“堅実な脱サラ”のススメ。
どれだけ時間と労力を割いても“天井”は見えている。僕らが「会社」という“安定した枠”を捨てた理由
新R25編集部
SNSなどを通じて誰でも自分のことを発信できる時代。
SNSを通じてファンをつくり、さらにオンラインサロンやECショップの開設など、自分の好きなことや得意なことをお金に変えるハードルが下がりつつあります。
そんな個人の“マネタイズ”や“ファンづくり”をサポートする「MOSH」と新R25のコラボでお届けしている「The Next Creators」。
ビジネスパーソンにおすすめしたいMOSHを活用している次の時代を創る注目クリエイターたちを紹介していく本連載。
今回は、お互いに脱サラして好きなことで起業した、井上直哉さんと高村友也さんにインタビュー。
courir.Inc代表取締役。元手取り15万円のアパレル店員。金なしコネなしから個人で起業。「そこそこ稼いで自由にやって、腹から笑えたらOK」をモットーに、インスタ起業コンサルタントとして北海道で活動中。Instagramを起点にしたスモールビジネスが得意で、フォロワー1,000〜2万人を突破するクライアント多数。Instagramをきっかけにビジネスをつくり、個人で生きていくメンバーを輩出中。2人の息子と友達。高校野球シーズンは朝から晩まで球場に入り浸るのが日課
Liberte.Inc代表取締役。Amazon物販7年目×コミュニティ運営5年目。副業で物販をスタートし7カ月で独立。2017年から初心者向けにコンサルを開始し、指導したメンバーは累計350名を突破。再現性にこだわるノウハウはつねにアップデートを続けており、ゼロから月利200万〜300万円を達成したメンバーが全国に多数。現在は世界にも販路を増やすべく、海外メーカーとの卸取引をはじめ輸入事業にも挑戦中。ヒップホップとサウナが趣味
「会社」という“安定した枠”から一歩踏みだす方法を教えてもらいました。
さらにMOSHでは、お二人が主催するビジネスコミュニティ「SOLO BASE」を開講予定。その全貌もお聞きします!
「収入の天井が見えた」2人が“安定”を捨てた理由
――(編集部)まずはじめに、ご活動内容についてそれぞれ教えてください!
井上さん
現在は、「Instagram」を基軸に幅広くビジネスを展開しています。
個人の発信で収益を得るための知識やノウハウをお伝えする「インスタコンサル」をおこなったり、高村さんと主宰している「SOLO BASE」というビジネスコミュニティを運営したり、「企業のインスタグラム運用代行」をチームでおこなったり…
いろいろやってる感じです。
高村さん
僕はECをメインとした物販事業をおこなっています。
国内販売はもちろんですが、輸入商品を取り扱ったり、海外メーカーさんの代理店として動いていたりと、「オンラインで物を売る」ということを幅広くおこなっていて。
僕自身、物販事業を副業からスタートさせて、現在では法人として事業展開をしておりますので…
その経験を活かして、「物販で収入を得たい」という方に向けて個別のコンサルティングをおこなったり、井上さんと主宰しているビジネスコミュニティ「SOLO BASE」で物販のノウハウについてお伝えをしています。
――(編集部)「時間や収入に縛られない自由な働き方」がお二人の共通テーマとしてあると思うのですが、そのような生き方を目指すようになったきっかけはあるのでしょうか?
井上さん
ネットで起業する前はアパレル業界で働いていたのですが、会社に所属して働きつづけることの限界を感じていたのが一番のきっかけだと思います。
業界の先輩を見ていると、これから5〜10年先の自分の姿って大体わかってくるじゃないですか。
完全に個人的な意見ですけど、どれだけ時間と労力を割いて頑張ったとしても天井が見えているというか…頭打ちになってしまうだろうなと考えたとき、会社で頑張り続けることの報われなさを感じてしまったんです。
そこで、会社のほかにももう一つ収入の柱を作ろうと思い、副業として物販ビジネスを始めてみました。
――(編集部)月並みな質問かもしれませんが…会社という安定した枠から一歩踏みだすことの不安はなかったですか?
井上さん
不安というよりも「自分のやり方次第でどうにでもなるという楽しさ」の方が上回っていたと思います。
当時はあくまで、会社の方針や決めたことの範囲内でしか戦えなかったので…
そこから抜けて、やればやるだけ成果がしっかりと返ってくる領域に自分の身を置けたのはうれしかったです。
むしろ、その当時の僕は「先が見えすぎていること」の方が不安を感じていたんですよね(笑)。
それに、副業で月に30万円くらいの収入は安定的に作れている状態で会社を辞めたので、逆にいうとかなり堅実にここまで来たような気はしてます。
――(編集部)高村さんはいかがでしょう?
高村さん
僕も似たような感じかもしれません。
「自分の人生は一回きりなのに、ある程度決まった給料でずっと生活していくのはどうなんだろう」と、ずっと心の片隅で疑問に感じていました。
収入や休日、働く時間などを自分で全部決められる人生を歩みたいとずっと思っていて。
30代を目前にして、これから体力が落ちてくる前に動かなければ…と思い立って、まずは副業から始めてみようと試行錯誤し始めたのがきっかけです。
――(編集部)高村さんはまずは何から始められたのでしょうか?
高村さん
当時は何から始めていいのかまったくわからなかったので、とりあえず「サラリーマンの副業といえば…」ということで不動産投資のセミナーとかに足を運んでいたりしましたね。
そしたらその場に居合わせた方が、「この物件は30億円だよね?」とサラッと発言していたのを聞いて、これはどう考えても勝ち目ないだろうと(笑)。
もう少し再現性の高そうなものから始めなければということで辿り着いたのが、ネット物販でした。
かなり平たく説明すると、物販っていうのは「モノを動かしてモノの価値をうまく使っていくビジネス」なので、自分が何者でもなくても、何か特別なことはできなくても、正しい知識さえあれば成立するんです。
――(編集部)そこから井上さんのように徐々に軌道に乗せられた?
高村さん
そうですね。
当時は毎日14時間くらい働いて月の休みは2日ほど、というかなりハードな働き方をしていたので、その合間を縫うように作業していました。
終電で夜中の1時くらいに帰宅し、そこから2〜4時で作業し、また始発で会社に行くというスケジュールで…
最初の3カ月はそのようなハードスケジュールだったのですが、グッと集中して仕組みづくりに励んでいたおかげで、それ以降は1週間のうち少しだけ作業すればちゃんと収入が得られるように回っていきました。
ロードマップとしては、最初の3カ月くらいで月30万円ほど得られるようになり、半年ほどで会社をやめて完全にシフトしたという流れです。
仕組み化を前提にすこしずつ手離れさせていたので、最後の方はかなりラクな状態でしたね。
――(編集部)聞けば聞くほど、信じられないようなお話です!(笑)
高村さん
そうですよね(笑)。
でも、最初のころはそれこそ今の僕と同じように、物販のノウハウを教えていただける方から学んだことを実践してきたので、わりと確度の高い道を着実に歩んできたと思います。
お金だけでなく時間も稼ぐ。ソロ起業家コミュニティ「SOLO BASE」
――(編集部)今回MOSHで展開するソロ起業家コミュニティ「SOLO BASE」について教えてください!
井上さん
僕らのように会社に縛られず、個人で自由に生きていきたい方に向けて、小さく始めて大きく稼げるようになるための「ソロ起業ノウハウ」をお伝えしているコミュニティが「SOLO BASE」です。
メンバーさんは、いつでも視聴可能な「動画教材」で実践的な知識を身につけられ、コミュニティの講師陣につねに相談できるサポート体制を整えています。
なにより、同じ志を持っているメンバー同士で切磋琢磨して意識を高めたり、オフラインでの交流ができたりするのもコミュニティ型の魅力なのかなと。
副業など会社の外での働き方を追求するというのは、身近な方にはなかなか相談しづらかったり理解してもらえなかったりと、どうしても孤独な道のりになりがちです。
コミュニティには実際に成果を出している先輩メンバーもいるので、現実味があってモチベーションアップにつながると思います。
高村さん
まず最初は再現性の高い「物販」で収入の柱を一本作ろうというのが「SOLO BASE」の方針なので、僕はその物販分野のノウハウをお伝えする役割を担当しています。
具体的にいうと、まったくの初心者が2カ月〜3カ月目で10〜20万円ほどの成果を出していくためには、どのようなステップを踏んでいけばよいのか。さらにそこから月に30万円・50万円・100万円と成果を出すためには…ということを、一通りくわしくお伝えしています。
実際に僕がやっていることや手順をもれなく動画で解説しているので、行動さえすればしっかりと成果が出せるようなカリキュラムへと落とし込んでいます。
結果としてメンバーさんも続々と実績を出してくれて、“自分で稼ぐ力”をつけて人生が変わっているので、再現性は自信をもてるところなのかなと…!
――(編集部)このコミュニティの特徴や差別化ポイントはどのようなところでしょうか?
井上さん
やっぱり自分たちもつねに挑戦を重ねている、というところでしょうか。
メンバーさんとは「先生と生徒」という上下関係になりたいわけではなく、「先輩」くらいの感じでいたいなと思っていて。
なので教える側であってもつねに学びつづけ、新しいことに挑戦して、そこで得た刺激や学びをメンバーさんに還元するようにしています。
だからこそ、お伝えしているノウハウも古いものではなくアップデートされつづけていて、最前線の情報が得られるので、実績者がすごく多いのはうちの強みの1つかなと思います。
――(編集部)素敵な姿勢ですね…!かなり実践的な知識がつきそうです。
井上さん
あとは、自動化や仕組み化に徹底的にこだわっていますね。
やはり“時間に縛られない自由な生き方”を目指すコミュニティなので、たとえ大きく収入を得たとしても、時間に追われてあくせく働いてしまっているのでは本末転倒です。
長期的な目線で考えたときに、未来の自分がラクになるような、時間も稼ぐやり方をお伝えするようにしてます。
――(編集部)メンバーさんの具体的な実績や、印象的なエピソードがあれば教えてください。
高村さん
「再現性をとにかく高める」というのを意識しているので、月利30万円〜100万円を超える方もいらっしゃって、みなさん幅広く実績を出してくれています。
そのようなメンバーが今年のコミュニティ内での活動だけでも20名以上はいらっしゃいますね。
また、メンバーさんからの声で印象的だったのは「もっと耳障りのいい言葉だけ並べて、気持ちよくしてくれるものだと思ってました」と言われたことです。
――(編集部)というと…?
高村さん
当然ではありますが、僕たちのコミュニティでは本当にちゃんと成果を出してもらうために、メンバーさん一人ひとりに真剣に向き合って適切なアドバイスをおこなっています。
もちろんただ厳しく接するわけじゃないし、どちらかというと楽しく学べる環境だとは思うんですけど(笑)。
ただ褒めて「そのままで大丈夫だよ〜」みたいなスタンスではありません。
その方の状況をしっかりと考えたうえで、次に取るべきステップをお伝えするようにしていますね。
――(編集部)どのような方におすすめのコミュニティなのでしょうか?
井上さん
まずは自分の人生をすべて自分で決めたい方、自分の力で稼いでいきたい方ですね。
「会社に振り回されずに、自分の人生の主導権を握りたい」とお考えの方はマッチすると思います。
あとは「このままで終わりたくない」みたいな気持ちの方。
このまま決まりきった人生を送ることにモヤモヤを抱えている方にも、お伝えできることはたくさんありますね。
物販はスモールスタートさせやすい性質もあるので、「何かやってみたいけど不安」という方にとっても始めやすいと思います。
高村さん
「自分はもっとできると思うんだけどな」と心のどこかで感じている方でしょうか。
一度しかない人生、やっぱりチャレンジしたほうがずっと楽しめると思います。
挑戦しない限りそのモヤモヤは消えないので、ちょっとでも気になることはやってみるのがいいと思いますね。
――(編集部)とてもモチベーションが上がる言葉をありがとうございます!
井上さん、高村さん、ありがとうございました!!
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