どんな会社でも盛り上がるコンテンツを厳選!
社員の満足度はこれで決まる!? 社内イベントのプロに聞く、一体感を生み出す“鉄板コンテンツ”5選
新R25編集部
「社員総会」「社員表彰式」などに代表される社内イベント。
新型コロナウイルス感染症による自粛期間も明け、オンラインでの開催も可能になってきた昨今ですが、「なんとなくいつもと同じようにやっているだけ」「どのようにこだわればいいのかわからない」という企業もあるのではないでしょうか?
そんな企業担当者の方に向けた連載「組織力を高めるための社内イベントの教科書」。
これまで70社の社内イベントをプロデュースしてきたイベント制作会社マックスプロデュースとのコラボでお送りする本連載では、企業が効果のある社内イベントを実施するために大切なポイントや、社内イベント実例を紹介していきます。
今回のテーマは、表彰やプレゼンなどの合間におこなわれる「お楽しみコンテンツ」。
イベントのなかでは“息抜き”のような扱いで、運営者もつい手を抜きがちなパートですが…社員の満足度を高めるためには、どんなコンテンツを用意するのがいいのでしょうか?
教えてくれるのはこの方!
イベントを通じて「人や会社を元気にする」 という目標を掲げ、事業を拡大。 さまざまな会社の経営課題に対しての解決策になるようなイベント作りを目指し、サポートをおこなう。おもにインナーイベントを中心に、多数の企業のインナーイベント制作と演出に携わり現在に至る
意外と侮れない効果がたくさん。「コンテンツ」にこだわるメリットとは?
「社員総会」「社員表彰式」「決起大会」「方針発表会」「周年行事」「懇親会」など、さまざまな目的に応じて開催される社内イベント。
こだわりたいポイントはたくさんありますが、各プログラムの合間に繰り広げられる「コンテンツ」については、まぁなんとなく盛り上がればいいかな…と軽く考えている方も多いのでは。
じつは桑原さんいわく、コンテンツこそがイベントの成功を左右するそうなんです。
桑原さん
社長プレゼンや表彰式だけでは作れない空気感を醸成するにあたり、意外と侮れないのが「社内のお楽しみコンテンツ」です。
コンテンツの中身にこだわればこだわるほど、さまざまな人に光があたり、参加者全員が“一体感”を味わうことができます。
さらに、社内イベントのあとも社員同士のコミュニケーションのネタにもなるので、長い目で見ても社内の活性化につながります。
準備段階からさまざまな人を巻き込めるので、当事者意識が拡がるのもメリット。いままで関わりがなかった人の個性を発見できて、社員同士の理解促進にもつなります。
迷ったらこれ! 上司も部下も楽しめる“鉄板コンテンツ”5選
とはいえ、具体的にどんなコンテンツを用意したらいいの? 世代も職種も違うメンバーが盛り上がれるコンテンツなんてあるの…? と、不安に思ってしまった方は必見。
数々のイベントを企画してきた桑原さんに、どんな会社でも盛り上がる“鉄板コンテンツ”を教えてもらいました。
①全員参加型クイズ:笑いあり、学びありの圧倒的人気コンテンツ
桑原さん
テレビでもおなじみのクイズコンテンツは、まさに“鉄板”と言えます。
社内のメンバー全員が参加できるよう、スマホで回答できる形式にするのがおすすめ。
リアルタイムでランキングも出せるので、同期や上司だけでなく、普段関わりのない他部署の方とも盛り上がれるはずです。
さらに社内の絆を深めたいなら、社内のルールや注力プロジェクトの内容をクイズにするのもおすすめです。
学びにもなりますし、意外と何も知らない人、逆に意外としっかり覚えている人などが出てきて話のネタにもなります。
②ドッキリ企画:上司が体を張るのがルール!みんなが笑顔になること間違いなし
桑原さん
少し勇気が要るかもしれませんが、「ドッキリ映像」も人気コンテンツのひとつ。
ドッキリをやるなら、少し上の人に仕掛けるのが絶対のルール。上司が体を張ることで、みんなが楽しめるコンテンツになります。
普段キリッとしている上司がオロオロする姿はただただ笑えますし、素を見せてくれた上司への親しみも湧き、イベント後の関係値向上にもつながります。
上司にとってもメリットのある企画なので、部下からコンテンツへの協力を打診された際は快く受け入れてあげてください(笑)。
その場では盛り上がった気がするけれど、実際に満足してもらえたのか不安…という方はこちらの記事もどうぞ。難易度の高い“社内イベントの効果測定”について、桑原さんが解説しています
③社内改善コンテスト:フランクなイベント会場は、意思決定のいい機会
桑原さん
真面目な雰囲気を作りたいなら、たとえば「社内改善コンテスト」など、社内の改革について意思決定するようなコンテンツはいかがでしょうか。
フランクな雰囲気だからこそ引き出せる意見もあるので、普段後回しになっている課題を解決するいい機会になるはずです。
全員に当事者意識を持ってもらうために、アンケートシステムを使った「投票制」にするのがおすすめ。
ここで決まったことを実際に社内に反映することで、社員にとっての「社内イベント」の重みも増すはずです。
④高級品当てゲーム:悩む姿だけで面白い!? 世代関係なく楽しめるのが魅力
桑原さん
お正月に放映される、あの人気番組を模した企画。
高いワインと安いワインを飲み比べてみたり、有名オーケストラと学生オーケストラの演奏を聴き比べてみたり…
職種も年次も関係なく楽しめますし、普段は怖い役員が真剣に悩んでいる姿がもうすでに面白いですよね(笑)。
いろんなバリエーションが考えられるのでお題も決めやすいですし、凝った演出がなくても盛り上がるという点でも人気のコンテンツです。
⑤「生演奏」:イベントのクオリティが一気に上がる上級テク
桑原さん
イベントにおいて、音楽がもたらす効果は絶大です。
その場の雰囲気作りに欠かせない「BGM」を生演奏にすることで、イベントのクオリティが一気に上がります。
有名アーティストを呼ぶ場合もありますが、個人的にはオーケストラに演奏してもらうのもおすすめ。
和楽器やミニオーケストラ、フルートソロやバイオリンソロなど…普段はなじみのない楽器の生の音を聴くだけで、参加メンバーのテンションが上がります。
さらに盛り上げたいなら、楽曲メニューを用意して、リクエストに応じて演奏してもらう形でもいいですね。
社内イベントで“組織力”を高める方法はほかにも。気になる方はこちらの記事もチェック!
社内イベントのプロデュースなら、マックスプロデュースへ!
マックスプロデュースでは、社内イベントの企画、会場の選定、台本やマニュアルの作成、映像やスライドショーの作成、ゲームの企画、来場者のスマホと同期したアプリケーション作成、運営、会場装飾、ケータリングの手配、MCやタレントの手配、そして現場ディレクターの派遣まで、リアルイベントに必要なすべてをサポートしているそう。
すべてをまるっと相談することはもちろん「社内にここのノウハウだけがない…」という場合は一部の業務だけを依頼することも可能だそうです。
「これから社内イベントを立ち上げたい」「社内イベントをすでに実施しているが、正直マンネリ気味に」「自社制作で限界を感じている」などの課題感を抱えている担当者の方は、ぜひ一度相談してみるのはいかがでしょうか?
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