いやいや、目に見えないからこそ怖いんです。

花粉症やハウスダウトなどを放っておくと、アレルギー症状を引き起こす可能性が上がりますよね。

すると身体の抵抗力や免疫が下がってしまい、よからぬウイルスの暴走を許してしまうかも。ご時世を鑑みても、“備えあれば憂いなし”ですよ。

まずは「対応畳数（適用床面積）」をチェックしましょう。

この数値は日本電機工業会で定められた基準に基づくもので、「タバコ5本分の空気の汚れを30分できれいにできる広さ」を表しています。

この数値が大きいほど、早く室内を浄化できます。

エアコンならそれで問題ありませんが、空気清浄機の場合は使用する部屋の面積よりも対応畳数が大きいモデルを選ぶことをおすすめします。

8畳の部屋に対応畳数16畳の空気清浄機を置けば、理論上は倍速の15分で空気をきれいにしてくれるということなので。

空気清浄機は、部屋の空気を循環させるために気流を起こします。

その方式は機種によってまちまちなので、空気の吸込口や吹出口の位置を確認して、気流の導線を遮らない位置に設置しましょう。

サーキュレーターやエアコンとセットで使うなど、とにかく空気を循環させることが大切です。

個人的には「つけっぱなし」を推奨します。

モーターを回すだけなのでほかの家電と比べると消費電力は大きくありませんし、電気代よりも健康の土台となるキレイな空気を優先してほしいところです。

近頃はスマホアプリを経由して外出先から運転操作できる機種もありますし、空気の状態を数値でも見ることも可能です。

モテに直結するかは不明ですが、相手を安心させるひとつの材料にはなるでしょうね（笑）。

空気清浄機は空気を清浄してくれるものの、換気をしているわけではありません。

ですから、締め切った部屋で空気清浄機を使い続けると二酸化炭素濃度が上がっていきますので注意しましょう。

2003年に建築基準法が改正されてからは、すべての建造物に24時間換気システムを設置することが原則として義務付けられています。

とはいえ、マンションなど気密性の高い住宅の場合は、定期的に窓を開けて空気を入れ替えたほうがいいですね。

空気清浄機を買うと、空気に対する意識が変わって、自然と窓を開けるようになるのでは？

あと、家電の性能を最大限に引き出すためには、メンテナンスも面倒臭がってはいけません。

最低限、メーカーが定めた頻度でフィルターを変えるくらいは心がけてほしいですね。

スウェーデンの空気清浄機専門メーカーによる高性能モデルです。

独自のフィルターとテクノロジーを駆使して、空気中のカビやホコリはもちろん、タバコ臭やペット臭もわずか5分で99%以上除去してくれます。

私自身、10年前からブルーエアの空気清浄機を愛用していますが、以前は悩まされていた咳喘息の症状がかなり改善されました。

2020年11月上旬発売予定の新モデル。前面下部にある吸引口から、花粉やペットのフケなどの重い汚れもしっかり吸引してくれます。

パナソニック独自の「ナノイー X」がさまざまな有害物質を撃退。加湿機能も備わっているため、空気をキレイにしながら部屋を快適な湿度に保てます。

スマホと連携して自分好みのモードに調節しやすいのも見逃せないポイントです。

除湿も加湿もできるダイキンの最高級モデルです。

乾燥が気になる秋冬に自動で高めの湿度に調節してくれる「のど・はだ運転」モードや、高温多湿な夏に除湿と空気清浄を同時に行うモードを搭載。一年を通して、空気の“湿”を保ってくれますよ。

加湿でニオイ分子を浮かせた後、除湿機能で回収するので、カーテンやハンガーにかけたスーツのニオイ対策にも効果的です。

設置面積がA4サイズで収まるコンパクトボディながら、空気清浄機・扇風機・ヒーターの3役が詰まった一台。

毎秒290リットルの空気を送り出す「Air Multiplier™テクノロジー」や、350°の首振り機能で、きれいな空気を遠くまで放出してくれます。ダイソンらしいスマートなデザインも魅力的。

シャープ独自のイオンテクノロジーを進化させた「プラズマクラスターNEXT」を搭載しており、空気清浄効果が格段にアップ。空気中の汚れを強力かつスピーディーにキレイにしてくれます。

ユーザーの使い方の好みを学習するクラウドサービス「COCORO AIR」にも対応しているため、使えば使うほど便利さを実感できると思います。

エアコンでありながら、シャープ独自の「プラズマクラスターNEXT」を搭載しているため、空気清浄力は抜群。8畳空間をわずか5分で清浄する優れたスピードとパワーを備えています。

本体内部のカビの原因であるホコリと結露対策も強化しているため、いつでも吹き出す空気がキレイに保たれています。

高性能ながら価格を抑えた、コスパの高い空気清浄機を探している人にオススメです。

単機能ゆえに使いやすく、コンパクトなデザインに仕上がっていため、どんな部屋にも溶け込みやすいのが魅力。

持ち運びやすい小型サイズから、45畳の広い空間に対応するモデルまで、幅広いサイズ展開のなかから最適なものを選べます。

多機能・イオン方式が主流の日本の空気清浄機市場で、単機能・フィルター方式で勝負している稀有なブランドが「cado（カドー）」。

筐体全面のスリットから吸引した空気を真上に送風させることで、空気を大量に循環させ、高い浄化性能を実現しています。

LEDランプが内蔵されているので、ベッドサイドの灯りとしても併用できます。

トースターでブレイクしたバルミューダですが、実は設立当初から扇風機の開発に力を入れていたブランド。

そこで培った技術が空気清浄機にも活かされており、シンプルでコンパクトなデザインながら独自の構造で天井まで届く大風量を実現。部屋の空気をすみずみまでキレイにしてくれます。

ブランドの武器である、洗練されたデザインももちろん健在です。