ビジネスパーソンインタビュー

【無料試し読み】堀江貴文『英語の多動力』

走りながら英語を身につけよう

【無料試し読み】堀江貴文『英語の多動力』

新R25編集部

2019/07/06

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「グローバル化の波はどんどん拡大していく」

「僕らにはもう、英語を避けて通る道なんてない」

そう主張する堀江貴文さんは、現在も国内外でビジネスを展開しています。ずっと多忙な堀江さんはどう時間を捻出し、どういった方法で英語を習得したのか?

そのノウハウが詰まった『英語の多動力』の内容の一部を無料公開。英語を学ぶモチベーションづくりや、堀江さん流の英語学習法を紹介します。

「恥ずかしいから話さない」ほうが恥ずかしい。英語は“小学生レベル”でもいい

ペラペラに喋れることなんて目指す必要ない

“英語”というと、ペラペラに喋れるようになることを目指す人が多い。

でも、何もわざわざネイティブと同じレベルを目指す必要なんて日本人にはないと僕は思う。

世界を知らなすぎる日本人が多い。やたらなまりがあったり、大して英語がうまくない英語スピーカーも、英語圏の国で堂々と暮らしている。

だからブロークンな英語でもいい。小学生レベルの英語でもいい。

考えてみてほしい。

日本に来た外国人たちがつたない日本語であなたに話しかけたときのことを。あなたは彼らを怖がらせるだろうか。言葉がつたないからといって、睨みつけたりするだろうか。

そんなこと、あなたがするはずない。

自分のホームタウンであるにもかかわらず、ビクビクしているのは、むしろあなたのほうなのだから。

もし逆にあなたが外国に行き、道に迷い、終電を逃し、ホテルに帰るに帰れないという事態に陥ったらどうするだろう? 言葉の違いなんてどうでもいいから、誰かに助けてほしいと思うはずだ。

本当に大切なのは、高度な英語力ではない。

人間の中身だ。つたない英語でも伝えようとする行動力のほうだ

「恥ずかしいから話さない」ほうが恥ずかしい

恥ずかしいから外国人とは話さない、間違えるのが怖いから、英語は話さないという人が多い。

要は恥ずかしいからなのだが、いったい何が恥ずかしいのか僕にはよくわからない。

逆に恥ずかしいから話さない、人とコミュニケーションを取ろうとしないほうが、現代人として恥ずかしい

たとえば、海外の会社のミーティングで何もコメントしない社員がいれば、自社からではなく、相手先のクライアントやサプライヤーからさえ、嫌味を言われる。

一言も発言しないと、

あなたがここにいた意味は何ですか?

ああ、いたんですか。何も言わなかったから気が付かなかった

ああ、あの一言も話さなかった人ですね

と平気で言われることがある。

だから未熟な英語力のまま、どんどん話す勇気を持ってほしい

もし外国人がつたない日本語でガンバって話しかけてきたら、あなたはちゃんと話を聞いてあげようとするはずだ。

だから、こちらの英語が未熟であっても、ネイティブスピーカーたちはちゃんと話を聞いてくれる。

もしそれであなたの英語をバカにするようなら、そんなレベルの低い相手と付き合う必要はない。

下手なまま話すことで“悔しい”を持ち帰れ

英語が通じないともどかしい。日本語で言えば、本当に簡単なことなのに、どうしてうまく意思疎通ができないのか。

でも、そこで諦めてしまうか。

あるいは、何度もトライするか。

あなたが英語と長く付き合っていけるかどうかは、実はもうその時点で線引きされている。

海外旅行に出かけると、国内側の空港や税関ではまだ館内アナウンス程度にしか英語に触れなくて済むが、外資系の旅客機に乗ってしまうと、そこからが英語の時間となる。

初心者であれば、コーヒーすらまともに頼めないこともあるのではないだろうか。僕にもその経験があるからわかる。なにしろ日本ではカタカナで「コーヒー」と頭に刷り込まれているのだから最初は仕方がない。

便宜上、カタカナで示すが、正確には「カフィ」のように発音しなければ伝わりにくい。でもそれを知っている人が意外に少ないのだ。

だから、旅客機に乗って初めて、「どうして伝わらないんだ」という悔しい思いをする。

それでいいのだ。

その悔しさが学習へのモチベーションへとつながるのだ

最初から伝わってしまったら、カタカナ英語信奉者になってしまいかねない。だから最初は伝わらないほうがいい。そして、「ネイティブの発音ってなんか少し違う」ということを身をもって知るのだ。

学生はもちろん、社会人のあなたも、ひたすら“悔しい”思いを外国人の前で重ねればいい。

下手な英語でネイティブに会話を挑み、“悔しい”をもらって帰ってくる。いや、あえて下手な英語で挑むからこそ、悔しさを重ねてくることができる。

そしてその悔しさが残っている間に英語を調べるのだ。もう二度と同じような思いをしないために。

自己防衛、あるいは強い英語への好奇心が“悔しい”から芽生える

それがあると英語はどんどん頭に入ってくる。

勉強の本質とはこういうことではないだろうか。

日本語が通じるところから出て、英語が交わされている場所に毎日行け

日々のルーティーンのごとく日本語が普通に通じる場所ばかりにとどまっていては、悔しい体験はできっこない。

外に出て行かなければならない。海外旅行、英会話スクール、オンライン英会話、外国人が集まるレストラン…どこでもいい、英語で言葉が交わされる場所に毎日行く

本気で英語を習得したいなら、それを日課にしてもいい。

いつしかそれは“悔しい”ではなく“楽しい”に変わっていく。

成功者とされる一流の経営者の中には、意外と「今日、俺歩いて帰るから」と言う人が多い。多少効率が悪くても、いつもと違う時間を使えば、入ってくる情報の質が変わり、良質な刺激を得られることを彼らは分かっているのだ。

普通とは違うことを、あえてやってみる

これも成功の秘訣だ。

英語学習をするときは自己投資の「エグジット(出口)」をイメージせよ

僕が人と少しだけ違うところがあるとすれば、それは“折れない”ことだろう。

少年時代は普通の田舎で育ち、普通の小学校に通っていた。世間的な殻に閉じ込められていた。そして大人たちから、意味の分からない我慢を強いられてきた。

多くの人はそこで、折れてしまう。抵抗するのは疲れる。大人に言われた通りのことをやっているほうが、はるかに楽だから。

“折れる”かどうか迷っている人は、獲得できるはずの成果を、自ら手放そうとしていることに気付いてほしい。

英語習得にはさまざまなルート(道)がある。

短期間で集中して英語に触れ続けられる環境をつくろうと思うと、スクールに入るなりして、それなりのお金がかかる。

それは将来につながる自己投資であるが、やみくもにお金をかければいいというものではない。ビジネスと同じで、まず自己投資のエグジット(出口)を想定しなければならない。

投資家は投資をした会社が上場してキャピタルゲイン(利益)を得るのか、あるいはバイアウト(買い占め)してやはりキャピタルゲインを得るのか、それとも継続して大きな利益を出す会社に成長させて配当を得るのか、そうしたエグジットを考えて投資をする。

同じように、自己投資も最初に自分の投資対象に見立てる必要があるのだ。

英語を身につけ、それをどのように生かすのか

エグジットをまず考えよう。

そしてそれを叶える教材や環境に自己資金を集中的に投資するのだ。みんながやっているから、本が売れているからと、他人に合わせる必要は一切ない。

余計なものに投資する余裕があるなら、海外旅行にでも行って、英語圏の生の会話に触れるほうがマシだ。

エグジットも考えずに物事をスタートさせては、志半ばで気持ちが折れる。

目的を作ろう。誰にも譲れない確固たる目的だ

それは到底無理と思える目標であるほうがいい。目標は、到底できないだろうと思えるくらい大きいほうが、より大きな自信となって返ってくるのだ。

人間にできないなんて何ひとつない。自分で大きな関門を設定し、それを越えよう。

そうすれば、英語力にはもちろん、人生における大きな自信がリターンとして返ってくる。

勉強は“我慢すること”じゃない。英語学習に必要な「没頭状態」はこう作れ

没頭は人間の力を最大限に発揮して「学び」を生み出す

没頭は人を決して立ち止まらせない。常に人を前へ前へと押し出し、新しい体験をつかませようとする。

あらゆるイノベーションを生み出すのは、「お勉強」ではなく「学び」だ。

夢中になっているからこそ、人は一日中それについて思考を巡らし、失敗を恐れずに試行錯誤を重ね、努力や苦労の過程さえ楽しむことができるのだ。

万有引力の法則を発見したニュートンも、現代物理学の父アインシュタインも、自分の抱いた疑問の検証に寝食を忘れるほど没頭し、そこでの発見を後世に残したからこそ、現代の学問の体系は成熟した。

彼らは「お勉強」をしていたのではない。ただ目の前のことにのめりこんでいただけだ

ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズも同じだろう。心の赴くままに「学び」続け、道なき道を突き進んだ結果、偉業を成し遂げることができた。

この没頭する力こそが、人間の力を最大限に発揮する重要な行動なのだ。

今、僕らが目にする英語の教科書やワークブックは、すべて誰かの没頭の副産物にすぎない。それらを漫然となぞるお行儀のいい「お勉強」の中に、学びの本質は存在しない。

英語はコミュニケーションのツールだ。

もしあなたが中学や高校での「お勉強」で英語の基礎を押さえているのなら、またそれを繰り返したところで没頭できやしない。

まだ経験したことのない「英語の学び」をあなたは見つけ、それに没頭すべきなのだ。

「バランスよく勉強しよう」なんて考えなくていい

没頭、それは興味の赴くままに好きなことにハマることだ。

英語であれば、たとえば、発音にハマったり、文法にハマったりすることだ。

学説的には「バランスよく」学ぶことがいいとされている。でも、「バランスよく」なんて面白くないからハマれない。

発音がやりたいのに、やりたくない英単語の勉強をするとなると、100%だった情熱が一気に50%くらいに激減するだろう。それでは楽しくないし、興味が薄れて学ぶこと自体をやめてしまう。

英単語など気にせず、とことん発音だけにハマればいいのだ。そのほうがバランスよく勉強するより、はるかに英単語も身についていく。

発音を学ぶ過程で、さまざまな英語表現や英単語がセットで頭に入ってくる。発音を何時間もかけて勉強したけど、英語表現や英単語をまったく覚えていない、なんてことはありえないからだ。

ましてや、同じ時間でバランスよく学んだ人より、発音にフォーカスした人のほうが突き抜けた英語能力を身につけているにちがいない。

というのは、「君は英語の発音がうまいな」と誰かに言われるだけで、幸せホルモンとも呼ばれるドーパミンとセレトニンが分泌され、いい意味で調子に乗ることができる。

調子に乗ると、さらにそれに磨きをかけたくなるのが人間だからだ。

「広瀬すずに会いたい」という動機でいい

没頭の入り口はなんだっていい。

とはいえ、せっかく取っ掛かりをつくるなら、好きなこと興味の持てることから入るのが一番だ。

たとえば、あなたにも好きな芸能人がいるだろう。別に、日頃から追っかけをするほど好きでなくてもいい。「広瀬すずかわいいな」というレベルでかまわない。

では、そんな「ちょっと好き」な彼らに、直接会えたら楽しいと思わないだろうか。

そんなことできるわけない」とたいていの人が思うだろう。芸能人と会えることを、はなから「無理」と決めつけているからだ。

でも、ここは「無理」をいったん封印して、ゲーム感覚でひたすら知恵を絞ってみよう。そうすれば、何か案が出てくるはずだ。

芸能人御用達の通訳者になって海外ロケに同行する

語学番組のプロデューサーになって番組出演を依頼する

英語が話せるレアな俳優になれば映画で共演することだってあるかもしれない。

これらに向けた最初の一歩を踏み出すことは、本当に「無理」だろうか。

「絶対に達成できるのか」という視点ではない。「それに挑戦することは可能かどうか」という視点で考えてみてほしい。

俳優のオーディションに挑戦してみる。テレビ番組制作のスタッフ募集に履歴書を送ってみる。著名な通訳者に弟子入りする。誰にだってできることばかりだ。

障害があるとしたら、「恥ずかしい」「失敗が怖い」という気持ちくらいだろう。そんなものは、「無理」のうちに入らない。

ちょっと好き」という小さな好奇心からでさえ、これだけの「できること」リストが作れる。

自分からさまざまな情報に触れ、動き回っているうちに、「これは面白い」「これには興味がない」といった内なる声が活性化してくる。

そのなかで自分のモチベーションが上がる「好き」を見つけたら、それを実現するために、すぐに英語に没頭しよう。

自分が没頭できる勉強法を見つけろ

没頭できる勉強の仕方を見つけよう。

常識や周りの目を気にせず、自分が夢中になれるもの。子供のころに遊んだゲームやスポーツはそうじゃなかったか? 母親に「ご飯だよ、帰ってきなさい」と大声で呼ばれても、近所の仲間とずっと遊んでいたのでは?

それこそが無我夢中の時間なのだ。忘我の境地に入り、時間がたつのも忘れてしまうのだ。

大好きな海外ドラマがあったら狂ったように視聴しよう

今はテレビではなくネットでもたくさん配信されている。Netflix でもHulu でもAmazon Prime Video でもAbemaTVでもなんでもいい。好きなドラマの英語のセリフなんて全部覚えてしまおう。

ただし、最初からセリフを聞き取れなくてもいい。英語字幕で確認するか、シナリオ(脚本)のスクリプトをグーグルで「タイトル名 script」と検索して拾うことができる。聞き取れなかった英語の答えが知りたければ、それで間に合うはずだ。

周囲の人が引くくらい無我夢中になる。それこそが「学び」だ。

帰宅して無意識にテレビのスイッチを入れ、ダラダラと見ていたバラエティ番組に替わって、英語版の海外ドラマや映画を見る。

帰宅後や休日のリラックスタイムに見る番組を英語化しよう。ちゃんと日本語字幕も付いているから内容も理解できるはずだ。

勉強することは我慢することじゃない

僕は大学生のころ、北海道を除くほとんどの日本の土地をヒッチハイクで旅した。

最初はなかなか止まってくれない。ヒッチハイクというと、トラックのイメージがよく思い浮かぶようだが、僕の実体験では乗用車や会社の社用車が多かった。おそらく大型トラックはその会社の内規で他人を乗せることを禁じているのだろう。

だから乗用車や中小サイズのトラックの運転手に僕を乗せてくれるようアピールしたのだ。

そういうことも、自ら体験することで、初めてクリアに見えてくることなのだ

次第にヒッチハイクの成功率が上がり、僕は日本のほとんどの都道府県を旅することができた。

こうした小さな成功体験を積み重ねることで、コンプレックスだらけの自分に自信を持てるようになっていったのだ。

もう見知らぬ人に声をかけるのも怖くない。交渉だってうまくやれる。自分の殻を打ち破ったという、確かな手応えがあった。

僕が起業後にも臆することなく営業をかけていくことができたのは、このヒッチハイクの経験があったからにちがいない。そして外国人や海外とビジネスをすることにひとつもためらいを感じないのも、原点はここにあるのだ。

ヒッチハイクは僕にとって大切な勉強の時間だった。

勉強することを「何かを我慢すること」だと思っていないだろうか?

働くことも同じだが、勉強や労働で得られるものを「我慢と引き替えに受け取る対価」だと思っていたら、人生はねずみ色だ。

我慢に我慢を重ね、耐え忍んだ対価として享受しているのだから。勉強も仕事も嫌いになり、学歴や金銭を色めがねで見てしまうのも当然だろう。

人生のなかで勉強と仕事は最も多くの時間を投じている代表格だ。それらを我慢の時間にしてしまうのは、どう考えても間違っている。

“我慢の時間”ではなく、“ワクワクする時間”に変える。

そんなふうに意識できる人は強く、物事に成功している。

「映画でリスニング力を鍛える」は大きな間違い。ホリエモン流・スマホ英語学習法3選

【スマホを使った英語学習法①】スマホを英語モードにする

英語学習のスタートにできることはたくさんある。そのうちの1つがスマホを英語モードにすることだ。設定から簡単に変えられる。

スマホを英語モードにして困ることなどほとんどない。いつも日本語表記されていた、簡単な単語が英語になるだけだ。

Gmail だと「受信箱」の表示が「Primary」になるだけ。「へえ〜Mail Boxじゃなくて、Primaryって言うのか」と知るだけでも一歩前進する。

では英語モードにする意味はどこにあるのか。

それは日本で暮らしていると常に英語を視界から排除するようになっている脳に、少しずつ英語を意識させていくことにある。

たとえば、道路の標識を思い出してほしい。まっすぐ行くとどこに着き、左に行くとどこに向かうか書いてあるやつだ。

たいてい日本語と英語の両方で書いてあるが、おそらくあなたの脳は英語を完全にシャットアウトしている。脳が自動的に英語の情報は必要ないと判断しているのだ

それがあなたの英語に関するデフォルトの設定だと思ってほしい。その設定を、少しずつ英語を受け入れるよう修正していくためのスマホの英語モードなのだ。

へえ〜そうやって言うんだ、と思っていれば、いつの間にか英語を無意識に受け入れるようになっていく。いつかは日本語よりも英語に意識が向かうようになるだろう

英語モードに慣れてきたら、よく見るニュースアプリを英語バージョンにしてもいい。

英語モードを備える代表的なニュースアプリといえば「スマートニュース」がある。

世界のニュースを適度な文字数で提供している。全文を読むのは負担が大きければ、ヘッドラインや写真に添えてあるキャプションをチェックするだけでもあなたの英語力に十分に効果を発揮する。

“英語に触れる”を自動化していくのだ

【スマホを使った英語学習法②】映画をみたら、終わったあとに字幕を見て復唱

英語学習をしている人の多くは映画で勉強しようとする。

たいていリスニング力を鍛えようとするわけだが、これは大きな間違いだ。

ただ聞いているだけでリスニング力をレベルアップさせるには、何百時間も費やさなければならないと言われている。

いくらなんでもそんなに時間をかけるのは効率が悪い。

だから、発想の転換をしよう。

Netflixなど動画配信サービスで映画を1本見れば、1つか2つ印象に残るシーンが必ずあるだろう。

映画を見終わったあと、そのシーンのチャプターに戻り、英語字幕を引っ張り出し、メモしよう

そして、本人になりきって同じセリフを言う。ありきたりな作業だからすぐにできることだが、最初は恥ずかしいのだろう、あまり実行する人はいない。

でも、好きな映画や俳優であればあるほど、「好き」の気持ちから没頭できるはずだ。

普通に映画を見て終わるよりも、1つでも英語力のために行動することで、格段に早く英語は上達する。

英語本を10冊読むより、1本の映画のセリフにハマるほうが、はるかに使える英語の力が身につく

なぜなら自分で言える英語は、ほかの誰かが早口にまくしたてても、聞き取れるからだ。

とりわけ好きなキャラクターや俳優、女優のセリフであれば、テンションも上がる。前にも書いたが、勉強は楽しまなければ、継続できない。

少年少女時代によくテレビのキャラクターをまねしたように、映画の中の好きな人物やキャラクターになりきり、1作品につき最低1つでいいから英語をものにしよう。

【スマホを使った英語学習法③】YouTubeで興味のあるテーマの動画を英語でみる

YouTubeを使った英語のスキル磨きも、今や当たり前の時代だ。英語でアップロードされている動画のほうが圧倒的に数が多いのだから。

自分が興味を持っているテーマでいい。

もしあなたがプログラミング言語のRubyに興味を持っているのなら、それに関する英語の動画レクチャーを見たことがあるかもしれない。

実際に無料で見られる動画が山のようにある。しかも発信者の多くはシリコンバレーで働く外国人たちだ。そうした彼らの動画を見まくるのだ。

早口の英語には最初はさすがについていけないかもしれない。でも、YouTubeには英語も日本語も字幕を出す機能が備わっている。スロー再生だってできる。そして何度でもリピートできるのだ。

興味のあるキーワードから英語動画を遊びながら検索する

そして気に入ったものがあれば、リピート視聴する。好きなアーティストのミュージックビデオを何度もリピートするように、好きな動画には1000回くらいリピートしても飽きないツボがある

その自然に湧き立つ反復行為を英語習得に利用するのだ。

1日たった1回の視聴でも3年以内には達成できる。そこまでやれば、動画で喋っている内容をすべて暗唱できるようになっている。

次はそれを自分の言葉として発信すればいい。

堀江さんの「英語学習法」をもっと知りたい方はこちら!

「AI翻訳」が発達するなか、それでも英語を習得することが必須だと主張する堀江貴文さん。

東大受験、起業、そして英語を使った多くビジネス経験を振り返り、「英語を学ぶ意義」「ビジネスマンが英語を学ぶ方法」などを落とし込んだ『英語の多動力』。

英語を勉強するためではなく、習得するための1冊です!

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