自分の市場価値を確かめるためにも利用すべき
転職エージェントの比較はムダ。プロたちがおすすめサービスと選び方を伝授
おすすめ転職エージェントランキング
サービス | 1 マイナビ | 2 リクルート | 3 パソナキャリア | 4 doda | 5 JAC |
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総合評価 | 4.6 求人満足度 4.6 アドバイザーの対応力 4.6 サービスの充実度 4.6 | 4.4 求人満足度 4.4 アドバイザーの対応力 4.4 サービスの充実度 4.4 | 4.3 求人満足度 4.3 アドバイザーの対応力 4.4 サービスの充実度 4.2 | 4.2 求人満足度 4.2 アドバイザーの対応力 4.2 サービスの充実度 4.2 | 4.2 求人満足度 4.2 アドバイザーの対応力 4.2 サポートの充実度 4.1 |
公式 サイト | 無料で登録 | 無料で登録 | 無料で登録 | 無料で登録 | 無料で登録 |
おすすめ ポイント | ・20代に信頼されてる転職エージェント ・求人の提案にムダが少ないと評判 ・親身になってくれる担当者が多い | ・業界No.1の求人数 ・ぐいぐい導く推進力が魅力 ・視野を広げたい人にぴったり | ・ぐいぐいこないタイプの社風 ・アドバイザーが丁寧 ・女性におすすめ | ・国内最大級の求人数 ・サイト/エージェントのいいとこ取り ・総合的に使いやすい | ・ハイクラスな求人案件が多い ・外資・グローバル企業に強い ・業界に特化した担当者の的確な助言 |
公開 求人数 | -件 | 約13万件 | 約4万件 | 約10万件 | 約1万件 |
非公開 求人数 | -件 | 約19万件 | -件 | 約3万件 | 約1万件 |
エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国・海外 |
対象 | 全年齢 | 全年齢 | 全年齢 | 全年齢 | 30代以上 |
評判 | 解説記事を見る | 解説記事を見る | 解説記事を見る | 解説記事を見る | 解説記事を見る |
自分の市場価値を確かめるためにも利用すべき
転職エージェントの比較はムダ。プロたちがおすすめサービスと選び方を伝授
①転職エージェントとは
②転職エージェントの賢い選び方
③おすすめ転職エージェント
④転職エージェントの活用法
⑤転職エージェントのよくあるQA
※クリックで該当箇所に飛びます
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ただ、利用したことがない方からするとどんな風に選べばいいのか、どう使えばいいのかわからないことだらけではないでしょうか。
そこで有名企業での転職を繰り返してキャリアを積んできた田端信太郎さんと、リクルートで転職エージェントとしての累計売り上げが歴代トップの、カリスマ転職コンサルタント・森本千賀子さんにご協力を依頼。
利用者と“中の人”という真逆の視点から、転職エージェントの選び方や活用法を教えていただきました。
キャリアの達人たち
田端大学 塾長
田端 信太郎株式会社morich 代表取締役
森本 千賀子転職エージェントとは? 転職サイトとの違い、使い分けは?
葛上
森本さん
葛上
森本さん
これは企業から掲載料をもらって、いろんな求人案件を掲載しているサービスです。自分の希望が明確なら、直接応募が手取り早いです。
田端さん
森本さん
転職エージェントは採用が決まった段階で企業から成果報酬をもらうビジネスモデル。
転職希望者からすれば、タダでアドバイザーに相談して、本人では気がつけない“可能性を最大化できるような選択肢”を提示してもらえるのがメリットですね。
葛上
田端さん
特に年収1000万円を超えるようなハイクラス(ハイキャリア)の求人案件は、それ自体が機密情報になるので、転職サイトなどには公開されていないものが多い。
「そんな求人あったんだ」といい求人案件との出会いがあるのが強みですね。
・転職サイトは求人案件を自分で探して応募できるので、希望が明確な人に向いている
・転職エージェントはアドバイザーに求人案件を提案してもらえるので、視野を広げたい人向き
転職エージェントとは? 仕組みや転職サイトとの違いをプロたちが伝授|新R25転職
転職エージェントの選び方① 最初から1つに絞り込のはNG
葛上
森本さん
アドバイザーには、スキルや考え方のバラつきがあります。もし相性が悪い人が担当としてつくと、自分が意図しないような転職になってしまうリスクがあります。
田端さん
まずいくつかのサービスに登録していろんなアドバイザーに会ってみて、その人がイケてると思えるかで利用の判断をするっていうのが現実的な方法かなと。
・いろんなアドバイザーと会って、相性などで利用を判断しよう
転職エージェントの選び方② 求人案件に対するアドバイザーの理解度を見る
葛上
田端さん
葛上
森本さん
たとえばIT系の求人案件に対して、どういう業界の流れがあるのかだとか、その求人案件で募集されているポジションはどんな戦略のなかで必要とされているのか、とか。
こういう外に出ていない情報をきちんと語れる人なら、けっこう信頼できると思いますよ。
田端さん
提案している求人案件に関する知識量はめちゃくちゃ大事です。
・求人案件に対する理解度もチェックするといい
転職エージェントの選び方③ 総合型と特化型を組み合わせる
葛上
森本さん
さらに専門領域に特化している“特化型”も2〜3ぐらい登録してみてもよいでしょう。
そしてアドバイザーと面談してみて、相性などをもとに最終的には2〜3社に厳選しましょう。
葛上
森本さん
転職エージェントで失敗しないアドバイザーの選び方。登録前に比較するのはムダ!?|新R25転職
おすすめの転職エージェントランキング
1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
マイナビ | リクルート | パソナキャリア | doda |
4.6 ★★★★☆ | 4.4 ★★★★☆ | 4.3 ★★★★☆ | 4.2 ★★★★☆ |
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自分の市場価値を確かめるため、年1回ぐらい転職エージェントと会うべき
田端さん
会社のなかだけだと井の中の蛙なので、担当アドバイザーからのフィードバックやもらえるオファーで、市場での自分の価値を知りたかったんです。
葛上
田端さん
中長期的にキャリアアップしていきたいなら、年に1回ぐらいは客観的に“診断”してくれる転職エージェントとコンタクトをとるべき。
そうやって自分の状態を把握しておくのは、ビジネスパーソンにとって必須だと思いますよ。
森本さん
世の中で自分にどれくらいの価値があるのか、そして今の会社での待遇はその価値に見合っているのかを確かめたい、と相談をもらうことはとても多いです。
葛上
田端さん
・転職エージェントに登録するのは、すぐ転職するつもりではない人のほうが多い
活用法①:面談でまずスタンスを伝える
森本さん
森本さん
すぐに転職したいのか、それとも1〜2年のうち転職したいのか。この認識がズレているとアドバイザーがよかれと思って提案していることがむしろ面倒になってしまうかもしれないので。
葛上
森本さん
今はたくさんの転職関連サービスがありますし、すぐに転職するつもりで希望が明確なら、転職サイトなどいろんなサービスを併用して自分で応募ができるはず。
つまり転職エージェントは、転職の潜在層にアプローチしないと成立しづらい時代になってきています。
田端さん
もしめちゃくちゃ相性のいい求人案件がきたとしたら、「すぐ転職したい!」と気が変わるかもしれないじゃないですか。
そういう縁をつくるために、たとえ意向度が低くても面談する機会自体を嫌がることは絶対にないです。
・すぐに転職するつもりがなくても、アドバイザーはちゃんと相談に乗ってくれる
活用法②:心を開いてアドバイザーの力を引き出す
葛上
田端さん
森本さん
アドバイザーはあくまで伴走者なので、転職希望者を見て相性がよさそうな求人案件を見つけたり、より高待遇が引き出せるように努力をするわけです。
そこにオーバートークが入っていると、最終的に困ることになってしまうかもしれません。
葛上
森本さん
もし自分の実力が本当は1000万円以下のレベルだったとしたら、その差分がもしかしたら自分を追い込み、大きなプレッシャーとなるかもしれません。
葛上
森本さん
場合によっては優先的に協力してあげたくなることもありますし、いろんな情報をくれると、それが求人案件の相性を考える材料になるんですよね。
想像もしてなかった角度から、いい求人案件を提案して企業との“化学反応”が起きることにもつながります。
田端さん
森本さん
そうやって転職希望者の可能性を広げることが、転職エージェントの価値だと思ってます。
・心を開いて話すと、優先的に対応してくれるかも
・提案がイマイチなら、それをフィードバックすれば精度が上がる
カリスマ転職コンサルタントに聞いた“転職エージェントの裏事情”。なぜ無料なの?利用するメリットは?
活用法③:候補の企業は自分でも調査する
田端さん
だからあの手この手で、候補の企業は自分で調査すべきだと思いますよ。
葛上
田端さん
さらに、もし可能なら直近で退職した人に会ってみて、自分の気になる仮説を当ててみるのもとても有効な方法だと思います。
内情を把握したうえで正直に話してくれるはずですよ。
・IR情報や口コミサイトなど、公開情報は調べ尽くそう
活用法④:過去の選考情報を教えてもらって通過率を高める
葛上
森本さん
加えて、アドバイザーは職務経歴書だけだとわからないような情報を「推薦文」として応募時に添えています。
なのでイメージとしては、2割ぐらいは書類選考が通る確率は高くなるかなと思います。
葛上
森本さん
たとえば以前の面接ではどんな人が面接官として出てきたかとか、どういう質問をされたかなど、過去のケースを事前に仕入れておけば当日慌てずに選考を迎えられますよね。
もし要望があれば模擬面接をすることもあります。
葛上
森本さん
たとえば自分の上司になる人はどんな人なのか詳しく聞いてもらうとか。
転職に関して何か要望があったら相談してみると、意外と想像以上に対応してくれると思いますよ。
・過去の選考情報が知りたいなど、要望を相談してみると幅広く対応してくれる
活用法⑤:給与交渉を任せて年収を最大化する
森本さん
葛上
森本さん
転職エージェントは企業側の求職者への評価をある程度理解したうえで、どこまで交渉の余地があるのか温度感を探りながら動きます。
なので、企業側からネガティブに捉えられてしまうリスクを避けられます。
田端さん
なので個人的にはそこだけに執着して、無理に上げようとしないほうがいい気はしますね。
森本さん
既存社員とのギャップをあまりつくりたくないので意外と企業側が気にするのが、給与テーブルです。
とすれば、たとえばベースの給与ではなく、入社を決めたときに一時的にもらえる「サインアップボーナス(入社支度金)」をもらって入社時の年収を最大化するなど、報酬の受け取り方法を柔軟にしておけば、要望が通る可能性は高くなります。
・ただし、入社時の年収を上げるにこだわりすぎないほうがいいかも
デメリット:転職エージェントは企業側の利益を大事にしがち
葛上
森本さん
田端さん
葛上
森本さん
転職した人が早期退職してしまうと、転職エージェントは成果報酬を返金しなければならない契約です。
なので可能な限り相性のいい企業に、気持ちよく転職してもらう努力をアドバイザーはしています。
田端さん
なのでそんなに怖がる必要なんてないと思いますよ。
・「勝手に応募させられる」ことはないので不必要に恐れる心配はない
転職エージェントのデメリットとは?プロに注意点と活用法を聞いた|新R25転職
葛上
森本さん
田端さん
田端さんや森本さんがおっしゃるように、すぐ転職するつもりはなくても、とりあえず登録してみると理想のキャリアに近づけるかもしれません。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
マイナビ | リクルート | パソナキャリア | doda |
4.6 ★★★★☆ | 4.4 ★★★★☆ | 4.3 ★★★★☆ | 4.2 ★★★★☆ |
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転職エージェントのよくあるQ&A
詳しい回答が気になる方は記事をご覧いただき、これからの転職活動に活かしてください。
Q
転職エージェントの利用がおすすめな理由は?
A
担当のアドバイザーがカウンセリングをもとに相性のよさそうな求人を提案してくれます。そのため良い意味で予想外の出会いが生まれやすいです。また、選考のサポートもしてもらえるので、初めての転職では特におすすめです。
Q
転職エージェントは無料?どうやって稼いでるの?
A
転職希望者は無料で使えます。 その理由は、採用が決まると企業から成果報酬がもらえるビジネスモデルだからです。
転職エージェントを使っても費用がかからない理由は?|新R25転職
Q
何社の転職エージェントを掛け持ちすべき?
A
違う強みを持つ転職エージェントを3社ほど掛け持ちするのがおすすめです。たとえば1つはリクルートエージェントなどの総合型の大手。2つ目は第二新卒向けなど自分の年齢に特化したもの。3つ目に希望の業界に特化したものなど。そうすることで、より希望する条件の転職が実現しやすくなるでしょう。
Q
中小の転職エージェントはイマイチ?
A
小さい転職エージェントの良さもあります。 たとえば特定の領域により特化していたり、あなたをより丁寧に扱ってくれたりするかもしれません。
Q
すぐ転職するつもりはなくても使っていいの?
A
キャリア相談するだけでも大丈夫です。そうやって使っている方も多くいます。また、まともな転職エージェントほど、転職意向度の低い方も相手にしてくれます。
転職エージェントの登録は、転職する気がなくてもOK?|新R25転職
Q
転職エージェントはいつ登録すべき?
A
転職活動が終わるまでにだいたい2〜3カ月ほどはかかります。なのでもし転職時期の希望があるなら、その3カ月前を目安に登録するのがおすすめです。また、すぐ転職するつもりがなくてもとりあえず登録しておいて、年に1回ほど健康診断のようなつもりでキャリア相談する使い方もおすすめです。
転職エージェントの活用法などをプロたちが伝授|新R25転職
Q
転職エージェンを使わないほうがいいケースもある?
A
結局は担当者との相性が重要なため、当たり外れは確かにあります。また、転職サイトを使って自分で転職活動を進めるなどの代替手段もあります。しかし非公開求人を紹介してもらえるなど、利用するメリットも大きいのであえて避ける必要はないかと思います。一方、あえて使わなくてもいい人を挙げるとすると、行きたい会社が決まっていて直接応募をすれば良いケースなどです。
Q
サポートを途中で断る方法は?
A
メールや電話で意思を伝えるだけでOKです。担当者がしつこいと感じたときや、「使えない」「むかつく」と感じたら、遠慮なくほかの転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントの断り方/退会方法をプロが解説|新R25転職
Q
転職エージェントに面談を断られたらどうすべき?
A
そのほかの転職サービスを利用しましょう。 代表的なのは「リクナビNEXT」などの転職サイト。そのほかにもハローワークやサポステといった厚生労働が運営する就労支援サービスを利用しても良いかもしれません。
Q
転職エージェントの裏事情が知りたい
A
転職エージェントは企業から成果報酬をもらうビジネスモデルのため、企業側の意図で動いている部分もあります。詳しくは下記の記事をご覧ください。
転職エージェントの裏事情”をプロに聞いた|新R25転職
Q
転職サイトも一緒に利用すべきですか?
A
転職エージェントと転職サイトは併用するのがおすすめです。なぜなら転職エージェントよりも多くの求人を自分で眺められるので、より自分の視野を広げるのに役立ちます。また、大手の転職サイトだと初めての転職をサポートするノウハウ記事も充実しているため、それらを読むのも良いでしょう。
転職エージェントと転職サイトの使い分けをプロが解説|新R25転職
・内閣府
「多様化する職業キャリアの現状と課題」
「転職が得になる国、ならない国」
「転職しても不利にならない柔軟な労働市場」
・総務省統計局
「労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)9月分結果」
・厚生労働省
「都道府県労働局」
「新型コロナウイルスに関するQ&A(労働者の方向け)」
「働き方改革特設サイト」
「働き方・休み方改善ポータルサイト」
「若年者雇用に関する参考資料」
・経済産業省
「大都市圏の早期離職者等と地方の中堅・中小企業とのマッチングを促進するための新たな取組と政府等による関連支援策等について」
「求人サイトの活用に関する政府からのご連絡」
「ジョブカフェ」
・WHR
「TheWorld Happiness Report 2021」
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