独自機能で自分らしさをアピールできる!
はたらいくの評判は?1163人へのガチ調査をもとにプロ達が特徴を解説
リクナビNEXTなどの大手サイトとはどんな点が異なるのか、評判を調べてみてもよくわからない方も多いかと思います。
そこで新R25転職は、転職サイトの実態に精通した方々にご協力いただき、実際に利用したことのある約1000人を対象におすすめの転職サイトの評判について調査を実施しました。
松本さん
黒田さん
現在はルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「CareerRelease40」を運営しています。
〈聞き手=森かおる〉
目次
【総評】地域密着型の求人サイト。自分らしさをアピールできる独自機能が好評
松本さん
場所を優先して転職先を探したい方や、地元志向の方、Iターン・Uターンを考えている方におすすめです。
リクナビNEXTとはたらいくの比較表
リクナビNEXT | はたらいく | |
特徴 | あらゆる求人案件を網羅した大手転職サイト | 地元企業に特化した転職サイト |
求人企業 | 大企業〜 中小企業 | 中小企業 |
選考の重点 | 職歴・ スキルなど | 人柄重視 |
特徴①:地元企業の求人案件が豊富
松本さん
媒体資料によると掲載されている企業は、従業員数50名以下が約6割。勤務地が「県内のみ」の求人案件が約8割を占めています。
黒田さん
特定の地域内での転職を考えているのであれば、目を通しておいて損はないでしょう。
京都府/32歳/女性/年収300~399万円:
他サイトでは見かけないような、このサイト独自の求人情報が多くあり、それほどスキルを求められる求人ばかりではなかったです。
大阪府/27歳/男性/年収700~799万円:
求人数は少し物足りませんが、他の求人サイトにはない地域密着型の求人が多く、競争率も他社よりも比較的低めな感じがします。
東京都/32歳/女性/年収~299万円:
小さい会社などの求人も多くあり、自分に合った求人が多かったように思います。サイトも見やすく、転職したくなるようなサイトでした。
特徴②:大変な面も正直に伝える「せきらら求人」
黒田さん
いいところや頑張っているところだけでなく大変なところも正直に書かれているので、職場の実態を掴みやすい。本当に自分に合っている職場かどうかを、じっくり考えて応募できます。
松本さん
自分の仕事観がわからない場合は、まず「仕事観診断」を受けてみるのもいいですね。
静岡県/38歳/女性/年収~299万円:
だいぶ前に利用していたのですが、こだわりの条件というのがとても使いやすかったです。こだわりの条件の土日祝の休みが絶対条件だったので、便利でした。検索もシンプルで、使いやすいサイトでした。せきらら求人は悪い部分もしっかり紹介していて、求人情報は信頼できました。
福岡県/29歳/女性/年収~299万円:
企業の本音が記載されていることもあり、事前にこういうところは耐えてほしいといった内容が分かるためとても参考になりました。
神奈川県/30歳/男性/年収~299万円:
ほかのサイトと比べ、やりがいや働き甲斐のありそうな仕事の掲載が多く、体育会系な仕事を探している人には、気に入る職場が多いイメージです。
特徴③:人柄をアピールできる「らいくサービス」
松本さん
「らいく!」を受け取った企業は、匿名の「らいくレジュメ」で、あなたの人柄をチェックします。もし企業側もあなたに興味を持ってくれたら、メッセージのやりとりが始まります。
黒田さん
自分をアピールするのが苦手な方は、「レジュメのちかみち」を利用してみましょう。質問に答えるだけで自分のらいくレジュメの文章が完成する、お助け機能です。
千葉県/32歳/男性/年収300~399万円:
応募前のらいく!機能が良いと思いました。応募まではいかないけど、らいく!をする事で企業とコミュニケーションをとることができて、求人欄だけではわからなかった発見がありました。
東京都/37歳/男性/年収300~399万円:
地元に特化した求人が多く、正社員以外の仕事が多い点が良かったです。らいくボタンによって気軽に企業とコンタクトがとれる点も気に入りました。
千葉県/39歳/男性/年収~299万円:
リクルートが手掛けているだけあって、求人数は多いと思います。ライク機能は使いやすくそれをもとに自身の傾向がわかって良いと思います。
転職サイトと転職エージェントの併用で“理想の転職”が近づく
松本さん
森
松本さん
一方で転職エージェントは、無料でアドバイザーがキャリアの相談に乗ってくれるサービスです。
相性のいい求人案件を提案してくれるのに加えて、過去の実績などをもとに選考のサポートもしてくれます。
転職は慣れていないと自分一人で進めるのは難しいので、合わせて使うといいでしょう。
森
転職エージェントもいろいろあると思うんですが、転職サイトと転職エージェントを併用する場合、どのように選ぶといいんでしょう?
松本さん
総合型の転職サイトと転職エージェントにはそれぞれ必ず1〜2こ登録し、さらに転職先の希望が明確であればそこに特化したものも2〜3こ、合計で3〜6ぐらいは登録するといいでしょう。
転職先の検討段階ではできるだけ視野を広げたほうがいいので、抱えている求人案件が違う複数のサービスに登録すると、理想の転職が近くなるはずです。
森
松本さん
まずは複数のものに登録して、担当者との相性などを基準に厳選しましょう。
その他のおすすめの転職サービス
種別 | おすすめの サービス名 | ユーザー 満足度 | |
総合型 エージェント | マイナビ エージェント | 92% | 相談する |
総合型 エージェント | リクルート エージェント | 89% | 相談する |
総合型 サイト | リクナビNEXT | 92% | サイトを 見る |
総合型 エージェント・ サイト一体型 | doda | 89% | サイトを 見る |
プロ5人も徹底比較!おすすめ転職サイトランキングを1163人の評判で決定|新R25転職
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リクナビNEXT
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サイトに登録
まずは転職サイトに登録するところから利用は始まります。どの転職サイトも無料で登録できるため、とりあえず相性の良さそうなものへいくつか登録すると良いでしょう。特にリクナビNEXTやdodaなど大手転職サイトは登録必須です。また、アドバイザーが転職をサポートしてくれる転職エージェントへの登録もおすすめです。こちらも無料なうえに、カウンセリングであなた自身が気づいていない強みや市場価値を引き出してくれたりします。転職サイト/転職エージェントともに、登録の際には職歴や現職の職種/年収、転職の希望条件(年収/職種/タイミングなど)をあらかじめ入力するのが一般的です。こちらの情報をもとに求人の案内などがおこなわれるため、正確な情報を記入しましょう。すぐに転職するつもりがなくても、登録だけして求人を眺めるだけでも問題ありません。現職へバレないような配慮をする場合は、職務経歴書などで記入する内容を多少ぼかすと良いでしょう。
転職サイトで求人を探す
転職サイトへ登録したら、さっそく求人を探しましょう。転職サイトを利用するメリットの1つは幅広い情報を自分の目で確かめられることです。その特徴を活かして次の2つのステップで求人を見ることをおすすめします。まずは視野を広げましょう。リクナビNEXTやdodaなど、”総合型”と呼ばれる転職サイトは特に幅広い求人を網羅しています。なのではじめの段階ではあえて自分が興味のない業界/職種についても調べてみることで、意外と相性の良い求人が見つかるかもしれません。また、スカウト機能のある転職サイトの場合は、おそらく登録した職歴などに応じて相性の良い企業からのスカウトがくるはず。そちらにも目を通すと良いでしょう。次のステップでは深掘りしましょう。視野を広げるステップで希望する業界/職種がだんだん見えてくるはず。そうしたらその業界/職種に特化したサイトにも登録し、より希望に近い求人がないか探してみましょう。また、転職エージェントの併用もおすすめです。転職エージェントの場合は担当のキャリアアドバイザー(または キャリアコンサルタント)と面談をおこない、職歴や希望条件にもとづいて相性のよさそうな求人を提案してくれます。転職エージェントからの求人の提案は、良くも悪くも予想外のものが含まれる可能性があります。はじめは違和感があるような求人であっても、それがあなたにマッチすると考えての提案なはずなので、一度は真剣に検討してみるのがおすすめです。
転職先への応募書類の作成
転職希望先が決まったら、次は書類選考用の書類を用意することになります。転職サイトのみを利用する場合は、ほとんどすべての作業を自分でこなさなければなりません。なので転職サイトに掲載されているノウハウなどを参考に履歴書や職務経歴書を揃えましょう一方、転職エージェントも併用すると応募書類の準備についてもサポートが受けられます。まずは履歴書や職務経歴書を自分で書いてみて、それを担当のキャラリアアドバイザーに確認してもらいましょう。選考をおこなう企業側の目線でフィードバックがもらえます。また、用意した応募書類と一緒に推薦状を用意してくれることが多いです。それらをセットにして選考通過の確率を上げてくれるのが、転職エージェントを活用する大きなメリットの1つです。
面接対策をおこなう
書類選考を通過したら、次は面接です。こちらのステップでも転職サイトのみを利用している場合は自分で対策が必要です。大手の転職サイトには面接のノウハウがまとまっていることが多いので、そちらを参考に対策をしていきましょう。一方で、転職エージェントを併用すると、面接に関してもサポートが受けられます。過去に応募した方の情報をもとに想定質問を共有してくれたり、希望する方には模擬面接もおこなってくれたりします。特に初めての転職では勝手がわからないことが多いはずなので、何かしら困ったことがあれば担当のキャリアアドバイザーに遠慮せず言ってみましょう。きっと力になってくれるはずです。
内定後の手続き(給与交渉/退職準備)
内定が出たあとの手続きも、転職サイトのみを利用している場合は自分で対応が必要です。大手の転職サイトにはノウハウがまとまっていることが多いので、そちらを参考に対策をしていきましょう。もし転職エージェントを併用している場合、サポートは内定が出たあとにも続きます。まず複数の内定が出た際には、入社しない企業への辞退の連絡を転職エージェント経由でおこないます。そして入社を決めた企業とは最終的な条件を調整します。希望する年収や入社のタイミングなどを担当者に伝えると、できるだけ条件に合うように交渉をしてくれます。最後には現職の退職準備のサポートもしてくれます。数々の退職者を見てきたうえでのノウハウがあるので、細かいことでも遠慮せずに聞きましょう。これらが終わればあとは入社するだけ。新しい職場にスムーズに馴染めるように準備を進めましょう。
転職サイトのよくあるQ&A
回答が気になる方は記事をご覧いただき、ぜひこれからの転職活動に活かしてください。
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新R25キャリア総研の調査概要
・調査期間
2020/05/08〜2020/05/11
・サンプル数
1163人
・調査対象者
性別:指定なし
年齢:20〜39歳
地域:全国
条件:転職サイトを利用したことがある人
編集部オススメ
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アクセンチュアなどの大手外資系コンサルティング会社に24年勤めて、プリンシパル(部長級)を経て現職に至ります。人材マネジメントの支援をした企業は600社以上です。
さまざまな企業の人事とのつながりがあるので、企業側からの意見をふまえてコメントをします。