稼ぎやすいおすすめ案件も紹介

専門家3人によるクラウドソーシングサービス紹介&格付け!“稼げない”イメージは間違い?

仕事・ビジネスby 新R25編集部

副業や在宅ワークを始めるにあたって便利な「クラウドソーシング」。Web上で自分に合う仕事を見つけられるため、多くの方が利用しています。

しかしクラウドソーシングを利用できるサービスはさまざまなものが存在していて、

・どんなサービスがあるのかわからない
・おすすめが知りたいけど信じられる情報が少ない
・初心者でも稼げるのか疑わしい

といった懸念を抱えている方も多いはず。そんな方に向け、最良の選択を最短でできるよう、専門家によるクロスレビューを新R25がお届けします。その名も「新R×R(ランキンレビュー)」!

クラウドソーシングに精通した3名による“ガチ”な比較で「クラウドソーシングサービスのおすすめランキング」を作成しました。

小林昌裕
サラリーマンが副収入を得られるように支援するスクール「副業アカデミー」を運営する株式会社レベクリの代表取締役。ありとあらゆる副業を経験し、クラウドソーシングだけでも10種類以上を使いこなしていた。著書に『サラリーマン副業2.0 人生が好転する「新しい稼ぎ方」』(PHP研究所)などがある。

KEN
某特化型クラウドソーシング会社のCEO。個人が輝けるプラットフォームとして、平均単価100万円、累計流通額約10億円規模のクラウドソーシングサイトを運営。これまでに1000人以上のクラウドワーカーと仕事をしてきたという稀有な経験の持ち主。

佐々木ゴウ
自身でもクラウドソーシングを利用して月15万円ほどを副業で稼いだのちに、ライター/編集者として独立。クラウドソーシング上での営業術などについても深い知見を持つ。

そもそもクラウドソーシングとは? どんなメリットがあるの?

クラウドソーシングとは、不特定多数の発注者と受注者をプラットフォーム上でマッチさせ、作業を委託する仕組みのこと。

そこで紹介されている仕事は、場所や時間に関係なく在宅で受けられるものが多く、ビジネスパーソンや主婦が空いた時間に副収入を得るのに便利です。

実際に利用された方々が語る、クラウドソーシングのメリットとは?

佐々木さん

佐々木さん

クラウドソーシングは、PCさえあれば基本的にいつでもどこでも仕事できるのがいいところですね。

受ける案件の量は自分の都合に合わせてコントロールできるので、閑散期と繁忙期の波がある会社員でも使いやすいです。

KENさん

KENさん

自分の市場価値がわかるのも魅力ですね。クラウドソーシングを活用することで、「俺のスキル、意外と市場価値が高いんだ」と気づいて、転職や独立などのキャリアの転機になることもあります。

小林さん

小林さん

本業ではできない仕事にチャレンジできるのが魅力ですね。

個人で仕事をするのが当たり前になる時代を見据えて、クラウドソーシングでスキルの幅を広げておくのはすごくいいと思います。

クラウドソーシングって本当に稼げるの?

クラウドソーシングサービスで受注できる仕事には、動画作成など比較的スキルの必要な仕事から、未経験者でもできる事務作業などさまざまなものがあります。

なかには極端に報酬が安い案件もあるため「稼げない」というイメージも根強いよう。実際のところ、どうなのでしょう?

KENさん

KENさん

初心者が副業で使うと3万円〜5万円くらいを得ている人が多い印象ですね。ただし、当然ながらスキルによって報酬は大きく変わります。

データ入力などの誰でもできる仕事は単価が低く、デザインや動画制作などの専門性が高いものは単価が上がります。

難易度の高いものだと、月に20〜30万円ほど稼げる仕事なんかもありますね。

佐々木さん

佐々木さん

Webライターをやるとしたら、月に12万円ぐらいは現実的に達成可能だと思います。

平日の夜2時間(2時間×5日=10時間)、休日の各5時間(5時間×2日=10時間)を副業に費やすとすると、合計で週20時間。月に換算すると80時間は副業に使えます。

1文字1円の報酬で、1時間に1500文字を書けるようになれば、単純計算で時給1500円。時給1500円×80時間で月12万円。ただしここから手数料も引かれますし、決して簡単ではありませんが、不可能ではありません。

また、実績を積めば単価は上がるので、続けていれば月12万円以上を稼ぐこともできると思いますよ!

小林さん

小林さん

たまにある高単価で低工数の案件なら、10時間で6万円くらい稼ぐことも夢じゃないです。

たとえば、私が過去に受注した案件の1つに、20回「OK,Google」と専用機器に吹き込むというものがあります。この案件のおかげで、10分で1万円の報酬を得られました(笑)。

クラウドソーシングサービスはどうやって選べばいいの?

クラウドソーシングサービスは、大きく分けて「総合型」と「専門型」の2種類に分類されます。この違いを見極めて、自分に合ったサービスを選ぶのが大事です。

それぞれの特徴は以下の通り。

総合型
ライティングやイラスト制作などの定番案件から、コーディングやコンサルティングなど専門性の高い領域まで、幅広いタイプの案件を扱っている。

特化型
ライティング特化型やデザイン特化型など、ある領域に特化しているサービス。総合型とは対照的に、狭く深い案件が集まっているため総合型より単価が高いことも多い。

佐々木さん

佐々木さん

初心者には案件数の多い総合型のサービスがおすすめです。

これから副業を始める人にとっては「この仕事やってみたい!」と思える案件に出会えることが大事。

なので案件数を軸に、総合型のサービスを選ぶのがいいと思います。

小林さん

小林さん

総合型で実力をつけてから特化型に移行するのがいいと思います。

特化型は過去の実績を見られるため、まだスキルに課題のある初心者には総合型のほうが合ってます。総合型で実績をつくり、特化型へ移行するのが鉄板です。

3名の評価でクラウドソーシングサービスをランキング化!

3名の実体験を踏まえ、クラウドソーシングサービスを10点満点で評価していただき、ランキング化しました。評価対象としているのは、初心者でも始めやすい総合型のサービスのみです。

評価の軸は以下の5つ。

①案件の数
案件の数は多いか、バリエーションはあるか

②案件の質
高単価な案件はあるか、続けていくうちに稼ぎやすくなるような仕組みはあるか

③相性のいい案件の見つけやすさ
自分にとって相性のいい案件をおすすめしてくれる機能や、検索機能の使いやすさなど

④サービスの使いやすさ
初心者でも使いやすいデザイン、受注や納品などのやり取りがしやすいシステムになっているか

⑤トラブル対応
トラブルが未然に防がれるような仕組みがあるか、起こった際に迅速な対応をしてくれるか

最終的なおすすめランキングはこちら!

※このほかのサービスは利用していない方が多く、評価対象外としています。

【1位】クラウドワークス:業界最大級の強みあり。トラブル対応などのサポートも充実

(画像は公式サイトのスクリーンショット)

運営会社:株式会社クラウドワークス

特徴:大手総合型クラウドソーシングサービス。公式サイトによるとユーザー数は約288万人、仕事依頼数は約265万件と業界最大級。(2019年7月時点) 

毎月3000円以上の報酬を獲得しているユーザーを対象に「フリーランス ライフサポート」が提供される。このサポートにより、確定申告の相談やスキルアップ支援、健康診断をはじめとする、さまざまなサービスを無料で利用可能。

依頼主から報酬が支払われないリスクを防ぐため、事前にクラウドワークスが報酬を預かる「仮払い方式」を取り入れている

KENさん

KENさん

業界大手ということもあり、特に案件数が多いクラウドソーシングサービスです。

低単価の案件も見られますが、特定の条件を満たすと認定される「プロクラウドワーカー」になれば、より条件のいい仕事のスカウトがくるようになります。

佐々木さん

佐々木さん

運営企業が上場していることもあってか、大手企業の案件も多く掲載されています。

案件の量と質がともに高いので、時間のある人がしっかり稼ぐのにもおすすめのサービスと言えるでしょう。

サポートも充実していて、知り合いがトラブルにあったときもすぐに対応してくれました。

【2位】ランサーズ:ユーザーが交流できるコミュニティが強み。 案件数が多く初心者でも使いやすい

(画像は公式サイトのスクリーンショット)

運営会社ランサーズ株式会社

特徴総合型クラウドソーシングサービスの大手。初心者向けから高単価なものまで、仕事依頼数は約145万件。(2019年7月時点) 

税務のサポートや福利厚生による生活支援などを含む「フリーランストータルサポート」をユーザーに提供している。

また、ユーザー同士で悩み相談がしあえるQ&Aコミュニティ「クラウドソーシング相談室」もあるため初心者も安心。

小林さん

小林さん

元々、フリーランスの方を対象にした専門性の高い案件をメインにしていたため、総合型ながら専門性の高い案件が多い印象です。

一方で専門性が必要とされない案件も増えており、初心者から上級者向けの案件を幅広くカバーしているのでおすすめです。

佐々木さん

佐々木さん

トラブル時の対応はかなり早く、クライアントと連絡がとれなくなったときにすぐに対応してくれたのが好印象です。

また、「新しい働き方LAB」という、ユーザー同士の交流促進のためのコミュニティも運営しているので、つながりがほしい人にはもってこいですね。

【3位】ココナラ:自分のスキルを売る構造なので、条件のいい仕事になりやすい

(画像は公式サイトのスクリーンショット)

運営会社:株式会社ココナラ

特徴:個人のスキルを売り買いする「スキルのフリーマーケット」を銘打ったサービス。2019年4月には登録会員数が100万人を突破した。

一般的なクラウドソーシングサービスは企業が仕事依頼を出すのがメインなのに対して、ココナラはユーザーが自身のスキルをフリーマーケットのように出品し、購入者を募るのが特徴。

イラスト執筆や占い、マジックなど、趣味の領域の案件が多く取り扱われている。

KENさん

KENさん

ココナラでは「本業ではないけど、実は得意なこと」で稼いでいる方が多いです。たとえば趣味で続けているイラスト作成や動画制作など。

ロゴ制作の出品に対して名刺制作もオプションでつけるなど、出品サービスごとに有料オプションも設定できるため、需要を捉えれば収入アップもしやすいですね。

佐々木さん

佐々木さん

自分の「商品」の説明に購入者が納得し、買ってもらう構造なので、自分の納得した仕事になりやすいです。

ただし個人同士がやりとりするため、購入後のトラブルが起きやすいよう。購入前にメッセージでしっかり内容について相談しておくなど、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。

【4位】Job-Hub:大手企業からの大型案件が見られるサービス

(画像は公式サイトのスクリーンショット)

運営会社:株式会社パソナ JOB HUB

特徴:「『はたらく』をもっと自由に」をテーマにした、個人の多様な働き方を実現するためのサービス。40年以上の歴史を持つ東証一部上場の大手人材派遣企業、パソナグループが運営している。

人材サービスの知見を活かした「仲人型」クラウドソーシングサービスとして、進捗管理をJOB HUBスタッフがおこなうなど、人力でのサポートに注力している。取引社数は2019年7月時点で600社以上

小林さん

小林さん

JOB HUBのスタッフがマネジメントに入る安心感からか、大手企業の発注が多いサービスですね。そのためほかにはない大型の案件などが見られます。

佐々木さん

佐々木さん

ほかのクラウドソーシングサービスに比べて手数料が安いです。

よくあるのは「ある程度の受注金額までは手数料20%、金額が上がるごとに手数料が安くなる」という仕組みですが、Job-Hubの場合は最初から手数料が10%とかなり安め

案件量は少ないですが、高単価な案件があったり、運営によるサポートがかなり充実していたりといった「質」に強みのあるサービスです。

初心者でも稼ぐには? クラウドソーシング攻略法

おすすめのサービスがわかったところで、これから始める方のため「クラウドソーシング攻略法」をご紹介!

初心者でも稼ぎやすいおすすめの案件は?

案件探しは、クラウドソーシング活用のキモ。稼ぐことを主な目的とした場合は、どんなところに注目すべきなのでしょう。

小林さん

小林さん

手軽な案件を2つ紹介します。1つは経験のある領域のインタビュアー。企業がマーケティング目的でユーザーなどの意見をヒアリングしたい…という際に、数人に話を聞いて内容をまとめるような案件です。

インタビュー自体はあまり経験がなくても、自分が経験のある領域であれば取り組みやすいでしょう。だいたい時間で5000円は稼げますね。

あとは覆面調査もおすすめ。お店に行って内装や提供されるサービスについてのレポートを1件あげるだけで3000円ほどもらえます。

休日であれば1日4案件くらいはできるので、1万円以上は手堅く稼げますね。

佐々木さん

佐々木さん

ライティングは始めるハードルが低くておすすめですね。最初は単価が低くても、実績を重ねていけば単価が上がり、執筆速度が速まることでこなせる案件数も増えます。

人によっては編集やディレクターなどにステップアップできることも、おすすめしたいポイントです!

クライアントとのやり取りはスピードが命!

案件を受注できたら、発注してくれたクライアントとのやり取りが始まります。

ポイントはタイムリーな報告・連絡・相談にあり。顔の見えないWeb上のコミュニケーションだからこそ、できるだけスピーディかつ丁寧にやり取りすることが信頼につながるよう。

小林さん

小林さん

発注者を不安にさせないための“一言コミュニケーション”を素早くおこなうのが大事ですね。

たとえば「今から離席して2時間後に戻ります」とか「情報ありがとうございます。確認して明日の午前中に回答します」など、先方からの連絡に対応の見通しを示すだけでも、だいぶ印象が変わります。

こうしたコミュニケーションは発注担当者との信頼関係の構築に役立ち、単価の向上につながります

クラウドソーシングを利用する際の注意点

メリットの多そうなクラウドソーシングには、気をつけなければならないポイントもいくつかあるそう。精通者3名が指摘する注意点とは。

小林さん

小林さん

単価が低すぎる案件は消耗するので当然おすすめしません。一方で仕事内容に対して明らかに報酬が高すぎる案件は要注意ですね。

もしかすると簡単な作業が、著作権侵害など法に触れる行為になっているかもしれません。注意して案件を選びましょう。

KENさん

KENさん

内容がふわっとしている案件には気をつけましょう。

どんな作業が必要なのかわからずに仕事を引き受けると、想定以上の作業が発生したり、すり合わせのために膨大なコミュニケーションコストがかかってしまうことが往々にしてあります。

案件を検討する際には、具体的に何をしなきゃいけないのかイメージできるものを選びましょう。

佐々木さん

佐々木さん

副業に時間を割きすぎて、本業が疎かになってしまうことに気をつけましょう。

閑散期や予定のない土日にだけ取り組むなどの制限を設ければ、無理なく副業を続けられるでしょう。

初心者が副業を始めるのに便利なクラウドソーシング。うまく利用できれば、報酬を家計の足しにしながら、将来のキャリアにつながる実績も積めます。

興味を持ったときが始めどき。クラウドソーシングを活用して、望む仕事環境をつくりましょう!

〈取材・文=大久保志朗(@OKB460)/編集=葛上洋平(@s1gregok0t1)〉

専門家たちの詳細プロフィール

佐々木ゴウ

Webライターのためのコミュニティ「ライター組合」やフリーランスとしての独立を支援する様々な講座を運営。自身がクラウドソーシングを利用して月15万円ほど副業で稼いだのちに、ライター/編集者として独立。クラウドソーシング上での営業術などについても深い知見を持つ

KEN

某特化型クラウドソーシング会社のCEO。個人が輝けるプラットフォームとして、平均単価100万円、累計流通額約10億円規模のクラウドソーシングサイトを運営。これまでに1000名以上のクラウドワーカーと仕事をしてきたという稀有な経験の持ち主。また、エンジェル投資家としても活動している

小林昌裕

サラリーマンが副収入を得られるように支援するスクール「副業アカデミー」を運営する株式会社レベクリの代表取締役。これまでにFXや不動産投資など、ありとあらゆる副業を経験し、クラウドソーシングだけでも10種類以上を使いこなしていた。著書に『サラリーマン副業2.0 人生が好転する「新しい稼ぎ方」』(PHP研究所)などがある

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