“マイクロマネジメント=悪”というわけではなさそう
【あなたはどっち派?】55%が「すべきでない」。マイクロマネジメントに対するビジパの意見
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ビジパの新常識 ~新R25総研~
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「ビジパの新常識 ~新R25総研~」では、ビジネスパーソンの知見が集まるアプリ「新R25ワイドショー」に寄せられたさまざまなトピックをまとめ、“もっとも現代的でもっともリアルなビジネスまわりの新常識”を発信していきます!
今回のテーマは「マネジメント」について。「マイクロマネジメント」とは、訳すと“細かいマネジメント”。メンバーの動きをリーダーやマネージャーが細かくチェックすることですが、新R25の調査によると...
今回のテーマは「マネジメント」について。「マイクロマネジメント」とは、訳すと“細かいマネジメント”。メンバーの動きをリーダーやマネージャーが細かくチェックすることですが、新R25の調査によると...
出典
全121回答。新R25公式アカウントによるTwitter上での投票より
54.5%が「リーダーやマネージャーは“マイクロマネジメント”をすべきではない」と回答…!
新R25ワイドショーに寄せられた回答を分析し、メンバー、マネージャー双方の視点から見た「マネジメント」における“ビジパの新常識”をお届けします!
新R25ワイドショーに寄せられた回答を分析し、メンバー、マネージャー双方の視点から見た「マネジメント」における“ビジパの新常識”をお届けします!
マイクロマネジメント反対派の声
①メンバーの主体性や成長機会を奪ってしまう
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特に多く寄せられた意見が「メンバーの主体性や成長機会を奪ってしまう」というもの。
リーダーやマネージャーがよかれと思って細かく管理やチェックをしたものの、結果的に指示がないと動けない“指示待ちタイプ”な人を生んでしまう恐れも...。マネージャーの判断がすべてになってしまい、メンバーのプロセス思考が養われないと、組織全体の成長がストップしてしまうかもしれません。
リーダーやマネージャーがよかれと思って細かく管理やチェックをしたものの、結果的に指示がないと動けない“指示待ちタイプ”な人を生んでしまう恐れも...。マネージャーの判断がすべてになってしまい、メンバーのプロセス思考が養われないと、組織全体の成長がストップしてしまうかもしれません。
②メンバーの心理的 安全性が損なわれてしまう
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次に抽出されたのが「心理的安全性が損なわれてしまう」という意見。
行動を細かく管理・チェックされるということは、その分叱責を受ける機会も増えていきます。“叱られたくない”ばかりにとらわれてチャレンジができなくなったり、時には心を病んでしまったりするケースも。
目的が仕事の目標達成ではなく「叱責されないこと」にすり替わってしまい、他責思考に陥ってしまうと危惧する声もありました。
行動を細かく管理・チェックされるということは、その分叱責を受ける機会も増えていきます。“叱られたくない”ばかりにとらわれてチャレンジができなくなったり、時には心を病んでしまったりするケースも。
目的が仕事の目標達成ではなく「叱責されないこと」にすり替わってしまい、他責思考に陥ってしまうと危惧する声もありました。
③マネージャーが注力すべき業務がおろそかになる
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こちらはリーダーやマネージャーについての声。
メンバーの行動を細かく管理・チェックしていたら、リーダーやマネージャーはそればかりに時間を取られてしまいます。
その結果、組織の未来を作っていくという本来の役割が果たせなくなってしまっては本末転倒…。
メンバーの行動を細かく管理・チェックしていたら、リーダーやマネージャーはそればかりに時間を取られてしまいます。
その結果、組織の未来を作っていくという本来の役割が果たせなくなってしまっては本末転倒…。
容認派の声「こういう場合はマイクロマネジメントも必要」
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マネジメントに長けていると思われる方々からは、「メンバーの成熟度に合わせてマネジメントのスタイルを変える」というテクニックが提唱されています。
「細かいマネジメントはダメ」とだけとらえるのではなく、メンバーのフェーズを適切に判断して方針を切り替えられるのが、一流のマネージャーである…と言えそうです。
「細かいマネジメントはダメ」とだけとらえるのではなく、メンバーのフェーズを適切に判断して方針を切り替えられるのが、一流のマネージャーである…と言えそうです。
「リーダーやマネージャーは“マイクロマネジメント”をすべきではない」あなたはどう思う?
ビジパたちから寄せられた声をまとめると、マイクロマネジメントをすべきではない理由は
①メンバーの主体性や成長機会を奪ってしまう
②メンバーの心理的安全性が損なわれてしまう
③マネージャーが注力すべき業務がおろそかになる
といった内容に大別されました。
マネジメントする側もされる側も、今一度現状のスタイルを振り返ってみるのもいいかもしれません。
ご自身の“マネジメント”に関する知見を、あなたも下記から投稿してみませんか?
①メンバーの主体性や成長機会を奪ってしまう
②メンバーの心理的安全性が損なわれてしまう
③マネージャーが注力すべき業務がおろそかになる
といった内容に大別されました。
マネジメントする側もされる側も、今一度現状のスタイルを振り返ってみるのもいいかもしれません。
ご自身の“マネジメント”に関する知見を、あなたも下記から投稿してみませんか?
〈文=ちゃんめい(ネゴト)(@meicojp24)/編集=天野俊吉(@amanop)〉