そうですね。「Gunosyの創業メンバーは東大卒の3人」という高学歴集団のイメージが、世の中的にはまだ強いみたいで。

Gunosyではこれまで、営業やマーケがどういうことをやっているか、外向けにほとんど出していなかったんです。

だからビジネス職で求人を出しても、応募者がどう活躍できるかイメージしづらい面があったと思います。

ざっくりですが、全社員数150名のうち、広告営業が35％、開発が41％という割合で、若干エンジニアのほうが多いくらいです。

商品やサービスが増えてきたことで、広告営業の割合も徐々に大きくなってきた感じです。

自社でメディアを運営していて社内にエンジニアがいるので、営業からダイレクトに「こういう広告商品がほしい」と伝えて、実際につくることができます。

そうですね。クライアントと直接対話しながら運用も担当している営業メンバーが多いです。

今後もそういう人材を増やしていきたいです。

運用のことがわかるとクライアントへの説得力や信頼も増しますし、「持ち帰って（運用担当に）確認します」みたいな無駄も省けますから。

おっしゃるとおりです。言い方は悪いですが、今の時代では「売るだけ」「運用するだけ」みたいな人材は仕事に振り回されてしまうと思うんです。

しかも、まだ社員数がそれほど多くないいまのタイミングだと、経営層と近いところで仕事ができます。上場企業とはいえ広告営業は約50人程度ですから。

営業も残業は少ないですよ。エンジニアが定時できっちり仕事を終えて帰るので、7時ごろになるとフロアが「シーン」となるんです。

そうすると自然に、営業メンバーも「帰ろうかな」という雰囲気になるんですよね（笑）。

朝、始業時間にエンジニアも営業も全員出社するルールにしているんですよね。

そうすると各自が自分のタスクを時間内に終わらせるようになって、朝もちゃんと出社できる。会社全体として残業が少なくなるんです。

あとは、マネジメント層がメンバーのことを信頼しているというのもあると思います。

いちいち上司に報告するような文化もないですし、上司部下関係なく、不要になった会議はどんどん潰しましょうと意見も出し合います。

残業が減ると社外の人たちと飲みに行く機会も多くなって、コミュニケーションの幅が広がったなと思いますね。

僕はGunosyにジョインしてまだ1年経ってないから、フラットな意見が言えると思います。

Gunosyって、本当に「エンジニアが強い」「営業が強い」みたいなパワーの不均衡はないんですよ。

会社全体の共通言語として「数字」を大切にしていて、全員が毎朝同じKPI（事業の重要な数値指標）を見ることで、みんなが営業、開発それぞれで追っている数字を意識できているんです。

そうです。だから、営業でもアクティブユーザー数や滞在時間が変動したのはどういう理由だろうと考えるし、エンジニアでも大きな広告案件が入った、といったセールスの動きを意識し、お互いに質問し合ったりしています。

エンジニアは営業に対して「売ってくれてありがとう」、営業はエンジニアに対して「改善してくれてありがとう」と、お互いをリスペクトし合う文化は形成されていますね。

そこは採用の時点で気をつけているところです。

僕はエンジニアの面接も担当しているんですが、転職理由の中で上層部や他の部署に対して否定するような表現をする方は、どんなにスキルがあっても採用を見送ります。気持ちとしては分かりますが。

「エンジニアだから」「営業だから」みたいな職種ならではの価値観にとらわれすぎて、協調性のない人も厳しいですね。

仲間を尊敬できて柔軟性があり、バランス感覚のある人を採用しているので、Gunosyで職種間の価値観の違いを感じることはないと思います。

あと、転職してきて面白いと思ったのは、半期に一度の全社アワードです。

ただ、賞が「ベストセールス賞」「ベストエンジニア賞」のような職種ベースではなく、「BESTカイゼンAWARD」「BESTチャレンジAWARD」「BESTコミュニケーションAWARD」の3つなんです。

職種の垣根を越えて、営業もエンジニアも同じ土俵で評価されるんですよ。

僕、エンジニアですけど2016年に「BESTコミュニケーションAWARD」をもらいました（笑）。

新しくプロダクトをつくるときって、開発チーム内はもちろん、営業とのコミュニケーションもうまくいかないと実現できないですよね。

みんなをうまく巻き込み円滑にコミュニケーションを取れてはじめて、クオリティの高いプロダクトをベストなタイミングでローンチできる。

その調整力が評価されるポイントになるでしょうか。ある意味「BEST調整AWARD」とも言えそうです（笑）。

営業がエンジニアに、エンジニアが営業に投票することもあるんですよ。

はい。先日、新卒入社3年目で25歳のメンバーが、新しく執行役員に抜擢されました。

Gunosyには、年齢に関わらず成果と能力を正当に評価する柔軟な経営層が揃っています。新しい領域への事業展開も多いので、チャンスにも恵まれていると思いますね。

福島が30歳で、竹谷が29歳です。Gunosyには同じように若いみなさんが活躍できる環境が整っていますので、どんどんチャレンジしてほしいですね。

みなさんのご応募、お待ちしております！