扇風機は長期間使用していると、モーターやコンデンサーなどの部品が劣化して異常発熱するリスクが高まります。

つまり、壊れていないからといって安全とは限らないんです。

なので、たとえ買い換えたばかりでも、しっかりお手入れをおこないましょう。

ホコリがモーターの中に入ると、故障の原因になってしまいます。

また、羽にホコリが積もったまま使うと、故障以前に衛生面でのデメリットも大きいですよね。

ワンシーズン使ったら、ガードを外してホコリをふき取り、カバーをかけてから収納しましょう。

扇風機には、製品ごとに「設計上の標準使用期間」が表示されています。これは国が定めた「長期使用製品安全表示制度」に基づくもの。

部品の劣化スピードを加味してメーカー側が定めた年数で、5〜10年の商品が多いです。

あくまで目安の数字なので、期間を過ぎたら異音や異臭がしないか、コードが劣化していないかなどを確認してください。

最新の扇風機はスゴいですよ！

驚くほど風が柔らかで音が静かなものや、サーキュレーターとして冬でも使えるもの、空気清浄機能付きのものなど、従来のイメージを覆すものがどんどん登場しています。

まずは近年の主流になっている「DCモーター」というキーワードを覚えてください。

扇風機は搭載されているモーターの種類によって性能が異なります。

かつて主流だったAC（Alternate Current）モーターは交流電源に接続するタイプ。

電圧が一定周期でプラスとマイナスに切り替わるので、電流の流れる向きが常に変化するのが特長です。

一方、DC（Direct Current）モーターは直流なので、常に電圧が一定で一方向にしか電流が流れません。

超低速回転でも送風できることがメリットで、風量を細かく調整できます。

自然のそよ風に近い風量などに設定することで、身体にかかる負担を減らせます。これまでのACモーターに比べ、DCモーターは省エネなのもうれしいポイント。

ACモーターの扇風機は風が直線的にぶつかってくるため、不快に感じる人もいたと思います。

DCモーターの場合は風がやわらかく静かなので、眠りを妨げません。ACモーターと比べると商品価格が高いですが、近年は1万円を下回るモデルも増えています。

風を身体に受ける扇風機としてではなく、エアコンと併用することで部屋の空気をかき混ぜる「サーキュレーター」としての用途を考えている人も多いと思います。

その場合は、首の部分が360度自在に回転可能なタイプを選んでほしいですね。

そうですね。

エアコンなどと比べると、モーターの消費電力は微々たるもの。もはや扇風機は夏用ではなく、一年を通して使うべき家電かもしれません。

近年はより心地よい風を送ることを目指して各メーカーが技術を磨いていて、羽の形状も多種多様に進化しています。

ぜひ自分の好みに合った商品を探してみてください。

最大の特長は、2種類の鳥の翼を応用した羽根の形状です。

アホウドリにならった細く長い羽根で伸びやかな風を生み出し、アマツバメにならった尖りと丸みのある羽根で風量を高めています。

さらに、コンセントのない場所でも使えるコードレスモードを搭載。

上下に約100度、左右に約90度の立体的な首振りができるため、部屋の空気をかき回して効率よく循環させてくれます。

7枚羽で通常の扇風機の21枚相当の滑らかな風を生む「トリプル・ネイチャーウイング」搭載。

海を渡り数千kmも旅をする「アサギマダラ蝶」の羽根構造を応用することで、ムラの少ないやわらかな風を実現しています。

室温に合わせ風量を自動調整してくれるセンサー運転や、表示部の明るさを抑えて切タイマーと連動し風量を徐々に下げるおやすみモードも搭載しています。

「便利な扇風機ではなく、快適な夏をつくろう」というコンセプトから生まれた扇風機です。

羽根デザインは、世界を代表する船舶用プロペラメーカー「ナカシマプロペラ」の開発チームが担当。

大陸を行き来する渡り鳥であるカモメの羽根をヒントに、非常に効率的に風をまとう形状をした羽根が誕生。

ノートに文字を書いていてもページがめくれないくらいやわらかい風を遠くまで届けることが可能に。

広いリビングでも、肌あたりの良い風を広い範囲に送ることができます。

名刺ケースやスマートフォンのような四角いフォルムで、スーツとも相性のいいデザインが魅力。

ケース部分の素材にはステンレスが使われており、独特の光沢と高級感のあるヘアライン加工が印象的です。

モバイル扇風機はポップなカラーリングやカジュアルなデザインが多いですが、これならビジネスパーソンも気兼ねなく使えるのではないでしょうか。

心地よい風を生み出すために、信州の蓼科高原に吹く風を計測。

風速や強弱のリズムなど緻密なデータを採取・分析し、細かい風速制御が可能なDCモーターによって、パナソニック独自の自然風を再現しています。

また、首振り機能は「上下首振り」「左右首振り」に加えて「立体首振り」を搭載。風を部屋中に拡げて室温のムラを抑えてくれます。

高級家具や楽器にも使用される高級木材「ウォールナット」を支柱部分に採用。

独自の削り出し技術により、無垢の一枚板から途切れの無い杢目の支柱を形作っています。

また、羽根にはべっこう色を採用し、本体を支えるベースは艶やかな漆黒色に仕上げており、細部までこだわり抜いた精緻なデザインが特長。

圧倒的な質の良さを実感できる、最高峰の扇風機です。

先駆けてDCモーターを採用した扇風機「グリーンファン」の最新モデルです。

二重構造の羽根によって、夏の午後を吹き抜ける心地よい自然の風を部屋の中に再現。

肌を冷やし過ぎず、いつまでも当たっていたくなる心地よさ。夏のお昼寝にもピッタリです。

専用のバッテリーと組み合わせれば、最大20時間運転可能なコードレス扇風機として使用可能です。

遠くまで届くパワフルな風も、疲れにくい優しい風も送れるので、扇風機としてもサーキュレーターとしても使いやすい1台2役のアイテム。

一番の魅力は、Wi-Fiやスマートスピーカーを経由せずに音声操作が可能な点。

本体まで近づかなくても「ねぇ、扇風機 、電源を入れて」「風量を強く」などと話しかけるだけで簡単に操作することができます。

低速回転でも効率よく豊かな風を生み出す、独自形状の7枚羽根が特長。肌触りのいい自然な風を送ってくれる扇風機です。

さらに、羽根が風を切るときに発生する風圧差を少なくするなど、随所に自然の風に近づけるための工夫が施されています。

羽根に「ホコリ防止加工」がしてあるので、お手入れの手間を軽減しているのもうれしいポイントです。

航空機などの低騒音化対策としても応用されている、ウィングレット形状の7枚羽根を採用。

先端をなめらかに湾曲させることで音の要因となる風の渦の変動を抑え、低騒音化を実現しています。

また、上下と左右の動きを立体的に組み合わせ、ウェーブしながら首を振る「3D立体首振り」も魅力。

室内の空気の撹拌（かくはん）や、洗濯物の室内干しなどにもおすすめの扇風機です。