ビジネスパーソンインタビュー
どんなことがあっても“自分らしく”はたらく
Well-beingなはたらき方で見つけた“幸せに働くためのヒント”って?転職経験のある女性達に本音を聞いてみた
新R25編集部
リモートワークの浸透などと相まって、「はたらき方改革」が世間の潮流となって久しい昨今。
現場ではたらくビジネスパーソンのなかには、「本気で仕事に打ち込もうと思ったらはたらき方改革なんて無理」「自分らしいはたらき方なんて難しい」と感じている人もいるはずです。
そこで、パーソルグループ×新R25のコラボでお送りする本連載では、「はたらくWell-being(ウェルビーイング)を考えよう」と題し、「令和の新しいはたらき方」を応援するとともに、さまざまな人のはたらき方や価値観を通して、ビジネスパーソン一人ひとりが今もこれからも「幸せにはたらく」ための考え方のヒントを探していきます。
パーソルグループは昨年、一人ひとりの「はたらくWell-being」にみんなで向き合い、共に考え、行動するオンラインコミュニティ「はたらくWell-being Lab.」を開設しました!
職種も、はたらき方も、住んでいるところも、多様なメンバーが集まっている「はたらくWell-being Lab.」。今回は、転職経験のある2名の方に「あなたは今、Well-beingにはたらけていますか?」という問いをぶつけてみました!
それぞれのリアルな答えには、「幸せにはたらく」ためのヒントが詰まっています。
(聞き手:柴山由香)
1994年生まれ、大阪市出身。不動産売買仲介・買取事業を行う「ウエマチ不動産株式会社」にて総務経理、兼社長秘書を担当。幹部としてマネジメントにも携わりながら、従業員の働きやすい仕組みづくりやサービス導入など日々奮闘中。仕事のかたわら、高校生のころから所属する地元の吹奏楽団にてフルート演奏活動を行うなど、仕事・プライベートの両方において精力的に活動中
1984年生まれ、北海道在住。3歳の娘と暮らすワーママで、元看護師。オンラインコミュニティでの活動をきっかけに、2022年8月フリーランスへ転身。株式会社LA BOUSSOLE(ラブソル)の業務委託として、フルリモートで複数のコミュニティ運営を担当
自分だけの成功は本当に小さい。後輩が成長する姿を見るのが一番幸せ
柴山
吉尾さんは、今、お仕事に燃えていると聞いています。今の会社は何年目で、どんなお仕事をされているか教えてください!
吉尾さん
大阪の「ウエマチ不動産」というところで、システム導入や人材育成などの管理・マネジメントから、経理や人事総務、それから秘書業務を担当しています。
丸2年がたち、3年目に入りました。
柴山
すごい…。バックヤード全般からマネジメントまで!吉尾さんは20代で入社して丸2年。それにしては担当している業務が広くて深いように感じます。
もはや会社の裏ボス的存在かもしれません…
吉尾さん
今の会社は、すごくしっくりきてるんだと思います。新卒から3社目なのですが、これまでははたらくことの意義を持つことまでできていなかったんです。
新社会人だったから当たり前かもしれないけど、なんのためにはたらいているのか、この会社ではたらいて幸せかどうか考えられていなかった。
今の会社に入ったとき、全然知らない業界だし、たった一人の事務担当で「不動産の間取りをネットにアップしてくれたらいいよ」みたいな感じだったんです(笑)。
でも、職場としてものすごくしっくりきていて。社長との距離が近くて言っていることも考えていることもよく理解できて。そんな環境だからどんどん任せてもらえて、挑戦できて、仕事の幅が広がっていったんですよね。
柴山
なるほど…!先日の読書会(※)でもお話しされていましたが、今、会社がどんどん成長しているフェーズなんですよね。
「はたらくWell-being Lab.」では、毎月一回、幸せにはたらくことを考える読書会を開催しています
吉尾さん
そうなんです!今以上にもっとすごい会社になっていくと思っています。
最近、自分だけの成功って本当に小さいなと感じていて。
後輩を持つようになって、成長して成功していく姿を見るのが一番幸せだし、それが会社の成長にもつながっていると実感しています。
一日のうちの仕事の時間は大体8時間くらい、そのくらい長く過ごす仲間として、その人自身の人生が幸せであってほしいと思っていて、そのための手段として輝ける舞台がウエマチ不動産でありたいと思います。
会社自体、成長し続けながら、社員の幸せ・成功を常に想う企業であって欲しいと思いますし、そのような環境をつくることが私の使命だと思っています。
柴山
こんな素敵な20代のリーダーがいる会社、最高ですね…!ありがとうございました。
あなたはどんな人なのか、鍛えた力で考え抜く
続いては、看護師からフルリモートのフリーランスへとはたらき方を変えた宇佐見さんにお話を聞いてみました。
柴山
フリーランスのコミュニティマネージャーって…、相当時代の最先端を行かれてますね。いつから今のお仕事をされてるんですか?
宇佐見さん
去年の夏からです。それまでは、16年看護師として病院に勤めていました。
出産後は時短勤務をしていたのですが、3歳になると時短が使えなくなるからどうしようかと悩んでいて。
子どもの成長を近くで見ていたい気持ちもあったし、夫はフルリモートで東京の会社に勤めているのですが、インターネットで物を販売する会社なので24時間動いていて、夜勤もある。
私がフルタイムで勤めるとなると、なかなか休みが合わなくて…。そんなときにチャンスをいただいて、今はフリーランスとして東京のコンテンツ制作会社と契約をして、フルリモートで企業さまのコミュニティ運営のお仕事をしています。
振り幅…!
柴山
看護師から、フルリモートのコミュニティマネージャー!お仕事内容が全然違いますが、はたらき方を変えてみて宇佐見さんは今、幸せにお仕事できていますか?
宇佐見さん
私、看護師の世界しか知らなかったんです。親に看護師の仕事をすすめられて、自分のやりたいこととか可能性とか考えることもなかった。
子どもが大きくなってきて、ふと自分のことを考える時間を持ったとき、「他の世界も知りたい!」と、思い切って辞めることだけ先に決めちゃったんです。
パソコンもまともに使えなかったし、看護師以外で自分にできることなんてあるのかな?と思ってたんですけど、そのとき入っていたコミュニティの人に「コミュニティマネージャー向いているんじゃない?」って言っていただいて。
びっくりしたけど、他人から見ると自分には見えない得意とか強みがあるんだ!って。
たまたまチャンスをいただいて、わからないことだらけだけど飛び込んでみたら、やっぱりできないことだらけで大変でした(笑)。
もうすぐで一年経ちますが、今は3歳になって幼稚園に入園した子どもを育てながら、自宅で自分がはたらける時間を使ってお仕事できています。
柴山
ただただ、すごい…! そもそもコミュニティに入っていたから掴んだチャンスだったんですね。
宇佐見さん
そうですね。普段の生活では出会えない人と出会えるのがオンラインコミュニティのいいところだな、と思っていて。
だから、コミュニティにはいくつか入った経験があったんです。
その経験が今のコミュニティマネージャーの仕事にも活きていますし、そもそもコミュニティで声をかけていただいたおかげで今の仕事ができているから、私にとってはなくてはならないものなのかも。
柴山
なるほど。宇佐見さんは「はたらくWell-being Lab.」のイベントにも、割と欠かさず出てくださっていますよね。
ワークショップイベントに、お子さまと一緒に参加してくれた宇佐見さん
宇佐見さん
年齢、性別はもちろん、会社員からフリーランス、経営者までいろいろな方がいて、みんなで立場関係なくフラットに、真面目にはたらくことについて話せる場って、なかなかないんじゃないかなと感じています。
あまりにも近しい人だと、かえってそういう話ができないんですよね。夜にイベントがある日に限って、何かを察知するのか子どもが寝ずに、耳だけ参加になっちゃうことも多いですけど(笑)。
今は自分のできることを精一杯やって、幸いなことに思ったようにはたらけていますが、これから先はまたどうなるかわからない。時代の変化も本当に激しいなと感じます。
だからこそ、多様な方と関われるコミュニティで情報交換したりゆるくつながりあったりしながら、どんなことがあっても自分らしくはたらけるように備えていきたいな、と思っています。
オンラインコミュニティ「はたらくWell-being Lab.」への参加申請はこちらから(どなたでも参加いただけます!)
<撮影=池田実加>
「“はたらくWell-being”を考えよう」
信頼してくれる人を裏切らない。「サスティナブルな情報交流」を仕掛けるブランドディレクターの、“はたらくWell-being”
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