間違いなく売れています。

派手な宣伝戦略を取っていないにもかかわらず、前年比で2〜3倍の売り上げを記録している商品もあるくらいです。

大きなブームになっているのは、いわゆる「ほったらかし調理家電」です。

シャープの「ホットクック」のように、食材を切って調味料を加え、鍋に入れるだけで自動的に料理をつくってくれるような調理器具が増えています。

いやいや、ちゃんと現実の話です（笑）。

メーカーの技術も進化しているので、たとえばセンサーによって火加減を絶妙にコントールすることもできるし、水を使わずに鍋の中で蒸気を循環させる「無水調理」もできるんですよ。

今や野菜さえ切れれば、誰でもパパッとカレーや肉じゃがをつくれる時代です。

独身でも夫婦でも、ステイホームの影響で自炊せざるを得なくなった人が多いと思います。

忙しくても短時間で美味しい料理をつくれる家電を持っていれば、日々の生活が豊かになりますよ。

調理家電は大きく2つに分けられます。

1つは、煮込みも焼きも蒸しもできるような、なんでもつくれる「オールラウンダー型」。

もう1つは、おいしいパンを焼くことに特化したトースターのような「スペシャリスト型」。

今ならどちらであろうと、最新機種が次々に出てくるくらいのブームになっているので、個々のライフスタイルや好みに合わせて選んでみてください。

もちろん！最近は調理の手順まで示してくれるアイテムが多いので、指示に従っているだけで簡単に立派なメインディッシュをつくれます。

「これならできそう！」と自炊欲を刺激してくれるところも、最近の調理家電のメリットです。

さらに最近では、Web連携でオリジナルレシピが見られる機種も多数。レシピは更新されるので、飽きずに長く使えますよ。

カレーや肉じゃが、蒸し野菜やリゾットまで、食材と調味料を入れるだけであらゆる料理を美味しく仕上げてくれる調理鍋です。

独自の温度センサーと蒸気センサーで、常に鍋の中の温度や食材の火の通り具合を見張り、自動できめ細かく火加減を調整してくれます。料理に不慣れな人が使っても、まるで上級者がつくったような仕上がりに。

これはコンパクトな1〜2人用の1.0タイプですが、さらに大きな1.6Lと2.4Lタイプもあります。

100℃以上の過熱水蒸気で、食材を中まで素早く加熱。油や塩分を落としたヘルシーな調理が可能です。

複数のセンサーで調理中の温度変化を細かくチェックしてくれるので、食材の量や冷凍・常温を問わず、最適な温度で料理を仕上げてくれます。

新鮮な野菜を切ってオリーブオイルを垂らしてスイッチを入れるだけで“ごちそう”に早変わり。コンビニの惣菜を温め直すだけでも、劇的に美味しくなりますよ。

お湯を沸かすケトルとしても、鍋料理をつくる調理器具としても使えるアイデア家電です。

チョコフォンデュなどに最適な40℃、熱燗に向いている60℃、温泉卵がつくれる80℃、鍋料理に向いた100℃など、細やかな温度調節が可能。

一人暮らしの“ちょい鍋”や晩酌にぴったりの商品です。テカテカしていないマットな質感のカラーリングもおしゃれですよね。

ティファールのクックフォーミーは、時短調理を叶えるレシピ内蔵タイプの電気圧力鍋です。

世界累計約350万台を誇る人気シリーズで、10月にコンパクトな3Lタイプのモデルが登場。置く場所を選ばずに使え、1人暮らしにもぴったりです。

210個のレシピが内蔵されていて、そのうち193個は加圧時間15分以内の時短レシピ。忙しいビジネスマンの頼れる相棒になってくれるはずです。

高温の熱風を用いることで「油で揚げないヘルシーな揚げ物」が叶うのが特徴。

ほかにもローストビーフやグリル、ベイク、温め直しと、これ一台でさまざまな料理をつくれます。

密閉性が高いため、ニオイが気になって諦めがちな焼き魚も気軽に調理可能。狭いキッチンや食卓にも置ける、コンパクトなサイズも魅力です。

1台6役（トースター、オーブン、ノンフライヤー、発酵食品メーカー、フードドライヤー、低温調理機）のマルチオーブン。

パンをカリッと焼き上げたり、サラダチキンやローストビーフをつくったり、自家製ヨーグルトやドライフルーツに挑戦したり、とにかく幅広い用途に対応できます。

ジップロックを製造するメーカーが初めて「入れたまま」の調理を公認したほど、低温調理のクオリティが高いことも魅力です。

通常の炊飯器で炊いた米飯より水分を多く保持させることによって、糖質を10%〜20%減らすことができる機能を備えています。

お米の栄養素や旨味を捨てずに、糖質を減らして炊飯できるのがいいですね。

“自粛太り”に悩む人が増えているなかで、無理せず低糖質ダイエットに挑戦できる一台だと思います。

パンや具をはさむだけで、豪華なサンドイッチが完成するホットサンドメーカーです。

プレートが約1.6cmと深いため、ゆで卵や肉など厚めの具材も詰め込めやすいですし、SNSで流行った「萌え断（“萌える”ほど美しい断面のこと）」のサンドイッチを自宅でも楽しめます。

プレートに凹凸がついているので、表面に香ばしい焼き目もつけられますよ。

スチームテクノロジーと温度制御により、窯から出したばかりの焼きたてのごとく香り高いトーストが楽しめる「BALMUDA The Toaster」が９月にリニューアル。

上下ヒーターの強さや焼き上げ時間が再設定され、より緻密に美味しさを追求できるようになりました。

サイトでレシピが更新されているので、飽きずに使い続けられることもポイントです。