気になる企業の噂に直撃

キラキラだけど意外と泥臭い!? サイバーエージェントにまつわるウワサを社員クチコミを使って人事に直接聞いてみた

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クチコミ転職“ニュースタンダード”

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就職活動や転職活動の際、希望する企業の社員クチコミを検索したことがある人は多いはず。

社員クチコミを見ればその企業の社風や働きがい、ワークライフバランスといったリアルな声をなんとなく把握できる一方で、「退職者がネガティブなことばかり投稿してるんじゃないの?」などの疑念がぬぐえないのも正直なところ。

一方で、以前新R25の取材でOpenWorkの大澤陽樹CEOが「社員クチコミを活用した転職がスタンダードになりつつある」とも発言しています。

そこで新R25では、OpenWorkとのコラボ企画として“社員クチコミを活用し、自分に合った転職やキャリアアップ”について考える連載を開始します
本連載では、社員クチコミを活用した転職やキャリアアップのノウハウのほか、注目企業の社員クチコミがどれだけ企業のリアルなのかについても企業の人事担当者に直撃取材。

社員クチコミの可能性をさまざまな角度から発信していきます。

第1回となる今回は株式会社サイバーエージェントのOpenWorkに寄せられた社員クチコミの真相について直接突撃してきました。

サイバーエージェントの社員クチコミの頻出ワードを見てみると…
サイバーエージェントで人事管轄採用戦略本部長を務める石田さんによると「抜擢、裁量権、活性化、楽しむ、などサイバーエージェントらしいカルチャーを表現する言葉の出現が多く、ギャップは感じないです」とのこと。

社員クチコミの欄をざっと読んでみると、「社員はキラキラした人が多い」「実は泥臭い仕事もある」などの投稿も見られましたが、その実態とは?

答えてくれたのはこの方!

【石田裕子(いしだ・ゆうこ)】2004年にサイバーエージェントに新卒入社し、広告事業部門で活躍。2つの子会社で社長を経験したのち、2016年より執行役員、2020年より専務執行役員を務める。現在、人事管轄採用戦略本部長も兼任

【企業文化】“キラキラした仕事が多い”イメージがありますが…

――(編集部)サイバーエージェントのイメージ通り「成長、チャレンジする人を応援する文化」「派手なイメージを世間からもたれているが、実態は泥臭い」という社員クチコミがありました。

メディアやエンタメ、ゲーム事業など華やかなイメージを持たれていることが多いと思うのですが、実際はどうなのでしょうか。
石田さん

石田さん

エンタメやIT業界に華やかなイメージを持つ方も多いですが、クチコミのとおり普段の業務は、日々数字に向き合ったり、自らクライアント先に出向いたりなどコツコツ行う地道で泥臭い業務が大半です。

また社内カルチャーとしても、失敗を恐れずチャレンジする姿勢やチャレンジする人を応援する文化が根付いています。

また、若手社員の活躍に注目いただくことが多いですが、市場が成熟して事業難易度も増しているので、若手だけでなく役員やベテラン社員が率先して失敗と挑戦を繰り返しながら持続的に成長しているという点も特徴ですね。
――(編集部)サイバーエージェントの社員については「キラキラした人が多い」「社員には素直でいいやつが多い」という社員クチコミが目立ちました。
石田さん

石田さん

両者ともに共通する特徴として「変化対応力の高い人材」という点があると思います

変化の激しいインターネット産業では、現実に起きている現象や周囲のアドバイスを素直に受け止め、臨機応変に対応できる力を持っていることが重要になるので、その点を「素直でいいやつ」と表現しているのかもしれません。

また、トレンドに敏感で探究心の強い社員が多いため「キラキラしている」と言われるのかもしれませんね。

【働きがい/成長環境】“若手のうちから裁量のある仕事ができる”ってホント?

――(編集部)「入社1年目から大きなプロジェクトを任せてもらえることが多い」という社員クチコミがありましたが、本当に入社したての新人にも大きな仕事を任せているのでしょうか?
石田さん

石田さん

年齢や年次、入社形態に関わらず、社員が裁量権を持って意思決定をする機会は多いですし、全社的にも重要なポストや大きなミッションに若手を中心に登用する「抜擢」には力を入れています

能力以上のミッションに挑戦する機会を提供することが人材の成長、事業や会社の成長につながり、ひいては事業や会社の成長にもつながると考えているからです。

なので、自分のスキルや年齢問わず「とにかく大きなことにチャレンジしたい」という方をサイバーエージェントでは大歓迎していますね
オウンドメディアでは若手の活躍例も多数掲載
石田さん

石田さん

実例を出すと、入社3年目でオーガニックスキンケアブランドの立ち上げを担当し、現在責任者を務める女性社員や、入社3年目でゲーム事業子会社の取締役に就任した後、サイバーエージェントが新規参入する新規事業子会社の社長に就任し、大きく売上を成長させている社員など若手のうちから活躍している社員がいます。

【ワークライフバランス】業界の特性柄、激務なのでは…

――(編集部)IT業界の特性上、激務なのでは?という印象もありますが、「直近ではリモートワークも進み、ワークライフバランスの調整がしやすくなった」という旨の社員クチコミがありました。コロナ以前と以降で社員の働き方はどのように変わってきているのでしょうか?
石田さん

石田さん

従来は週5日オフィスに出社するという働き方でしたが、コロナ以降は特定の曜日をリモートワークとする「リモデイ」の運用を開始しており、現在は出社とリモートワークそれぞれの利点を組み合わせたハイブリッド型の働き方を取り入れています。

実際に「通勤にかかっていた時間を趣味やインプットに費やせるようになった」「家族と過ごす時間が増えた」など社内からも声があがっています。

“社員クチコミ”について会社の人事ってぶっちゃけどう思ってるの?

――(編集部)社員クチコミをもとに企業の実態についてお伺いしてきましたが、ぶっちゃけこのようなサイトの存在を企業人事としてどのように捉えていますか?
石田さん

石田さん

SNSやクチコミサイトが普及した昨今、いくら企業が表面を取り繕ってもすぐに本当の姿がバレてしまう時代だと感じています。

価値観や物事の捉え方も多様化しているなかで、投稿された内容に関して良い意味でギャップを減らせるよう、社内外に対して地に足のついた等身大のコミュニケーションを心がけることを意識しています。

また、新たな人事施策の導入など“会社そのものを良くする努力を続けること”が、企業の姿勢として大切だと思います
――(編集部)求職者からすると気になる社員クチコミがあった場合、不安になることもあると思うのですが、たとえば面接で「これって本当なのでしょうか?」など正直に聞くのってアリなんでしょうか?
石田さん

石田さん

入社を決める前に企業や仕事に対する疑問や不安は解消すべきだと思うので、気になったことは率直に聞いていただいて問題ないです。

採用のミスマッチや入社後のギャップが生じると、求職者も企業も双方にとって不幸な結果になってしまうので、その場しのぎで回答することはありません
石田さん

石田さん

その意味では、「OpenWork」を活用した転職活動は企業カルチャーや仕事に対する理解が深まるうえに、入社後のミスマッチによる早期離職を防ぐことにもつながると思っていますね

“社員クチコミをチェックする”以外にもこんなに。新R25読者にオススメなOpenWorkの使い方3選

①OpenWorkで転職する
OpenWorkで掲載している求人数は約53000件(2023年3月時点)。

企業向け採用支援サービス「OpenWorkリクルーティング」ではOpenWorkの評価スコアが高い優良企業ほど多くの求職者にスカウトを送ることができるようになっているので、評価の良い会社からスカウトが届きやすいのがポイント。

自分の知識や経験だけではたどりつけない本当の優良企業と出会える転職サービスはOpenWorkならではです。
②これから伸びる会社かどうかを見極める
OpenWorkでは社員クチコミの投稿文だけではなく、評価スコア(数値)の8角形と総合評価点もチェックすることができます

さらに、業界比較やこのスコアが上がっているのか?下がっているのか?「データ推移」機能を使って経年変化を分析することも可能。
今のスコアだけを鵜呑みするのではなく、成長中にある企業かどうかを見極めて企業選びをすることに活用いただけます

実際、OpenWorkのデータを使った論文では、その会社の業績や株価と相関関係にあることが証明されており、投資先の企業選びにOpenWorkを活用する投資家もいるそう。

「組織体制・企業文化」項目のクチコミをチェックすることで、その会社の2〜3年後の業績予測や企業成長を予測するのにもオススメです。
③キャリアの棚卸しや自己理解に活用する
転職や就職の参考として読むだけでなく、1年以上同じ会社で働いたことがある方は投稿をしてみるのもオススメです。(※正社員・契約社員限定)

「どのような点に働きがいを感じましたか?」「この会社の就業経験によってどのように成長・キャリア開発できましたか?」「経営者に、この会社をより発展させるための提言をするなら何を伝えますか?」などの質問に回答するなかで、自分では言語化していなかった働くことへの考え方や自分が大切にしたい価値観に気がつくことも。

あなたのこれまでのキャリアの棚卸しにOpenWorkを活用してみるのはいかがでしょうか?