ビジネスパーソンインタビュー
映像の“神がかったクリエイティビティ”も必見
元アイドル同士の熱演が胸アツ! やれなかった原因は“アソコ”じゃない!?
新R25編集部
あのとき、もしかしたら、あの子とやれていたかもしれない…。
そんな異性との忘れがたいエピソードを描く吉田貴司さんの人気漫画『やれたかも委員会』(cakes/note)が、2018年1月よりAbemaTVにて実写ドラマ化!
同ドラマと新R25のコラボ企画『やれたのか討論会』は、はあちゅう(作家・ブロガー)と霜田明寛(「チェリー」編集長)のゲスアワーコンビが、『やれたかも委員会』の映像を観ながら、「これはやれたのか、やれたとは言えないのか」をあーだこーだと語り合う新連載です。
今回語っていただくのは、「誘う女」編。
主人公・北坂(川野直輝)は、幼少のころから男性の「アノ部分」に自信がなかった。そんな北坂は、大学の先輩・岸本さき(三上悠亜)とレストランでデートした帰り、公園でキス。盛り上がったところでさきは「私、ガッチガチにカタくないとダメなんだよね」と言う…。
男の「アレ」を表現する映像のクリエイティビティがスゴイ
はあちゅう
今回は「クリエイティビティ」 の神回じゃないかって思った。“アレ”を野菜とかでうまく表現してくれて…。
霜田
本当ですね。サメとか、猿の鼻まで…。スタッフさんの労力を考えると大変ですよ、いちいちエリンギ撮りにいったり、猿撮りにいったり(笑)。
霜田
途中で、“勃ってる”ことをマックスむらいで表現するのもスゴイ。
霜田
そして、きわどいシーンもちゃんと演じる元ジャニーズJr.、川野直輝さんがすばらしかったですね。
はあちゅう
あっ、この人元ジャニーズなんだ!
霜田
90年代の半ばに「怪談トリオ」と呼ばれ、滝沢秀明さん、今井翼さんとそろって売り出されてたうちの1人ですね。
はあちゅう
私は三上悠亜ちゃんのほうに「おおーっ」て思ってた。つまり元アイドルと元アイドルの競演なのね…。そう思うと胸アツ。
男も女も恋人の「アレ」は覚えていない
はあちゅう
男の人は他人のアレをそんなに見てるものなの?
霜田
男のモノはそこまで見ないですね。
女の子の胸のほうであれば見てますけど。最近出た『週刊プレイボーイ』(2018年3月5日号)で、「君はパフィーニップル(ふくらんだ乳輪のこと)を知っていますか?」という特集をやってて、そういうのは興味深い(笑)。
はあちゅう
私も、男の人のアレにそんなに違いを感じたことないんだよね…。というか、一番よく見てる人のアレが基準になっていくから、付き合ってる人のモノしかわからないかも。彼氏が替わると、前の人のモノ忘れる気がする。
霜田
素晴らしく愛のある発言ですね(笑)。「あなたのモノがスタンダードよ」と。
はあちゅう
霜田さんは過去の人のモノって覚えてる?
霜田
胸ですか?あ、下のほうか…(笑)。
下のほうは、確かにそんなに覚えてないですね。
はあちゅう
女性の“アレ”って、男性に記憶されないように複雑な見た目になってるって聞いたことあるんだよね。常に“フレッシュネス”を感じられるように、そうなってるらしい。
霜田
人体って不思議(笑)。
かわいくても「自分に自信がない」と言う美女は多い
霜田
僕がひとつ、はあちゅうさんに聞きたかったのが、さき先輩がレストランで「私、自信がないの」みたいなこと言うじゃないですか。
そこで「先輩はなんで自信がないんですか?」と聞いたら、「私、意地悪だもん」と。この謎の返しは何なんですか!?
はあちゅう
…私もわかんないや。
霜田
僕だったら、こんなかわいい女の子に「自信がない」って言われたら好きになっちゃうと思うんですけど。
はあちゅう
でも、「自信のない美女」って本当に多いからね~。
私の周りでも多い。それだけかわいいあなたが自信なかったら、それよりブスな人間はどうやって生きていけばいいんだ?って思う(笑)。
霜田
そういうコたちはなんで美人なのに自信がないんですかね?
はあちゅう
読モをやってるコで、「自分にはなんとなくのかわいさだけしかない」みたいなコンプレックスがあるコがいたなあ~。「私はそこ以外でまったく評価されてない。仕事もできないって思われてそう」って。
霜田
それは…キュンとしますね。
はあちゅう
かわいいコの周りにはかわいいコが多いからさ。ミスコンとかまさにそうだよね。
霜田
このあいだ、池田エライザさんにインタビューしたときも、「私、自信がなくて」みたいに言うんですよ。「『Cancam』読んだら、かわいいコなんていくらでもいるじゃないですか」って。
そう考えると、「サークルでモテてる中途半端な女」ぐらいが一番自分に自信を持てるのかもしれないですね(笑)。
はあちゅう
女の子にとっては、本当にかわいいかどうかよりも、世の中や他人にかわいいと言われることのほうが重要なのかもね…。
「問題なのは“アソコ”じゃなくて、セクシーさが足りないこと」
――「ガッチガチにカタくないとダメなんだよね」というさき先輩の言葉に北坂はプレッシャーを感じ、“萎えて”しまう。何もできないままその日は別れ、その後、2人は疎遠に…。
霜田
男性は、今回の主人公みたいにそんなに自分のモノを気にしなくていいんですかね?
はあちゅう
しなくていい、しなくていい。
だってあんなに「ガッチガチがいい」っていう人、会ったことある?
霜田
ないです(笑)。あれはもう、ほぼ三上悠亜さんのAVのシーンとして見てましたね(笑)。
はあちゅう
大きさとかカタさとかそんな気にしてる女子、会ったことないよ。
霜田
素晴らしいですね。あんまり下半身でものを考えてないんですね(笑)。最後に朝比奈彩さんも、「好きになりそうな、好きになった人の(モノがいい)」って言ってましたね。
はあちゅう
男の人って大きさとかカタさとか、そこにこだわりすぎな気がする。そこで男女のコミュニケーションミスが起きてるんだよ。
この人の問題は、アソコじゃない(笑)。
霜田
どこなんですかね!?
はあちゅう
うーん、単純にセクシーじゃないよね、この人。この人とやりたいと思うことがなさそうだなー、と。
霜田
どうすれば「セクシー」と思ってもらえるんでしょう…?
はあちゅう
もうちょっと、言葉じゃないコミュニケーションを学んだほうが良さそうだと思う。レストランでの会話だったりキスだったり。
霜田
雰囲気作りを磨けってことですね…。なるほど。
はあちゅう
私はこれは「やれたとは言えない」と思う。
霜田
僕もですね。ただもう、こんな三上悠亜さんみたいな、“エロニット”着た先輩と、ちょっとああいう感じになれただけでもうらやましいと思いますけどね。
本当にAVの世界みたい。やってるぐらいの満足感は得てるはずですよ。
はあちゅう
まあ、実際触ってますしね(笑)。
〈構成・文=天野俊吉(新R25編集部)〉
次回予告
3月3日(土)よる11時~「草食男子」編
未公開映像も!『やれたかも委員会』アーカイブ
【無料】やれたかも委員会 - Abemaビデオ | AbemaTV(アベマTV)
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※『やれたかも委員会』は、漫画家・吉田貴司氏が、デジタルコンテンツ向けの配信プラットフォーム『cakes』や『note』に作品をアップしたことからSNSを中心に話題となり、2017年7月には書籍としても発売された人気連載漫画です。
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永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン「チェリー」
永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン
霜田さんが編集長を務めるWebマガジン。青春時代にうまくいかなかった経験のある大人は、人の心の痛みが分かるぶん、人の心を動かす文化を創る素養がある。そんな信念に基づき、「オトナ童貞」たちが世界を変えていくためのきっかけを創出しています。
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