ビズリーチとの違いは?
キャリトレの評判の真偽を“転職のプロ” が判定。1128人の利用者による評価も掲載
でもその評判、本当に信じていいの…?
ということで、新R25転職は転職サービスの実態に精通した方々にご協力いただき、実際に利用したことのある約1000人を対象におすすめの転職サイトの評判について調査を実施しました。
末永さん
黒田さん
現在はルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「CareerRelease40」を運営しています。
松本さん
アクセンチュアなどの大手外資系コンサルティング会社に24年勤めて、プリンシパル(部長級)を経て現職に至ります。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上です。
さまざまな企業の人事とのつながりがあるので、企業側からの意見をふまえてコメントをします。
世間でささやかれている評判の真相はいかに…?
〈聞き手=いちかわあかね〉
目次
キャリトレとはどんなサービス?
2キャリトレ
3キャリトレの評判①「レコメンド機能がすごい」ってホント?
4キャリトレの評判② 「スマホで手軽に使える」ってホント?
5キャリトレの評判③ 「ヘッドハンティングされる」ってホント?
620代の転職は視野が狭くならないように注意しよう
7キャリトレとビズリーチは何が違う?
①メインターゲットの年齢が違う
②仕組みが違う
8転職サイトと転職エージェントの併用で“理想の転職”が近づく
キャリトレとの併用におすすめの転職サイト
9おすすめ転職サイトをキーワードから探す
10人気転職サイトの評判を見る
11転職サイトを使った転職活動の流れ
12転職サイトのよくあるQ&A
精通者たちの詳細プロフィール
13新R25キャリア総研の調査概要
キャリトレとはどんなサービス?
キャリトレ
総合評価
求人の数と質
使いやすさ
サービスの充実度
おすすめポイント
キャリアアップしたい20代におすすめ
AIが求人を提案する機能が独創的
スマホに最適化されたUIが使いやすい
求人数 | 公開 - 非公開 - |
---|---|
エリア | 全国 |
対象 | 20代/ハイクラス |
キャリトレの口コミ/評判
年収300~399万円
35歳/女性
年収~299万円
29歳/男性
年収300~399万円
30歳/男性
末永さん
20代〜30代前半向けながら、マネージャーや事業責任者などハイクラスの求人も多数。キャリアアップを狙う20代なら、一度はチェックしておきたいサイトです。
逆に言えば、キャリトレは“挑戦する若手”にターゲットを絞ったサービスだということ。誰にでもマッチするわけではないので、人によっては満足できないかもしれません。
いい評判から悪い評判まで、さまざまなウワサがはびこっているようですが…その真相はいかに?
キャリトレの評判①「レコメンド機能がすごい」ってホント?
いちかわ
末永さん
これは登録した職歴や希望条件をAIが分析し、マッチする求人をおすすめしてくれる機能です。
アプリに表示される求人情報に「興味がある」「興味がない」と振り分けを続けることで、ユーザーの志向をAIが学習し、おすすめの精度が上がっていきます。
末永さん
いちかわ
末永さん
なのでまだ具体的な志望企業が決まっていない人が、1日数分だけ触って魅力的な企業を見つける、なんて使い方ができます。
いちかわ
ただ、「レコメンド機能が最高」という評判もある一方で「いくら使っても魅力的な企業が表示されない」という評判もあるようです。
これって、レコメンド機能の精度がよくないということでは?
末永さん
「誰でも理想の求人案件が見つかる転職サイト」ではないので、合わない人にはとことん合いません。
いちかわ
末永さん
また、そういう求人案件は、首都圏に多く集まっている傾向にあります。
安定を求める人や、地方企業への転職を考えている人だと、「魅力的な企業と出会えない」と感じる可能性もありそうです。
いちかわ
doda(デューダ)の評判の真偽を“転職のプロ”が判定。 1128人の利用者による評価も掲載|新R25転職
リクナビNEXTの評判を“転職のプロ”が判定。1128人の利用者による評価も掲載|新R25転職
キャリトレの評判② 「スマホで手軽に使える」ってホント?
いちかわ
末永さん
でもキャリトレは若手向けということもあってか、スマホ(特にアプリ)の操作性にとてもこだわっています。
末永さん
さらに、企業からのスカウトメッセージも、アプリ上のチャット機能で返信できます。いちいちPCを開かずとも、スマホひとつで転職活動ができてとても便利ですよ。
キャリトレの評判③ 「ヘッドハンティングされる」ってホント?
いちかわ
末永さん
いちかわ
末永さん
もちろん企業によっては、いかにも“コピペっぽい文面”なこともありますが、本気のスカウトも多いのでこまめにチェックしましょう。
いちかわ
末永さん
転職活動をサポートしてくれる転職エージェントのことを、キャリトレでは「ヘッドハンター」と呼んでいて、その“ヘッドハンター”から連絡が来ることもあるんです。
いちかわ
末永さん
というのも、キャリトレには「転職をサポートするコンテンツが少ない」という難点があるからです。
いちかわ
末永さん
シンプルゆえに直感的に操作できるのは魅力的な一方で、初めて転職する人だと情報が少なすぎて不安に感じることもあるかもしれません。
いちかわ
末永さん
専任のアドバイザーが履歴書の内容をチェックしてくれたり、面接対策を手伝ってくれたりと、手取り足取りサポートしてくれます。
基本的に、初心者は転職エージェントを併用したほうが安心だと思いますよ。
厳選はNG!? 1128人が選ぶおすすめ転職エージェント&プロが語る選び方|新R25転職
20代の転職は視野が狭くならないように注意しよう
いちかわ
末永さん
たとえば「現職が激務だからとりあえずホワイト企業がいい」と極端な思考におちいったり、ぼんやりした憧れだけで異業種を目指したり…
そういった状態で転職に挑んでしまうと、たとえ内定が出ても入社後にイメージとのズレを感じてしまい、後悔する可能性が高いです。
いちかわ
末永さん
はじめは選り好みせずいろんな求人を見て、「どういう条件にピンとくるのか」「どんな仕事がしたいのか」などをじっくり考えてみてください。
そのためにも、まずは「見る」目的で複数の転職サイトに登録することをおすすめします。
いちかわ
末永さん
ハイクラスの求人案件が集まるキャリトレは、「見る」のにも役に立ちます。
相性こそありますが、20代で転職を考えている方は登録してみて損はないはずですよ。
キャリトレとビズリーチは何が違う?
①メインターゲットの年齢が違う
②仕組みが違う
また、ビズリーチはよりハイクラスに特化していて、審査制を取り入れています。そのため、ある程度の年収の方のみが登録できるようになっています。
転職サイトと転職エージェントの併用で“理想の転職”が近づく
松本さん
いちかわ
松本さん
総合型の転職サイトと転職エージェントにはそれぞれ必ず1〜2こ登録し、さらに転職先の希望が明確であればそこに特化したものも2〜3こ、合計で3〜6こぐらいは登録するといいでしょう。
転職先の検討段階ではできるだけ視野を広げたほうがいいので、抱えている求人案件が違う複数のサービスに登録すると、理想の転職に近づくはずです。
いちかわ
森本さん
まずは複数のものに登録して、担当者との相性などを基準に厳選しましょう。
キャリトレとの併用におすすめの転職サイト
人気転職サイトの評判を見る
リクナビNEXT
マイナビ転職
doda
エン転職
en ミドルの転職
キャリトレ
ビズリーチ
リクルートダイレクトスカウト
type
女の転職type
リブズキャリア
ランスタッド
ジョブレストラン
ミイダス
Wantedly
はたらいく
まとめて評判を見る
サイトに登録
まずは転職サイトに登録するところから利用は始まります。どの転職サイトも無料で登録できるため、とりあえず相性の良さそうなものへいくつか登録すると良いでしょう。特にリクナビNEXTやdodaなど大手転職サイトは登録必須です。また、アドバイザーが転職をサポートしてくれる転職エージェントへの登録もおすすめです。こちらも無料なうえに、カウンセリングであなた自身が気づいていない強みや市場価値を引き出してくれたりします。転職サイト/転職エージェントともに、登録の際には職歴や現職の職種/年収、転職の希望条件(年収/職種/タイミングなど)をあらかじめ入力するのが一般的です。こちらの情報をもとに求人の案内などがおこなわれるため、正確な情報を記入しましょう。すぐに転職するつもりがなくても、登録だけして求人を眺めるだけでも問題ありません。現職へバレないような配慮をする場合は、職務経歴書などで記入する内容を多少ぼかすと良いでしょう。
転職サイトで求人を探す
転職サイトへ登録したら、さっそく求人を探しましょう。転職サイトを利用するメリットの1つは幅広い情報を自分の目で確かめられることです。その特徴を活かして次の2つのステップで求人を見ることをおすすめします。まずは視野を広げましょう。リクナビNEXTやdodaなど、”総合型”と呼ばれる転職サイトは特に幅広い求人を網羅しています。なのではじめの段階ではあえて自分が興味のない業界/職種についても調べてみることで、意外と相性の良い求人が見つかるかもしれません。また、スカウト機能のある転職サイトの場合は、おそらく登録した職歴などに応じて相性の良い企業からのスカウトがくるはず。そちらにも目を通すと良いでしょう。次のステップでは深掘りしましょう。視野を広げるステップで希望する業界/職種がだんだん見えてくるはず。そうしたらその業界/職種に特化したサイトにも登録し、より希望に近い求人がないか探してみましょう。また、転職エージェントの併用もおすすめです。転職エージェントの場合は担当のキャリアアドバイザー(または キャリアコンサルタント)と面談をおこない、職歴や希望条件にもとづいて相性のよさそうな求人を提案してくれます。転職エージェントからの求人の提案は、良くも悪くも予想外のものが含まれる可能性があります。はじめは違和感があるような求人であっても、それがあなたにマッチすると考えての提案なはずなので、一度は真剣に検討してみるのがおすすめです。
転職先への応募書類の作成
転職希望先が決まったら、次は書類選考用の書類を用意することになります。転職サイトのみを利用する場合は、ほとんどすべての作業を自分でこなさなければなりません。なので転職サイトに掲載されているノウハウなどを参考に履歴書や職務経歴書を揃えましょう一方、転職エージェントも併用すると応募書類の準備についてもサポートが受けられます。まずは履歴書や職務経歴書を自分で書いてみて、それを担当のキャラリアアドバイザーに確認してもらいましょう。選考をおこなう企業側の目線でフィードバックがもらえます。また、用意した応募書類と一緒に推薦状を用意してくれることが多いです。それらをセットにして選考通過の確率を上げてくれるのが、転職エージェントを活用する大きなメリットの1つです。
面接対策をおこなう
書類選考を通過したら、次は面接です。こちらのステップでも転職サイトのみを利用している場合は自分で対策が必要です。大手の転職サイトには面接のノウハウがまとまっていることが多いので、そちらを参考に対策をしていきましょう。一方で、転職エージェントを併用すると、面接に関してもサポートが受けられます。過去に応募した方の情報をもとに想定質問を共有してくれたり、希望する方には模擬面接もおこなってくれたりします。特に初めての転職では勝手がわからないことが多いはずなので、何かしら困ったことがあれば担当のキャリアアドバイザーに遠慮せず言ってみましょう。きっと力になってくれるはずです。
内定後の手続き(給与交渉/退職準備)
内定が出たあとの手続きも、転職サイトのみを利用している場合は自分で対応が必要です。大手の転職サイトにはノウハウがまとまっていることが多いので、そちらを参考に対策をしていきましょう。もし転職エージェントを併用している場合、サポートは内定が出たあとにも続きます。まず複数の内定が出た際には、入社しない企業への辞退の連絡を転職エージェント経由でおこないます。そして入社を決めた企業とは最終的な条件を調整します。希望する年収や入社のタイミングなどを担当者に伝えると、できるだけ条件に合うように交渉をしてくれます。最後には現職の退職準備のサポートもしてくれます。数々の退職者を見てきたうえでのノウハウがあるので、細かいことでも遠慮せずに聞きましょう。これらが終わればあとは入社するだけ。新しい職場にスムーズに馴染めるように準備を進めましょう。
転職サイトのよくあるQ&A
回答が気になる方は記事をご覧いただき、ぜひこれからの転職活動に活かしてください。
レコメンド機能を活用してたくさんの求人を「見る」ことで、転職の成功に一歩近づけるかもしれません。
あなたもキャリトレを使って、キャリアアップを目指してみては?
〈取材・文=いちかわあかね(@ichi_0u0)/編集=石川みく(@newfang298)〉
精通者たちの詳細プロフィール
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新R25キャリア総研の調査概要
・調査期間
2020/05/08〜2020/05/11
・サンプル数
1163人
・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職サイトを利用したことがある人
編集部オススメ
新R25が大切にしているのは、シゴトも人生も、もっと楽しむこと。
「新R25転職」は、編集部が読者の代表としてキャリアの達人たちから引きだしたアドバイスにより、"一歩踏み出せる答え"が見つかる転職情報メディアです。
リクルート、サイバーエージェントを経て、2012年から自立型人材のキャリア育成をテーマに、転職エージェントとして活動しています。