「人は見た目が9割」と言います。

初対面の印象を左右する「身だしなみ」は、もちろん転職面接でも合否に直結すると言っても過言ではないでしょう。

リクルートキャリアで転職エージェントとしての累計売り上げが歴代トップだったカリスマ転職コンサルタント・森本千賀子さんの著書『マンガでわかる 成功する転職』（池田書店）より、意外に失敗している人も多いという「服装」「身だしなみ」の注意点を一部抜粋してご紹介します。

マンガでわかる 成功する転職

「身だしなみ」で大事なのは、何をおいても「清潔感」

転職活動では、「評価されるのはキャリアなのだから、服装はそこまで気にしなくても…」と思っている人も一部にいるようですが、それは間違いです。

面接は、“相手”が「一緒にはたらきたいか」「職場になじむか」を見ていますから、無駄に評価を下げてしまわないように、敬遠される可能性のある服装は避けましょう。

面接の短い時間で失った第一印象を取り戻すのは至難の業ですから、社会人として「清潔感」は絶対に外せないポイントです。

比較的自由な社風の企業でも、面接ではきちんとした身なりをしていたほうが無難です。

どんな服装がいいの？

おしゃれなものや高価なものである必要はありませんが、スーツやシャツ、ブラウスにシワがないか、また、面接では襟や袖などの細かい汚れも意外と目立つので目を光らせてください。

同様に、髪形やひげ、爪などの身だしなみも前日までには整えておきましょう。

面接直前にも、メイクやシワなど、再確認してください。

身だしなみのチェックリスト

✓髪形

特に男性は見落としがちな後頭部の寝癖まで確認。

男女とも、額は出したほうが明るい人物という印象に。

✓メイク・フェイスケア

男性はひげの剃り残し、女性はメイクの濃すぎに注意。

面接中、顔に汗をかく人が多いので、ハンカチは必須。

✓爪

伸びすぎや黒ずみは清潔感を大きく損ないます。

女性は派手なネイルアートやつけ爪は控えましょう。

✓ファッション

汚れやシワはもちろん、サイズや季節感も注意。

あからさまなブランド品はマイナス評価になることが多いよう。

✓かばん

男女とも、リュックサックや布のトートバッグではなく、スーツに合うフォーマルなかばんを選ぶこと。

✓靴

男性は黒か茶色の革靴、女性は落ち着いた色のパンプスが無難。

汚れは目立つので、磨いておきましょう。

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