お金を制する者が恋愛を制す
本命デートは割り勘にすべき理由って? お金をかけずにモテる「デート予算」の鉄則
新R25編集部
マッチングアプリなどで出会いのハードルが下がっている現代だが、肝心なのはそれから。はじめて会った女子との「コミュニケーション」はフツウの男子にはハードルが高い…。
本連載は、そんなR25世代のための「恋愛のコミュニケーション術」を“恋愛のプロ”に解説していただくというものだ。
前回は「LINEの送り方」について、恋愛の達人・鈴木リュウ氏に教えてもらった。今回は、無事デートに至った場合に僕らの頭を悩ませる「デート費用」についての話!
もっとも重要なのは「デートの回数」。狙っている女の子とは割り勘にすべき
今回は、現実的な相談です。デート費用って女のコと割り勘にしてもいいんでしょうか? 「おごるべきor割り勘でいい論争」って定期的に見るんですが、結局答えがわからない…。
「狙ってる女のコがいる場合、結論から言えば『割り勘にすべき』です」
え、ちょっと意外! 普通に考えたら、意中の女子にはおごったほうがモテにつながりそうですけど。
「もっとも避けるべきなのはデートの回数が減ることです。例えばちょっと高いお店で食事して資金がなくなり、月1回しかデートできないなんて本末転倒。狙ってる女子とは、2週間に1回ぐらいのペースで食事すべきです。デートの間隔が空きすぎてしまうと、次第に女のコの自分への関心が薄れるだけでなく、他の男性とのデートを入れられてしまいますから」
予算をかけるより、回数を最低限保たなきゃならないということか。納得。
「女子からもらえる金額」は3000円程度。それをふまえてデートするお店を選ぶべし
「ちなみに、どんな店に行くにせよ、割り勘できる金額は決まっています」
どういうことですか?
「たとえば、焼き鳥屋さんのお会計が6000円だったとします。この場合、割り勘して女のコから3000円もらうことはできますよね。では8000円だったらどうでしょう? 1万円は?」
うーん…25歳、同い年ぐらいのコから4000円もらうのはできないかも。5000円もらうのは絶対ムリですね。言えないです。
「つまり『女の子からもらえる額』はだいたい3000円。それ以上は、よっぽど仲のよい女子か、彼女じゃないともらえないと思ったほうがいいですね」
「さらに前回お伝えした通り、理想のデートは1軒目から2軒目のバーに移動すること。1軒目では割り勘にしても、自分から誘っておいて2軒目で割り勘を提案しにくくないですか? バーで2人で飲めばお会計は4000~6000円程度。これは『おごるもの』と考えておきましょう。ただ、『2軒目はおごるからさ』と先に言っておくと、1軒目の割り勘が提案しやすくなりますよ」
なるほど! 今まではデートにいくらかかるかちゃんと分かってなかったけど、なんだかクリアになりました。
「R25世代の男子だと、予算に限りがあるでしょう。これらの金額感を目安に、デートするお店を選んでみてもいいかもしれませんね。実際、かつての私もデートをしすぎて家賃が払えないという経験がありました(笑)」
達人、さすがすぎるぜ…。
高いお店じゃなくても“ワクワク”してもらうには、毎回「デート変数」を変えよ
でも、いま狙ってるコはかわいいし、おじさまたちに色んなお店に連れていってもらってそうなんです。安めの店だとガッカリされちゃいそう…。
「女性はデート中に、2つの視点であなたを評価しています。1つは、現時点のあなた。スペックや、過ごしていて楽しいかどうかで与えられる満足感ですね。もう1つはあなたと過ごす未来です。こちらは、『この人と一緒にいると色んなワクワクする体験ができそう』という期待感。若い男性は、こちらで勝負すべきです」
どうやったらそんな期待を僕に感じてもらえるの? 毎回ワクワクするデートを提供できる自信、ないです。
「そりゃそうですよね。そこで私が提唱しているのが『デート変数』という考え方です。デート内容にギャップを作ることで『いろんなところを知ってそう』という期待感を与えられるのです」
【デート変数】
・場所(渋谷、恵比寿、銀座など)
・曜日(平日、土日)
・時間(ランチ、夕方から、ディナーなど)
・料理(和食、焼き鳥、バルなど)
「デートを構成する要素を分解し、前回のデートとこれらの4つのうち2つは必ず入れ替えるようにするんです。1回目のデートが【渋谷で、平日夜に焼き鳥屋】だったとしましょう。そうしたら、2回目は【渋谷で、土曜夜に、イタリアン】といったように変えるのです」
「仕事の兼ね合いなどで時間帯、場所、曜日まで固定されていると、たったの数回でも、どこか『マンネリ感』『ガッカリ感』漂うデートになってしまいがち。意識するだけで相手のリアクションがだいぶ変わるはずですよ」
これは使える! 無意識に「金曜夜に職場近くの駅で」みたいにしてたけど、改善したほうがよさそうだ。
また、達人は「1回目のデートほど安い店に行くべき」と話す。
「最初から高いお店に連れていってしまうと、それ以降焼き鳥屋のような安いお店に誘いにくくなりますよね。上記の『変数』の選択肢が狭まってしまうのでオススメしません。また、1回目のデートで高いコストをかけてしまうと、そのコに固執してしまいがちだからです。『こんなに頑張ったんだし、イケるだろう!』と、相手からの好感度も正しく判断できなくなりますよ」
うわあ、それ、やってしまいそうで怖い…。
ということで、今回は「デート費用」について冷静に分析していただきました。ちょっとケチくさい気もするけど、大事な話ですね。次回もよろしくお願いします!
〈取材・文=天野俊吉(新R25編集部)/協力=柚木ヒトシ〉
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