“本当に使いたい”ものだけを、世の中に届けたい。妥協なしの「女性オーナーの注目ブランド」4選
細部までこだわり抜かれたアイテムが満載!
新R25編集部
店舗やネットショップで販売するアイテムを、卸価格で仕入れられるプラットフォーム「goooods」。
自分の情熱を追いかける“アントレプレナー(起業家)”が増えてほしいという想いでリリースされた同サービスには現在、1,000を超える魅力的なブランドが掲載されています。
そこで企業トピでは、goooodsとのコラボ企画を開始! 「Everyone, entrepreneur.」と銘打って、ビジネスを通じて自分の情熱を追いかけるブランドの担当者や、商品の輸入などに携わる方々にお話を伺っていきます。
今回は、女性がブランドオーナーを務める注目ブランドを4つご紹介。
仕事や趣味、毎日の習慣をもっと楽しませてくれる逸品が続出。それぞれの経験や想いが詰まった、女性たちの“物語”をお伝えします。
【Fluke】使いやすさと可愛さを両立させた、本当に使いたいPCバッグ
ブランドデザイナーとして多数の実績を持つ女性デザイナーが立ち上げたPCバッグブランド「Fluke(フルーク)」。
“使いやすさ”と“可愛さ”を両立させた妥協ゼロのPCバッグの魅力を、株式会社Ruderal代表取締役/デザイナーの大樹富子さんに教えていただきました。
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
大樹さん
仕事柄、私自身もノートPCをよく持ち歩くのですが、欲しいと思うPCバッグがいくら探しても見つかりませんでした。
機能性をうたったPCバッグは見た目が男性的で、女性用は機能性がイマイチだったりします。
PCバッグもファッションの一部ですから、本来であればおしゃれで機能的であるべき。ですが現状は、ファッションにこだわる人は特に、PCバッグになると妥協していることが多いと感じました。
選択肢がないなら、私が「本当に使いたい」と思う、“100%納得できる自分のためのデザイン”を作りたい。
そう思ったことがきっかけで、「大人可愛いノートパソコンバッグ」の製作がスタートしました。
大樹さん
毎日使うものだからこそ機能的で便利で軽量。なによりもスタイリッシュで、バッグを持ち歩く女性が素敵に見えることにこだわりました。
想いを込めて作ったバッグは、製品の魅力を丁寧にお伝えしながら本当に必要な方へ届けたいため、今のところ大量生産は考えていません。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
大樹さん
ファッションと機能の両立にこだわり、設計図はすべて自分で描きました。
職人気質の私は、とにかく細かいこだわりがあるのですが、それでも妥協なく対応いただける工場に出会えました。
修正を繰り返し2年以上を費やして完成したバッグは、あの日に閃いた「こんなバッグが欲しい!」がすべて叶いました。
リボンの流れや実際にPCを入れた際のシワまで、かなり細かく修正指示をしています
大樹さん
魅せるデザインや撥水性の高い素材、軽さなど、こだわりは山ほどあるのですが…もっともこだわったのは「機能性」です。
一般的なPCバッグには、ショルダーベルトの金具付きが多く、ファスナーが上部しか開かないため、内面がよく見えません。
そこでこのPCバッグは、内面はダブルファスナーで180°全開し、すべての収納が一目で分かるように。小物はゴムの仕切りでスッキリ収納できます。
肩掛けバッグはおしゃれに見えないことから、不要と判断しました。本当に必要な機能とおしゃれさを優先させた結果が、このこだわりの設計です。
20代〜40代の働く女性を対象としたアンケート調査*では「収納上手になれそうと思うPCバック No.1」の評価をいただきました。
*JAPAN TRUST RESEARCH調べ(調査期間:2023年9月20日〜9月28日)インターネットでのアンケート調査
Q3.どんな方に支持されていますか?
大樹さん
・収納がぐちゃぐちゃでまとまらない方
・重くて疲れるバッグを卒業したい方
・質素でクールなバッグを買い替えたいと思っている方
・普段着に合うPCバッグをお探しの方
・人と被らないデザインをお探しの方
このような方に、ぜひFlukeのバッグをお薦めしたいです。
ブランド名のFlukeは “思わぬ幸運” という意味。受け取った方に幸運が舞い降りてきますようにと、願いを込めて名付けました。
働く女性の日常使いアイテムとしてはもちろん、お母さまからお嬢さまへの卒業祝いなど、さまざまなシーンで手に取っていただけたらと思っています。
【音琴otokoto】思い出とともに、親から子へ受け継げる裁縫道具
針刺しや裁縫箱などの裁縫道具を展開している「音琴otokoto」。
ファッションやソーイングを通じて幸せな輪が広がることを願って、物作りがもっと楽しくなるアイテムを販売しているという代表の溝口りかさんに、ブランドの誕生秘話を伺いました。
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
溝口さん
子どもが小学5年生のころ、裁縫の授業のために学校指定の裁縫セットを購入したのですが…針やはさみ、定規に至るまで「使いにくい」と感じました。
また、私が主催する洋裁教室に来られる生徒さんは「裁縫はやりたいけど上手くできない」と悩む方が多く、その大半が学校での裁縫でつまずいた経験をお持ちだと判明。
「好きなのにもったいないな。使いやすい道具で技術をカバーできれば、裁縫に対するイメージが違っていたかも」と思ったのが、ブランド立ち上げのきっかけです。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
溝口さん
長年のデザイナー経験を活かし、使いやすく経年性の高い裁縫道具ばかり集めた「音琴otokoto裁縫箱」を販売しています。
いい道具を作る職人がいるのは日本の誇り。その道具のよさを広めることで、職人を守ることに貢献できれば…という想いから、この裁縫セットが生まれました。
切れ味が悪くなれば研いで繰り返し使える鉄造製の高級裁ちばさみ「庄三郎」をはじめとして、長年裁縫ユーザーに愛されてきた日本製のアイテムを中心に、使いやすく耐久性の高い道具だけを集めました。
溝口さん
さらに2023年8月には、ソーイングやDIYをもっと楽しくするオリジナル商品「針がくっつく指輪型針刺し 音琴otokotoりんぐ」の販売も開始しました。
ボタン付けや裾上げや刺繍を楽しんでいるのに、ぽろっと針を落としてしまい、それがなかなか拾えなくてイライラ…裁縫好きさんなら誰しもそんな経験があると多います。
また、DIYやリノベーションにおいても、小さなネジや釘を落として拾うのが面倒だったり、なかなか拾えずにイライラしたりすることがありますよね。
このリングがあれば、作業効率も上がり、時短作業で疲労軽減に。針の紛失も減って経済的です。
単なる道具ではなく、趣味を楽しむ時間をもっと特別な時間に変化させるよう、気軽に身に着けられる“キモノ”のようなデザインに仕上げています。
Q3.どんな方に支持されていますか?
溝口さん
「音琴otokoto裁縫箱」のユーザーは、実は男性が6割と、男性のほうが多いんです。
ジェンダーレスが広がっているとはいえ、まだまだ「男性が裁縫?手芸?」と言われることが多いのが現状です。
もともと「コンプリートされたいい道具を手入れしてずっと使う」「道具のよさを次世代に伝える」というコンセプトが男性にマッチしていたこともあり、男性をメインターゲットにしています。
私たちは世の中の風潮が「裁縫できる男性ってかっこいい」になるよう、「ソーイング男子応援キャンペーン」として、PVや漫画も作成しています。
ちなみに、「音琴otokotoりんぐ」は男女4:6で女性が多いです。女性からは「花嫁道具に持たせたい」という声を良く聞きます。
【Olupono】手を洗う時間がもっと楽しくなるハンドソープ&ジェル
手に優しいハンドケアブランド「Olupono」。“毎日の生活の中に、心が潤う瞬間を作りたい”という想いで、使うことが楽しみになるハンドソープとハンドジェルをお届けしているそう。
香りにも成分にもこだわりが詰まっているという商品の魅力を、ブランドオーナーの株式会社La・chouette代表取締役・ 石川元子さんに教えてもらいました。
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
石川さん
かつて日本のハンドソープと言えば、香りも使い心地もいまひとつなものばかりでした。
しかし数十年前にアメリカを訪れたときに、おしゃれで高級感のあるハンドソープに出会って衝撃を受け、それから手を洗うのが楽しくなりました。
日本でももっと手を洗う時間を楽しくしたい、こんな素敵なハンドソープを日常的に大勢の方に使ってもらいたいと思ったのです。
はじめは代理店としてハンドソープを輸入販売することを考えましたが、規制などで難しいことがわかりました。
「なら作ればいいよ」と主人に後押ししてもらい、立ち上げたのが、ハンドソープ専門店「株式会社 La・chouette」です。
石川さん
私自身は長年主婦でしたし、製品の開発やブランディングなどの知識はありませんでした。
しかし、どうしてもやり遂げたいという気持ちで人とのつながりを辿っていくうちに、さまざまな知見を持った方々との出会いが実現。
多くの方々の力を借りながら、どなたにも自信を持っておすすめできるハンドソープを作り上げました。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
石川さん
「オルポノカフェコレクション」は、まるで美容液のようなしっとりとした洗い上がりのハンドソープ。おしゃれなパッケージにもこだわっています。
カフェタイムを楽しむように、 4種の香りから選べます。イメージの湧く分かりやすい香りの方がほっとできるのではと思い、試行錯誤しながら少しずつリアルな心地よい香りに近づけました。
石川さん
その後、コロナが世界中に蔓延し、アルコール消毒が必須になったことで、「オルポノボタニカルハンドジェル」の販売も始めました。
私の友人の小学生のお子さんが、学校で手がひび荒れてアルコール消毒をするのがつらいということを聞きました。
私も手がカサカサになるので、アルコール消毒は好きではなく…コロナ禍が長引くなか、手に優しいアルコール消毒液を作らなければと思いました。
厚生省認可施設でアトピーのパッチテストをしてもらい、オーガニックの専門家の方のご意見を伺い、オルポノボタニカルハンドジェルができあがりました。
何度も作り直し、時間がかかり、後発組になってしまいました。使用期限も残り少ないことから、格安で販売させていただきたいと思います。
Q3.どんな方に支持されていますか?
石川さん
身近なものだからこそちょっといいものを使いたい! と、自分へのご褒美やギフトとしてご購入していただくことが多いです。
毎日の生活の中に、心が潤う瞬間を作りたい。そんな想いを込めて、ハワイ語で「心地よい」という意味の「オルオル」と「幸福になる」を意味する「ホ・オポノポノ」という二つの言葉を組み合わせたネーミングでブランドを作りました。
ぜひOluponoのアイテムで、手指も気分も心地よく潤った、爽やかな毎日を過ごしていただけたらうれしいです。
【Beyond Pet】欧米からヒントを得た、ペットの目の健康を保つシャンプー
ペットに優しい処方にこだわった獣医師監修のアイシャンプーを手掛ける「Beyond Pet」。
ブランドオーナーは、前述の「Olupono」を手掛ける石川元子さん。ハンドソープの開発・販売で培った経験を活かし、人のみならずペットにも優しいソープの開発に踏み切ったそうで…!?
Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?
石川さん
眼科医師や他メーカーさんとのご縁があり、「リッドハイジーン」を知ったのがきっかけです。
「リッドハイジーン」とは、眼の周辺を洗うこと。欧米では一般的な習慣です。
日本ではまだあまり浸透していませんが、ドライアイ・マイボーム腺炎の予防などを目的として、その注目度は高まっています。
このリッドハイジーンシャンプーをペットにも応用できるのではないかと考え、私自身も飼っているキャバリア犬の涙やけに悩んでいたこともあり、ペット用製品の開発に至りました。
Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください
石川さん
国産成分のみを使用した、低刺激・泡タイプ・非石油系界面活性剤・ヒアルロン酸配合のペット用リッドハイジーンシャンプー「ペットマイボシャンプー」を販売しています。
ペットの顔は地面から近く、埃やごみなどが入りやすい環境にあります。
また、ペット保険会社の調査によると、ペットの眼の疾患は歯・口腔疾患の倍なんだそう。目のまわりを優しく洗浄してあげることは、ペットの快適な生活に欠かせない習慣です。
しかし、安全で使いやすいペット用リッドハイジーンシャンプーが市場になく、それもペットの眼の周辺の洗浄が習慣化しない原因になっているようです。
石川さん
そこで製品開発にあたり配慮したのは、安全性と使いやすさです。
まず、東京の「赤坂動物病院」の柴内先生に何度かお話を伺い、大阪府豊中市の「どうぶつ眼科クリニック」の辻田先生と、江戸川区の「犬と猫の皮膚科」の村山先生にお会いしてアドバイスをいただきました。
辻田先生と村山先生には製品の監修をしていただき、目の中に入ってもしみにくく、もちろん皮膚への刺激も少ない成分を使い、洗浄後のつっぱり感を減らす保湿成分を配合しています。
こうして完成した製品は、赤坂動物病院と大阪のどうぶつ眼科専門クリニックで試験的に1年間製品を使っていただくことに。
結果、トラブルもなく、非常に使いやすいとのお墨付きをいただいて、今回の発売に至りました。
これまで同様の製品は液体タイプが主だったのに対して本製品は泡タイプなので、手間なく使えてサッと流せます。飼い主様にとっても、リッドハイジーンを習慣化できるきっかけになると思います。
Q3.どんな方に支持されていますか?
石川さん
本製品は、大切なペットの健康を気遣うすベてのペットオーナーの方をターゲットにしています。
2023年9月下旬に発売し、現在は卸先を動物病院・ペットサロンに限定させていただいております。
眼の周りを洗浄することになるため、まずはドクターやトリマーの方々に使っていただき、そこからのご購入をおすすめしています。
今後使い方が広まり、1〜2年後にお客さまから「直接購入したい」という要望が出てきたら、ECやペットショップでの販売を検討していきたいと思っています。
今までに動物を対象としたマイボーム腺を洗浄する製品はありませんでしたが、ペットのリッドハイジーンが、愛するペットの眼病予防の一助になることを願っています。
ブランドがはばたく卸売プラットフォーム「goooods」
「goooods」には、今回ご紹介した3つのブランドのように、ここでしか仕入れられないブランドの高品質なアイテムが多数揃っています。
商品ページでは、つくり手が商品にこめたブランドストーリーが読めるのも特徴。バイヤーのみなさんは、商品の質だけでなく、つくり手の想いも加味したうえで気に入った商品を選べます。
さらに…「goooods」では、新規ブランドの出品も鋭意募集中。
ご自身の情熱をもっと多くの方に広めたいと意気込むブランドオーナーのみなさんはぜひ、「goooods」で“アントレプレナー”を目指してみてはいかがでしょう?
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