まずは、「狙い」と「目標」を設定せよ

【事例あり】社内イベントのプロが「CAグループ会社の総会」で実践した“一体感を生む演出”って?

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組織力を高めるための「社内イベントの教科書」

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「社員総会」「社員表彰式」などに代表される社内イベント。

新型コロナウイルス感染症による自粛期間も明け、オンラインでの開催も可能になってきた昨今ですが、「なんとなくいつもと同じようにやっているだけ」「どのようにこだわればいいのかわからない」という企業もあるのではないでしょうか? 

そんな企業担当者の方に向けた連載「組織力を高めるための 社内イベントの教科書」。
これまで70社の社内イベントをプロデュースしてきたイベント制作会社マックスプロデュースとのコラボでお送りする本連載では、企業が効果のある社内イベントを実施するために大切なポイントや、社内イベント実例を紹介していきます。

今回のテーマは「グループ会社の『総会』を盛り上げる演出」。

サイバーエージェントのグループ企業・株式会社CAM(キャム)の総会を例に、その仕掛けを教えてもらいます。

教えてくれるのはこのお二方!

イベントを通じて「人や会社を元気にする」 という目標を掲げ、事業を拡大。 さまざまな会社の経営課題に対しての解決策になるようなイベント作りを目指し、サポートをおこなう。おもにインナーイベントを中心に、多数の企業のインナーイベント制作と演出に携わり現在に至る
CAM管理部門責任者。事業人事機能の立ち上げ時期からカルチャー醸成、組織活性化の責任者として、施策立案から実行までを担当

グループ全体と同じにしない。“らしさ”“エモさ”にこだわる

「社員総会」「社員表彰式」「決起大会」「方針発表会」「周年行事」「懇親会」など、さまざまな目的に応じて開催される社内イベント。

プログラムや演出など、こだわるポイントはたくさんありますが…

CAMの総会をプロデュースするにあたって、桑原さんは狙いコンセプトをどこに設定したのでしょう?
桑原さん

桑原さん

サイバーエージェントグループのグループ会社の総会を演出させていただくときにいつも心掛けているのは、グループ全体の総会と違って、“らしさ”や“エモさ”を出すことです。

「グループ全体の総会と同じだね」と感じた瞬間に気持ちはさめてしまいます。

「このグループで良かった」「次は全体の総会で表彰されてみせる!」…そんな思いを引き出せるよう、醸成する構成や演出にこだわっています。
なかでも、とくにこだわったのは「会場選び」「会場の装飾」「映像」なのだとか。
桑原さん

桑原さん

総会に集ったときに一番最初に抱く感情は「会場の雰囲気はどうか」だとおもいます。

なので、写真を撮りたくなるような「フォトスポット」や「ステージ装飾」にこだわりました。

次に映像制作。グループ会社の規模だからこそできる個人にフォーカスをあてた「アタック映像」や、ときには役員の方に登場いただいての「ドッキリ映像」など…

“ならでは”の映像制作が一体感を生み出します。

【事例】CAMの総会で取り入れた、“ならでは”の演出

具体的には、どのように“ならでは”の演出を考えていけばいいのでしょうか?

2022年10月におこなわれたCAMの総会を主催した大仲さんに聞いたところ、まずは「狙いと目標を設定すること」から始めたのだとか。
大仲さん

大仲さん

今回CAMの総会をおこなう狙いは3つあったので、まずはそれぞれに目標を立てました。

組織の一体感を創る
(狙い)CyberNOWとCAMの統合合併したこともあり、組織の一体感を創りたい
(目標)経営メッセージ/アワードだけではなく、懇親会実施でめちゃくちゃ盛り上げる

経営メッセージを伝える
(狙い)飯塚から須田への代表取締役社長の交代をポジティブな経営メッセージとともに伝えたい
(目標)新しい経営チームのメッセージと目標が一人ひとりに丁寧に伝わり、情報格差をゼロにする

安全を担保してリアル開催する
(狙い)新型コロナウイルスの自粛モードが緩和されてきた時期ではあったので、安全な環境を担保しつつリアルにこだわりたい
(目標)体調不良者を出さない。少しでもリスクを回避できるように隅々までこだわった設計をやりきる

次に、「これらを叶えるためには、どんな演出が必要か」を考えたんです。
総会の「狙い」と「目標」を叶えるために、どのような演出にこだわったのでしょう…?
大仲さん

大仲さん

「経営から伝えたいメッセージ」「創りたい雰囲気」にあわせて、彩りやトンマナにこだわりました。

会社が統合してから初めてのアワードということもあり、フォーマルなスタイルで重厚感を演出

アワードも同様のトンマナで実施し、アワードの受賞者やチームメンバーが感極まって涙する場面が見られました。
まずは「狙い」と「目標」を定める。そして、それを叶えるための材料として「演出」を仕掛けていく。

この手順で考えることが、“一体感の生まれる総会”をつくる近道かもしれません。

社内イベントのプロデュースなら、マックスプロデュースへ!

マックスプロデュースでは、社内イベントの企画、会場の選定、台本やマニュアルの作成、映像やスライドショーの作成、ゲームの企画、来場者のスマホと同期したアプリケーション作成、運営、会場装飾、ケータリングの手配、MCやタレントの手配、そして現場ディレクターの派遣まで、リアルイベントに必要なすべてをサポートしているそう。

すべてをまるっと相談することはもちろん「社内にここのノウハウだけがない…」という場合は一部の業務だけを依頼することも可能だそうです。

「これから社内イベントを立ち上げたい」「社内イベントをすでに実施しているが、正直マンネリ気味に」「自社制作で限界を感じている」などの課題感を抱えている担当者の方は、ぜひ一度相談してみるのはいかがでしょうか?