いいウワサも悪いウワサもあるようですが…

doda(デューダ)の評判の真偽を“転職のプロ”が判定。 1128人の利用者による評価も掲載

キャリア
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サイト「doda(デューダ)」。

数ある転職サイトのなかでも絶大な人気を誇るサービスで、「転職のプロ3名によるおすすめランキング」でも堂々1位を獲得しています。


でも、何がそんなに人気なの?本当に使いやすいの?と、気になることは山積み。

そこで新R25は、転職サービスの実態に精通した方々にご協力いただき、「新R25キャリア総研」として、実際に利用したことのある約1000人を対象におすすめの転職サイトの評判について調査を実施しました
調査に協力してくださったのは、こちらの3名です。
末永さん

末永さん

アクシス株式会社・代表の末永です。

リクルートキャリア、サイバーエージェントを経て、2012年から自立型人材のキャリア育成をテーマに、転職エージェントとして活動しています。
黒田さん

黒田さん

はじめまして、黒田です。リクルートでは「Bing」「とらばーゆ」「フロム・エー」関西版編集長、「リクナビNEXT」編集長、「リクルートエージェント」ネットマーケティング企画部長などを歴任しました。

現在はルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「CareerRelease40」を運営しています。
松本さん

松本さん

人事・戦略コンサルタントの松本です。

アクセンチュアなどの大手外資系コンサルティング会社に24年勤めて、プリンシパル(部長級)を経て現職に至ります。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上です。

さまざまな企業の人事とのつながりがあるので、企業側からの意見をふまえてコメントをします。
※詳細プロフィールは記事の下部に記載しています
今回は末永さんに重点的にお話をうかがっています。一般利用者のリアルな口コミに加え、キャリアの達人3名の見解もふまえて、dodaの特徴や転職サイトの活用法を解説します。

世間でささやかれているウワサの真相はいかに…?
〈聞き手=いちかわあかね〉

目次

1

dodaってどんなサービス? プロが分析するdodaの特徴とは

2

dodaの評判① 「求人案件が幅広いうえに優良企業に出会える」ってホント?

3

dodaの評判②「地方求人は物足りないかも」ってホント?

4

dodaの評判③ 「エージェントの担当者が不親切」ってホント?

5

dodaの評判④「独自コンテンツが充実している」ってホント?

6

dodaの評判⑤「いきなり電話がかかってくる」ってホント?

7

dodaはエージェントサービスも活用しなくちゃもったいない!

8

dodaを使う際の注意点

9

転職サイトと転職エージェントの併用で“理想の転職”が近づく

合計2000人への調査でわかった、おすすめの転職サイトと転職エージェント

10

転職サイトの利用フロー&活用テクニック

STEP① 登録:まずは自分の「軸」を明確にしよう

STEP② 求人探し:スカウトメールは見極めが大切

STEP③ 応募書類の作成:便利な「作成ツール」を活用しよう

STEP④ 応募:転職サイトと転職エージェント、どちらから応募してもOK

STEP⑤ 選考:社内のリアルな雰囲気を感じ取ろう

11

転職サイトのよくあるQ&A

Q:転職市場に対する“コロナ”の影響は?

Q:転職サイトと転職エージェントの仕組みの違いとは?

Q:転職サイトと転職エージェントはどちらが有利?

Q:今の会社に転職活動をしていることがバレる心配はない?

Q:転職活動の途中で退会してもいいの?

Q:なかなか選考が通らない場合はどうすべき?

Q:メールが多すぎると感じた場合はどうする?

Q:転職エージェントのほかにも併用すべきサービスは?

精通者たちの詳細プロフィール

12

新R25キャリア総研の調査概要

dodaってどんなサービス? プロが分析するdodaの特徴とは

(画像は公式サイトのスクリーンショット)
運営会社:パーソルキャリア株式会社

求人数:約9万件(非公開求人を含む)
※2020年8月時点の公式サイトより

対応エリア:全国

特徴:求人件数は、業界最大手のリクルートエージェントに次いで第2位(非公開求人を入れると1位)。求人の数や質はもちろん、「年収査定」や「合格診断」などの転職に役立つコンテンツも充実しているのも人気の理由です。
※「ユーザー満足度」とは「求人の満足度」「アドバイザーの対応力」「その他サポートの充実度」に対する満足度の平均値です。調査概要はこちら

【無料】3分で登録完了

公式サイトをチェック
末永さん

末永さん

dodaと他サービスの一番の違いは、転職サイトでありながら、入社までのサポートをしてもらえる「転職エージェント機能」を合わせ持っているところです。
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
末永さん

末永さん

会員登録画面で、エージェントサービスへの登録を「希望する」にチェックすれば、無料で利用できます。

専門スタッフが非公開求人を紹介してくれたり、面接日程の調整をおこなってくれたりと、一般的な転職サイトにはない手厚いサポートを受けられます
松本さん

松本さん

個人的にはリクルートエージェントとdodaは登録必須です。

転職サイトと転職エージェントが一体化したサービス。業界最大手の転職エージェント「リクルートエージェント」に次ぐ求人数を誇っています。

大企業から中小企業まで、20代後半~30代向けの求人の数・質・幅が充実しているのが特徴。

転職人気企業ランキング」や「人気企業300社の合格診断」など、初めての転職に役立つ情報がまとまっています。
黒田さん

黒田さん

転職エージェントと一体化しているため、求人検索とアドバイザーへの相談が同時にできるのが魅力です。

アドバイザーへの転職相談を前提に考えている人にとっては使いやすいと思います。
ここからは編集部が調査した「dodaの評判」の真偽を末永さんに判定していただきます。

いい評判から悪い評判まで、さまざまなウワサがはびこっているようですが…その真相はいかに?

dodaの評判① 「求人案件が幅広いうえに優良企業に出会える」ってホント?

いちかわ

いちかわ

dodaは「いろんな求人情報を見られる」「優良企業に出会える」といういい評判をよく聞きますが、実際はどうなんでしょうか?
末永さん

末永さん

それは間違いありません。dodaが「転職サイト」と「転職エージェント」の2つの側面を持っているからこそのメリットですね。
いちかわ

いちかわ

どうしてそれで求人案件の幅が広がるんですか?
末永さん

末永さん

転職サイトで求人したい企業」と「転職エージェントで求人したい企業」の両方が、dodaで求人しているからです。

実は転職サイトと転職エージェントでは課金形態が異なるため、集まる求人案件にも差があります。
■転職サイト
企業がお金を払って求人広告を掲載する「掲載課金型」。企業からすると、多くの人に求人広告を見てもらえるため、1人あたりの採用コストが安く済むのが特徴

■転職エージェント
1人の採用が確定した時点で企業がお金を払う「成果報酬型」。1人あたりの採用コストがかさむため、お金をかけて質のいい求職者を吟味したい企業と相性のいいサービス
末永さん

末永さん

転職サイトには、大量に採用したい大企業や、採用コストを抑えたい中小企業の求人案件が多く集まります。

一方コストのかかる転職エージェントは、狙い撃ちで人材補強したいベンチャー企業などの求人が多い傾向にあります。

dodaにはどちらの機能も備わっているため、会社の規模・業種・職種を問わず、幅広い求人案件が集まっているわけです。
いちかわ

いちかわ

なるほど〜。仕組みがわかると納得感があります!
末永さん

末永さん

さらに、非公開求人も含めた求人数が13万件を超えていて(2020年1月現在)、量でも業界随一。特にIT通信業界医療業界などの求人に力を入れている印象です。

幅広い求人案件のなかから自分にあったものを選べるため、他業種・他職種の案件も含めて検討したい人には自信を持っておすすめできます。
いちかわ

いちかわ

キャリアプランに迷っている人なんかは、いろいろ見られてよさそうですね!
末永さん

末永さん

はい。いろんな転職サイトや転職エージェントのうち、どれを使うか迷っている人はとりあえず登録して損はないと思います。

dodaの評判②「地方求人は物足りないかも」ってホント?

いちかわ

いちかわ

dodaは「求人が幅広い」という評判がある一方で、「いい求人案件に出会えなかった」「ちょっと物足りない」という声も耳にします。どちらが本当なんでしょう?
末永さん

末永さん

どちらも本当だと思います。というのも、dodaは首都圏の求人案件に強い一方で、地方の求人案件がやや弱い傾向にあります。
いちかわ

いちかわ

そうなんだ…!
末永さん

末永さん

特にエージェントサービスのほうでは、採用にお金をかけている企業が求人するため、どうしても首都圏の企業が多くなりがちです。
いちかわ

いちかわ

なるほど。では首都圏以外の人にはおすすめできないということでしょうか?
末永さん

末永さん

一概にそうは言えません。

ただ、首都圏以外に住んでいる方や、Uターン・Iターン転職を考えている方は、地方の求人案件が特に豊富な「リクナビNEXT」なども登録するのがおすすめです。

dodaの評判③ 「エージェントの担当者が不親切」ってホント?

いちかわ

いちかわ

dodaのエージェントサービスを使うと、アドバイザーが転職をサポートしてくれるんですよね。
末永さん

末永さん

はい。面談で履歴書の内容をチェックしてくれたり、面接対策を手伝ってくれたりします。

転職慣れしていない人にとってありがたいサービス
ですので、dodaを使うならぜひ活用しましょう。
いちかわ

いちかわ

サービスによっては「担当者の態度がよくない」などと言われることもありますが、dodaの場合はどうなんでしょう?
末永さん

末永さん

うーん…こればかりは、アドバイザーとの相性によりますね。

dodaのアドバイザーは「アドバイスが的確」「レスが早い」「持っている情報量が多い」などと評価されることがある一方で、「的外れな提案をされた」「専門知識が浅い」などと不満を感じる人がいるのも否めません。
いちかわ

いちかわ

なるほど…。担当者次第で印象が大きく変わるんですね。
末永さん

末永さん

そうですね。ただ、これはdodaに限らず、転職エージェントが揃って抱えている課題です。

特に大手のエージェントの場合、事業の規模が大きいぶん、アドバイザーのレベルにはどうしても差が生まれてしまいます。“当たり外れ”があることは覚悟しておきましょう
いちかわ

いちかわ

もし「この人とは合わない!」という担当者に当たった場合はどうすればいいのでしょう?
末永さん

末永さん

希望すれば担当を変えてもらえるので、あまり心配する必要はありません。それでも納得できない場合は、別のエージェントの利用も検討しましょう。

dodaの評判④「独自コンテンツが充実している」ってホント?

いちかわ

いちかわ

dodaは「イベントの質がいい」という声も多いようです。
末永さん

末永さん

たしかに、dodaといえばイベントでおなじみですね。会員登録さえすれば無料で参加できるイベントが、毎週のように開催されています。
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
末永さん

末永さん

企業の人事と会える「転職フェア」 や、面接対策や自己分析などのノウハウを学べるイベントなどがあり種類も豊富。

転職の場合、新卒に比べると情報を仕入れられる機会が少ないので、頻繁にイベントがおこなわれているのは魅力的です。

さらに見逃せないポイントがもうひとつ。dodaはWeb上の独自コンテンツも非常に充実しているんです。
いちかわ

いちかわ

へえ! どういうコンテンツがあるんですか?
末永さん

末永さん

186万人のビッグデータをもとに、機械学習で適正年収を算出してくれる「年収査定」や、強みや能力に適した仕事のタイプを診断できる「キャリアタイプ診断」などが人気です。

ほかにも、doda独自の人気企業ランキング300社のなかから合格可能性の高い企業を知らせてくれる「合格診断」や、職務経歴書の作成をサポートする「レジュメビルダー」など、さまざまなコンテンツがありますよ。
わずか3分で診断できる「年収査定」。最終学歴やこれまでの職歴を入力するだけで、今の適正年収や今後30年間の年収推移、自分に適した求人情報などを確認できます(画像は公式サイトのスクリーンショット)
いちかわ

いちかわ

こんなにいろいろあるんですね…! 「求人案件が多すぎて選べない」と思っている人も、これらのコンテンツをフル活用すれば内定に一歩近づけそうです。

dodaの評判⑤「いきなり電話がかかってくる」ってホント?

いちかわ

いちかわ

dodaに登録すると「いきなり電話がかかってきて驚いた」なんてウワサも。これって、許可なく電話をかけているってことですか?
末永さん

末永さん

それはおそらく、転職サイトに登録したつもりで、意図せずエージェントサービスにも登録してしまったパターンですね。

エージェントサービスでは、密なやりとりをするために担当者が電話をかけてくることはよくあります。

dodaはサイトの構造上、転職サイトとして使いたい人がうっかりエージェントサービスに登録してしまう事例が絶えないようです。

この点はdodaの改善ポイントと言えますね。
いちかわ

いちかわ

たしかに、「担当がつく」と知らないのに電話が来たらびっくりするかも…。
末永さん

末永さん

納得して使うためにも、2種類のサービスがあることはあらかじめ知っておきましょう。

dodaはエージェントサービスも活用しなくちゃもったいない!

末永さん

末永さん

僕はdodaを使うなら、断然エージェントサービスも使うべきだと思っています。というかdodaに限らず、転職エージェントを使わないのはもったいないですね。
いちかわ

いちかわ

どうしてでしょう?
末永さん

末永さん

転職エージェントを使うと、書類や面接の通過率が格段にアップするからです。

転職サイトの公開求人には、応募が殺到するのが普通。対して転職エージェントの場合は非公開求人が多く、ライバルが少ない状態からスタートできます。

しかも、担当者が自分のことを企業にしっかり推薦してくれるため、内定を獲得できるチャンスも増えるわけです。
いちかわ

いちかわ

なるほど! はじめての転職でも、転職エージェントを使えば安心ですね。
末永さん

末永さん

dodaは転職サイトと転職エージェントの機能を合わせ持った数少ないサービスですので、どちらも活用しない手はありません。

転職サイトとしてさまざまな求人案件に目を通しつつ、エージェントサービスでプロのアドバイスを仰ぐのがおすすめです。

【無料】3分で登録完了

dodaエージェントの詳細を見る

dodaを使う際の注意点

末永さん

末永さん

通常の転職エージェントの場合、担当者を介さないと応募ができません。でもdodaの場合は転職サイトの役割も兼ね備えているため、気になった求人案件には自分で応募できます。

そこで覚えておいてほしいのが「やみくもに応募しないほうがいい」ということ。
いちかわ

いちかわ

そうなんですか? いっぱい応募したほうが、内定がもらえる可能性は上がるのでは…?
末永さん

末永さん

応募自体は悪いことではないんですが、エージェントサービスの担当者の意見を聞いてから動いたほうがいいですね。

というのも、基本的に一度でも応募したことのある求人案件は、エージェントサービスから紹介してもらえないことになっているんです。

書類・面接対策をしてから臨んだほうがいいケースもあるので、応募には慎重さも必要。

転職サイトとしての機能で気になる求人案件を探し、本命にはエージェント機能を介して応募するのがおすすめです。

転職サイトと転職エージェントの併用で“理想の転職”が近づく

松本さん

松本さん

ここまでdodaの解説をしてきましたが、ほかの転職サイトや転職エージェントも併用することをおすすめします
いちかわさん

いちかわさん

転職サイトも転職エージェントもいろいろあると思うんですが、どのように選ぶといいんでしょう?
松本さん

松本さん

どちらも求人案件を網羅的に抱えている「総合型」と、特定の領域に特化した「特化型」があります。

総合型の転職サイトと転職エージェントにはそれぞれ必ず1〜2こ登録し、さらに転職先の希望が明確であればそこに特化したものも2〜3こ、合計で3〜6こぐらいは登録するといいでしょう。

転職先の検討段階ではできるだけ視野を広げたほうがいいので、抱えている求人案件が違う複数のサービスに登録すると、理想の転職に近づくはずです。
いちかわさん

いちかわさん

転職サイトはそれぞれ特徴がありそうなイメージが湧くのですが、転職エージェントって結局はどんなアドバイザーが担当になってくれるかがキモじゃないですか?
松本さん

松本さん

その通りです。なので転職エージェントは登録前の段階ではそれほど絞り込まないことをおすすめします。

まずは複数のものに登録して、担当者との相性などを基準に厳選しましょう。

合計2000人への調査でわかった、おすすめの転職サイトと転職エージェント

新R25キャリア総研の調査結果や過去におこなった専門家への取材をふまえて、dodaとの併用におすすめできる転職サイト&エージェントをご紹介します。
種別おすすめの
サービス名
ユーザー
満足度
総合型
エージェント
92%相談する
総合型
エージェント
89%相談する
総合型
サイト
93%サイトを
見る
総合型
サイト
92%サイトを
見る
総合型
エージェント・
サイト一体型
89%サイトを
見る

転職サイトの利用フロー&活用テクニック

黒田さん

黒田さん

転職サイトを使った転職活動の流れは下記の通りです。

STEP① 登録:まずは自分の「軸」を明確にしよう

黒田さん

黒田さん

転職先選びは、さまざまな要素が絡み合ってきます。

勤務地や社風、仕事内容や給与…たくさんの変数の優先順位をしっかり決めないと、どんな転職サービスを使ったとしてもうまくいきません。

求人案件を探す前に転職の「軸」、つまり自分のなかで譲れない条件と妥協できる条件を決めておくと、その後の転職先選びもスムーズに進みます
いちかわさん

いちかわさん

でも、優先順位を決めるのってけっこう難しいですよね…。ひとりで考えてると、なかなか結論が出なさそうです
黒田さん

黒田さん

そういう方こそ、転職エージェントを使えばいいと思います。第三者であるアドバイザーに相談すれば、頭のなかを整理できます。

転職エージェントのアドバイザーと面談をしつつ、自分でも転職サイトで求人案件を探す。この両方で、転職先選びの可能性が広がります

STEP② 求人探し:スカウトメールは見極めが大切

いちかわさん

いちかわさん

転職サイトに登録して「軸」を明確にしたら、次は“求人探し”ですよね。
黒田さん

黒田さん

はい。検索して探すのが基本ですが、企業から送られてくるスカウトメールを活用するのもいいでしょう。
いちかわさん

いちかわさん

スカウトメールって、ただの“テンプレ”みたいなものがたくさん届くイメージなんですが…本当に信頼できるんですか?
黒田さん

黒田さん

正直なところ、スカウトとは名ばかりなものも多いです。でも、なかには職務経歴書を丁寧に読んで送られてくる、熱意の込もったスカウトもあります。

スカウト経由で応募すると、書類選考をパスして面接に進めるケースも多いので、そういった本気のスカウトには応じるといいでしょう。
いちかわさん

いちかわさん

その“本気のスカウト”って、どうやって見分ければいいんでしょうか?
黒田さん

黒田さん

明らかに件名や文章が違うので、心配しなくてもちょっと見ればわかりますよ。

きちんと見極めて使えば、思わぬチャンスに出会えるかもしれません。

STEP③ 応募書類の作成:便利な「作成ツール」を活用しよう

黒田さん

黒田さん

応募前に、必要書類をつくらなければなりません。作成する書類は「履歴書」と「職務経歴書」の2つ。

履歴書は知っての通り、連絡先や職歴・学歴などの基本的なプロフィールを簡潔に伝えるもの。フォーマットに沿って正確に書けばOKです。
松本さん

松本さん

職務経歴書は、「今まで何をやってきたのか」「何ができるのか」をアピールする書類。これまでの業務経験や、入社後に活かせるスキルなどを記入します。

こちらは履歴書ほど決まった形式があるわけではないので、自分で整理して書く必要があります。
いちかわさん

いちかわさん

はじめての転職だと、ちょっと苦労しそうです…
松本さん

松本さん

そういう方は、サポート用のツールを活用するといいでしょう。

たとえばリクルートエージェントなら「レジュメnavi」など、簡単に職務経歴書を作成できるものがあります。それらを使えば説明に沿って書くだけで仕上げられます。

あとは転職エージェントを使えば、アドバイザーに職務経歴書を添削してもらえたり、改善点を指摘してもらえたりします。

自分でつくる自信がない方は、プロを頼ったほうがいいですね。
松本さん

松本さん

また、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」も選考前の自己分析に役立ちます。

これは社交性、現実思考、決断力、柔軟性などの18種類の特性から、自分の強みを客観的に把握できるという診断コンテンツ。

ただ、診断結果をそのまま自己PRに書くのはNG

この診断は多くの人が受けているので、選考する側も同じような自己PRを目にします。その結果、コピペしていることが企業にバレて選考が不利になる可能性もあるからです。

グッドポイント診断で自分の強みを把握したあと、その裏付けとなる実績やエピソードを加えて自己PRを書くのが成功のコツ。

裏付けがあると具体的なイメージが湧くので、選考も通りやすくなります

STEP④ 応募:転職サイトと転職エージェント、どちらから応募してもOK

いちかわさん

いちかわさん

気に入った求人案件があったら応募に進みますが…転職サイトと転職エージェントを併用する場合、どちらから応募すればいいのか迷ってしまいそうです。
黒田さん

黒田さん

気になる求人案件を見つけたら、どちら経由であってもすぐに応募すればいいと思います。

というのも、求人案件との出会いは“一期一会”。今日あった求人案件が明日にはなくなるかもしれないので、スピード感を持って応募するのが大切だからです。
いちかわさん

いちかわさん

なるほど。応募前にアドバイザーに相談したほうがいいケースもあるんですか?
黒田さん

黒田さん

自分で企業情報を調べ、志望動機が明確にできる場合は相談しなくてもいいと思います。

企業の内情や求めている人材などを教えてもらったり、面接対策を手伝ってもらったりしたいのであれば、アドバイザーに相談してから応募してもいいでしょう。

場合によっては、アドバイザーに推薦状を書いてもらえる可能性もあります。

STEP⑤ 選考:社内のリアルな雰囲気を感じ取ろう

いちかわさん

いちかわさん

書類選考を通過したらいよいよ面接ですが、気をつけるべきことはありますか?
黒田さん

黒田さん

面接は選考される場ですが、社内のリアルな雰囲気を感じ取れる貴重な機会でもあります。オフィスや社員の雰囲気をよく観察しましょう。

さらに余裕があれば、選考と並行して人事以外との面談を依頼するのがおすすめです。

自分と年の近い社員や、似たような経歴の社員と話すことで、求人票だけではわからない企業のリアルな実情が見えてきます。

転職サイトのよくあるQ&A

Q:転職市場に対する“コロナ”の影響は?

松本さん

松本さん

「なんとなく転職したい」くらいの方は、今は見送ってもいいかもしれませんね。

求人数が減っているのに加え、失業者はこれからどんどん増えていくことが予想されます。つまり競争率が上がるので、転職の難易度が高めになります。

ただし、採用を続けている企業も多いのに加えて、今からやっておいたほうがいいこともあります。詳しくは別の記事でお話ししているので、そちらをご覧ください。

Q:転職サイトと転職エージェントの仕組みの違いとは?

松本さん

松本さん

転職サイトと転職エージェントの仕組みで一番違うのは、サポートをしてくれる仲介者の有無です。

転職に慣れていない方は、アドバイザーに相談したほうがスムーズに転職できるかもしれません。
転職サイト転職エージェント
求人数転職エージェントと比べると多い転職サイトに比べると少ないが、
非公開求人がある
理想の求人との
出会いやすさ
自分で探す手間がかかるアドバイザーが相性のいい
求人案件を提案してくれるので
出会いやすい
選考の
サポート
サイト上の説明を見ながら
自分で進めないといけない
職務経歴書の書き方や
面接対策などを
アドバイスしてくれる
年収交渉自分でやらないといけないアドバイザーが代行してくれる
退職
サポート
自分でやらないと
いけないケースが大半
アドバイザーがサポート
してくれるケースもある

Q:転職サイトと転職エージェントはどちらが有利?

松本さん

松本さん

どちらが有利とは言いきれませんが、向いている方は違います。

転職サイトは、すでに目指す業界や職種がはっきりしていて、ある程度は転職活動に慣れている方に向いています

採用コストを抑えたい企業は、成果報酬型の転職エージェント経由よりも転職サイト経由の応募者を優先することもありますので、気になる求人案件があれば自分で積極的に応募しましょう

転職エージェントは、どんな業界に行くか悩んでいる方や、転職にあまり慣れていない初心者に向いています

アドバイザーに職務経歴書の添削をしてもらえたり推薦文を添えてもらえたりするので、直接応募するよりも選考が通過しやすくなるというメリットも。

とはいえ、どちらかに絞るのではなく、両方を上手に併用してチャンスを逃さないのがベストだと思います。

Q:今の会社に転職活動をしていることがバレる心配はない?

黒田さん

黒田さん

たいていのサービスで、自分の勤めている企業には自分の情報が届かないよう設定できます。

ほとんどの人が秘密で転職活動をしているので、その辺は心配しなくても大丈夫ですよ。

Q:転職活動の途中で退会してもいいの?

黒田さん

黒田さん

もちろん大丈夫です。設定ページからいつでも退会できますので、使ってみて合わないと感じた場合や、不要になった場合は気軽に退会しましょう

ちなみに、一度退会したサービスの再登録もできますが、過去の会員情報は消えてしまうのでご注意を。

Q:なかなか選考が通らない場合はどうすべき?

黒田さん

黒田さん

「応募数が少ない」「希望するレベルと経歴が噛み合っていない」など、なんらかの作戦が間違っている可能性が高いです。

急いで転職したいなら、応募数を増やすのと同時に、何かしらの条件を緩める必要があります。

また、転職エージェントを併用していれば、改善点をアドバイザーに聞くことをおすすめします
松本さん

松本さん

あるいは別のサービスに登録してみるのも1つの手です。

仮に転職サイトでは希望する求人案件が見つからなくても、転職エージェントであれば非公開の求人案件に相性のいいものがあるかもしれません

Q:メールが多すぎると感じた場合はどうする?

黒田さん

黒田さん

たいていのサービスで、メールの配信停止ができるようになっています。不要なメールが届くからといって退会する必要はないので、設定で対処しましょう。

Q:転職エージェントのほかにも併用すべきサービスは?

松本さん

松本さん

OpenWork」など企業に対する口コミサイトには目を通しましょう

基本的にネガティブな意見が集まりやすい前提をふまえておく必要はありますが、過去に在籍していた人が書くリアルな情報は貴重です。
黒田さん

黒田さん

あとは、求人検索に役立つサービスに「Indeed」があります。

転職サイトに掲載されている求人案件だけでなく、自社サイトに載っている採用情報やハローワークの案件まで横断して検索できる、いわば“求人界のGoogle”

世の中にどんな求人案件があるか知りたいときは、とりあえずIndeedで検索してみるのをおすすめします
転職サイトだけでなく、転職エージェントとしてプロにサポートまでしてもらえるdoda。

幅広い求人を見たい人や、転職初心者にぴったりのサービスといえそうです。

dodaを使う際は、エージェントサービスへの登録もお忘れなく。人気No,1サービスを余すことなく活用して、転職成功を目指しましょう!
種別おすすめの
サービス名
ユーザー
満足度
総合型
エージェント
92%相談する
総合型
エージェント
89%相談する
総合型
サイト
93%サイトを
見る
総合型
サイト
92%サイトを
見る
総合型
エージェント・
サイト一体型
89%サイトを
見る

【無料】3分で登録完了

公式サイトで詳細を見る


〈取材・文=いちかわあかね(@ichi_0u0)/編集=石川みく(@newfang298)〉

精通者たちの詳細プロフィール

【末永雄大(すえなが・ゆうた)】アクシス株式会社・代表。リクルートキャリア、サイバーエージェントを経て、2012年から自立型人材のキャリア育成をテーマに、転職エージェントとして活動中。ビジネスパーソンのキャリアリテラシー向上のため、月間読者20万人を超える転職ノウハウメディア「すべらない転職」の編集長としての情報発信もおこなう。2013年より、Yahoo!ニュースでもキャリアや働き方についての記事を寄稿中
【黒田真行(くろだ・まさゆき)】1988年、リクルート入社。2006年から2013年まで「リクナビNEXT」編集長、その後「リクルートエージェント」ネットマーケティング企画部長、「リクルートメディカルキャリア」取締役などを歴任。2014年、ルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「CareerRelease40」を運営。著書に『転職に向いている人転職してはいけない人』(日本経済新聞出版)、『40歳からの「転職格差」まだ間に合う人、もう手遅れな人』(PHPビジネス新書)がある
【松本利明(まつもと・としあき)】人事・戦略コンサルタント。大手外資系コンサルティングファームに24年勤務しプリンシパル(部長級)を経験。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上。HR総研の客員研究員も務めている。著書に5万人のリストラと6500名以上のリーダーの選抜と育成をした人の「目利き」。『「いつでも転職できる」を武器にする』(KADOKAWA)『稼げる人稼げない人の習慣』(日本経済新聞出版)などベストセラー多数。BBC、TBS、日本経済新聞、東洋経済などメディア実績多数

新R25キャリア総研の調査概要

【調査概要】

・調査期間
2020/03/30〜2020/04/01
2020/04/02〜2020/04/06

・サンプル数
1128人(554+574)

・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職エージェントを利用したことがある人

オススメ転職サービス

リクルートエージェント
POINT!
  • ・業界No.1の求人数
  • ・ぐいぐい導いてくれる推進力が魅力
  • ・視野を広げたい人にぴったり
マイナビエージェント
POINT!
  • ・独自調査で満足度No.1
  • ・20代に信頼されてる転職エージェント
  • ・親身に話を聞いてくれるアドバイザーが多い
doda
POINT!
  • ・国内最大級の求人数
  • ・サイト/エージェントのいいとこどりができる

この記事をシェア

オススメの記事!

おすすめ転職エージェントを実際に利用した1128人にガチ調査!1つだけ使うのはNG!?