いい評判も悪い評判も、専門家がまとめてジャッジ!

リクナビNEXTの評判を“転職のプロ”が判定。1128人の利用者による評価も掲載

キャリア
人材業界最大手のリクルートグループ(株式会社リクルートキャリア)が運営する転職サイト「リクナビNEXT(ネクスト)」。

転職を考えたことがある人なら一度は目にする大手の転職サイトなだけあって、いろんな評判を目にしていることでしょう。

この記事を開いているということは、「あの評判って本当なの?」「ほかの転職サイトと何が違うの?」と、気になることは山積みなはず。

そこで新R25は、転職サービスの実態に精通した方々にご協力いただき、「新R25キャリア総研」として、実際に利用したことのある約1000人を対象におすすめの転職エージェントの評判について調査を実施しました

調査に協力してくださったのは、こちらの3名です。
末永さん

末永さん

アクシス株式会社・代表の末永です。

リクルートキャリア、サイバーエージェントを経て、2012年から自立型人材のキャリア育成をテーマに、転職エージェントとして活動しています。
黒田さん

黒田さん

はじめまして、黒田です。リクルートでは「Bing」「とらばーゆ」「フロム・エー」関西版編集長、「リクナビNEXT」編集長、「リクルートエージェント」ネットマーケティング企画部長などを歴任しました。

現在はルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「CareerRelease40」を運営しています。
松本さん

松本さん

人事・戦略コンサルタントの松本です。

アクセンチュアなどの大手外資系コンサルティング会社に24年勤めて、プリンシパル(部長級)を経て現職に至ります。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上です。

さまざまな企業の人事とのつながりがあるので、企業側からの意見をふまえてコメントをします。
※詳細プロフィールは記事の下部に記載しています
今回はリクルートキャリアでの勤務経験がある末永さんに重点的にお話をうかがっています。一般利用者のリアルな口コミに加え、キャリアの達人3名の見解もふまえて、リクナビNEXTの特徴や転職サイトの活用法を解説します。

世間でささやかれているウワサの真相はいかに…?


〈聞き手=いちかわあかね〉

目次

1

リクナビNEXTってどんなサービス? プロが分析する特徴とは

2

リクナビNEXTの評判① 「検索機能が使いやすい」ってホント?

3

リクナビNEXTの評判②「診断コンテンツが自己分析に役立つ」ってホント?

4

リクナビNEXTの評判③「質の低い求人が多い」ってホント?

5

リクナビNEXTの評判④「スカウトサービスは使えない」ってホント?

6

転職サイトと転職エージェントの併用で“理想の転職”が近づく

合計2000人への調査でわかった、おすすめの転職サイトと転職エージェント

転職サイトの利用フロー&活用テクニック

STEP① 登録:まずは自分の「軸」を明確にしよう

STEP② 求人探し:スカウトメールは見極めが大切

STEP③ 応募書類の作成:便利な「作成ツール」を活用しよう

STEP④ 応募:転職サイトと転職エージェント、どちらから応募してもOK

STEP⑤ 選考:社内のリアルな雰囲気を感じ取ろう

転職サイトのよくあるQ&A

Q:転職サイトと転職エージェントの違いとは?

Q:転職サイトと転職エージェントはどちらが有利?

Q:今の会社に転職活動をしていることがバレる心配はない?

Q:転職活動の途中で退会してもいいの?

Q:なかなか選考が通らない場合はどうすべき?

Q:メールが多すぎると感じた場合はどうする?

Q:転職エージェントのほかにも併用すべきサービスは?

精通者たちの詳細プロフィール

7

新R25キャリア総研の調査概要

リクナビNEXTってどんなサービス? プロが分析する特徴とは

出典
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
運営会社:株式会社リクルートキャリア

求人数:約4万4000件
※2020年8月時点の公式サイトより

対応エリア:全国

特徴:数ある転職サイトのなかでも圧倒的な知名度を誇るサービス。会員数は910万を突破し、毎月約10万人が新規登録をしています(2019年4月~2019年6月平均)。さらに、掲載求人数も4万件以上と、転職サイトの中ではダントツ。企業からスカウトメールが届くサービスもあり、豊富な求人案件のなかから自分に合ったものを選べます。

【無料】3分で登録完了

公式サイトをチェック
黒田さん

黒田さん

転職サイトのなかでは求人数が最も多いサービスです。

企業からのスカウトを受けられる“オファーを待つ”という機能が便利です。自分で応募するだけでなく、こういったスカウト機能を活用することで選択肢の幅が広がります。
末永さん

末永さん

リクナビNEXTは、求人案件の数と幅広さがとにかく圧倒的ですね。

若手からミドル層まで対象年齢が幅広く、扱っている職種・業種もさまざま。これは、リクルートグループ自体の強みとも言えます。
いちかわ

いちかわ

リクルートの強み…というと?
末永さん

末永さん

リクルートは昔から、優秀な法人営業を多く抱えていることで有名です。幅広い求人案件が集まるのは、リクルートの“営業力”がモノを言っているからでしょうね。

さらにリクルートキャリアは全国に営業所を持っているだけあって、首都圏の大手・ベンチャー企業から地方の中小企業まで、多様な求人案件が揃っています。

なので東京のみならず、Iターン・Uターン転職を考えている人にも役に立つはずです。
いちかわ

いちかわ

なるほど。「たくさん求人案件を見たい」という人にとっては心強いですね。
末永さん

末永さん

はい。ぼんやり求人案件を見ているだけでも、興味のある職種にはどんなスキルが求められているのか…などの相場感がなんとなく見えてくるはずです。

転職初心者は、まずリクナビNEXTを覗いてみるといいでしょう
松本さん

松本さん

職種・業種も幅広く網羅されており、転職を考える人は登録必須だと思います。

転職についての基本的なノウハウもわかりやすくまとまっているので、転職初心者は活用しましょう。
ここからは、編集部が調査した「リクナビNEXTの評判」の真偽を末永さんに判定していただきます。

いい評判から悪い評判まで、さまざまなウワサがはびこっているようですが…その真相はいかに?

リクナビNEXTの評判① 「検索機能が使いやすい」ってホント?

いちかわ

いちかわ

リクナビNEXTは「検索しやすい」という評判があるようです。

検索画面って、どのサイトもあまり変わらないと思っていたんですが…どうなんでしょう?
末永さん

末永さん

その評判はホントです。数年前にサイトが改修され、求人検索画面が非常に使いやすくなりました。使い勝手は、ほかと比べても群を抜いていると思いますよ。

職種や勤務地、雇用形態などの基本的な条件はもちろん、従業員数、設立年数などの細かい条件まで指定できます。

バーを動かして年収を指定できるのもユニークな特徴です。
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
いちかわ

いちかわ

この「こだわり条件」というのはなんでしょう?
末永さん

末永さん

会社の業績や休暇・制度など、細かい条件まで絞り込める機能です。
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
末永さん

末永さん

成長企業に出会いたいなら「上場企業・株式公開企業」や「2年連続売上10%UP!」などにチェックすればいいですし、ワーク・ライフ・バランスを重視したいなら「月平均残業時間20時間以内」「フレックス勤務OK」などを選びましょう。
いちかわ

いちかわ

ここまで細かく絞れるのはすごい! 希望の求人案件に出会える確率が高そうです。

リクナビNEXTの評判②「診断コンテンツが自己分析に役立つ」ってホント?

いちかわ

いちかわ

リクナビNEXTは「診断コンテンツが自己分析に役立つ」という評判も多いようですが…これってどういうことなんでしょう。転職サイトなのに自己分析ができるんですか?
末永さん

末永さん

ああ、それは無料で使える「グッドポイント診断」のことですね。
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
末永さん

末永さん

所要時間が約30分と少々長いですが、その内容は無料とは思えないほど本格的。社交性、現実思考、決断力、柔軟性など18種類の特性から、自分の強みを見つけられます。

企業への応募時に、診断結果を添付することも可能。自分の強みをスムーズにアピールできますよ。
いちかわ

いちかわ

おぉ、単なる自己満足にとどまらないんですね!
末永さん

末永さん

その精度の高さが評判を呼び、有料の才能診断ツールの定番「ストレングスファインダー」の代わりに活用している人もいるようです。
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
いちかわ

いちかわ

無料で本格的な自己分析ができるのはありがたいですね!
末永さん

末永さん

ほかにも有識者が解説する「転職成功ノウハウ」や、履歴書・職務経歴書のテンプレートなど、求職者をサポートするコンテンツが非常に充実しています

これらのサービスも、合わせて使ってみると便利ですよ。

リクナビNEXTの評判③「質の低い求人が多い」ってホント?

いちかわ

いちかわ

ここまではいい話ばかりでしたが、リクナビNEXTには悪いウワサもあるようです。

どうやら「質の低い求人案件が多いらしい」と耳にしたんですが、これは本当ですか?
末永さん

末永さん

多いかどうかは定かではありませんが、質の低い求人に当たる可能性はあります

というのも、知名度の高さゆえに転職志望者が最初にリクナビNEXTを見るのと同じように、企業が最初に出稿を検討するのもリクナビNEXTなんです

その結果、良くも悪くも幅広い求人案件が集まってきてしまうので。
いちかわ

いちかわ

なるほど…。そういう案件を避けるために、できることはありますか?
末永さん

末永さん

まずは先ほどご紹介した「こだわり条件検索」を駆使して、希望に合った求人案件を絞り込むこと。そして、ほかの転職サイトも併用することです。
いちかわ

いちかわ

併用…ですか?
末永さん

末永さん

ええ。志望業界がある程度絞れたら、その業界に特化した転職サイトにも登録してみましょう。

特化型の転職サイトは、該当の領域だけで見ると求人の数・質ともに総合型より上回っているため、よりよい案件に出会える確率が上がります。

たとえばベンチャー企業の求人は「Wantedly」や「Green」が豊富です。ハイクラスの求人案件を見たいなら「AMBI」や「キャリトレ」「ビズリーチ」が強いですね。

リクナビNEXTはあくまで“転職の入り口”として捉え、自分の目指す方向が定まったら、そこに特化した転職サイトを併用するのが成功の秘訣です。

リクナビNEXTの評判④「スカウトサービスは使えない」ってホント?

いちかわ

いちかわ

リクナビNEXTには、自分から応募するだけじゃなく、企業からのスカウトを受けられる“オファーを待つ”サービスもあるんですよね。

便利」という声と「メールが大量に来て鬱陶しい」という声があって賛否両論のようですが、実際のところはどうなんでしょう?
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
末永さん

末永さん

僕は「オファー」に頼る転職はあまりおすすめしていません。

基本的にオファーメールは “ただのDM”だと思ったほうがいいですね。
いちかわ

いちかわ

そうなんですか?オファーと言うくらいだから、自分の経歴が評価してもらえているのかと…。
末永さん

末永さん

いえ、企業からのオファーメールは、機械的に一括送信されているものがほとんどです。

たとえば「営業経験3年以上」など、一定の基準に当てはまる人に送られているため、オファーとは名ばかり。ほとんどのユーザーに大量のオファーが届いているのが現実です。

なかには書類選考をパスできる「面接確約オファー」というスカウトもありますが、面接で優遇してもらえるわけではありません。

それなのに「自分は評価されている」と思い込んで適当に面接を受けると、あっけなく落とされる可能性もあるので注意しましょう
いちかわ

いちかわ

そうなんですね…。オファーは「応募する手間が省けてラッキー」くらいに思っておいたほうがよさそうですね。
末永さん

末永さん

ただ、数はあまり多くないですが、なかには企業の担当者が心を込めてオファーメールを書いてくれているケースもあります。

オファーメールが来たらきちんと文面を読み込んで、自分の目で判断しましょう。

そして、自分の力だけで転職するのが不安なら、オファーを待つだけでなく転職エージェントを頼るのもおすすめです。

専門のアドバイザーが自分に合った求人を提案してくれるうえに、入社までのサポートもしてくれます。転職初心者の方にとっては心強いと思いますよ。

リクナビNEXTを使う場合、同じリクルートキャリアが運営する「リクルートエージェント」もチェックしてみるといいですね。

転職の効率を上げたいなら、ぜひ転職エージェントへの登録も検討してみてください。

転職サイトと転職エージェントの併用で“理想の転職”が近づく

松本さん

松本さん

ここまでリクナビネクストの解説をしてきましたが、末永さんの話にもあるように、ほかの転職サイトや転職エージェントとも併用することをおすすめします。
いちかわ

いちかわ

転職サイトと転職エージェントはどう違うんですか?
松本さん

松本さん

転職サイトは求人案件を自分で探して、スピーディに直接応募できるのがメリットです。ただし、選考対策などは自分でしなければならないことが大半です。

一方で転職エージェントは、無料でアドバイザーがキャリアの相談に乗ってくれるサービスです。

相性のいい求人案件を提案してくれるのに加えて、過去の実績などをもとに選考のサポートもしてくれます。

転職は慣れていないと自分一人で進めるのは難しいので、合わせて使うといいでしょう。
いちかわ

いちかわ

たしかに、人に話すだけで考えがまとまるってこともよくありますよね。

転職エージェントもいろいろあると思うんですが、転職サイトと転職エージェントを併用する場合、どのように選ぶといいんでしょう?
松本さん

松本さん

どちらも求人案件を網羅的に抱えている「総合型」と、特定の領域に特化した「特化型」があります。

総合型の転職サイトと転職エージェントにはそれぞれ必ず1〜2こ登録し、さらに転職先の希望が明確であればそこに特化したものも2〜3こ、合計で3〜6こぐらいは登録するといいでしょう。

転職先の検討段階ではできるだけ視野を広げたほうがいいので、抱えている求人案件が違う複数のサービスに登録すると、理想の転職に近づくはずです。
いちかわ

いちかわ

転職サイトはそれぞれ特徴がありそうなイメージが湧くのですが、転職エージェントって結局はどんなアドバイザーが担当になってくれるかがキモじゃないですか?
松本さん

松本さん

その通りです。なので転職エージェントは登録前の段階ではそれほど絞り込まないことをおすすめします。

まずは複数のものに登録して、担当者との相性などを基準に厳選しましょう。

合計2000人への調査でわかった、おすすめの転職サイトと転職エージェント

新R25キャリア総研の調査結果や過去におこなった専門家への取材をふまえて、リクナビネクストとの併用におすすめできる転職サイト&エージェントをご紹介します。
種別おすすめの
サービス名
ユーザー
満足度
総合型
エージェント
92%相談する
総合型
エージェント
89%相談する
総合型
サイト
93%サイトを
見る
総合型
サイト
92%サイトを
見る
総合型
エージェント・
サイト一体型
89%サイトを
見る

転職サイトの利用フロー&活用テクニック

黒田さん

黒田さん

転職サイトを使った転職活動の流れは下記の通りです。

STEP① 登録:まずは自分の「軸」を明確にしよう

黒田さん

黒田さん

転職先選びは、さまざまな要素が絡み合ってきます。

勤務地や社風、仕事内容や給与…たくさんの変数の優先順位をしっかり決めないと、どんな転職サービスを使ったとしてもうまくいきません。

求人案件を探す前に転職の「軸」、つまり自分のなかで譲れない条件と妥協できる条件を決めておくと、その後の転職先選びもスムーズに進みます
いちかわ

いちかわ

でも、優先順位を決めるのってけっこう難しいですよね…。ひとりで考えてると、なかなか結論が出なさそうです
黒田さん

黒田さん

そういう方こそ、転職エージェントを使えばいいと思います。第三者であるアドバイザーに相談すれば、頭のなかを整理できます。

転職エージェントのアドバイザーと面談をしつつ、自分でも転職サイトで求人案件を探す。この両方で、転職先選びの可能性が広がります

STEP② 求人探し:スカウトメールは見極めが大切

いちかわ

いちかわ

転職サイトに登録して「軸」を明確にしたら、次は“求人探し”ですよね。
黒田さん

黒田さん

はい。検索して探すのが基本ですが、企業から送られてくるスカウトメールを活用するのもいいでしょう。
いちかわ

いちかわ

スカウトメールって、ただの“テンプレ”みたいなものがたくさん届くイメージなんですが…本当に信頼できるんですか?
黒田さん

黒田さん

正直なところ、スカウトとは名ばかりなものも多いです。でも、なかには職務経歴書を丁寧に読んで送られてくる、熱意の込もったスカウトもあります。

スカウト経由で応募すると、書類選考をパスして面接に進めるケースも多いので、そういった本気のスカウトには応じるといいでしょう。
いちかわ

いちかわ

その“本気のスカウト”って、どうやって見分ければいいんでしょうか?
黒田さん

黒田さん

明らかに件名や文章が違うので、心配しなくてもちょっと見ればわかりますよ。

きちんと見極めて使えば、思わぬチャンスに出会えるかもしれません。

STEP③ 応募書類の作成:便利な「作成ツール」を活用しよう

黒田さん

黒田さん

応募前に、必要書類をつくらなければなりません。作成する書類は「履歴書」と「職務経歴書」の2つ。

履歴書は知っての通り、連絡先や職歴・学歴などの基本的なプロフィールを簡潔に伝えるもの。フォーマットに沿って正確に書けばOKです。
松本さん

松本さん

職務経歴書は、「今まで何をやってきたのか」「何ができるのか」をアピールする書類。これまでの業務経験や、入社後に活かせるスキルなどを記入します。

こちらは履歴書ほど決まった形式があるわけではないので、自分で整理して書く必要があります。
いちかわ

いちかわ

はじめての転職だと、ちょっと苦労しそうです…
松本さん

松本さん

そういう方は、サポート用のツールを活用するといいでしょう。

たとえばリクルートエージェントなら「レジュメnavi」など、簡単に職務経歴書を作成できるものがあります。それらを使えば説明に沿って書くだけで仕上げられます。

あとは転職エージェントを使えば、アドバイザーに職務経歴書を添削してもらえたり、改善点を指摘してもらえたりします。

自分でつくる自信がない方は、プロを頼ったほうがいいですね。
松本さん

松本さん

また、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」も選考前の自己分析に役立ちます。

これは社交性、現実思考、決断力、柔軟性などの18種類の特性から、自分の強みを客観的に把握できるという診断コンテンツ。

ただ、診断結果をそのまま自己PRに書くのはNG

この診断は多くの人が受けているので、選考する側も同じような自己PRを目にします。その結果、コピペしていることが企業にバレて選考が不利になる可能性もあるからです。

グッドポイント診断で自分の強みを把握したあと、その裏付けとなる実績やエピソードを加えて自己PRを書くのが成功のコツ。

裏付けがあると具体的なイメージが湧くので、選考も通りやすくなります

STEP④ 応募:転職サイトと転職エージェント、どちらから応募してもOK

いちかわ

いちかわ

気に入った求人案件があったら応募に進みますが…転職サイトと転職エージェントを併用する場合、どちらから応募すればいいのか迷ってしまいそうです。
黒田さん

黒田さん

気になる求人案件を見つけたら、どちら経由であってもすぐに応募すればいいと思います。

というのも、求人案件との出会いは“一期一会”。今日あった求人案件が明日にはなくなるかもしれないので、スピード感を持って応募するのが大切だからです。
いちかわ

いちかわ

なるほど。応募前にアドバイザーに相談したほうがいいケースもあるんですか?
黒田さん

黒田さん

自分で企業情報を調べ、志望動機が明確にできる場合は相談しなくてもいいと思います。

企業の内情や求めている人材などを教えてもらったり、面接対策を手伝ってもらったりしたいのであれば、アドバイザーに相談してから応募してもいいでしょう。

場合によっては、アドバイザーに推薦状を書いてもらえる可能性もあります。

STEP⑤ 選考:社内のリアルな雰囲気を感じ取ろう

いちかわ

いちかわ

書類選考を通過したらいよいよ面接ですが、気をつけるべきことはありますか?
黒田さん

黒田さん

面接は選考される場ですが、内のリアルな雰囲気を感じ取れる貴重な機会でもあります。オフィスや社員の雰囲気をよく観察しましょう。

さらに余裕があれば、選考と並行して人事以外との面談を依頼するのがおすすめです。

自分と年の近い社員や、似たような経歴の社員と話すことで、求人票だけではわからない企業のリアルな実情が見えてきます。

転職サイトのよくあるQ&A

Q:転職市場に対する“コロナ”の影響は?
松本さん

松本さん

「なんとなく転職したい」くらいの方は、今は見送ってもいいかもしれませんね。

求人数が減っているのに加え、失業者はこれからどんどん増えていくことが予想されます。つまり競争率が上がるので、転職の難易度が高めになります。

ただし、採用を続けている企業も多いのに加えて、今からやっておいたほうがいいこともあります。詳しくは別の記事でお話ししているので、そちらをご覧ください。

Q:転職サイトと転職エージェントの違いとは?

松本さん

松本さん

一番の違いは、サポートをしてくれる仲介者の有無です。

転職に慣れていない方は、アドバイザーに相談したほうがスムーズに転職できるかもしれません。
転職サイト転職エージェント
求人数転職エージェントと比べると多い転職サイトに比べると少ないが、非公開求人がある
理想の求人との出会いやすさ自分で探す手間がかかるアドバイザーが相性のいい求人案件を提案してくれるので出会いやすい
選考のサポートサイト上の説明を見ながら自分で進めないといけない職務経歴書の書き方や面接対策などをアドバイスしてくれる
年収交渉自分でやらないといけないアドバイザーが代行してくれる
退職サポート自分でやらないといけないケースが大半アドバイザーがサポートしてくれるケースもある
転職エージェントの比較はムダ。田端信太郎とカリスマ転職コンサルタントがおすすめ活用法を伝授

転職エージェントの比較はムダ。田端信太郎とカリスマ転職コンサルタントがおすすめ活用法を伝授

転職エージェントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

Q:転職サイトと転職エージェントはどちらが有利?

松本さん

松本さん

どちらが有利とは言いきれませんが、向いている方は違います。

転職サイトは、すでに目指す業界や職種がはっきりしていて、ある程度は転職活動に慣れている方に向いています

採用コストを抑えたい企業は、成果報酬型の転職エージェント経由よりも転職サイト経由の応募者を優先することもありますので、気になる求人案件があれば自分で積極的に応募しましょう

転職エージェントは、どんな業界に行くか悩んでいる方や、転職にあまり慣れていない初心者に向いています

アドバイザーに職務経歴書の添削をしてもらえたり推薦文を添えてもらえたりするので、直接応募するよりも選考が通過しやすくなるというメリットも。

とはいえ、どちらかに絞るのではなく、両方を上手に併用してチャンスを逃さないのがベストだと思います。

Q:今の会社に転職活動をしていることがバレる心配はない?

黒田さん

黒田さん

たいていのサービスで、自分の勤めている企業には自分の情報が届かないよう設定できます。

ほとんどの人が秘密で転職活動をしているので、その辺は心配しなくても大丈夫ですよ。

Q:転職活動の途中で退会してもいいの?

黒田さん

黒田さん

もちろん大丈夫です。設定ページからいつでも退会できますので、使ってみて合わないと感じた場合や、不要になった場合は気軽に退会しましょう

ちなみに、一度退会したサービスの再登録もできますが、過去の会員情報は消えてしまうのでご注意を。

Q:なかなか選考が通らない場合はどうすべき?

黒田さん

黒田さん

「応募数が少ない」「希望するレベルと経歴が噛み合っていない」など、なんらかの作戦が間違っている可能性が高いです。

急いで転職したいなら、応募数を増やすのと同時に、何かしらの条件を緩める必要があります。

また、転職エージェントを併用していれば、改善点をアドバイザーに聞くことをおすすめします
松本さん

松本さん

あるいは別のサービスに登録してみるのも1つの手です。

仮に転職サイトでは希望する求人案件が見つからなくても、転職エージェントであれば非公開の求人案件に相性のいいものがあるかもしれません

Q:メールが多すぎると感じた場合はどうする?

黒田さん

黒田さん

たいていのサービスで、メールの配信停止ができるようになっています。不要なメールが届くからといって退会する必要はないので、設定で対処しましょう。

Q:転職エージェントのほかにも併用すべきサービスは?

松本さん

松本さん

「OpenWork」など企業に対する口コミサイトには目を通しましょう

基本的にネガティブな意見が集まりやすい前提をふまえておく必要はありますが、過去に在籍していた人が書くリアルな情報は貴重です。
黒田さん

黒田さん

あとは、求人検索に役立つサービスに「Indeed」があります。

転職サイトに掲載されている求人案件だけでなく、自社サイトに載っている採用情報やハローワークの案件まで横断して検索できる、いわば“求人界のGoogle”

世の中にどんな求人案件があるか知りたいときは、とりあえずIndeedで検索してみるのをおすすめします
リクナビNEXTには業界業種、地域問わず幅広い求人が揃い、転職初心者にはとても有益なサービスなよう。

なんとなく転職を視野に入れているそこのあなた。まずはリクナビNEXTに登録して、豊富な求人に目を通すことから始めてみては?

さらに気になる転職エージェントや転職サイトにいくつか登録すると、理想の転職が実現できるかもしれません。
種別おすすめの
サービス名
ユーザー
満足度
総合型
エージェント
92%相談する
総合型
エージェント
89%相談する
総合型
サイト
93%サイトを
見る
総合型
サイト
92%サイトを
見る
総合型
エージェント・
サイト一体型
89%サイトを
見る
〈取材・文=いちかわあかね(@ichi_0u0)/編集=石川みく(@newfang298)〉

精通者たちの詳細プロフィール

【末永雄大(すえなが・ゆうた)】アクシス株式会社・代表。リクルートキャリア、サイバーエージェントを経て、2012年から自立型人材のキャリア育成をテーマに、転職エージェントとして活動中。ビジネスパーソンのキャリアリテラシー向上のため、月間読者20万人を超える転職ノウハウメディア「すべらない転職」の編集長としての情報発信もおこなう。2013年より、Yahoo!ニュースでもキャリアや働き方についての記事を寄稿中
【黒田真行(くろだ・まさゆき)】1988年、リクルート入社。2006年から2013年まで「リクナビNEXT」編集長、その後「リクルートエージェント」ネットマーケティング企画部長、「リクルートメディカルキャリア」取締役などを歴任。2014年、ルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「CareerRelease40」を運営。著書に『転職に向いている人転職してはいけない人』(日本経済新聞出版)、『40歳からの「転職格差」まだ間に合う人、もう手遅れな人』(PHPビジネス新書)がある
【松本利明(まつもと・としあき)】人事・戦略コンサルタント。大手外資系コンサルティングファームに24年勤務しプリンシパル(部長級)を経験。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上。HR総研の客員研究員も務めている。著書に5万人のリストラと6500名以上のリーダーの選抜と育成をした人の「目利き」。『「いつでも転職できる」を武器にする』(KADOKAWA)『稼げる人稼げない人の習慣』(日本経済新聞出版)などベストセラー多数。BBC、TBS、日本経済新聞、東洋経済などメディア実績多数

新R25キャリア総研の調査概要

【調査概要】

・調査期間
2020/03/30〜2020/04/01
2020/04/02〜2020/04/06

・サンプル数
1128人(554+574)

・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職エージェントを利用したことがある人

オススメ転職サービス

リクルートエージェント
POINT!
  • ・業界No.1の求人数
  • ・ぐいぐい導いてくれる推進力が魅力
  • ・視野を広げたい人にぴったり
マイナビエージェント
POINT!
  • ・独自調査で満足度No.1
  • ・20代に信頼されてる転職エージェント
  • ・親身に話を聞いてくれるアドバイザーが多い
doda
POINT!
  • ・国内最大級の求人数
  • ・サイト/エージェントのいいとこどりができる

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