「ビジパの新常識　～新R25総研～」では、ビジネスパーソンの知見が集まるアプリ「新R25ワイドショー」に寄せられたさまざまなトピックをまとめ、“もっとも現代的でもっともリアルなビジネスまわりの新常識”を発信していきます！

今回のテーマは、「正直よく理解できていないビジネストレンドワード」。

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新R25ワイドショーは、注目のビジネスパーソンの知見が集まる”スマホ版ビジネスワイドショー”です。

DX、WEB3.0、メタバース、SDGs…みなさんから集まった、最近よく聞くけど理解が難しい「ビジネストレンドワード」の意味や、ビジネスシーンでの使われ方をご紹介します！

① DX

Maicoさんの回答全文を見る

日本で言われてるDX デジタルで産業構造を変えるぐらいのことをいっているんだと思っているんですが、リモートワークでDX、文書のデジタル化で

Kouさんの回答全文を見る

DX デジタルやIT技術を活用した業務改善とは、意味が違うとのことで、 どう違うのかの説明も何度か聞いたのですが、未だにしっくりきません

DXとはDigital Transformationの略で、日本語では「デジタル変革」といわれています。

経済産業省は、DXをこのように定義。

つまりDXは、「デジタル化をすることでビジネスモデルを変革すること」と「業務そのものから企業文化・風土までを変革して競争優位に立つこと」がセット。

しかし、前者の「デジタル化」の意味だけを指して使われることがあるため、混乱を生んでいるようです…。

「DXできるサービス」という使い方は誤りなので、「DXに貢献できるサービス」と正しく使っていきたいですね。

② WEB3.0

小松朗宏【公式】さんの回答全文を見る

コレはWEB3.0 -Webの民主化- ですね。 言わんとしていることはわかりますがわかりません笑

小川俊さんの回答全文を見る

こればっかりは「web3.0」ですね。 NewsPicksで初めてその言葉を聞いた時びっくりしました。 我々はいつのまに「web2.0」の

小林夏帆さんの回答全文を見る

Web3.0は新しい言語だと感じました。 調べてみると、これまで1.0、2.0と使ってきた私たちが、今度は媒体側になるという話。理解すること

WEB1.0とは「発信者から消費者へ、情報が一歩通行である状態」で、WEB2.0とは「WEB1.0に消費者のコメント・リアクションがある状態」。

たとえば、みなさんが現在使用しているSNSやブログは、WEB2.0の代表的なサービスとなっています。

しかし、WEB2.0はGAFAなど大企業に個人情報が集約されていたり、中央集権型のサーバーに依存していたりするので、プライバシーやセキュリティにおける問題も…。

そこで登場したのが「WEB3.0」です。WEB3.0では情報が分権化され、個人に帰属している状態なので、プライバシーやセキュリティの問題が解決されると考えられています。

③ メタバース

ひのたけ☺️まろやか応援隊さんの回答全文を見る

メタバース かなぁ。バーチャルに別な世界ができるっていうことでいいの??

ミニシミさんの回答全文を見る

メタバース 等のテクノロジー全般 正直に言うと、最近のテクノロジーは、よく理解出来てません。 調べても、説明されてる単語が分からない・・

「バーチャルに世界ができるという認識で合っている…？」「テクノロジー関連の用語は特に自信がない…」と、まだまだ疑問の多いメタバース。

メタバースとは、インターネット上に3次元の仮想空間を作れるテクノロジーのこと。自分の分身であるアバターが、バーチャルの世界を自由自在に移動できます。

すでにアバターで参加できるバーチャルイベントを開催している企業も。「次回の会議はメタバースで開催しよう」「自社のアバターを作成しましょう」といった会話が今後増えていくかも…!?

日本人が抱くメタバース“3つの誤解”。Facebook→Metaになった理由を説明できますか？｜新R25

佐藤航陽著『世界2.0 メタバースの歩き方と創り方』より

より詳しく知りたい人は、こちらの記事もぜひ！

④ SDGs

豊田俊さんの回答全文を見る

DX SDGs メタバース ブロックチェーン NFT 他人にわかりやすく説明できません…。特にDX。 焦らず徐々に理解して行こうと思います

SDGsとは「Sustainable Development Goals（＝持続可能な開発目標）」の略で、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現すべく設けられた目標のこと。

「貧困をなくそう」「ジェンダー平等を実現しよう」「産業と技術革新の基盤を作ろう」など17の項目が挙げられ、各国2030年までにSDGsの達成を目指しています。

SDGs17の目標

日本ユニセフ協会が提供する子ども向けのSDGs学習サイト、SDGs CLUB（クラブ）。小中学生向けに、SDGsの17の目標をわかりやすく解

「SDGsの観点から、次の商品のコンセプトは…」「SDGsに貢献できるサービスですね！」など、多くのビジネスシーンで登場しそうです。

⑤ DAO

はしもとさんの回答全文を見る

DAO。 本当に複雑すぎて理解するのは一旦放棄しました。しかしその中でも朝倉祐介さんのVoicy内でわかりやすく説明されていたものもあった

DAO（Decentralized Autonomous Organization）は、参加者同士で管理・運営される“ブロックチェーン上の組織”のこと。誰でも参加できて組織運営のルールを閲覧できる、透明性の高さが特徴です。

たとえば会社でチーム編成する場合は、基本的にはリーダーが意思決定を行う中央集権的な構造になっています。

一方DAOでは、組織内に階層がありません。メンバー全員の合意によって意思決定される、自律分散的な構造です。

ビジネスシーンでは、「ブロックチェーン上にDAOを構築しよう」「このDAOのトークンを買ってくれる人を募るために、PRを強化しよう」といった使われ方をされます。

半数近くの人が理解できてない用語1位は「WEB3.0」

まだまだ言葉だけが一人歩きしている、ビジネスのバズワード…。

新R25公式アカウントによるTwitter上で「DX、WEB3.0、メタバース、SDGsといった最近よく聞くバズワードを理解していますか？」と調査したところ、このような結果に…！

半数近くの人が、理解できてない用語として「WEB3.0」を選びました。みなさんは、自分の言葉で「WEB3.0」を説明できそうでしょうか…？

ぜひ「◯◯ってどういう意味？」と聞かれたら説明できるように準備をして、積極的にビジネストレンドワードを使ってみてくださいね。

〈文＝いちのせれい（ネゴト）（@ichireiJAPAN）／編集＝山田三奈（@l_okbj）〉