ビジパの6割が“会議運営に悩んだ経験アリ”
「会議でアイデアを引き出したかったら、いいアイデアを定義してはいけない」納得の理由
新R25編集部
「ビジパの新常識 ~新R25総研~」では、ビジネスパーソンの知見が集まるアプリ「新R25ワイドショー」に寄せられたさまざまなトピックをまとめ、“もっとも現代的でもっともリアルなビジネスまわりの新常識”を発信していきます!
今回のテーマは「いいアイデアを引き出す会議運営のコツ」。
会議って、議題やファシリテーション次第では沈黙が続いてしまうこともありますよね。温度感が伝わりにくいリモート会議も増え、なおさら運営が大変! どうしたら有意義な会議になるのでしょうか。
全55回答。新R25公式アカウントによるTwitter上での投票より
65.5%の人が、うまくいかない会議運営に悩んだことがあるという結果に。「自分だけじゃなかった!」と安心した人も多いのでは?
では、何をしたら会議はスムーズで活発に行われていくのでしょうか。
会議運営のコツ①アイデアのたたき台を用意しておく
何もない白紙状態から議論をスタートさせるってなかなか難しい。
そんな事態を防げるのが「たたき台」です。あらかじめ原案となるたたき台を用意しておき、そこに賛成や反対の理由を肉付けしていくことで、スムーズに結論まで導いていくことができる…。
誰かが歌いだすまで空気を読み合ってしまう「カラオケ」はまさにピッタリなたとえかも…(笑)。
会議運営のコツ②会議参加を強制しない
“会議参加は必須”という固定概念は、捨ててしまうのもアリかもしれません。全員が意思を持って参加するかたちになれば、意見の交換が活発に行われそうです。
まわりの人も「参加したい」と思えるような有意義な会議の雰囲気を対外的にアピールし続ければ、いい輪が広がっていくことになるかも?
会議運営のコツ③「いいアイデア」を定義しない
上の立場の人が「そのアイデアいいね!」と判断することによって、会議の流れがそちらへ寄ってしまうことはよくありますよね。
いいアイデアを定義しすぎると、おのずと出てくる意見の幅が狭くなってしまうこともあるので、とくにリーダーの皆さんは注意が必要です。
会議運営のコツ④会議室でやらない
これまでの意見とは大きく異なり、場所について言及する意見。“THE 会議!”と言わんばかりの堅苦しさを避けるため、会議室でやらないという提案が見られました。
お菓子や差し入れを用意したり、会社によっては“合宿”と称して郊外に出かけたりするところもあるそう。出したい意見の粒度によって、型にはまらない雰囲気づくりを意識してみましょう。
会議運営のコツ⑤議題の的をずらして思考の幅を広げる
会議の的をずらして思考の幅を広げてみてはという意見。“プレゼンの神様”として知られる澤円さんのコメントにあるような「江戸時代ならどうするか」といった投げかけも面白そう。
温故知新で、令和の感覚では見つからなかったアイデアが浮かんでくるかも!?
「普通の会議」を飛び越えた先にいいアイデアは眠っている
ビジパ達による意見をまとめると以下の通りになりました。
①アイデアのたたき台を用意しておく
②会議参加を強制しない
③「いいアイデア」を定義しない
④会議室でやらない
⑤議題の的をずらして思考の幅を広げる
アイデアを出し合う場として会議を活用したいなら、「普通」を飛び越える手助けをするのがポイント。今回紹介した5つのコツは、参加者の殻を破る一助になるはずです。
あなたがファシリテーターを務めるときは、ぜひこれらのコツを参考にしてみてくださいね。
〈文=鈴木このは/編集=天野俊吉(@amanop)〉
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