形が似てる人がいないから…!

西川さん

そう! だから、「何になりたいの?」って思われてるくらいがちょうどいいんですよ。

日本人って「1つのことをやり抜く美学」を大事にしがちですけど、変化の激しい今の時代は、それだけでは勝てないから。

日本人ならではの器用さをうまく使って、いろんなことに挑戦すればいいと思いますけどね。

いつ何が評価されるかはわからない。すぐに“褒め”を求めてしまう人は要注意

西川さん

ただ、疲れたならそのジャンルを一旦放置してもいいけど、捨てないこと。

僕もちょこっと触っただけで放置してるものはたくさんありますけど、「もう触らない」って捨てたものは1つもありません。

西川さん

たとえば、舞台のお仕事。デビュー当初に少しやってみて、あまり本腰を入れられなかったから何年も断りつづけてたんですけど…

「ここだ!」と思ったタイミングで、もう一度挑戦してみた。そしたら、まわりからすごく評価してもらえたんですよ

石川

へぇ! 放置してたものが、のちに花開くパターンもあるんですね。

西川さん

うん。最初にお芝居に挑戦したころから数えると、評価されるまで6〜7年ぐらいかかってますけどね。

石川

そこが少し引っかかるんですが…

西川さんのように「全部を少しずつ前に進める」やり方だと、実力がついて評価されるまでにけっこう長い時間がかかりますよね…?

西川さん

そりゃそうよ〜〜! 時間がかかるのは当たり前でしょ!!

プロの声量でダメ出しされてしまいました

西川さん

みんな、早く褒めてほしいって思いすぎなんですよ

SNSが普及して情報の足が速くなったせいか、“褒め”にもスピード感を求めちゃうんでしょうね。今アップした投稿に、今すぐ「いいね」が欲しい。

仕事もその感覚になってませんか? って話です。

石川

あ〜、めっちゃわかります…

西川さん

でも実際は、いつ何が評価されるかなんて誰にもわからない。

だって、考えてもみてよ!

『HOT LIMIT』なんて20年以上前の曲なのに、まだ新鮮にイジられてるんだから(笑)

「イジられてる」は公認なんですね

西川さん

気持ちはわかりますよ。僕も「もっと最新の曲を評価してほしい」って思ってた時期があるから。

でも今は、あんなに前の曲をまだ評価してもらえることのほうが奇跡だと思えるし、「『HOT LIMIT』お願いします!」と言われたら全然抵抗なく歌える。

石川

逆に、一瞬だけ評価されたとしても、そのあとすぐに忘れられてしまうパターンもありますもんね。

西川さん

そうだよ! デビュー当時の僕だって、4〜5年近く「来年消える人ランキング」に名前が挙がってたぐらいの一発屋扱いだったんですよ(笑)。

石川

今じゃ考えられないじゃないですね…

西川さん

当時、僕なんかよりよっぽど注目されてる人がたくさんいましたけど…

30年キャリアを積んできて、パッと横を見たときに、まだ同じように頑張れている人たちが何人いるのかな?って話で。

すぐに評価を求めちゃダメ。腐らずに自己ベストの更新を目指しつづけるしかないんです

カッコつけは不要。本気で押さないと意味がない

石川

「全部のことを前に進める」にあたって、ほかにも気をつけるべきことってありますか?

西川さん

評価されたいなら、本気でやらないとダメ。

「今はこれを頑張る」って決めたなら、誰から見ても「アイツ今、あれを頑張ってんだな」ってわかるくらい必死で“押す”んです。

西川さん

何かを本気で前に進めようとする姿って、それはそれはカッコ悪いものですよ

ヨダレ垂らして鼻水も垂らして、それをぬぐう時間すら惜しんで“押す”んだから。

石川

…あんまりそういう必死な姿を見られたくなくて、スマートに見せようとしてるかもしれません。

西川さん

それ、いいことないですよ。

カッコつけたポーズで軽く押したって、そんなの誰も評価しないですもん。

西川さん

「カッコ悪いところを見られたくない」みたいなプライド、もったいないよ!

僕だって、50歳にもなってフィットネスの大会に出るのは勇気が要りましたよ。でも思い切ってやってみたら、またすごく可能性が広がった。

プライドにがんじがらめになるより、何歳になっても新しいことに挑戦できる人生のほうが楽しいと思いません

西川さんも共感。リアルゴールドが掲げる“前向きなエナジー”とは

石川

「西川さんみたいに、やりたいことは全部頑張ってみたい!」という人に知っていただきたいのが、リニューアルした「リアルゴールド」なんです。

石川

新しいコンセプトは、“楽しく生きるためのエナジー”。

エナジードリンクというと、仕事に追われたときに無理矢理飲むイメージが強いですが…

「リアルゴールド」はそういう“後ろ向きなエナジー”じゃなくて、仕事も遊びもゆるく楽しみたい若者に、“前向きなエナジー”を提供したいという思いでリニューアルされたそうなんです。

西川さん

へぇ、イメージがだいぶ変わりますね

こういうのって、いかにも「サラリーマンにおすすめ!!」っていうアプローチをしてた印象だけど…今はターゲットも若者に変わってるんだ。

西川さん

「リアルゴールド」って種類もいろいろありますよね? このペットボトルは初めて見た気がする。

石川

そうなんです!

ペットボトルの「ウルトラチャージレモン」は、ローヤルゼリーエキスやアルギニンなどのエナジー成分に加えて、ビタミンCがレモン50個分配合されているのが特徴です。

そして、缶の「リアルゴールド」には、70年以上の養蜂歴を持つ「杉養蜂園」の認定を受けたローヤルゼリーが配合されています。

西川さん

ふ〜ん、どれどれ…

めちゃくちゃ成分表をチェックする西川さん

西川さん

カロリーはちょっとだけ高いけど…脂質が0gなんだ。いいじゃないですか!

石川

(注目するのそこ?)

西川さん

“前向きなエナジー”というのは、すごくいい考え方だと思います

今ってエナジーの使い方を間違えて、ネガティブな方向に発散しちゃう人も多いじゃないですか。SNSで人を批判したりとか。

石川

たしかに…

西川さん

僕もいろんな葛藤があるし、モヤモヤする気持ちはわからないでもないですけど…

マイナスの感情をSNSとかで小出しにしてたら、小さい火で終わっちゃうよ

僕はモヤモヤも葛藤も全部溜めておいて、それを燃料にしてポジティブな花火をドカンと打ち上げたいと思ってます。

石川

どうせならネガティブな感情も“前向きなエナジー”として使えたほうがいいですよね。

西川さん

ね。でもまぁ…この記事が出たあとも、「お前はある程度認められてるからそんなことが言えるんだよ」みたいにコメントされるんだろうな〜。

前に取材してもらった新R25の記事にもありましたもん、そういうコメント(笑)。

ご、ごめんなさい…

西川さん

でもいいの。こういうメッセージが届くのにも、時間がかかるものだから

今日お話ししたことも、「刺さるわ〜」と思う方もいれば「ハァ〜?なんじゃそれ?」と思う方もいると思うんですよ。

でも、時間がかかったとしても、いつか届けばそれでいい。

何かを前に進めようとしたときに、「あ! 西川が言ってたのはこういうことだったのか」と思い出してくれる方がいればいいなと思ってます。

正直、西川さんのような生き方は、エナジーが有り余っているごく一部の人間しかマネできないのかと思っていましたが…

西川さんが本当にすごいのは、エナジーの量ではなく、“エナジーの使い方”でした。

行き詰まったら逃げてもいい、息抜きしてもいい。でも、一度挑戦したことを手放すことだけは絶対にしない。

やりたいことを全部、少しずつ前に進めていくと、いつか新しい道が開けると思うと…ちょっと未来が楽しみになる気がします。

…さて、新R25からのお願いです。この記事をシェアしてくださるみなさん。ここはなんとか、ポジティブなコメント付きでよろしく頼みます…!

〈取材・文=石川みく(@newfang298)/取材・編集=サノトモキ(@mlby_sns)/撮影=森カズシゲ〉

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