ビジネスパーソンインタビュー
ヒントは「あのスマホ」にあり?
自称“ハードル突破研究家”ホリエモン直伝! ソニーの最新スマートホーム「MANOMA」を広める方法
新R25編集部
日常のちょっとした手間を省く“スマートホーム”ですが、まだまだその可能性が伝わりきっていないのも事実。
「スピーカーに話しかけたら電気がつくアレでしょ?」程度の印象しかない方も多いかもしれません…
「スマートホームはもっと進化してるんです!」と教えてくれたのが、ソニーのスマートホームサービス「MANOMA(マノマ)」の担当者。
いわゆる“スマート化”だけにとどまらず、戸締まりなどの防犯まで叶えてくれるサービスなんだそう。
そんな最新テクノロジーについて語れるのは…堀江さんしかいないでしょう!
最新スマートホームの魅力を、もっと多くの人に知ってもらうためには?
“堀江節”全開で、MANOMAを評価していただきました!
お話しいただくのは、IoT事業部 マーケティング課の大江香菜美さんです
見守り・防犯を手軽にアプリで実現できる「MANOMA」
大江さん
「MANOMA」は、ソニーのIoTデバイスと専用スマホアプリを連動させたスマートホームサービスです。
家族・ペットの見守りや家の防犯が主な機能になっているのですが、実際に体験していただいたほうがわかりやすいと思うので、こちらをご覧ください。
堀江さん
これがアプリですか? あ、ここが映ってる。
設置しているカメラと、アプリの表示がこちら。今回は撮影部屋にカメラを設置しています
大江さん
アプリを立ち上げると、「室内コミュニケーションカメラ」を設置した部屋のライブ映像が見られます。
ほかにも部屋の温度や湿度、戸締り状況なども見れて…
堀江さん
あ、家族の居場所までわかるんだ。帰ってきたらカメラもあるし…ちょっと恐ろしいな、これ(笑)。
居場所特定にビビる堀江さん
大江さん
おっしゃる通り、監視されるのは心理的に抵抗を感じるという方も多いので、MANOMAはプライバシーにも配慮して設計しています。
大江さん
カメラに映りたくない人がいる場合はプライバシー設定をしておくと、登録された家族が帰宅した瞬間にカメラのシャッターが閉まり、撮影が停止されます。
大人はもちろん、子どもが思春期にさしかかってきたときなどにもご活用いただけると思います。
堀江さん
これ、スマートタグとも連動できるんですね。
大江さん
はい。タグをつけた方の帰宅を感知するだけでなく、自宅内でタグのボタンを長押しすれば、家族のスマホに呼び出し通知を送れるんです。
子どもや高齢者だけでなく、ペットにタグをつけているユーザーもいるそう
堀江さん
通知を送るってことは、近くに通信用のデバイスを置くんですか?
大江さん
はい。左にある「AIホームゲートウェイ」がMANOMA全体のハブになっていて、さまざまなIoT機器と接続できます。
堀江さん
あ、これか。
大江さん
Amazon Alexaも搭載されているので、音声での家電操作や、鍵の開け閉めもできます。
大江さん
あの窓につけた「開閉センサー」も、MANOMAの提供機器のひとつです。
堀江さん
へぇ、防犯もできるんですね。
大江さん
今、家族が全員外出しているときの「警戒モード」に設定しているので、ちょっと試してみますね。
警戒モードの状態で、センサーのついた窓を開けると…
ガラガラ…
「ビーー!」大音量とともに、AIホームセンサーが赤く光りました
「警戒システムが作動しました。確認してください」かなりの音量で警告音が流れます
大江さん
アプリに通知が出ているので、上の「解除する」ボタンを押していただけますか?
堀江さん
えっ?どれ??
音につられてなぜか緊迫する現場
堀江さん
あ、止まった。
大江さん
そして、すぐにライブ映像で家の様子を確認できるので安心です。
警備会社とも連携しているので、もし本当に泥棒がいた場合はすぐに連絡できるようになっています。
堀江さん
なるほどねえ。ただ、泥棒がいるなら警察呼んだほうがいいと思いますけど…
シンプルな正論
堀江さん
でも、いいですね。これだけあれば、ホームセキュリティに高いお金を払わなくてもいいし。
大江さん
初期の工事費もかからず、届いた機器をコンセントに刺して設定するだけなんです。
スマホでリアルタイムに家の状態が見られたり、さまざまな通知で状況を知れたりするところが好評です。
立会い不要。スマートロックを活用した「家事代行サービス」も
堀江さん
へぇ〜、カギもこのアプリで操作できるんだ。これをタップすると…あっ、開いちゃった。
フリーダムにアプリを触りまくる堀江さん。勝手にカギ開けないでください
大江さん
(笑)。
以前堀江さんに紹介させていただいた「Qrio Lock(キュリオ ロック)」と連携しているんです。
家のカギの開閉を自動化してくれる「Qrio Lock」。以前の記事では、堀江さんも「家に住んでたら秒で買う」と絶賛していました
大江さん
MANOMAでQrio Lockを使うと、アプリで手軽に鍵の開け閉めができるだけでなく、それを活用した「家事代行サービス」の依頼もできるんですよ。
大江さん
予約時間が来たら、MANOMAのシステム認証でQrio Lockの開け閉めをするので、鍵の預かりや立会いは要りません。
堀江さん
なるほどねぇ。
大江さん
あくまでシステムによる開閉で、スタッフ本人が鍵を開けるわけではないので、セキュリティ面でも安心していただけるかと。
入退室の情報はすべてアプリ上で確認できますし、作業の様子もリアルタイムで見られます。
堀江さん
「実はサボってる」みたいな心配はないわけですね。
大江さん
はい。気になることがあれば、室内カメラのマイクを通してスタッフと話すこともできます。
堀江さん
いいですね。これ、家事代行だけじゃなくて、ベビーシッターもやったほうがいいんじゃないですか?
大江さん
ご提案ありがとうございます。
現在ペットシッターの依頼はできるんですが、やはりベビーシッターを頼みたいというお客さんも多く、ちょうど実現に向けて動いているところです。
新規カテゴリは導入までのハードルが課題。MANOMAをもっと広めるには?
大江さん
というのがざっくりとしたMANOMAの特長なんですが…
説明すると、結構な確率で「いいですね」と言っていただけるんですよ。ただ…すぐに導入していただけるかというと、案外そうでもないという課題があって。
今日はぜひ、この壁を突破する方法を堀江さんにお伺いしたかったんです。
堀江さん
なるほど。僕は“ハードル突破研究家”なので、いろいろ言わせていただきますけど…
ついに身を乗り出した堀江さん。ここからが「ハードル突破研究家(?)」の本領発揮です
【広め方①】スマートホームを体験できる場所を増やす
堀江さん
僕からすると、なんでみんなスマート化しないのか逆に不思議なんですけど。
たぶん、「体験する機会」が圧倒的に少ないのが問題なんですよ。
堀江さん
こういうサービスって、人の家とかでちょっと触るだけでも「なにこれ、すげぇ!!」ってなるわけじゃないですか。
実際、ちゃんと体験してもらえれば売れると思いますよ。
大江さん
まさに「試してみないとわからない」という点はずっと課題に感じていて、つい最近、「お試しプラン」のリリースに踏み切ったところなんです。
堀江さん
へぇ。どんなプランなんですか?
大江さん
最大2カ月、初期費用なし&月額1980円でMANOMAのサービスを体験できるプランです。
大江さん
2つプランがあるんですが、両プランともにAIホームゲートウェイと室内コミュニケーションカメラが基本設備になっています。
「お試しスマートロックセット」はそこにQrio Lockがついたプラン、「お試し防犯セット」は窓の開閉センサーがついたプランですね。
そのまま継続する場合、以降は規定の月額をお支払いただき、継続しない場合も違約金はかかりません。
※月額1980円でサービスを利用できるのは2カ月までとなります。以降の金額の詳細は
こちら
をご覧ください。
堀江さん
なるほど。それもいいですけど、もっと気軽に体験できる場所があってもいいですよね。
僕は常々、こういうサービスがホテルとか宿泊施設で使えればいいのになと思ってて。
なにやら宿泊施設に不満がありそうな様子
堀江さん
僕は基本ホテル暮らしで、最近はコロナの影響もあってマンスリーマンションを借りてるんですけど…そのマンスリーマンションのカギがいまだに“物理キー”なんですよ。
超ジャマだし、一回鍵を無くしちゃって…なんだこれ、スマートじゃねぇなって。
鍵をなくしてガッカリする堀江さん
大江さん
ホテルって、そういう細かいストレスがありますよね。チェックインも面倒だし…
堀江さん
だからこそチャンスですよ。MANOMAもどこかのホテルに売り込んで、提携したらどうですか?
予約さえしてればチェックインなしで、Qrio Lockで部屋に入れるとか。たまたま泊まったホテルでスマートホームにハマる人も出てくると思いますよ。
【広め方②】自分ごと化できる“バズワード”をつくる
堀江さん
あとはネーミングですかね。“バズワード”を付けるだけで、圧倒的に流れが変わると思いますよ。
堀江さん
たとえば、スティーブ・ジョブズの最大の発明は「iPhone」という名前だと思ってて。
大江さん
どういうことでしょう…?
堀江さん
スマホって、パソコンと同じかそれ以上に高性能じゃないですか。電話なんて、数ある機能のひとつにすぎない。
ジョブズは、そんなデバイスにあえて“Phone(電話)”と名付けた。
新しいものにハードルを感じる層に向けて「これはみんなが知ってる“電話”です」と示したことで、幅広い世代に急速に普及したわけですよ。
堀江さん
もし「これはパソコンです」って感じの名前だったら、普及スピードも全然違ったかもしれない。
「えっ、パソコン? 自分には無理!」って、距離を置く人が少なからずいるから。
大江さん
なるほど、名前のおかげで、買うハードルが下がったんですね。
堀江さん
そうです。ソニーで言うと、「ウォークマン」はセンスいいなって思いますよ。このネーミングで、カセットプレイヤーを持ち歩く文化を築いたわけだから。
大江さん
もし「MANOMA」を広めるためのバズワードを考えるとしたら、どんな感じがいいですかね…?
堀江さん
いっそ「ソニー・ホームセキュリティ」くらいシンプルな打ち出しはどうですか?
堀江さん
「ソニー」のブランド名が入ると技術的な優位性も伝わるし、「ホームセキュリティ」という名前でイメージする価格よりは安いな、って思う人も多いだろうし。
大江さん
なるほど、参考になります…!
ソニーの技術力があれば、もっとハイテクな領域までいける
――(編集部)MANOMAを今後拡大するにあたり、どういった展望を抱いているんでしょうか?
大江さん
今はたとえば、帰宅時に家に近づいたら「エアコンをつけますか?」と通知を出してくれるような提案型の機能もあります。
家に着いてから「暑いな」って気付くんじゃなくて、MANOMAが先にエアコンをつけて待っててくれる、みたいな。
大江さん
そういった“人の先を行く”機能を拡大していって、ゆくゆくは日常の手間をすべて自動化することを目指しています。
堀江さん
そうやって手広くやるのもいいと思うんですけど…
あえて言わせてもらうと、ソニーの技術力なら、もっとハイテクな領域に特化したほうがいいんじゃないですかね。
大江さん
ハイテクというと…?
堀江さん
ソニーはカメラの分野では、他社が追いつけないくらいのトップランナーじゃないですか。
その技術力を活かして、たとえば人の動作を検知できるAIをカメラに入れるとか。
高齢の親とか子どもとかをカメラで見守って、おかしな動作を検知したら通知する。
堀江さん
たとえば脳梗塞って、独特のふらつきが出る場合があるらしいんですよ。
親がそうなったときにテクノロジーで検知して、すぐ「脳梗塞の疑いがあります」って通知が来たら、助かるかもしれないじゃないですか。
大江さん
そうか…! そういう活用もできますね。
堀江さん
新生児の見守りなんかにも活用できますよ。
身体異常を検知する技術は今後も発展していくと思うし、ぜひそういう領域をソニーにやってほしいですけどね。
大江さん
ありがとうございます。ソニーの技術力に期待していただけて、すごくうれしいです。
ちょうど近くの席にヘルスケアの事業部がいるので、オフィスに戻ったらすぐ相談します!(笑)
堀江さんからすると、スマートホームの可能性は無限大。堀江さんが話しているような未来が実現する日も近いかもしれません。
想像以上のスピードで普及・進化していきそうなスマートホーム。これは早めに“体験”しておいたほうがよさそうな予感…!
まずは2カ月1980円で、未来の暮らしをのぞき見してみませんか?
〈取材・編集=渡辺将基(@mw19830720)/文=石川みく(@newfang298)/撮影=中澤真央(@_maonakazawa_)〉
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