

プログラミングを学べば、ビジネスの解像度が変わる
田端信太郎が「プログラミングはビジネスコミュニケーションのための一般教養だ」と語るワケ
新R25編集部
「同期と差をつけるビジネススキルを身につけたい!」
そんな思いを抱きながらも、何から始めればいいのか分からず、躊躇しているR25世代は多いのでは?
そこで今回は、新卒入社した企業から次々と成果をあげてきた田端さんに、若手ビジネスパーソンが身につけておくべきスキルについて取材!
対談相手となるのは、オンラインプログラミングスクールの「デイトラ」を運営する東京フリーランスCTOの戸田さんです。
【田端信太郎(たばた・しんたろう)】写真右。NTTデータを経てリクルートへ。フリーマガジン『R25』を立ち上げ、創刊後は広告営業の責任者を務める。その後ライブドア、コンデナスト・デジタル、NHN JAPANを経て、株式会社ZOZOコミュニケーションデザイン室本部長に就任。現在は退職/【戸田功貴(とだ・こうき)】写真左。合同会社東京フリーランスを創業しCTOを務める。プログラミングスクール「デイトラ」を運営。
田端信太郎が語る「若手のうちに身につけたいスキル」とは
――(編集部)さっそくですが、田端さんご自身が若手時代に習得したスキルってありますか?

田端さん
社会人になってからは、必要に迫られてファイナンスの勉強を1~2年やりましたね。
あとは、大学生のころにプログラミングというか、ウェブサイトを作る言語であるHTMLとJavaScriptをかじってました。

戸田さん
具体的にどんなことをなさっていたんですか?

田端さん
HTMLを書けるようになってWebサイト制作みたいなことをやったりして、業務委託で毎月50万円とか稼いでたんですよ。
…それで就職する気がなくなって親とモメたこともあったくらい(笑)。

戸田さん
当時からすごかったんですね。

田端さん
あと、就活のときは、自分が受ける会社のWebサイトにダメ出ししてましたね。
「御社のWebサイト、制作にいくらかかってるんですか?」「この部分ムダだと思うんですけど、制作会社に100万円くらいぼったくられてません?」みたいに好き勝手言って(笑)。
めっちゃ優秀だけどちょっとイヤ
――(編集部)田端さんが、“若手のうちに身につけておいた方がいいと思うスキル・教養”はありますか?

田端さん
定番すぎるけど、まず「英語」と「ファイナンス」、それから「プログラミング(ITリテラシー)」ですね。
この3つはビジネススキルというか、もはや「言語」なんですよ。アルファベットや漢字みたいなもので、読めないレベルだとしたらビジネスでコミュニケーションすら取れないことがある。

戸田さん
僕もプログラマーとして営業と話すことがあるんですが、相手があまりに理解していないと、「この人に話しても無駄かな」と思ってしまいます。

田端さん
営業に行くときも、ちょっとでもIT関連の話が出てきた瞬間にビビったり、大したことじゃないのに「持ち帰って担当者に確認します」って言ったりしちゃうわけですよ。

戸田さん
大きなコミュニケーションロスですね。

田端さん
どの業界でも、基本的なプログラミングとかシステム構成の知識はコミュニケーションに必要な一般教養だと思います。
今の時代、ITとかデジタルとまったく絡まないビジネスってまずないから。
ビジネス教養を習得することで、物事の解像度が上がる
――(編集部)プログラミングなどは「コミュニケーションのための一般教養」とのことですが、新しいスキルを習得するのにはハードルを感じます。

戸田さん
そうですよね。
エンジニアでもない人間で、田端さんほどプログラミングに詳しい人は少ない気がします…(笑)。

田端さん
でも、たとえ営業の人間でも「ここから先は関係ないわ」と逃げずに、技術的な分野まで踏み込んだほうがいいと思いますよ。
自分がいる担当分野以外にどれくらい理解したり表現したりできるかで、「物事の解像度」が変わってくるんで。

田端さん
たとえば、僕はサーフィンをやるようになってから、海の見え方が変わったんです。
テレビのお天気カメラで海が映っているのを見て、「今日めっちゃいい波じゃん」とか「いやー、これは波乗りしようがないな」とわかるようになった。
それで次にヨットをやってみると、サーフィンとはまた違う角度での気づきがあって。

戸田さん
同じものでも、知識や経験の量で見え方が大きく変わってくると。

田端さん
おっしゃる通り、プログラミングを学ぶことで「この開発にどれくらい時間がかかるか」「どうすれば時間を短縮できるか」が見えてくる。
そうすると、取引先との落としどころをすばやく見つけたり、ミーティングに誰を入れればスムーズに進むかわかったりするようになるわけです。
こういう視点ってビジネスですごく大事なんですけど、なぜかみんな身につけようとしないんですよね。

戸田さん
「ITの教養」が身につけば十分だと考えて、自分でコードを書けるレベルまで求めてない人が多い気がしています。

田端さん
本や資格勉強で「教養としてITの知識を学ぶ」っていうのは抽象度が高すぎて難しい気がするな。
具体的なアウトプットを経験しながら学んでいくほうが速くないですか?

田端さん
勘違いしてる人が多いですけど、プログラミングって別に、ゼロから急にGoogleみたいなサービスをつくらないといけないわけではないじゃないですか。
だから、難しそうに見えて、実はちょっとカタコトでできるレベルなら誰でも身につけられる、コスパ最強のスキルだと思うんですよね。
プログラミングも英語とかスペイン語みたいに、コンピューターの国の言葉だと思って「ちょっとエキゾチックな言語を話してみよう」くらいの感覚でやってみたらいいんじゃないですか。

戸田さん
私たちも、プログラミングは「忙しくても通える環境」や「挫折しにくい教材」があれば誰でも習得できるスキルだと考えています。
通いやすく挫折しにくい。オンラインプログラミングスクール「デイトラ」

戸田さん
私たちが運営するオンラインプログラミングスクール「デイトラ」では、オンライン完結の学習システムで負担を減らしつつ、挫折しにくい教材でなるべく簡単にプログラミングを習得していただくことを目指しています。
「Web制作コース」「アプリ開発コース(Ruby/Rasilsコース)」「デザインコース」と3つのコースがあり、身につけたいスキルを集中して学習していただくことができるんです。

田端さん
オンライン完結だと利用者のモチベーションが下がったりはしないんですか?

戸田さん
モチベーションを高く保っていただくため、デイトラではステップごとに「想定月収」を設定しています。
「これができれば月10万円稼げる」といった明確なレベルを示すことで、オンラインながら挫折しにくいとの声をいただいているんです。

田端さん
想定月収か…(笑)。
生々しいけど、学習すればするほど稼ぎが増えてくのはやる気出るだろうなあ。

戸田さん
もうひとつ、デイトラでは利用者がTwitterで「#デイトラ」をつけて学習進捗をつぶやくという文化がありまして。
今でもタイムラインを見ると数分おきにツイートが流れてきていて、「ほかにも頑張ってる人がいるんだ」とモチベーションにしていただけると思います。

田端さん
これは面白いですね。
「この人いつもこの時間にいるな」みたいな顔見知りができたり、お互いに「いいね」して励ましあったりできるわけですよね。
こういう仕組みは、些細に見えてかなりモチベーションを左右すると思います。

戸田さん
ありがとうございます!

田端さん
ちなみに、メンターがいつでも質問に答えてくれるプログラミングスクールがありますけど、デイトラにもそういうシステムはあるんですか?

戸田さん
メンターが常駐していて、チャットツールで好きなときに質問できる仕組みになっています。
カリキュラムも自分のペースで進められるので、やる気のある人は上手く質問しながらガンガン勉強を進めていますね!

田端さん
これで7万円ちょっとは、プログラミングスクールのなかだと安く感じますね。
プログラミングは若手の下克上の切り札になる

戸田さん
プログラミングは「これを自分が作りました」といった経験が評価に直結するので、実績を積めば積むほど評価が上がって活躍もしやすくなるというメリットがあります。
デイトラの利用者のなかでも、学習をはじめて半年で80万円を稼いだ方や、未経験からエンジニアとして転職した方もいて。

田端さん
たしかに、プログラミングだと成果物のクオリティのみでフラットに評価してもらえますよね。

田端さん
寿司屋の修行とかと違って、新人が握った寿司でも世の中には一応出して評価してもらえるわけで。
そういう意味では、年功序列の「順番待ち」をしなくていいので、若手が下克上してガッツリ稼ぐこともできる。

戸田さん
ぜひビジネススキルを高めたり、収入を増やしたりするうえでデイトラを活用していただければと思います!
プログラミングはコミュニケーションに必要な言語。そう考えると、プログラミングが少し身近なものに思えてきました。
もしビジネス教養として学びたいときにも、デイトラで学習すれば、実践的なスキルとしても役立ちそう…!
プログラミングに興味が湧いた方は、ぜひデイトラで、新たな一歩を踏み出してみては?
〈取材・文=市川茜(@ichi_0u0)/取材=宮内麻希(@haribo1126)/
編集=森久保発万(@vneck_now)、天野俊吉(@amanop)/撮影=中澤真央(@_maonakazawa_)〉

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