ビジネスパーソンインタビュー
謙虚、努力、気遣いの人
相手の目を見て、一人ひとりに向き合うインフルエンサー。#はあちゅうの横顔
新R25編集部
SNSで多くのフォロワーを抱え、ときに称賛され、ときに炎上するーー。
日々ネット上で話題を振りまきつづけているインフルエンサーたち。
しかし、影響力を持てば持つほど彼らのイメージは一人歩きし、本当の人間性と世間の認知にはズレが生じていく。
そんなインフルエンサーの実像と虚像の乖離を埋めるべく、新R25が(勝手に)お届けする特集「インフルエンサーの横顔」。第一弾として5人のインフルエンサーをピックアップし、本日から5日連続で記事を公開します。
まず1人目にフォーカスするのはブロガー・作家のはあちゅうさん。さまざまな関係者からヒアリングした「#はあちゅうの横顔」をまとめました!
謙虚な姿勢、メモ魔
けんすうさん
はあちゅうさんは、一緒に話していて常に熱心にメモをとって聞いているのと、そのあとに必ず誰よりも早くお礼のメッセージをくれる印象があります。めちゃくちゃ丁寧なんですよね、そのあたりが。
エラぶらないというか、学ぶ姿勢、謙虚な姿勢がすごいなって思ってます。
霜田明寛さん
はあちゅうさんは面白いことの採取にはめちゃめちゃ真面目ですね。
飲み会でも酒を飲まずに、面白い話が出るとメモを取ってます。そして、しきりに質問をする。
ただ、面白くないとケータイをいじり、会話に参加しなくなります(笑)。
誰よりも努力し、全力でギブしてくれる
内藤獅友さん(はあちゅうサロン)
はあちゅうさん、サロンに入るまでは(私がアフリカ勤務ということもあり)正直全然知らなかったんですが、ツイッターなどで見る印象とまったく違いました。
はあちゅうさんと直接話したことのある経営者やインフルエンサーの友人の方からは、「あの人には敵わない。なぜなら、『自分は才能が無いから、誰よりも努力する』という強い原動力があるから」と聞いています。
実際に自分もそれは感じますし、何より面倒なことや得にならなそうなことから逃げずに、常に改善を実践されていると思いました。
リーダーには大きく2パターン、カリスマ的に引っ張るタイプと自分が一番挑戦して失敗する背中を見せるタイプがいますが、はあちゅうさんは後者の頂点にいる方だと思います。
榊原正幸さん(はあちゅうサロン)
はあちゅうさんが最初に立ち上げた、ちゅうもえサロンから、ちゅうつねサロン、ちゅうハヤサロン、そして現在のはあちゅうサロンに所属しております。
ゆえにはあちゅうさんとの接触期間は長く、その中から今でも鮮明に記憶に残っている出来事を送ります。
ちゅうつねサロンにいたとき、自分の情報や知識を出し惜しみせず、常に120%の力をぶつけてきてくれました。
ちゅうつねサロンは学校スタイルで月ごとにテーマがあり、毎週の課題と、定期的に課題図書が投稿されるサロンでした。
なので、書籍の紹介も段階を追って毎回ちょっとずつの紹介になっても何らおかしくないんですが、あるときはあちゅうさんは、一気に36冊の厳選本を投稿したんです。しかも、「○○な気分の時に読んでほしい本」などのシチュエーションもセットで。
「ここまでメンバーのためにギブしてくれるの!?」っていうくらい、熱のこもった投稿をしてくれて、それがずっと記憶に残っています。
私自身も経験がありますが、おすすめ本を厳選して人に紹介するって結構エネルギーがいることだし、親友ならまだしも、学校型のサロンであったため「これぐらいでいいか」となっても不思議ではないのに、そこまでやってくれたことに感動しました。
マメであり、常に全力投球という姿はそこまで意外ではないかもしれませんが、Webではあまり知られていない(ように見える)ことなのかなと思います。
気遣いの人
妹尾ユウカさん(コラムニスト)
はあちゅうさんはいつも何か贈り物をくれる時に必ずお手紙を添えてくださって、可愛いイラストがついています!
また、あれほど忙しい人なのに、チャットレディーよりレスが早く、何かお誘いした際は、1分以内に必ず可否だけでも返信が来ます。
さらに超余談ですが、あんなに綺麗な方なのに「時間がもったいなくて、面倒だから」という理由でネイルはしないそうで、以前、マニキュアを譲っていただきました(笑)。
さきヨガさん(ヨガインストラクター)
はあちゅうさんの良いところは、気遣いが細かく行き届いていることです。
ちゅうつねカレッジのセミナーで登壇ゲストだけでなく聴講生にも声をかけたり、さっとドアを開ける、道をあけるなどの気遣いが素晴らしくて感動しました。
以前のセミナーでお話させてもらったことも覚えててくださり、嬉しかったです。
炎上キャラと思っている方は、実際にお会いしてない方ばかりなのかなと思います。お会いしたら、はあちゅうさんの懐の深さと優しさに触れて大好きになること間違いなしです!
村上周平さん(ブロガー)
はあちゅうさん、僕が骨折した時に、ツイッターで僕を見つけてくれて「骨折してるから、退屈でしょ?」ってな感じで本を送ってくれました!
治ったあとは、お礼として愛媛のハッサクを送らせていただきました!
実は運動神経抜群!?
福永淳さん
はあちゅうさんは、実はああ見えて、運動神経抜群です!
6月1日に関西大学で、はあちゅうさんの講演会に参加したときのことです。
私はど真ん中の前から2列目に座りました。1500人ぐらい入るホールだったんですが、壇上と聴講席は、高さに結構な段差がありました。
両端には壇上に上がる階段があるんですが、はあちゅうさんはそれを使わず、ひょいっひょいっと高飛びするみたいに飛び乗ったり、飛び降りたりするんです。しかも、ロングスカートで!
とても身のこなしが軽やかでした。絶対運動神経は良いと思います!
大学生のときにチアリーダーもされていたとのことでしたので、ご自身でも運動神経の良さには自信がおありなんだと思います。
かわいらしい女の子
山田麻子さん(はあちゅうサロン)
わたしにとってのはあちゅうさんは、「引っ込み思案でかわいい小さな女の子」です。
オンラインサロンを通じてリアルな場所でやりとりさせていただくことが増えましたが、はじめの頃は緊張していらしたのか、そっとこちらをみていることが多かった記憶があります。
ただ、さすがに慣れてくださったのか、最近は「あ、山田さんだ~」とニコニコしながら近寄ってくださるようになりました。
聡明でクールな印象とは裏腹に、大きなバッグにいつもお土産やなにやらを詰めて「これ…皆さんで(小声)」とそっと差し出してくださったり、ああ、かわいいなあとこちらが目を細めています。
イベントのときもまじめにずっとゲストをみてうなづいたり、メモをとったり、スマホですぐに確認したり。発言の強さばかりがクローズアップされていますが、まったくそんなことはないと思っています。
とにかく仕事ができる
やまざきひとみさん
『by.S』の編集長をしているときにコラムを書いてもらっていましたが、はあちゅうさんは原稿(の期限)を絶対落とさない。むしろ前倒して提出してくれます。
原稿落とさない作家は出世するって、当時『半径5メートルの野望』の担当だった講談社の編集さんも絶賛してました。
原稿料は当時依頼していた書き手のなかでは1番高かったけど、コスト意識が高いから媒体のニーズを自分から汲み取ってくれて、話題化を狙った企画の提案なども自主的にしてくれました。そして、しっかりと結果にもつなげてくれる。
そのプロ意識に感銘を受け、今でも大尊敬しています。
山本マイコさん(はあちゅうサロン)
はあちゅうさんはブロガー、作家のイメージですが、めちゃめちゃ仕事が早いし、細やかです。
一緒に仕事をされた方だと気づくかと思いますが、こんなに仕事ができる人がいるんだ!と驚きました。
はあちゅうサロン に入会し、その仕事のスピードを目の当たりにしただけでも、元を取った気分です。
▼はあちゅうさんの仕事術▼
1)決断が早い
サロン内の局発表などで課題などが出た際に、その場ですぐに結論と方針をセットで決められる。
2)対談とツイートを同時にこなす
サロン内で対談されているときなど、対談の相手をしながら話を進め、写真も取り、ツイッターでも実況中継。話をまとめる力も高く、ツイッターもわかりやすい。マルチタスクなのにすべてのレベルが高い。
3)仕事を進めるのが早い
いろいろなゲストの方がサロンに来られていると思いますが、ちょっとした話を実行まで持っていくのが早いと思います。「そのうちやりましょう」で流さずに、具体的にいつやるかなどをどんどん詰めているからだと思います。仕事ができない人だと、実現しない話が多いので。
4)頭の回転が早い
対談などをされているとき、話の聞き出し方や質問力の高さなど、ご自身が相手に興味があることもあると思いますが、うまいなーと思ってしまいます。
相手の目を見て、一人ひとりと向き合う
スタバ太郎さん(はあちゅうサロンメンバー)
今、はあちゅうさんがサロンメンバーと個人面談をしているのですが、その時に感じたことです。
それは、吸い込まれるような瞳で、相手の目を逸らさないで話すこと。僕も手話をやっていることもあり、相手をちゃんと見て話す癖があります。たまに「そんなに見ないで」「なんで見てるの?」といわれることもあるほどです。
なので、相手から視線を外されることが多いのですが、僕がはあちゅうさんと個人面談してもらった時は、しっかりと目が合った状態で10分近く話しつづけました。
真剣な眼差しでありながらも、攻撃的ではなく、協力的な目、真摯な姿勢が伝わる目でした。これは、はあちゅうさんと1対1で話したことがないと伝わらないことだと思います。
ヨシタカギさん(はあちゅうサロンメンバー)
はあちゅうさんは一人ひとりのことをよく知ろうとしているし、かなり向き合う姿勢が強い方です。
いわゆるインフルエンサーの方は「対N」に対して発信してるイメージがあると思うんですが、はあちゅうさんは「対1」にも気を遣っています。
というのも、はあちゅうさんと会話するとわかるんですけど、会話中ずっと相手の目を見て話したり聞いたりしてるんです。これって相手と向き合う姿勢がないとできないと思うんですよね。
普通のことだと思う人も多いかもしれないけど、普段接する相手が多い人なのに、こんなに相手に向き合えるってすごいなあと思いました。
また、たまたまこの前、表参道駅付近から渋谷まで歩いているのを目撃しました(笑)。
著名な方とか結構稼いでる人って、ちょっとした距離もタクシーとか乗っちゃうのかなと思ってたので、かなり親近感が湧いたし、好印象でした!
ちなみに、「しっかりと相手の目を見て話す」というのは他にも数人の方から証言がありました。
インフルエンサーでありながら、一人ひとりに誠実に接するはあちゅうさん。きっと本人はシェアしづらいと思うので(笑)、この記事を見たみなさんが「#はあちゅうの横顔」を広めてあげましょう!
次回予告
明日公開する2記事目で取り上げるのは、プロブロガーのイケダハヤトさんです。「#イケダハヤトの横顔」をどうぞお楽しみに!
「インフルエンサーの横顔」特集
もっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ
ビジネスパーソンインタビュー
またスゴいことを始めた前澤さんに「スケールの大きい人になる方法」を聞いたら、重たい宿題を出されてしまいました
新R25編集部
【不満も希望もないから燃えられない…】“悟っちゃってる”Z世代の悩みに共感する箕輪厚介さんが「幸せになる3つの方法」を伝授してくれた
新R25編集部
「実家のお店がなくなるのは悲しい… 家業を継ぐか迷ってます」実家のスーパーを全国区にした大山皓生さんに相談したら、感動的なアドバイスをいただきました
新R25編集部
「俯瞰するって、むしろ大人ではない」“エンタメ鑑賞タスク化してる問題”に佐渡島庸平が一石
新R25編集部
社内にたった一人で“違和感”を口にできるか?「BPaaS」推進するkubell桐谷豪が語るコミットの本質
新R25編集部
【仕事なくなる?そんなにすごい?】“AIがずっとしっくりこない”悩みへのけんすうさんの回答が超ハラオチ
新R25編集部