ビジネスパーソンインタビュー

ホリエモンのイヤホン紹介記事を大ヒットに導いた、GLIDiCの「少しくらいならディスられてもいい」という覚悟

営業トークにも使えるように!

ホリエモンのイヤホン紹介記事を大ヒットに導いた、GLIDiCの「少しくらいならディスられてもいい」という覚悟

新R25編集部

2019/08/08

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記事を制作するとき、新R25では大切にしていることがあります。それは「記事で取り上げる人(取材対象者)にも読者にも、ポジティブな影響を与えること」。

そんなメディアのモットーが実現できているかをたしかめるためにスタートした連載「After 新R25」。新R25に登場していただいた方々や広告出稿をしていただいたクライアントに、記事の感想や反響についてインタビューしていきます。

今回話を聞いてきたのは、ホリエモンこと堀江貴文さんに出演してもらった記事が話題となった、オーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」。

著名人を広告記事に起用できる新R25の「スペシャルキャスティングプラン」初の事例となりました。

SNS上でも大きな話題となったこの記事ですが、実際にはどんな効果があったのでしょうか?

今回は、記事の執筆を担当した、編集部・福田が、SB C&S株式会社「GLIDiC(グライディック)」マーケティング担当の川嶋さんにお話を伺いました。

「堀江さんが褒めてくださったイヤホンなんです」が話のネタに!

福田

今日はよろしくお願いします。

さっそくですが、今回GLIDiCさんが新R25の記事広告「スペシャルキャスティングプラン」の活用を決めてくださったのには、どんな経緯があったんでしょうか?

川嶋さん

御社のコンテンツ力を信用していたので、まず「おもしろい記事を書いてくれるに違いない」と思っていたのは大きいですね。

実際、原稿チェックの段階から、私自身が楽しく読ませていただきました。ふだんは原稿チェックはミスを探すことに注視し、記事に入り込めないことも多いのですが、普通に読者の気持ちで読ませていただきました。「面白い!これなら読者さんにも楽しんでもらえそうだな」と。

福田

さっそくうれしいお言葉…! ありがとうございます。

川嶋さん

それから、新R25の読者層もポイントでした。

GLIDiCは「モバイルのためのオーディオブランド」です。今回ご紹介いただいた商品は特に、日常的にスマホをフル活用する20〜30代のビジネスパーソンをターゲットにしているんです。

福田

なるほど、新R25の読者層にはぴったりですね!

記事公開後はSNSでも大きく話題になりましたが、社内でも反響はありましたか?

川嶋さん

かなりありましたね。「堀江さんってこんなに影響力があるんだ」と再確認しました。

川嶋さん

社内では営業から商品企画まで部署を問わず話題になりましたし、社外でも、打ち合わせするたびに「記事見ましたよ〜!」と声をかけてもらったり。社内の会議では「もう1回やってくれない?」という声もありました(笑)。

福田

ぜひよろしくお願いします!(笑)

川嶋さん

特に弊社の営業担当がうれしそうでしたね。

堀江さんを知らない人ってまずいないじゃないですか。なので「このイヤホン、堀江さんが褒めてくださったんです!」と営業トークにも使えるみたいです。

「少しくらいならディスられてもいい」その覚悟がリアリティにつながった

川嶋さん

堀江さんのように忙しいビジネスパーソンにこそ使ってもらいたいという自信のある商品ですが、正直なところ堀江さんには褒めてもらえるかどうかはわからないと思っていました。

福田

打ち合わせのときに、「少しくらいディスられても、きちんと読んでもらえる面白い記事になればOKです」と言ってくださったのが印象的で、僕たちもGLIDiCさんの姿勢に助けられました。

川嶋さん

意外と読者の方がシビアで、ただ褒めるばかりの記事って「はいはい、わかりました。ただの広告でしょ」と読者に流されてしまうと思うんです。

もちろん限度はあると思いますが、私たちもある程度のリアリティがないとそもそも読んでもらえないし、読者には響かないと思っていたので。

福田

新R25が記事広告を制作するときに大事にしているのも、まさにそこなんです。

作り込まれた宣伝をするのではなくて、その商材の“リアルな魅力”が伝わればいいなと思っていて。

川嶋さん

私たちもそんな新R25さんのスタンスに共感できたので、「ここは堀江さんの素直な感想にお任せしよう」と覚悟ができました。

福田

正直なところ、僕も取材当日まで「褒めてもらえなかったらどうしよう…」という恐怖がありました(笑)。

福田

初めは堀江さんも反応が淡々としていて焦ったんですけど、GLIDiCを体験しているうちに、「超いいじゃん」と好感を持ってくれて。

川嶋さん

超いいじゃん」「普通に欲しい」という堀江さんの率直な感想があったからこそ、読者の方にも響いたんじゃないかと思っています。

普通に欲しい。外部集音機能はおもしろいし、充電が長持ちなのもいいね。

https://r25.jp/article/651689093937459891

福田

そうですね。あの率直な堀江さんのリアルな声が反映されているからこそ、信憑性が高い記事になったと感じています。

川嶋さん

さらにありがたいことに、堀江さんがほかの雑誌でも、ベーシックモデルの「GLIDiC Sound Air TW-5000s」を紹介してくださったみたいで。

福田

僕も見ました!

川嶋さん

しかも、取材時に差し上げたTW-7000だけじゃなく、TW-5000sを紹介してくださったんですよね。

ホリエモンチャンネル(堀江さんのYouTubeチャンネル)でもTW-7000をご紹介いただいて、おかげさまでプロモーション後も話題にすることができました

SNS上で大きく話題になり、販売数も底上げ。Instagramで「#ホリエモン」投稿も

福田

ちなみに実際のところ、記事を通して販売数は伸びたんでしょうか?

川嶋さん

多方面にプロモーション展開をしていたので、この記事だけでの成果はわからないのですが、新R25の記事でTW-7000をご紹介いただいたあとも、おかげさまで上り調子です!

通常なら、プロモーションが終われば販売数は横ばいになるんですけど。

川嶋さん

また、SNS上で「堀江さんが褒めてたイヤホンを買った」という声をたくさん見るようになって、今までブランドを知らなかった人にも認知してもらえて、いい結果につながったと感じています。

福田

それはうれしいです!

新R25では、SNS上の「商品がよかった」「記事がよかった」という声を「ソーシャルボイス」と読んでいて、その数(ボイス数)を重要KPIに定めて記事を制作しています。

今回記事だと、掲載後1週間ほど毎日Twitterのタイムラインにボイスが出つづけるくらいの反響がありました

川嶋さん

それで言うと、「GLIDiC Sound Air TW-7000」についてSNSに投稿いただく際についているハッシュタグってほとんどが「#GLIDiC」「#完全ワイヤレス」なんですけど、最近そのなかに「#ホリエモン」のタグがありました(笑)。

福田

本当は違うのに、堀江さんプロデュースのイヤホンみたいになってますね(笑)。

「ブランドメッセージが説得力を持って伝わる企画だった」

川嶋さん

今回、記事のタイトルに「動く人のためのイヤホン」というフレーズを入れていただいたじゃないですか。

そのおかげで、「動くひとの、音」というブランドのキャッチコピーと『多動力』でおなじみの堀江さんのイメージがうまくマッチして、説得力のある記事になったように思います。

福田

ありがとうございます!!

川嶋さん

これまで実施した広告では、ブランドメッセージを打ち出すというより、各製品ごとの機能面を伝える訴求が中心だったんです。

もちろんそれも大事ではありますが、ブランドとして大切にしているコンセプトの部分もメッセージとして打ち出していくことで、他のブランドとの差別化を図っていきたいと思います。

福田

これからの進化も楽しみですね。 本日はありがとうございました。

リアリティのある堀江さんのリアクションが反響を呼んだ裏側には、GLIDiCさんの「少しくらいならディスられてもいい」という広告に対する寛容さがありました。

堀江さんの取材はいつも緊張感がありますが、最終的に各所から好評価をいただくことができ、新R25としても大変うれしい事例になりました。

〈取材=福田啄也(@fkd1111)/文=いちかわあかね(@ichi_0u0)〉

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