ビジネスパーソンインタビュー
イベントプロデュース事例の紹介
【事例紹介】社内イベント専門集団“マックスプロデュース”がてがける「テックキッズグランプリ」のこだわり
新R25編集部
「社員総会」「社員表彰式」などに代表される社内イベント。
新型コロナウイルス感染症による自粛期間も明け、オンラインでの開催も可能になってきた昨今ですが、「なんとなくいつもと同じようにやっているだけ」「どのようにこだわればいいのかわからない」という企業もあるのではないでしょうか?
そんな企業担当者の方に向けた連載「組織力を高めるための社内イベントの教科書」。
これまで70社の社内イベントをプロデュースしてきたイベント制作会社マックスプロデュースとのコラボでお送りする本連載では、企業が効果のある社内イベントを実施するために大切なポイントや、社内イベント実例を紹介していきます。
今回はマックスプロデュースが会場プロデュースを手がけた「テックキッズグランプリ2022」の事例を紹介します。
「プログラミングを学ぶ全ての小学生が目指すステージを作りたい」
小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School(テックキッズスクール)」が2018年から毎年開催しているという「テックキッズグランプリ」。
「21世紀を創るのは、君たちだ。」をスローガンに掲げ、VISION(掲げる夢や実現したい世界観)、PRODUCT(夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品)、PRESENTATION(自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していく姿勢)の3つの観点から審査を行い、全国No.1小学生プログラマーを決定するイベントです。
桑野さん
「プログラミングを学ぶ全ての小学生が目指すステージを作りたい」と考えたのがテックキッズグランプリ発足の狙いです。
2020年から小学校でのプログラミング教育の必修化が決まり、プログラミングを学ぶ人口は増えてきましたが、モチベーション向上が促せるような学習目標の設定や、指標などがありませんでした。
そこで、プログラミングを用いて素晴らしいプロダクトを開発するいわゆる“スター選手”が輝けるような機会を創りたいと思い開催を決めました。
そう語るのはテックキッズで企画営業部のマネージャーを務める桑野氏。
「とにかく子どもたちにとって“誉れとなる、手応えを感じられる機会にする”」ことを目的にイベントプロデュースの会社を探していたところ、マックスプロデュースを見つけたそうです。
桑野さん
マックスプロデュースさんはIT企業主催のカンファレンスを多数手がけていらっしゃったので、技術や演出に信頼がありました。
「とにかく子どもたちにとって“誉れとなる、手応えを感じられる機会にしたい”」ということをお伝えしてプロジェクトが始まりました。
子供たちが「このステージに立つことができて良かった」と思える演出を
桑原さん
桑野さんからの依頼を受け、私たちのなかでも改めて狙いを定めることにしました。
「テックキッズグランプリ」はテクノロジーの未来を拓く子供たちの自由な発想をIT業界のトップ企業が審査をする画期的なイベント。
ファイナリストの子供たちが「このステージに立つことができて良かった」と思えるようなかっこいいステージを作ろうと決めました。
イベント自体はリアルでの開催でしたが、配信を通じて見る人も多いということもあり、演出にはとくにこだわったと言います。
桑原さん
配信を通じてでも“特別感”を感じてもらえるよう、画面の合成や照明の華やかさにはとくにこだわりました。
プレゼンの様子
桑原さん
また司会者としてはプロの女性MCを起用することで公式感を演出。
プログラムの良さと「渋谷ヒカリエ」という会場の良さ両方を際立たせるにはどうしたらいいか?を追求しました。
桑野さん
特に決勝大会の演出部分については「実際のステージはもちろんライブ配信を通じて見やすく華やかにしたい」という要望を出したのですが、IT企業のイベントプロデュース実績豊富なマックスプロデュースさんだからこその見せ方のアドバイスもいただけて心強かったです。
「“こだわりきること”にイベント開催の価値がある」
桑野さん
「コンテスト」という特性上、勝敗がつくことは避けられません。
しかし、どんな作品にも素敵なこだわりや驚くようなアイデアや技術が使用されていたりと、すべて素敵なプレゼンテーションです。
できる限り多くの子どもたちにフィードバックができるよう、全作品に審査員からのコメントをつけた参加証明書を贈るなどといった工夫を行いました。
桑野さん
プログラミングを学んでいる小学生の中には、文字通り“大人顔負け”の視点や技術力で、驚くようなアプリやゲーム作品を開発する方がいます。
だからこそ、そんな子供たちがたつステージをプロの起業家やエンジニアと同じような機会を作りたいという想いがありました。
マックスプロデュースさんとご一緒したことで「子どもたちを”子ども扱い”せず、本格的なステージを作る」という理想を形にすることができてよかったと感じています。
社内イベントのプロデュースなら、マックスプロデュースへ!
マックスプロデュースでは、社内イベントの企画、会場の選定、台本やマニュアルの作成、映像やスライドショーの作成、ゲームの企画、来場者のスマホと同期したアプリケーション作成、運営、会場装飾、ケータリングの手配、MCやタレントの手配、そして現場ディレクターの派遣まで、リアルイベントに必要なすべてをサポートしているそう。
すべてをまるっと相談することはもちろん「社内にここのノウハウだけがない…」という場合は一部の業務だけを依頼することも可能だそうです。
「これから社内イベントを立ち上げたい」「社内イベントをすでに実施しているが、正直マンネリ気味に」「自社制作で限界を感じている」などの課題感を抱えている担当者の方は、ぜひ一度相談してみるのはいかがでしょうか?
組織力を高めるための「社内イベントの教科書」
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