個人のはたらき方を考えよう
個人も社会ももっと豊かに。パーソル主催のオンラインコミュニティ「はたらくWell-being Lab.」が目指すもの
新R25編集部
リモートワークの浸透などと相まって、「はたらき方改革」が世間の潮流となって久しい昨今。
現場ではたらくビジネスパーソンの中には、「本気で仕事に打ち込もうと思ったらはたらき方改革なんて無理」「自分らしいはたらき方なんて難しい」と感じている人もいるはずです。
そこで、パーソルグループ×新R25のコラボでお送りする本連載では、「はたらくWell-being(ウェルビーイング)を考えよう」と題し、「令和の新しいはたらき方」を応援するとともに、さまざまな人のはたらき方や価値観を通して、ビジネスパーソン一人ひとりが今もこれからも「幸せにはたらく」ための考え方のヒントを探していきます。
今回は、パーソルグループが主催する「はたらくWell-being」を共に考えるためのオンラインコミュニティ「はたらくWell-being Lab.」についてご紹介。
誰もが「はたらくWell-being」を実感することができれば、個人も社会も、もっと多様で豊かになれるはずですが…一体どうすればいいのでしょう?
そんな問いにみんなで向き合い、共に考え、行動するコミュニティとしてパーソルグループは昨年「はたらくWell-being Lab.」を開設。
そこで「はたらくWell-being Lab.」を担当するパーソルホールディングスのグループコミュニケーション本部の柳田一記さんにお話を伺いました!
(聞き手:柴山由香)
「はたらいて、笑おう。」を世界へ! 同じ価値観を持つ人たちとつながるためのコミュニティをつくってみた
柴山
パーソルグループのビジョン「はたらいて、笑おう。」ってなんか素敵ですよね。エモいというか。
柳田さん
いいでしょう(笑)。
自社のことをあまり褒めるのもアレなんですが、世の中にいる多くのビジネスパーソンの心に刺さる言葉だと思っています。
それも、ただ言っているだけではなくて、会社としてこのビジョンを実現するために多くの取り組みを行っています。
パーソルグループが展開するさまざまなサービスや活動はすべて、この「はたらいて、笑おう。」を実現することにつながっているんです。
柴山
パーソルグループが「はたらくWell-being」を推進する理由もそのあたりですか?
柳田さん
そうです。最近になって経済的な豊かさだけではなく、人が幸福で満足した生活を送るために必要な、身体的・精神的・社会的にも良好な状態を指す「Well-being」という概念が注目を集めるようになりました。
とりわけ、キャリアにおける幸せや満足感を示す「はたらくWell-being」の価値観は、私たちパーソルが目指す「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会と極めて親和性があると思っています。
ビジネスパーソンにとって仕事をする時間が占めるウエイトってかなり大きいじゃないですか。その時間がまったく充実していなかったり、つらいことが多かったりするのはなんだか悲しいですよね。
柴山
たしかに。決して短くない就業時間を、我慢して過ごすのはあまりにも切ないです…。
柳田さん
私個人としてもいくつかの企業で勤めたキャリアのなかで、はたらいて笑えない時期がありました。
だからこそ、他人事じゃないんですよね。
今はパーソルグループという人材サービスに携わる会社に勤めていますし、シンプルにそうしたつらい思いをしている方々を減らして、はたらいて笑える人たちをどんどん増やしていきたいと考えています。
柴山
私の周りにも「仕事がつらい」と話す人は結構いて…。
ただ「はたらいて、笑おう。」って実現できたらとても素敵ですけど、実際は難しいと思いませんか?
柳田さん
理想だけで終わってしまってはいけないなと考えています。ただ、世の中で「健康経営」や「はたらき方改革」「人的資本経営」がフォーカスされていることから、個人のはたらき方に対する社会的な注目度は上がってきています。
だからこそこの機運を逃してはいけないかなと。
「Well-being」を推進している企業や団体は、他にもたくさんあるのでパラパラと独立してやるよりも、ひとつの塊になって情報や成功事例を共有しあった方がもっと強い力になって社会に広まっていくんじゃないかと感じていました。
そんなわけで、「誰もが“はたらくWell-being”を実感できるようにするにはどうしたらいいのか?」という問いに向き合い、共に考えるコミュニティとしてFacebookグループ「はたらくWell-being Lab.」を開設することにしました。
(コミュニティの初イベント! これからの「はたらくWell-being Lab.」について参加者のみなさんと考えました!)
コミュニティは、作っただけでは何も起きない。参加メンバーとともに行動して育てていきたい
柴山
「はたらくWell-being」と一口に言っても、個々人の価値観やはたらき方はさまざまで、答えは一つではないですもんね。
柳田さん
そうなんです。だから「はたらくWell-being」について考えたい、追求したいという同じ価値観を持った人たちが集まるコミュニティがつくれたら、多くの集合知によって、活動をさらに深められるんじゃないかと思ったんですが…。
柴山
ですが…?
柳田さん
コミュニティって、つくっただけでは何も起きないんですよね(笑)。
人が集まるためのLP(ランディングページ)を作って、活動場所としてFacebookグループを用意してと、箱は用意できたのですが、何をしたら、何を投げかけたらいいのやらで、“シーン”となってしまって…。
柴山
なるほど。
柳田さん
よく考えたら、私たちが何かコンテンツを提供して、参加している方々がそれを消費する、といったものをやりたいわけではないんですよね。
「はたらくWell-being」に興味があって勉強したいとか、自社でも向き合っていきたいけれど、どこから手をつけたらいいのかと悩んでいるとか、一緒に活動してくれる仲間を見つけたいとか、はたらいて笑えるようになれるヒントを見つけたいとか、そういう方々に集まっていただいて、一緒に考えて行動できたらいいなと思っています。
コミュニティ内にはさまざまなスレッドがあり、交流が盛んです
柴山
「はたらくWell-being Lab.」には、どんな方々が集まっていますか?
柳田さん
このコミュニティは、無料のFacebookグループで運営しています。入会の際にいくつか質問を設けているのですが、それを見る限り企業に勤めている方、特に人事や広報の仕事をしている方が多いですね。
もちろんそれ以外にも、フリーランスで活動している方や経営者の方、ストレングス・ファインダーのコーチング資格をもっている方なんかも集まっています。このメンバーで動き出したらいろんなことができそうだなと楽しみです。
柴山
「はたらくWell-being」は、すべてのはたらく人に関わることなので、多様なメンバーが集まってきてくれているのは嬉しいですね!
これからどんなことをしていきたいですか?
柳田さん
私自身、本気で「はたらいて、笑おう。」というビジョンを広げていきたいと思っているので、有識者の方をゲストとしてお呼びしてイベントを開いたり、事例を共有しあったりしながら「はたらくWell-being」についてたくさん対話していきたいですね。
また、ここで得られた知見をまとめて世の中に向けて情報発信したり、「はたらくWell-being」を推進するようなイベントをこのコミュニティ発で企画したりしていきたいです。
さまざまなはたらき方をしている人に、こんなにもたくさん出会える場はなかなかないので、単純によい出会いが生まれて、つながりが広がっていったらいいなと思います。
まだまだ発展途上ですので、これからさらに大きく充実したコミュニティになるよう力を尽くしますし、参加してくださるみなさんと一緒に作っていきたいですね。
(現在は、オンラインの読書会やリアル飲み会などを小さく濃く開催しています!)
一人でも多くの方々が、自ら仕事やはたらき方を選択することで、喜びや楽しみ、さらには人や社会の役に立っていることを実感できる多様で豊かな社会を創造し、世界中で「はたらいて、笑おう。」を実現していきます。
オンラインコミュニティ「はたらくWell-being Lab.」への参加申請はこちらから(どなたでも参加いただけます!)
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