ビジネスパーソンインタビュー
時代はついに“指輪決済”へ。
「体に埋めこんでほしい」超ムダ嫌いのホリエモンが絶賛した、1秒支払い・充電不要“スマートリング”とは?
新R25編集部
「1秒でもムダを嫌うあなたへ」がキャッチフレーズのプリペイド型スマートリング「EVERING(エブリング)」。
指にはめて決済端末にかざすだけでタッチ決済ができ、さらにはスマートロック「bitlock」と連携して、財布にも鍵代わりにもなる魔法のようなリングです。
スマホでキャッシュレス決済が当たり前になっている今、さらに小型化された決済端末が登場しました。
この「EVERING」の誕生によって、これからの決済にもまた新しい変化が到来するのでしょうか?
そんな“決済の今と未来”を熱く語っていただくべくお呼びしたのは、このお方。
「EVERING」のコンセプト「1秒でもムダを嫌うあなたへ」の代表のような堀江貴文さんです。
堀江さんと一緒に新しい決済方法として注目されるスマートリング「EVERING」を触りながら、進化しつづける便利な決済手段から、私たちの生活を変える使えるシーンの広がりまで語っていただきました。
〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉
「今、海外ではもうみんなコレ」時代の先を行く“タッチ決済できるリング”
石川
今回は堀江さんと一緒に、決済のこれからについて考えようという企画でして。
そのきっかけとなったこの「EVERING」は、対応しているリーダーにかざすだけで「タッチ決済」と「家の鍵の解錠(※)」ができるリングなんです。
リングの充電は不要なので、スマホの充電が切れちゃったときとか、何も持たずに外出しちゃったときでも、これさえつけていれば買い物と自宅の解錠ができます。
さらに防水だからお風呂に入るときもつけていられるので、ずっとつけたまま生活しちゃっても大丈夫です。
※スマートロック「bitlock」のみに対応
堀江さんもさっそく装着。カラーは白・黒・シルバーから選べて、デザインもスタイリッシュです
石川
現金払いなどの決済方法と比べて決済時間を最大92%も削減できるそうなので、ムダ嫌いの堀江さんにピッタリだと思ったのですが…
堀江さん
すごいいい商品じゃないですか。
何なら体に埋め込んでほしいくらいですね。
早速、絶賛をいただきました
堀江さん
これ、リングの内側に「VISA」って書いてありますけど…Visaのタッチ決済に対応しているってことですよね。
今って、ヨーロッパとかアメリカはみんなVisaのタッチ決済なんですよ。
堀江さん
ちょうどコロナ禍が始まってからめっちゃ普及してて。
前は海外で買い物するときって、機械にクレジットカードを挿入してパスワードを打つのが普通だったんだけど…もう今カードを挿しこもうとすると「えっ、タッチじゃないの?」って言われる。
そのくらい、みんなVisaのタッチ決済。むしろ今海外で広く使われてるのは、Visaのタッチ決済だけですね。
石川
そうなんですか…!
日本でも約130万店舗がVisaのタッチ決済に対応していますし、コンビニやタクシーでも使えますよね。
堀江さん
でも日本ってまだまだ決済に関しては、変に遅れているんですよ。
コンビニでもセルフレジが空いてるのに、なぜか有人レジに並んで小銭をパチパチやっている人がいまだにいるじゃないですか。
だってこのリングなんか、かざすだけでお支払いが完了するわけでしょう?
こうやって…
堀江さん
(お支払い完了の音)ほら、早い。
これ使ったら、支払いがこんなにスムーズになるわけだし。Visaのタッチ決済は今後も加速度的に増えていってインフラとして成立していくだろうから、使い始めていいよね。
スマホですらみんなが使い出すまでには5〜6年かかったし、普及までには少し時間がかかるでしょうけど…
石川
今のお話だと、「EVERING」はスマホのようにこれからの主流を行く決済端末と言えるかもしれないですね。
堀江さん
そうだと思う。機能もシンプルで使いやすいし。
文句のつけようがないくらい非常にスマートなプロダクトだと思いますね。
堀江さんのお眼鏡にかなったようです(よかった)
石川
それに「EVERING」は、専用のアプリもとても使いやすいんですよ。
このアプリから、オートチャージの設定もできるんです。
お手持ちのVisa・Master・JCB・アメックスのクレジットカードを紐づけてチャージ金額を設定しておくだけで自動でチャージされるので、いちいちアプリで管理する必要もなくなります。
石川
あと、このアプリにはもうひとつポイントがありまして…
たとえばリングをなくしちゃった場合も、この画面からワンタッチでリングの「一時停止」と「解除」ができるんですよ。
石川
リングはプリペイド方式なので個人情報ものっていませんし、万が一なくしてもアプリからすぐに止められるので安心です。
堀江さん
へえ〜!
すごい感覚的に使えるし…めっちゃいいアプリですね、これ。
ずっと褒めてくれる
日常でも活躍しそうな「EVERING」。堀江さんが考える、決済の進化とともに広がる“使えるシーン”は?
石川
実際に使ってもらって、EVERINGの利便性、決済体験のスムーズさは体感いただけたと思うんですけど…
堀江さんならどうやって「EVERING」を世に広げていくのかお聞きしたくて。
「指をかざすだけで1秒で決済できる」っていう点は、堀江さんのような超合理主義の方には刺さると思うんですけど…
堀江さん
それもいいですけど…お金を持ち歩かなくていいから、フェスとかクラブでいいですよね。
今回もまた、超一流実業家の脳がフル回転します
堀江考案「EVERING」使えるシーン①:フェス会場で配る
堀江さん
もう今、海外だとフェスとかクラブもみんなタッチ決済なんですよ。
だから会場の入口でこのリングをデポジットと引き替えに配ってみんなにつけてもらって、会場内は全部これで決済してもらう。
で、終わるときに返してもらう…みたいなのはいいかもね。
石川
なるほど…運営側が会場で配っちゃうんですね。
それって、会場で出店してるスタッフからしても、管理がラクになったりするんですか?
堀江さん
もちろんもちろん。
全部Visaのタッチ決済になるから売上管理がすごくラクだし、待ち時間も短くなるし、非接触だから感染対策にもなるし。
いいこと尽くめじゃないですかね。
石川
たしかに…運営もお客さんもどっちも便利になりそう。
フェスで「これ便利じゃん」って思った人たちから流行るかもしれないですね。
ものの1分でひとつのアイデアが生まれました
堀江考案「EVERING」使えるシーン②:スーパー銭湯に導入する
堀江さん
しかもこれって、防水性もあるわけでしょ?
シーンとして、水回りがいいですよ。ビーチみたいな、ちょっとアクティブっぽい場所とか。
ほら、何も持たずにビーチに行けるって便利じゃないですか。
石川
たしかに…荷物を置いた場所を気にせずに遊べるのはいいですね。
堀江さん
あと、プールがあるような施設とか。
スーパー銭湯とかに導入してもいいかもしれないですよね。
堀江さん
館内の支払いはすべてこれでできて、つけたままお風呂に入っちゃってもいいわけでしょ?
そうすれば施設のスタッフも、入退室管理がラクになりますよね。
石川
なるほど…!
これなら、腕に館内の鍵とかロッカーの鍵とかをジャラジャラつけるよりもスマートかもしれないですね。
堀江考案「EVERING」使えるシーン③:屋外ゲームのDX化
堀江さん
濡れていいっていう意味では、屋外のゲームにもいいかもね。
僕、時計とかアクセサリーってあんまりつけないんですけど、アドベンチャーレースのときはウエアラブル型のスマートデバイスをつけるんですよ。
レース中にコンビニに行くときとか、便利なんで。
堀江さんはたびたびトライアスロンやアドベンチャーレースに出場しています
石川
堀江さん、いろんなアクティビティーに参加されてますよね。
堀江さん
そう。今、僕のオンラインサロンで「謎解きロゲイニング」っていうゲームをやっているんですね。
リアル脱出ゲームみたいな「謎解きゲーム」ってあるじゃないですか。あれの街中版なんですけど。
アドベンチャーレースとかロゲイニングって、無人の山の中にチェックポイントがあったりするんですけど…そのチェック方法がめっちゃアナログなんですよ。
紙にパンチカードで穴をあけるみたいな。
石川
なんか、なつかしいですね…
堀江さん
そんなときに雨が降ってきたら、紙がびしょびしょになるのよ。
こないだも実際にそういうレースがあって。紙が雨でびしょびしょになっちゃって、「パンチ穴、開けらんなくなったよ…」みたいな。
紙がふやけてパンチ穴を開けられなくなった堀江さん
堀江さん
そこをもうちょっとIT化しようよと。チェックポイントにスマホをぶら下げとくだけでいいんだから。
そしたらタッチするだけでチェックできるし、運営側も「今、どこどこのチェックポイントに誰々さんがチェックしました」って管理できるわけでしょう?
リアルタイムで状況を追えれば、ライブ実況もできるようになるし。
石川
あ〜実況、面白いですね!
堀江さん
そういうところからでも、ロゲイニングがもっと普及してほしいんですよ。僕も10カ所以上で参加したんですけど、結構楽しいんですよね。
ゲーム中、このリングはウェアラブル型のスマートデバイスより便利かもしれない。
ゲームとかイベントごとみたいなリングの形状が活かせるシーンで、一緒に普及していったら面白いと思いますよ。
フェスやスーパー銭湯など幅広いシーンでの活用を提案してくれた堀江さん。
近い将来、日常使いはもちろん、遊びに行くときにみんなが「EVERING」を当たり前のようにつけている時代がくるのかも…?
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〈取材=石川みく(@newfang298)/文=山田三奈(@l_okbj)/編集=福田啄也(@fkd1111)撮影=中澤真央(@_maonakazawa_)〉
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