新感覚イベントが開催!
「他人に自分の目標を考えてもらうとどうなる?」「タニモク」体験ワークショップに、“はたらくWell-being Lab.”メンバーが参加してみた
新R25編集部
パーソルグループは昨年、一人ひとりの“はたらくWell-being”にみんなで向き合い、共に考え、行動するオンラインコミュニティ「はたらくWell-being Lab.」を開設しました。
「はたらくWell-being Lab.」には、年齢や性別はもちろん、はたらき方や職種も多様なメンバーが集まっています。“はたらくWell-being”について、いろんな角度から考えるために、メンバーのはたらく幸せを共有したり、考えたりするイベントを開催しています。
今回、「はたらくWell-being Lab.」では、自分が直面している状況に、他人の能力・観点・知識を活かし、視野を広げることで、参加者の“はたらくWell-being”を高めることを目的としたワークショップ「はたらくWell-being×タニモク」の体験会に参加しました。
一般の方々も参加できる「はたらくWell-being×タニモク」は、1月29日に開催予定です。
人生100年時代と言われるようになり、ひとつの企業で一生はたらき続ける時代は終わりを迎えつつあります。
選択肢が増える中、自分らしくはたらくために、どんな選択をしたらいいのか?
「タニモク」は、他人の視点を借りて、本人が気がついていない可能性や選択肢に出会うヒントが詰まっています。
この記事では、“はたらくWell-being Lab.”で開催された「はたらくWell-being×ワークショップ」体験会の模様をお届けします!
ファシリテーター:三石 原士さん https://twitter.com/m_mitsuishi 共創プロデューサー/「タニモク」開発者。ミッションは「はたらくの多様性を、社会の力に変える」。テーマは働きがい| 組織変革 | マネジメント | HR TECH 等。LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ 参加者:小林 恵美 “はたらくWell-being Lab.”メンバー 会社員 30代
自分の目標を他人が考える!ワークショップ「タニモク」の進め方
体験会では、3人1組を2チーム作り、ワークショップを開催しました。スタート前、集まった参加者を前に、ファシリテーターの三石さんからこんな説明が。
ファシリテーター三石さん
近頃では、Well-beingが社会の価値基準になってきています。
仕事のパフォーマンスが向上することで、“はたらくWell-being”が向上するのは当たり前。逆に“はたらくWell-being”が向上することでパフォーマンスが向上することがあります。
創造性が3倍、生産性が31%高くなるという研究結果まで出ているんです。
なるほど…。
創造性や生産性にまで具体的に影響するとなったら、ビジネスパーソンの“はたらくWell-being”には、結構真剣に向き合ったほうが良さそう。そこで、「はたらくWell-being×タニモク」なのですね…!
「タニモク」の進め方は、以下の通り。
・参加者は、向かい合ってテーブルに座ります。
・「はたらくWell-being choice」から自分が向上させたいテーマを決め、今の自分の状況を説明する準備をします。
・一人が主人公となって、選んだテーマとその理由や状況を説明します。このあとの質疑応答が重要なので、ここでの説明はさらっとでOK。
・他のメンバーから主人公へ、質問カードをもとに質疑応答をします。質問カード以外の質問もしていいのですが、あまりズレすぎないようにします。そして、「共感」をしないことがポイントだそうです!
・質疑応答を元に、メンバーは主人公の「テーマに対する理想の姿」と「実現するための行動」を考え、A4の紙にまとめます。
ここで気をつけたいのは、「私にはできないけど、〇〇さんだったら…」という視点ではなく、あくまで「自分だったら」と考え、自分ごとにすること。
・メンバーから主人公へ、理想の姿について考えたこと、やっていくといいことなどをプレゼンテーションします。
この時、必ず「私が〇〇さんだったら…」を枕詞にします。
(メンバーはほぼ初対面同士。だからこそ、自分の枠外の発想に出会えるのかも…)
他人の目線を得ることで、自分では思い浮かばない目標に出会えた!
ワークショップに参加した小林さんに、感想を聞いてみました!
ーー(編集部)一緒にワークショップをした方々は初対面だったそうですが、いきなりいろいろ話せましたか?
小林さん
はい、初対面でした。むしろ、タニモクの目的に「自分で思い浮かばないことを他人に考えてもらう」というアプローチがあるから利害関係がないほうがいいみたいです。
私は普段、そんなに積極的にぐいぐい相手に聞いたりできないんですけど、「質問カード」があるからやりやすかったです。
あとは、主人公になるターンではメンバーがシートを埋めている時、主人公になった人だけ集まって雑談するんです。「何番のテーマを選びました?」など、お話しして、意外と盛り上がりましたね。
ーー(編集部)なるほど。めちゃめちゃ工夫されてるんですね。ちなみに、小林さんはどのテーマにされたですか?
小林さん
3番の「自分の役割が見いだ出せている」にしました。昨年、社会に出てからずっとはたらいていた会社を辞めて転職したので、新しい会社で自分がいる意味とか、どんな役割を果たすべきか、など考えることが増えたので。
みなさんから質問を受けることで、改めて自分が何をしているときに役に立ったと感じるか、など言語化されたのがすごく新鮮でした。
ーー(編集部)実際に、「私が小林さんだったら…」というプレゼンをしてもらって、どのように感じました? 逆に、初対面の方にプレゼンをするターンもやったんですよね?
小林さん
はい。自分がプレゼンをされてみて、気になりながらも日々に追われて後回しにしていることが多いな、という気づきがありました。
「ここで私が役に立てることはあるのかな?」と漠然と不安を感じているだけで、具体的にしてこなかったなと。むしろ、具体的にしないからずーっと不安になっちゃってるんだ、と気がつけたのがありがたかったです。
相手にプレゼンするターンは、実はすごく心配でした。年齢や職種、環境も全然違うはずなので、とんちんかんなこと言っちゃわないかなという不安があって。
でも、違うからこそ先入観もないし、共感しすぎてしまう部分もあまりなくて、主人公の方が考えないようなアプローチができるんですね。
そもそも正解・不正解はなくて、「自分だったらどうするか」という切り口で書けばいいということだったので、意外とスムーズにまとめられました。
小林さんへの提案のシートは最後にもらうことができ、今後のお守りのように思えたそうです
自分一人で振り返りや目標設定をする時、どうしても、想定の範囲内や今の延長線上で考えてしまいます。
そこに他人の目線を得ることで、一人では得られない「客観的な振り返り」や枠から外れた「ワクワクする目標設定」ができることがタニモクの良さ。
さらにもう一つ、相手の目標を共有することで「他人が仲間になる」という思わぬ副産物も。
このワークショップを受けてみたい、研修に取り入れたい!と思ったら、こちらのサイトに情報がまとまっています。
また、自分たちでできるように、投影資料や書き込みシートのダウンロードもできるようになっています。
「はたらくWell-being Lab.」では、今後もみんなではたらく幸せに向き合い、つながる場をつくっていきます。
<執筆=柴山 由香/撮影=小林 恵美・中山友希>
「“はたらくWell-being”を考えよう」
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