ビジネスパーソンインタビュー

“転職ルーキー”風の編集長が中途採用面接に挑戦!エージェントのメリットも実感

転職に役立つ面接アドバイスがぎっしり!

“転職ルーキー”風の編集長が中途採用面接に挑戦!エージェントのメリットも実感

新R25編集部

Sponsored by パソナキャリアカンパニー

2018/05/14

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転職エージェントの社長みずからが採用面接にチャレンジするという、ちょっとユニークな動画があるんです。

これはパソナキャリア(カンパニープレシデント:渡辺尚氏)が2018年度新卒向けに制作したものだけど、転職を考えている人にも参考になる面接スキルが満載。なにせ、“転職エージェント”の採用面接なのだから…。

ということで、今回はそろそろ転職を考えはじめた読者のために『新R25』の編集長・渡辺がパソナキャリアさんのオフィスに!模擬面接を受けたり、キャリアアドバイザーと対談したりして、R25世代の転職のポイントを探ってきました。

“25歳”になりきった(つもりの)渡辺が中途採用面接にチャレンジ!

童顔だけどやはり25歳は無理がある

「25歳、社会人3年目で2度目の転職を決意したあのころの気分で挑むぞ!」フレッシュさには欠けるものの、まっすぐな姿勢で意気込む渡辺。久しぶりのスーツと十数年ぶりの面接に、気持ちも引き締まっているようすです。

面接官役を務めてくれたのは、パソナキャリアの永島さん(写真左)と関さん(写真右)。おふたりにはこのあとの対談にもお付き合いいただきました。

いよいよ中途採用の模擬面接スタート!

ド緊張の渡辺。直立不動スタイル

関さん

本日はよろしくお願いします。どうぞおかけください。

編集長・渡辺

ありがとうございます! よろしくお願いいたします!

永島さん

では、自己紹介と現在のお仕事内容について教えてください。

「スーツの前ボタンは閉めておけばよかった…」身だしなみを後悔しながら話しはじめる

編集長・渡辺

渡辺将基、25歳です。私は過去1度転職を経験しております。新卒で入社した会社の取引先の社長にお声がけいただき、現在の会社へ転職しました。ここはWebサービスの受託開発をメインビジネスとしていて、私はそのセールスと請け負った仕事のプロデュース、両方を担当しています。

ちなみに私は理工学部出身なのですが、新卒で入社した会社ではまったく関係のない求人媒体の営業をしていました。負けず嫌いな性分なものですから、そこではテレフォンアポイントの成績で社内1位でした。

編集長・渡辺

(自己紹介で「ちなみに」は蛇足だったかな…)

関さん

これまでの業務経験のなかで、アピールできるポイントを教えてください。

スーツのボタンのことを気にしつつも、話が長くならないよう慎重になる渡辺(25歳)

編集長・渡辺

コンペを勝ち抜いてきた企画力です。もともとIT業界にいたわけではなく、ネットに疎い素人だったのですが、だからこそ“ユーザー目線”での発想を企画に落とし込めることが差別化につながったと思います。また、効率はあまりよくないかもしれないですが、一つひとつ丁寧に熱意を込めて提案資料をつくっていました。そうした姿勢がクライアントに伝わって勝ててきたのだと思います。

私は、こうした目線や熱意で新たなネットサービスをつくりたいという思いが強いので、持ち前の企画力を生かすためにも転職を決意しました。

また、転職先では、120%で仕事に向き合うよりも新しいことを始めたり、自己発信できたりする隙間や時間を捻出できる環境であればいいなと思っています。

編集長・渡辺

(しまった! アピールポイントが、いつのまにか転職理由や転職先での希望にそれてしまった…)

笑みを浮かべてメモをとる関さん。何をチェックしているのか気になる…

永島さん

熱意が強みのようですが、それは社会人になって培われたものですか? もともとの気質ですか?

渡辺の“熱意”に強みを感じた永島さん。さらに深掘っていく

編集長・渡辺

もともとの気質かなと思ってます。先ほども言いましたが、1社目の会社では営業手法がテレフォンアポイント中心だったのですが、顔の見えない相手に対して、また、数ある営業電話のなかで、どう話せば熱意が伝わるか、人間味を出せるかを自分なりに工夫していました。

永島さん

具体的にはどのような工夫を?

編集長・渡辺

相手が女性の場合は「スイーツ持って行きます!」と言って気を引くなど(笑)、テレフォンアポイントのいわゆる“型”を自分なりにいかに崩すかを心がけていました。1年目の頃は最初に「自分は新人営業なんですが、1分だけ時間をください!」とお願いするスタイルで話を聞いてもらっていました。

また、相手に対して思いがあることを伝えるためには、相手のことを事前に調べて「知っている」ことも重要だと思っています。社内、社外に限らず自分が関わる相手のことはできる限り調べ、それらの情報を会話に盛り込むといったことも心がけています。

編集長・渡辺

(注意してたんだけど、後半チョット回りくどくなってしまった…)

…このあと、これまでの仕事で得た成功体験と失敗体験、上司や同僚からどう見られているか、転職先でやりたいことなどを質問されて模擬面接は終了。

永島さんと関さんに渡辺の評価を聞いてみました。

「自然体でウソのない言葉と態度」はGOOD、「質問に対して回答が回りくどい」のはBAD

「いや〜。模擬とはいえ緊張しますね」。とたんに気が緩んだ渡辺に失笑する永島さんと関さん

関さん

全体的に自然体、ほどよい“抜け感”がよかった点です。面接では緊張感から早口になったりしやすいですが、話すスピードも適正で、経歴や経験にエピソードをまじえた内容も「上手いな」という印象でした。

永島さん

そうですね。ウソのなさが感じられ、「非常に素直な方」ということが伝わってきました。

編集長・渡辺

(やった!) 自分も採用する立場として、そこは見ています。ガチガチに作り込んだ受け答えよりも、自然体の方が好感を持ちますよね。BADポイントはありましたか…?

関さん

お話は上手なのですが、質問に対して回答が回りくどい部分もありました。回答が長くなると、聞かれた質問からいつのまにか違う方向にそれてしまって、会話が成り立たなくなる恐れがあります。

渡辺さんの場合は、アピールポイントを聞かれたとき。前半ではご自身の強みを上手くアピールできていたのに、話が終わるころには転職理由、さらには転職先での希望にそれてしまっていました。

編集長・渡辺

特に質問に対して自信がない場合は、そうなりがちですね…。

永島さん

面接でありがちなのは、一方的に“しゃべりすぎる”こと。これだと面接官とのキャッチボールができない「一方的な人」という印象を与えてしまいます。

本人としてはアピールポイントを存分に話せたと満足しがちなのですが、実は逆効果なので気をつけていただきたいところですね。

編集長・渡辺

自分を魅力的に見せるためのアピールは当然必要だと思うのですが、社会人歴が浅い転職ルーキーにとって、盛りすぎることなく実績をアピールするのは難しい。そのさじ加減はどうしたらいいんでしょう?

永島さん

「すべてが完璧なんです」というスタンスよりも、「ここはできるようになったけど、ここはもっと勉強が必要だと思っています」など、ありのままの実力をお話しいただくほうが重要です。

仕事へのこだわり、どうやってやりきったかを語れることは、実績の少ない若手ならではのアピール方法

関さん

30代、40代になると「何をどれくらい残してきたのか」が重要になりますが、25歳であれば、これまでの仕事でこだわったポイント、やりきったことが話せるかに注目しています。

先ほどの面接でいうと「テレフォンアポイントで成績を上げるためにスイーツ作戦を実行した」など工夫をしたり、新人ならではの熱意をぶつけたり。そうした仕事に対する工夫やこだわりを話すことは若手らしいアピールになります。

編集長・渡辺

たとえ分かりやすい結果が出ていなくても、そこに至る工夫や携わった仕事に対するこだわりを示すことが重要なんですね。

転職エージェントのメリットは、「転職者の強みの明確化」「リアルな企業情報の提供」

得意の深掘りモードに入った渡辺

編集長・渡辺

ここからは、僕から転職エージェントに関して逆質問させてください。

おふたりのようなキャリアアドバイザーが企業と転職者の間に入るメリットはどこにありますか?

関さん

1つ目は、やはり本人が気づいていない強みや可能性を、見つけるお手伝いができることですね。

永島さん

自分ではアピールポイントとみなしていないスキルでも、ほかの会社からするとすごいことであったり、欲しい人材であることもあり、そうしたことはご本人に積極的にお伝えするようにしています。

カウンセリングで引き出した強みを含めて、われわれ第三者から企業に転職者を推薦するので、採用企業も安心して面接をしてくださります。ミスマッチな人材を紹介したら、私たちも信頼を失ってしまいますので。

編集長・渡辺

自分の本当の強みに気がつかないまま自己流で転職活動を続けてしまうと、機会損失があるかもしれませんね。

関さん

あとは、転職者の方に企業の“リアルな情報”を提供できることです。

求人情報や口コミがあふれているなかで、実際に企業に足を運んで集めてきた会社の雰囲気や現場の声といった生きた情報を伝えることができるのは、われわれにしかできないと思っています。

編集長・渡辺

たしかに、今の時代はそういったリアルで肌触りのある情報が求められそうですね。

関さん

たとえば、「コミュニケーション能力の高い方求む」と書かれていることが多くありますが、“コミュニケーション能力”って具体的に何だろう…と思いませんか?

実際に複数企業のご担当者に聞くと、各社で求める“コミュニケーション能力”が違うことがわかります。その違いを細かく転職者の方にお伝えできるのも“リアルな情報”の積み重ねがあってこそなんです。

編集長・渡辺

なるほど。そこまで細かいニュアンスは採用サイトだけでは伝わらないですね。

「企業が採用枠を広げてくれた」「大切な家族や友人を紹介してくれた」2人の感動エピソード

編集長・渡辺

ほかに、パソナキャリアならではの強みはありますか?

永島さん

月並みですが、やはり“人”です。パソナキャリアには、「転職者の方を“自分の大切な友人”だと思って接する」という方針があるのですが、私もそれを意識して一人ひとりに深く入っていくようにしています。

関さん

私たちは、「お客様に感動を提供すること」をモットーにしています。一人ひとりに真摯に向き合って全力でサポートしていくことで、転職者と企業、そして私たち自身で感動体験を共有しています。

編集長・渡辺

“感動体験を共有”っていいですね! 実際、キャリアアドバイザーとして感動したエピソードはありますか?

関さん

過去に、志望度の高い大手企業をご紹介したけれど、書類選考で見送られてしまった方がいました。ただ、私は絶対にその企業で価値を発揮できる方だと信じていたので、人事の方に「一度会ってみてください!」と熱心にお願いしたんです。

「そこまでおっしゃるのであれば」ということで面接してもらったのですが、そこからはトントン拍子に選考が進み、予定していた採用枠を広げてまで採用していただけました。結果、転職者にも企業にも喜んでいただけて、私も本当に嬉しかったですね。

エージェントの存在意義を感じた感動エピソードを語る関さん

編集長・渡辺

エージェントの熱意が生んだ転職ですね。まさに“人”が強みになっている。

永島さん

私は、「これから別のエージェント経由で面接が入っているんです」と話す方と面談したとき、一緒にその面接対策をしたことがありました。

その方は無事に内定をいただいたようで、お役に立ててうれしかったですね。その後、ご家族やご友人の転職サポートを私にお願いしたいとご紹介くださりました。

「別のエージェント経由であっても、担当した方が転職に成功すると嬉しいです」。エピソードを思い出し、笑顔になる永島さん

編集長・渡辺

別のエージェントにもかかわらず…。素晴らしいですね。転職者と真摯に向き合う姿勢があるからこそ信頼関係が生まれ、最適なキャリアアドバイスが可能になるのだと思います。

今日はいろいろとお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

今回の取材では、転職ルーキーが参考にすべき面接のポイントや、キャリアアドバイザーを利用するメリットについて知ることができました。

転職の成功も失敗も自分のことのように親身になってくれる彼らは、本気で転職を考えているR25世代の強い味方になってくれそう!

〈取材・文=新R25編集部/撮影=オカダマコト〉

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