マイナビエージェントとは何が違うの?

マイナビ転職の評判の真偽を“転職のプロ”が判定。1128人の利用者による評価も掲載

キャリア
駅の看板やテレビCMでその名を見かけることも多い転職サイト「マイナビ転職」。

転職を考えたときに真っ先に思いつくサービスの一つではないでしょうか。

大手とあって利用者も多いためか、ネット上にはいろいろな評判が出てきます。一体どこまで信じるべきか、判断に困りますよね。

そこで新R25は、転職サービスの実態に精通した方々にご協力いただき、「新R25キャリア総研」として、実際に利用したことのある約1000人を対象におすすめの転職サイトの評判について調査を実施しました。
調査に協力してくださったのは、こちらの3名です。
三嶋さん

三嶋さん

元キャリアデザインセンター(typeの運営会社)の三嶋です。大小300社の中途採用支援や、8000人のキャリアカウンセリングを経験してきました。

現在は独立し、フリーランスとして事業成長支援に携わっています。
黒田さん

黒田さん

はじめまして、黒田です。リクルートでは「Bing」「とらばーゆ」「フロム・エー」関西版編集長、「リクナビNEXT」編集長、「リクルートエージェント」ネットマーケティング企画部長などを歴任しました。

現在はルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「CareerRelease40」を運営しています。
松本さん

松本さん

人事・戦略コンサルタントの松本です。

アクセンチュアなどの大手外資系コンサルティング会社に24年勤めて、プリンシパル(部長級)を経て現職に至ります。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上です。

さまざまな企業の人事とのつながりがあるので、企業側からの意見をふまえてコメントをします。
※詳細プロフィールは記事の下部に記載しています
今回は三嶋さんに重点的にお話をうかがっています。一般利用者のリアルな口コミに加え、キャリアの達人3名の見解もふまえてマイナビ転職の特徴や転職サイトの活用法を解説します。

世間でささやかれている評判の真相はいかに…?

〈聞き手=森かおる〉
【2020年】おすすめ転職サイトを1163人にガチ調査! 初心者は別サービスを使うべき!?|新R25転職

【2020年】おすすめ転職サイトを1163人にガチ調査! 初心者は別サービスを使うべき!?|新R25転職

1000人以上の利用者とプロに聞いた「おすすめ転職サイト」を目的別にご紹介。マイナビ転職は、ユーザー満足度93%を獲得しています

目次

1

マイナビ転職ってどんなサービス? プロが分析する特徴とは

2

マイナビ転職の評判①「ハイクラス向けの求人は物足りないかも」ってホント?

3

マイナビ転職の評判②「地方での転職活動にも使いやすい」ってホント?

4

マイナビ転職の評判③「求人情報と入社後のギャップが少ない」ってホント?

5

マイナビ転職の評判④「『適性診断』のクオリティが高い」ってホント?

6

マイナビ転職の評判⑤「スカウトのマッチング精度が低い」ってホント?

7

転職サイトと転職エージェントの併用で“理想の転職”が近づく

合計2000人への調査でわかった、おすすめの転職サイトと転職エージェント

8

転職サイトの利用フロー&活用テクニック

STEP① 登録:まずは自分の「軸」を明確にしよう

STEP② 求人探し:スカウトメールは見極めが大切

STEP③ 応募書類の作成:便利な「作成ツール」を活用しよう

STEP④ 応募:転職サイトと転職エージェント、どちらから応募してもOK

STEP⑤ 選考:社内のリアルな雰囲気を感じ取ろう

9

転職サイトのよくあるQ&A

Q:転職市場に対する“コロナ”の影響は?

Q:転職サイトと転職エージェントの仕組みの違いとは?

Q:転職サイトと転職エージェントはどちらが有利?

Q:今の会社に転職活動をしていることがバレる心配はない?

Q:転職活動の途中で退会してもいいの?

Q:なかなか選考が通らない場合はどうすべき?

Q:メールが多すぎると感じた場合はどうする?

Q:転職エージェントのほかにも併用すべきサービスは?

精通者たちの詳細プロフィール

10

新R25キャリア総研の調査概要

マイナビ転職ってどんなサービス? プロが分析する特徴とは

(画像は公式サイトのスクリーンショット)
運営会社:株式会社マイナビ

求人数:約1万件
※2020年8月時点の公式サイトの検索結果より

対応エリア:全国

特徴:会員数は444万人(2018年2月時点)。掲載求人数は「リクナビNEXT」「doda」に次ぐ第3位。就職活動やアルバイト探しでも知名度の高い「マイナビ」は、若手社会人に多く支持されており、39歳以下のユーザーが60%を占めています。求人広告だけではなく、採用担当者と直接面談できる合同企業説明会「マイナビ転職フェア」も頻繁に開催中。
※「ユーザー満足度」とは「求人の数と質」「サイトの使いやすさ」「サービスの充実度に対する満足度の平均値です。調査概要はこちら
三嶋さん

三嶋さん

求人数こそ競合のリクナビNEXTやdodaに劣りますが、ここ数年でグッと会員数を伸ばしている印象です。

全国に営業所を持ち、幅広い業種・職種の求人案件を満遍なく扱っているバランス型。強いて言えば、営業・販売・事務の求人案件が多いですね。

裏を返せば、“満遍なく平均点”のサイト。やりたい仕事がすでに決まっている人や、キャリアアップを狙いたい人にとってはやや物足りないかもしれません。
松本さん

松本さん

就活サイトで知られるマイナビが運営しているため、第二新卒や20代向けの求人案件に強いのが特徴です。

転職サイトですが、アドバイザーのサポートが受けられる「転職MYコーチ」というサービスがあります。

転職エージェントと同様に、履歴書の添削、希望に合う求人案件の紹介、面接のアドバイスといったサポートを受けられます。

簡単!速攻!職歴メーカー」「適性診断」や動画セミナーなど、初めての転職に役立つコンテンツも充実しています。
黒田さん

黒田さん

ここ数年で大幅に求人数が増加している印象です。若手の転職志望者に合う求人案件が多いことが特徴です。
リクナビNEXTの評判を“転職のプロ”が判定。1128人の利用者による評価も掲載|新R25転職

リクナビNEXTの評判を“転職のプロ”が判定。1128人の利用者による評価も掲載|新R25転職

リクナビNEXTについては、こちらの記事で詳しく解説しています
ここからは、編集部が調査した「マイナビ転職の評判」の真偽を三嶋さんに判定していただきます。

いい評判から悪い評判まで、さまざまなウワサがはびこっているようですが…その真相はいかに?

マイナビ転職の評判①「ハイクラス向けの求人は物足りないかも」ってホント?

森

マイナビ転職は「ハイクラス向けの求人案件が少ない」という声もあるようです。実際はどうでしょうか?
三嶋さん

三嶋さん

たしかに、 扱っている業種・職種は幅広いものの、取り立ててハイクラス向けの求人案件が多いわけではないです。どちらかというと経験の少ない若手向けの求人案件が目立ち、年収などの条件も平均程度が多いです。

ハイクラスな案件を探したいのであれば、そこに特化している「ビズリーチ」などのほうが合っているでしょう。
森

なるほど。
三嶋さん

三嶋さん

ただ、求人企業にとっても認知度の高いサイトなので、マイナビ転職にしか載っていない全案件の約87%を占めている(2020年8月時点)という特徴は見逃せません。

好条件かどうかはさておき、ほかで見かけない“掘り出しモノ”の案件に出会える可能性はあります。

マイナビ転職の評判②「地方での転職活動にも使いやすい」ってホント?

森

マイナビ転職は「地方での転職活動にも使いやすい」という評判がありますが、ホントですか?
三嶋さん

三嶋さん

これはホントです。というのも、マイナビの営業拠点は全国に52カ所。業界最大手のリクルートキャリアでも40カ所程度ですので、対応エリアの幅広さが伺えます。

それぞれの拠点に該当エリアの採用状況を把握している専門のスタッフが在籍し、地方求人も多く扱っています
森

52カ所! ホントに全国を網羅してるんですね。
三嶋さん

三嶋さん

はい。企業の採用担当者と直接面談できる「マイナビ転職フェア」も、全国で定期的に開催されています。
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
森

地方に住んでいてもイベントに参加できるのはうれしいですね。
三嶋さん

三嶋さん

さらにマイナビ転職には、地域特化型のサイトも用意されています
こちらは「東海」の特化サイト。全国を12エリアに分けた、それぞれの特化サイトがあります
三嶋さん

三嶋さん

加えて47都道府県版のサイトもあり、こちらでは市町村単位で勤務地の検索が可能。より細かいニーズに応えてくれるのが魅力です。

地方在住の人はもちろん、Uターン、Iターン転職を考えている人にも役立つと思います。

マイナビ転職の評判③「求人情報と入社後のギャップが少ない」ってホント?

森

一般的な転職サイトでは「事前に提示されていた条件と実際の雇用条件が違った」なんて不満もよく聞きますが…。

マイナビ転職の利用者は、入社後の環境にも満足している人が多いようです。これはホントですか?
三嶋さん

三嶋さん

おそらくその意見は信頼していいでしょう。大手サイトですから、掲載する求人案件の情報にはかなり気を遣っているはずです。
森

というと…?
三嶋さん

三嶋さん

2018年1月1日に施行された「職業安定法」で、企業が求人を出すときに必要な「試用期間の有無と内容」や「固定残業代等の給与体系」などの明示事項が厳格化されました。

当然ですが、嘘や誇大した内容を載せることも禁止されています。

これを受けてマイナビ転職も、各項目が抵触していないか配慮しているでしょうね。
森

でも、定量的な条件は問題がなくても、それ以外のところがヤバいってこともあるのでは…?
三嶋さん

三嶋さん

マイナビ転職の求人ページには、先輩社員のインタビューが掲載されています。それらを参考にすれば、社内の風土などもある程度は想像できますよ。

仕事の魅力についての話はもちろん、職場の雰囲気をあらわすチャートなども見られます。

こういった情報のおかげで入社後のイメージがしやすいのは、マイナビ転職の強みですね。
森

入社前に得られる情報が多いと安心できますね!
三嶋さん

三嶋さん

とはいえ人手不足の世の中ですから、どのサービスを使っても“ブラック企業”の求人案件がゼロとは言い切れません。

気になる点があれば、入社前に企業にきちんと確認しましょう。

マイナビ転職の評判④「『適性診断』のクオリティが高い」ってホント?

森

マイナビ転職は、求人紹介以外の周辺コンテンツの評判もいいようです。

特に仕事の適性を診断してくれる「適性診断」が人気のようですが、こういうコンテンツってほかの転職サイトにもありますよね。何か違いがあるんでしょうか?
(画像は公式サイトのスクリーンショット)
三嶋さん

三嶋さん

最大の違いは、世界最大級の人事アセスメントプロバイダー「SHLグループ」の日本法人と提携しているところです。
森

人事アセスメントプロバイダー…?
三嶋さん

三嶋さん

いわゆる適性テストをつくっている会社ですね。SHLグループの商品だと新卒採用でおなじみの「玉手箱」や「GAB」が有名です。
森

玉手箱は私も就活のときに受けたことがあります! そのノウハウが、 マイナビ転職の適性診断に活きているんですね。
三嶋さん

三嶋さん

そういうことです。世界40カ国で毎年1000万人以上が受診しているテスト(公式サイト参照)がベースですので、診断結果も信頼できると思いますよ。

マイナビ転職の評判⑤「スカウトのマッチング精度が低い」ってホント?

森

マイナビ転職では、WEB履歴書を公開することで、企業からも直接オファーが届く「スカウト」という仕組みがありますよね。

これの評判がイマイチなようで、なかには「どこを見てスカウトされたのかわからない」「メッセージが多すぎて鬱陶しい」といった声もあるようです。
三嶋さん

三嶋さん

そういう不満が出てくるのも頷けます。マイナビ転職に限らず、スカウトメッセージの精度はあまり期待しないほうがいいですね。

というのも、1人ひとりに宛てた熱心なメッセージが来ることはほぼないからです。
森

え? WEB履歴書を見てくれてるんじゃないんですか?
三嶋さん

三嶋さん

正直、履歴書は細かく読まれていないことが多いです。何かしらの経験や希望などの条件が一致していると、定型文が自動的に送られる仕組みになっているんです。

なので当然、マッチング精度もそれほど高くはないでしょう。
森

そうだったのか…
三嶋さん

三嶋さん

転職サイトはあくまでも幅広い人に向けたメディアですので、完全にパーソナライズされた情報が届くものではありません。

自分だけに向けた細かいアドバイスが欲しいのであれば、転職エージェントを併用しましょう。たとえばマイナビ転職を使うなら、同じ運営元の「マイナビエージェント」がおすすめです。
マイナビエージェントの評判を“転職のプロ”が分析。1128人の利用者による評価も掲載|新R25転職

マイナビエージェントの評判を“転職のプロ”が分析。1128人の利用者による評価も掲載|新R25転職

マイナビエージェントについては、こちらの記事で解説しています

転職サイトと転職エージェントの併用で“理想の転職”が近づく

松本さん

松本さん

ここまでマイナビ転職の解説をしてきましたが、ほかの転職サイトや転職エージェントも併用することをおすすめします。
森

転職サイトも転職エージェントもいろいろあると思うんですが、どのように選ぶといいんでしょう?
松本さん

松本さん

どちらも求人案件を網羅的に抱えている「総合型」と、特定の領域に特化した「特化型」があります。

総合型の転職サイトと転職エージェントにはそれぞれ必ず1〜2こ登録し、さらに転職先の希望が明確であればそこに特化したものも2〜3こ、合計で3〜6こぐらいは登録するといいでしょう。

転職先の検討段階ではできるだけ視野を広げたほうがいいので、抱えている求人案件が違う複数のサービスに登録すると、理想の転職に近づくはずです。
森

転職サイトはそれぞれ特徴がありそうなイメージが湧くのですが、転職エージェントって結局はどんなアドバイザーが担当になってくれるかがキモじゃないですか?
松本さん

松本さん

その通りです。なので転職エージェントは登録前の段階ではそれほど絞り込まないことをおすすめします。

まずは複数のものに登録して、担当者との相性などを基準に厳選しましょう。

合計2000人への調査でわかった、おすすめの転職サイトと転職エージェント

新R25キャリア総研の調査結果や過去におこなった専門家への取材をふまえて、マイナビ転職との併用におすすめできる転職サイト&エージェントをご紹介します。
種別おすすめの
サービス名
ユーザー
満足度
総合型
エージェント
92%相談する
総合型
エージェント
89%相談する
総合型
サイト
93%サイトを
見る
総合型
サイト
92%サイトを
見る
総合型
エージェント・
サイト一体型
89%サイトを
見る

転職サイトの利用フロー&活用テクニック

黒田さん

黒田さん

転職サイトを使った転職活動の流れは下記の通りです。

STEP① 登録:まずは自分の「軸」を明確にしよう

黒田さん

黒田さん

転職先選びは、さまざまな要素が絡み合ってきます。

勤務地や社風、仕事内容や給与…たくさんの変数の優先順位をしっかり決めないと、どんな転職サービスを使ったとしてもうまくいきません。

求人案件を探す前に転職の「軸」、つまり自分のなかで譲れない条件と妥協できる条件を決めておくと、その後の転職先選びもスムーズに進みます。
森

でも、優先順位を決めるのってけっこう難しいですよね…。ひとりで考えてると、なかなか結論が出なさそうです
黒田さん

黒田さん

そういう方こそ、転職エージェントを使えばいいと思います。第三者であるアドバイザーに相談すれば、頭のなかを整理できます。

転職エージェントのアドバイザーと面談をしつつ、自分でも転職サイトで求人案件を探す。この両方で、転職先選びの可能性が広がります。

STEP② 求人探し:スカウトメールは見極めが大切

森

転職サイトに登録して「軸」を明確にしたら、次は“求人探し”ですよね。
黒田さん

黒田さん

はい。検索して探すのが基本ですが、企業から送られてくるスカウトメールを活用するのもいいでしょう。
森

スカウトメールって、ただの“テンプレ”みたいなものがたくさん届くイメージなんですが…本当に信頼できるんですか?
黒田さん

黒田さん

正直なところ、スカウトとは名ばかりなものも多いです。でも、なかには職務経歴書を丁寧に読んで送られてくる、熱意の込もったスカウトもあります。

スカウト経由で応募すると、書類選考をパスして面接に進めるケースも多いので、そういった本気のスカウトには応じるといいでしょう。
森

その“本気のスカウト”って、どうやって見分ければいいんでしょうか?
黒田さん

黒田さん

明らかに件名や文章が違うので、心配しなくてもちょっと見ればわかりますよ。

きちんと見極めて使えば、思わぬチャンスに出会えるかもしれません。

STEP③ 応募書類の作成:便利な「作成ツール」を活用しよう

黒田さん

黒田さん

応募前に、必要書類をつくらなければなりません。作成する書類は「履歴書」と「職務経歴書」の2つ。

履歴書は知っての通り、連絡先や職歴・学歴などの基本的なプロフィールを簡潔に伝えるもの。フォーマットに沿って正確に書けばOKです。
松本さん

松本さん

職務経歴書は、「今まで何をやってきたのか」「何ができるのか」をアピールする書類。これまでの業務経験や、入社後に活かせるスキルなどを記入します。

こちらは履歴書ほど決まった形式があるわけではないので、自分で整理して書く必要があります。
森

はじめての転職だと、ちょっと苦労しそうです…
松本さん

松本さん

そういう方は、サポート用のツールを活用するといいでしょう。

たとえばリクルートエージェントなら「レジュメnavi」など、簡単に職務経歴書を作成できるものがあります。それらを使えば説明に沿って書くだけで仕上げられます。

あとは転職エージェントを使えば、アドバイザーに職務経歴書を添削してもらえたり、改善点を指摘してもらえたりします。

自分でつくる自信がない方は、プロを頼ったほうがいいですね。
松本さん

松本さん

また、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」も選考前の自己分析に役立ちます。

これは社交性、現実思考、決断力、柔軟性などの18種類の特性から、自分の強みを客観的に把握できるという診断コンテンツ。

ただ、診断結果をそのまま自己PRに書くのはNG。

この診断は多くの人が受けているので、選考する側も同じような自己PRを目にします。その結果、コピペしていることが企業にバレて選考が不利になる可能性もあるからです。

グッドポイント診断で自分の強みを把握したあと、その裏付けとなる実績やエピソードを加えて自己PRを書くのが成功のコツ。

裏付けがあると具体的なイメージが湧くので、選考も通りやすくなります。

STEP④ 応募:転職サイトと転職エージェント、どちらから応募してもOK

森

気に入った求人案件があったら応募に進みますが…転職サイトと転職エージェントを併用する場合、どちらから応募すればいいのか迷ってしまいそうです。
黒田さん

黒田さん

気になる求人案件を見つけたら、どちら経由であってもすぐに応募すればいいと思います。

というのも、求人案件との出会いは“一期一会”。今日あった求人案件が明日にはなくなるかもしれないので、スピード感を持って応募するのが大切だからです。
森

なるほど。応募前にアドバイザーに相談したほうがいいケースもあるんですか?
黒田さん

黒田さん

自分で企業情報を調べ、志望動機が明確にできる場合は相談しなくてもいいと思います。

企業の内情や求めている人材などを教えてもらったり、面接対策を手伝ってもらったりしたいのであれば、アドバイザーに相談してから応募してもいいでしょう。

場合によっては、アドバイザーに推薦状を書いてもらえる可能性もあります。

STEP⑤ 選考:社内のリアルな雰囲気を感じ取ろう

森

書類選考を通過したらいよいよ面接ですが、気をつけるべきことはありますか?
黒田さん

黒田さん

面接は選考される場ですが、社内のリアルな雰囲気を感じ取れる貴重な機会でもあります。オフィスや社員の雰囲気をよく観察しましょう。

さらに余裕があれば、選考と並行して人事以外との面談を依頼するのがおすすめです。

自分と年の近い社員や、似たような経歴の社員と話すことで、求人票だけではわからない企業のリアルな実情が見えてきます。

転職サイトのよくあるQ&A

Q:転職市場に対する“コロナ”の影響は?

松本さん

松本さん

「なんとなく転職したい」くらいの方は、今は見送ってもいいかもしれませんね。

求人数が減っているのに加え、失業者はこれからどんどん増えていくことが予想されます。つまり競争率が上がるので、転職の難易度が高めになります。

ただし、採用を続けている企業も多いのに加えて、今からやっておいたほうがいいこともあります。詳しくは別の記事でお話ししているので、そちらをご覧ください。

Q:転職サイトと転職エージェントの仕組みの違いとは?

松本さん

松本さん

転職サイトと転職エージェントの仕組みで一番違うのは、サポートをしてくれる仲介者の有無です。

転職に慣れていない方は、アドバイザーに相談したほうがスムーズに転職できるかもしれません。
転職サイト転職エージェント
求人数転職エージェントと比べると多い転職サイトに比べると少ないが、
非公開求人がある
理想の求人との
出会いやすさ
自分で探す手間がかかるアドバイザーが相性のいい
求人案件を提案してくれるので
出会いやすい
選考の
サポート
サイト上の説明を見ながら
自分で進めないといけない
職務経歴書の書き方や
面接対策などを
アドバイスしてくれる
年収交渉自分でやらないといけないアドバイザーが代行してくれる
退職
サポート
自分でやらないと
いけないケースが大半
アドバイザーがサポート
してくれるケースもある

Q:転職サイトと転職エージェントはどちらが有利?

松本さん

松本さん

どちらが有利とは言いきれませんが、向いている方は違います。

転職サイトは、すでに目指す業界や職種がはっきりしていて、ある程度は転職活動に慣れている方に向いています。

採用コストを抑えたい企業は、成果報酬型の転職エージェント経由よりも転職サイト経由の応募者を優先することもありますので、気になる求人案件があれば自分で積極的に応募しましょう。

転職エージェントは、どんな業界に行くか悩んでいる方や、転職にあまり慣れていない初心者に向いています。

アドバイザーに職務経歴書の添削をしてもらえたり推薦文を添えてもらえたりするので、直接応募するよりも選考が通過しやすくなるというメリットも。

とはいえ、どちらかに絞るのではなく、両方を上手に併用してチャンスを逃さないのがベストだと思います。

Q:今の会社に転職活動をしていることがバレる心配はない?

黒田さん

黒田さん

たいていのサービスで、自分の勤めている企業には自分の情報が届かないよう設定できます。

ほとんどの人が秘密で転職活動をしているので、その辺は心配しなくても大丈夫ですよ。

Q:転職活動の途中で退会してもいいの?

黒田さん

黒田さん

もちろん大丈夫です。設定ページからいつでも退会できますので、使ってみて合わないと感じた場合や、不要になった場合は気軽に退会しましょう。

ちなみに、一度退会したサービスの再登録もできますが、過去の会員情報は消えてしまうのでご注意を。

Q:なかなか選考が通らない場合はどうすべき?

黒田さん

黒田さん

「応募数が少ない」「希望するレベルと経歴が噛み合っていない」など、なんらかの作戦が間違っている可能性が高いです。

急いで転職したいなら、応募数を増やすのと同時に、何かしらの条件を緩める必要があります。

また、転職エージェントを併用していれば、改善点をアドバイザーに聞くことをおすすめします。
松本さん

松本さん

あるいは別のサービスに登録してみるのも1つの手です。

仮に転職サイトでは希望する求人案件が見つからなくても、転職エージェントであれば非公開の求人案件に相性のいいものがあるかもしれません。

Q:メールが多すぎると感じた場合はどうする?

黒田さん

黒田さん

たいていのサービスで、メールの配信停止ができるようになっています。不要なメールが届くからといって退会する必要はないので、設定で対処しましょう。

Q:転職エージェントのほかにも併用すべきサービスは?

松本さん

松本さん

「OpenWork」など企業に対する口コミサイトには目を通しましょう。

基本的にネガティブな意見が集まりやすい前提をふまえておく必要はありますが、過去に在籍していた人が書くリアルな情報は貴重です。
黒田さん

黒田さん

あとは、求人検索に役立つサービスに「Indeed」があります。

転職サイトに掲載されている求人案件だけでなく、自社サイトに載っている採用情報やハローワークの案件まで横断して検索できる、いわば“求人界のGoogle”。

世の中にどんな求人案件があるか知りたいときは、とりあえずIndeedで検索してみるのをおすすめします。
マイナビ転職は幅広い求人案件を見たい人にぴったりな転職サイトなんだそう。周辺コンテンツも充実しており、転職活動の“はじめの一歩”として頼りになりそうです。

さらにマイナビエージェントをはじめとする転職エージェントも併用すれば、鬼に金棒。理想の転職に向けて賢く活用しましょう。

〈取材・文=森かおる(@orca_tweet1)/編集=石川みく(@newfang298)〉
種別おすすめの
サービス名
ユーザー
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エージェント
92%相談する
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見る
総合型
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92%サイトを
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総合型
エージェント・
サイト一体型
89%サイトを
見る

精通者たちの詳細プロフィール

【三嶋弘哉(みしま・ひろや)】新卒で株式会社キャリアデザインセンターに入社。転職エージェント部門のコンサルタントとして、大小300社の中途採用支援及び、中途・新卒併せて8000人のキャリアカウンセリングを経験。2019年1月からはHRTech領域の新規事業企画に従事。現在は独立し、フリーランスとして事業成長支援をおこなう
【黒田真行(くろだ・まさゆき)】1988年、リクルート入社。2006年から2013年まで「リクナビNEXT」編集長、その後「リクルートエージェント」ネットマーケティング企画部長、「リクルートメディカルキャリア」取締役などを歴任。2014年、ルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「CareerRelease40」を運営。著書に『転職に向いている人転職してはいけない人』(日本経済新聞出版)、『40歳からの「転職格差」まだ間に合う人、もう手遅れな人』(PHPビジネス新書)がある
【松本利明(まつもと・としあき)】人事・戦略コンサルタント。大手外資系コンサルティングファームに24年勤務しプリンシパル(部長級)を経験。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上。HR総研の客員研究員も務めている。著書に5万人のリストラと6500名以上のリーダーの選抜と育成をした人の「目利き」。『「いつでも転職できる」を武器にする』(KADOKAWA)『稼げる人稼げない人の習慣』(日本経済新聞出版)などベストセラー多数。BBC、TBS、日本経済新聞、東洋経済などメディア実績多数

新R25キャリア総研の調査概要

【調査概要】
・調査期間
2020/05/08〜2020/05/11

・サンプル数
1163人

・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職サイトを利用したことがある人

オススメ転職サービス

リクルートエージェント
POINT!
  • ・業界No.1の求人数
  • ・ぐいぐい導いてくれる推進力が魅力
  • ・視野を広げたい人にぴったり
マイナビエージェント
POINT!
  • ・独自調査で満足度No.1
  • ・20代に信頼されてる転職エージェント
  • ・親身に話を聞いてくれるアドバイザーが多い
doda
POINT!
  • ・国内最大級の求人数
  • ・サイト/エージェントのいいとこどりができる

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